木箱にはそういう意味があったのか・・・
※画像はお借りしているものです。
ベタな青春映画だけど、こういうジャンルって安心感があって観終わった後に嫌な気持ちになることがないからいいよな。
あんまり自分のテンションが高くない時はもってこいのジャンルだ。
というよりそもそもこういうジャンル好きなんだよな、おれ。
知ってた?おれにぴったりだろ?青春学園ドラマ。
187cmという高身長に悩む女子高生ジョディ(エバ・ミッシェル)はいつも目立たないように背筋を丸めていた。
そんなジョディをクラスメイトはいつもからかっていた。
すれ違うたびに「雲の上の天気はどう?」と声をかけられる。
高身長がうらやましい女子もいるはずだけど、ジョディにはコンプレックスなのだ。
ある日、彼女のクラスにスウェーデンからの交換留学生スティグ(ルーク・アイズナー)がやってくる。
スティグは超イケメン、そして何よりジョディより身長が高い。
一瞬で恋に落ちたジョディはコンプレックス克服に立ち上がる。
いじめっ子からジョディを守ってくれるファリーダ(アンジェリカ・ワシントン)は自分の主張をはっきりと持っていて好き、おれにはない部分なんでほんとにうらやましい。
ジョディを好きだと伝えているけどなかなか振り向いてもらえない男友達ダンクルマン(グリフィン・グラック)はいいやつすぎる。
そしてジョディの姉ハーパー(サブリナ・カーペンター)はいつつものミスコンで優勝しているが極度のアレルギー持ち、こういう役ってめっちゃ意地悪だったりするんだけどいつも妹のことを考えているのが何とも温かい。
お父さん(スティーブ・ザーン)も本当にジョディのことを大切に思っているのがよくわかる、こういうお父さんなら娘にウザがられないだろうな。
ジョディは身長を低くする手術の情報をインターネットで調べたりしているけど、凄く深刻なんだな。おれもコンプレックスの塊だから少しでも良くなる情報ないかなっていろいろと調べる気持ちはすごくわかる。
思えば、太ってたり痩せてたり、マッチョになりたいとかだったら改善の可能性があるけど、身長ばかりはどうしようもないからな。
でっかい女の子のラブコメって昔『かぼちゃワイン』ってあったけどキャラ的にはそんな感じかな。
『かぼちゃワイン』はマンガだけど・・・。
なるようになる定番ストーリーだけどこういう話はいいな、みんないい人ばかりだからな。
子供の頃って容姿とかの悪口って悪気なく言うからな、悪気なくっていうよりむしろよりひどく言ったり・・・
おれの子供の頃って時代もあっただろうし、土地柄もあっただろう、いかにして相手をけなす表現をするかってことだったからな。
でもやっぱり誰かを悪く言ったりしたらやっぱり気分良くないし、相手を尊重した振る舞いって気持ちいいもんだ。
コンプレックスって違う角度から見たら個性なんだと教えられたようで勇気づけられた。
毒のない映画だけどみんないい人だったんで観てよかった。
鑑賞メモ:NETFLIX