2017 道東の旅③～知床五湖

8月12～13日の旅行は網走市内に宿を取っていたのですが、せっかく網走まで足を伸ばしたのなら「知床まで！」という事で、斜里町内で昼食を取った後に目指したのは当然、知床・ウトロ地区。

そしてウトロ地区の手前にあるのが、「日本の滝百選」の一つでもあるオシンコシンの滝。

国道334号沿いにある為、知床を訪れる人は必ずと言っていいほど立ち寄る場所です。駐車場は満車に近い状態でしたが、何とか停めることが出来ました。

2009年の8月にこの滝を訪れた時よりも水量は少ないようです。

これは後で知ったのですが、滝の上方には旧国道が通っていて、そこからはオホーツク海を背景に別角度で滝を見下ろす事が出来るのだとか。この時は全然知らなかったよ、残念！

オシンコシンの滝を出て、一路向かったのは知床五湖。ウトロの市街地付近の奇岩巡りもしたかったのですが、時間の都合でそこはスルー。

五湖駐車場（料金：500円）の手前約100mから満車の為の渋滞が発生していました。それでも20分位の待機で無事に駐車完了。

「知床五湖フィールドハウス」です（奥の建物は軽食・売店のパークサービスセンター）。

ここが五湖を巡る地上遊歩道の入り口となっており、この時の散策条件は散策手続き（有料：250円）とレクチャーを受ける事（10分程度）となっていました。尤も地上遊歩道の散策条件は時期によって異なるみたいで、特にヒグマ活動期（5/10～7/31）は登録引率者のガイドツアーに限定されているようです。

2009年に知床五湖を訪れた時は地上遊歩道を使って一湖と二湖を巡ったのですが、当時の手続きがどうだったのかはあまり覚えていないなぁ。多分、その頃と散策条件が変更されていると思います。

今回はこの日のうちに網走まで戻らなければならないので、取りあえず地上遊歩道はパス。

無料の高架木道を使用して、一湖往復のみとなります。

高架木道を進みます。

途中、木道上からオホーツク海方面を望みます。

木道の先に一湖が見えてきました。

高架木道の先端、「湖畔展望台」からの一湖。

前回訪れた時はこのアングルまで木道は伸びていなかったような気がします。

のんびりと湖畔展望台から一湖を眺めていると、ポツポツと人が地上遊歩道から高架木道へと上って合流してきました。ただし、高架木道から地上遊歩道へ降りる事は出来ません。

う～ん、8年前は地上遊歩道と高架木道は連結されておらず、一湖と二湖を見た後にそのまま地上遊歩道の道を戻った記憶が。

これならば地上遊歩道の小ループコース（二～一湖：所要時間約40分、因みに五湖全てを巡る大ループコースは約90分）でも良かったかな。

さて。

車が知床に入ってから少し気になっていた事がありました。

それは前回の知床旅行の際にイヤというほど目に入った人間を全く恐れない野生エゾシカの姿が全く見えない、という事でした。これは一体どうした事か？と思いながら知床五湖を発ったところ、そこはさすが世界自然遺産、期待を裏切りませんでした。

丁度、車が「知床自然センター」付近に来た時です。

道の脇にいましたよ。6～7頭が全く人間を気にする事なく草を悠々と食べており、通りかかった観光客が何人も集まっていました。

家族なんでしょうか。まだ子ジカのような大きさのものもいますよ。

改めて「知床に来た～ぁ」という実感が湧きました。他でもエゾシカは山間の道で稀に見かける事はあるけれど、彼らはすぐ逃げるのでね。

エゾシカの一群の様子をしばし眺めた後、「知床自然センター」に少しだけ寄ってみました。

ここは「カムイワッカ湯の滝」へ行くシャトルバスの発着地点となっています。そういえば、2009年もここからシャトルバスに乗って湯の滝へ行ったっけなぁ。今回はスケジュール上、もちろん無理。

そして今夜の宿のある網走へと向かいます。

そういえば、知床では東アジア系外国人観光客の数は比較的少なかったな。

※2009年の知床旅行は当時ブログを書いていなかった為、2013年6月に改めて記事にしています。

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