JOJO magazine 2024Winter

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こんばんてーん

 

げきみそです。

 

 

 

それこそ『ジョジョランズ』の新巻と同時発売されていました、年末恒例となりつつある…

 

『JOJOmagazine』のvol.4!

 

一応は“2024Winter”となっていますが、前回が同じく年末に出ていた“2023Winter”なので年一の刊行で季節云々は関係無くなってきてますけれども。

 

今回の表紙は…なんと第5部の暗殺チーム!

(  ̄▽ ̄)ノ

 

裏表紙には同じイラストがスマホ画面風にデザインされてて、ちゃんと“GIOGIO”表記が使われてたりとか、表紙は帯で隠れてて分かり難いけどペッシに顎があるのが何よりも絵柄の変化を感じられますww

 

 

今回の冒頭、今年7月末に大阪駅に設置されたステンドグラス風のモニュメントを製作されている模様の特集から。

 

これも話題になってましたからねぇ。

歴代の主要スタンドもあしらわれたデザインとなっていて、その選出や配置がなんやかんやと考察されてたりもしましたが(笑)、ここではその製作プロセスがよく分かる。

 

 

以降の記事は、11月に新刊も出た『荒木飛呂彦の漫画術』シリーズ、現在連載中『ジョジョランズ』の特集(というか紹介?)等がありつつ。

 

前半かなりのページ数で特集されている企画は、歴代シリーズに登場した女性キャラクターをフォーカス。

 

ヒロインや敵スタンド使いからモブキャラまで女性キャラクターの観点から読み解いていこうという、やってそうでやってなかったのかな?って感じの代物。

 

この企画の後半には荒木先生が過去のインタビューやら何やらで述べていた女性キャラクターを描くにあたっての彼是も抜粋されているので、女性が主人公の第6部もアニメ化された後の今だからこそ再確認したいところ。

 

 

 

そして、巻中からは表紙にもなっている暗殺チームの特集!

 

まずは個人毎に見開き2ページを使って紹介、ちゃんとソルベとジェラートも(2人セットでだが)載っています。

 

彼等の細かな台詞から読み取れる絆やプロ意識、劇中ではボスに反旗を翻すことになっていたチームの立場なんかの解説、また現地イタリアから衣食住の観点で読み解くとか。

 

様々ありましたが、個人的に興味深かったのは“ベイビィ・フェイス”を最新のAI技術と比較してみよう、というコーナー。

 

今となってはチャットGPTや生成AIでベイビィ・フェイスに賄わせていたようなことも可能になって来ている昨今、実際に劇中でのスタンドの言動が現実のAIと差異が何れ程かっていう検証ね。

 

言われてみれば「なるほど」ですが、まさに時代が追い付いたって感じですよねぇ。

(  ̄▽ ̄)

 

 

そして描き下ろしの短編小説も暗殺チームがテーマで、プロシュートとペッシのコンビが主役。

 

この辺の徹底した暗殺チーム寄りの内容になってるのも…

 

 

来年2月に発売される一番の新作が暗殺チーム特集だからか?

(; ^_^)

 

まぁ敵キャラの中でも人気なのは分かるしアニメ版でさらに人気が上がってる気配もありますからね。敵キャラ側だけの括りでこれだけ推されるのもジョジョでは他にないんじゃないでしょうか。

 

 

 

そして、そんな各種特集記事の他には読み切り漫画も。

 

なんと今回は珍しいギャグマンガのスピンオフとして、あのうすた京介先生が第4部の間田敏和を主役にしたものを!

∑( ̄□ ̄;)

 

これはスゴいですねw

うすた先生のインタビューでは間田を選んだ理由として「かっこいいところがない」とギャグマンガ向きである旨も語られていて、そこも含めて読むとまた一興。

 

うすた京介節もありながら間田のキャラクターはしっかり活かされてるのは流石です。

 

 

あとはウルジャン本誌の方にも何度か掲載されている西尾先生と出水先生による『魔少年ビーティー』のスピンオフシリーズ。

 

今回は『魔好青年ビーティー』として20代辺りの青年期、ラスベガスで奇術師をしながらカジノに立つビーティーが描かれる。荒木作品から『武装ポーカー』の要素も足されていますね。

 

 

そんな読み切り漫画もあって、

 

巻末には恒例、椛島編集との打ち合わせリポートで締め。

 

 

 

個人的には…やっぱりうすた京介先生の読み切りなんてのが載ってるのは嬉しいサプライズでしたが、今後もこういう間口の広いスピンオフ企画は続けて欲しいですね。

 

…まず、そもそもこのジョジョマガジン自体が続くのかどうか、年一のペースになるとそこから心配ですがw

 

 

ちなみに、一部の書店ではジョジョランズの5巻と共にそれぞれ表紙デザインが引用されたイラストカードのおまけなんかもありました。

 

昨年末の同じタイミングでも行われていたキャンペーンですけど、ウチの近隣ではなんとか行ける距離に1箇所だけ対象店舗があって、発売日の翌日(地方は入荷が1日遅れるので)に行ってみたらギリギリ…ジョジョランズの方が残り僅かでしたね。

(; ^_^)

 

 

まぁ、なんとか今年も特典あるとこで買えて、ちゃんと中身も堪能させていただきました。

 

また次も来年末になるのか…欲を言えば半年に1回くらい出してくれたら良いのになって思いながら、続刊を願うばかりです。(^^)

 

 

 

 

 

げきみそ☆パーンチッ!! ΣO( ̄□ ̄  o)