【神巫クエストキャラ紹介】
月の香り屋『月香堂』店主 神巫マミ
神巫(かんなぎ)としてビビリながらも活動中
サルタヒコ観光添乗員サルタさん
神社へのエスコートと撮影担当
大国さん(大国主大神様)
ある日突然ご縁が繋がる 基本ドSで俺様
宇迦様(宇迦之御魂神様)地元の稲荷神社の神様
かなりクセっけ強いけどイケメン
前回までのお話はコチラ
前回の遠軽神社でのヒントをひっさげて
11月8日に紋別へと向かったわたしたち。
この日は晴れていたものの、
現地ではチラチラと綿雪が舞い
あちこちの地面に雪の痕跡を発見。
かなりさむ~い一日でした。
その紋別行きの数日前に
サルタさんから緊急連絡が
そうなんです。
紋別の厳島神社にはイチキシマヒメさましか
いらっしゃらないと
そうなると「三女神」じゃなくなってしまう。。。
が、しかし。
わたしは直感的に
「あ、これであってるな」って
感じたんです。
遠軽でお稲荷さまから頂いたヒントは
「三女神」
よーく思い出すと一度も「宗像三女神」
とは言われてないんですよ。
実は紋別行きを決める前に
網走でもいーんじゃないか案が出ていて。
網走神社にもイチキシマヒメ様が
いらっしゃるんです。
(御祭神が宗像三女神)
これは単純に「近いから」で
済ませようとした完全なるわたしの
手抜き案だったわけですが。。。
なんか、ずーーーっと
イチキシマヒメさま押しなんです。
稲荷ヒントにあった「三女神」って
もしかすると
市杵島姫
木花咲耶姫
瀬織津姫
の三人の姫神さまのことを
指しているのかもしれない。。。
と感じ始めていたのもあって。
で、は!っと気づいたのですが
そういえばイチキシマヒメさまって
大国さんの奥さんだったなーと。。。
といったヒトモンチャクがありつつ
謎をバッグに詰め込んて紋別へと
向かったのでした。
紋別厳島神社
<御祭神>
市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)
こちらの神社は道路沿いに建っていて
ふいにばばーーんと現れるなんとも
迫力ある神社でした
T字路交差点のど真ん中にでーーんと
現れる一の鳥居。
坂を登った先に突如現れるので
最初のインパクトはかなりのものがあります
よくネット上に上がっている画像は
この一の鳥居からみた景色が多かったのですが
周辺の環境はわからなかったので
本当にびっくりしました。
実際に現地にいかないと
わからない感動や発見があるなぁって
ナビに従って車を走らせていくと
駐車スペースへと誘導される。
ナビの案内はこっちなんですけど
このままいくとおそらくまた「裏口」から
入るかたちになりますね(笑)
駐車スペースの問題なのかもしれませんが
わたしたちは結構な確率で「裏」から
入っていくことになるんですよね(笑)
うっすら雪化粧の後ろ姿
石の階段を登ってゆく。
そして境内へはこの階段を降りていきます。
裏口感満載(笑)
裏から入るってなんだかイケナイことを
しているようなキブンになりますよね(笑)
やっとご対面
とってもきらびやかなお社で
パッと見の印象からも姫神さまの
お社だーって感じる雰囲気がありました
やっぱり現地にきてみないと
そこの神社の雰囲気ってわからない
ものなんだなぁと。
ネット上の画像で見ていた時とは
全く違った印象でしたから。
初参拝だったので、名前を名乗り
ご挨拶。
すると社殿の上の方から
パァァァと金色を感じてそちらに
意識を向けると、金色の扇子のような
ものを持った姫神さまが現れました
(わー
きれい。。。。そして眩しい
)
よく来てくれましたね。
そういってにっこりされたイチキシマ姫さまの
美しさったら。。。
「鈴」
「奏」
といった文字がポンと頭に浮かびました。
そしてスっと右手でどこかを指し示す仕草を
するイチキシマ姫さま。
(鈴のお守りでも買えってことかな??)
五芒星を完成させて下さい
え?
その指し示している方向には社務所らしき
建物があったなーと思ったので、そう連想した
のですが、この時は意味を理解できませんでした。
その後は逆戻りするカタチで参道を下り
小さなお社が並ぶゾーンへ移動。
ここのすぐ横に手水舎があるのですが
そこに立っている木の上で
なんかもぅ尋常じゃないくらいに枝を
ゆっさゆっさとゆすり葉っぱをカラカラと
落としているカラスが一羽。。。
この手水舎の左上にある木を
こちらをチラチラ見ながら
ぶいぶい揺すって葉っぱを落とすカラス。
こっわー
ていうかなに????
思えばずーっとカラスがついて回ってますよね。
その動きをやめようとしないカラスに
ビビり倒すわたし
そこではたと気づく。
もしかすると、さっきの「鈴」と「奏」は
鈴を鳴らせってことだったのかも
カラスはそれを知らせてくれて
いたのだとしたら。。。?
よくわからないけれど、どうせ参拝する時に
鈴を鳴らすわけだし、いつもより多めに
鳴らしていこうと思い立つ(笑)
古い鈴でしだが、どれも小気味よく
カランコロンと鳴り響きました
左から三吉神社、祖霊社、稲荷神社、
となっていたのですが、後日ふっと浮かんだ
ビジョンでは真ん中のお社の中が赤くポゥっと
光っていたんです。
もしかして真ん中がお稲荷さまだったのかな?
とあちこちググってみたら、やっぱり真ん中が
稲荷神社でした。
でも、実際に確認した時には一番右側に
「稲荷神社」と書かれていたんですよね。。。
見間違いだったのかもしれませんけど(笑)
これも後でわかったことなのですが、
正面の立派な鳥居が厳島神社。
その隣には古い木の鳥居があり、
そこが「大平山三吉神社」となっていました。
左が厳島神社の鳥居
右が三吉神社の鳥居
表側から入ればすぐに気づくんですけど
裏側から入っちゃったのでいろいろ
謎すぎました(笑)
イチキシマ姫さまから受け取った
「鈴」と「奏」を合わせると
なんとなく「神楽舞」のイメージが
浮かぶ。。。。
「奏」
は!!
遠軽でランチしたお店も
「奏」だった。。。
鈴を奏でることに
ナニカ意味があるんだろうか。。。
鈴。
鈴ではなくてティンシャは
持っているんですけど、それを
神社で鳴らして良いものなのかが
わからず持参せずに巡っていました。
ティンシャは鈴と同様に
浄化や邪気祓いの効果が
あるんですよね。
神楽ヒーリングの時には
最初と最後に鳴らしていました。
鈴の音色には魔除けの力があり、
参拝者を祓い清める意味のほか、
鈴が鳴ることによって神様と繋がり、
神霊の発動を願うという役割もある。。。
とのこと。
魔を祓い清めた状態にして、
神様と繋がるためのもの。
鈴祓い。
この言葉を知ったのは
もう随分前のこと。
今後は使ってみても
いいのかもしれない。
つづくー
次回、メルヘンの地へ
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