我が家では1年に1度のペースで、1泊ではありますが宿泊を伴う小旅行に出かけるようにしています。

ただ今年は仕事で土日が休めるようになった為、何だかんだで色々なイベントに出かけており、旅行は正直いいかなと思っていました。

ところがお盆休みに帰省してくる大学生の息子曰く、

「何処かへ行かないの?網走監獄行った事、無いんだけれど」。

 

という事で8月12~13日の2日間、網走で1泊して道東方面を巡って来ました。

網走で宿泊するのは、約20年前に当時あった稲富温泉に宿泊して以来となります。

まずは旭川紋別自動車道で遠軽方面に向かい、サロマ湖湖畔を目指します。

 

 

途中、対向車をやり過ごすのもひと苦労しそうな山道を登ってやって来たのは、標高376mの幌岩山山頂付近にある「サロマ湖展望台」(常呂郡佐呂間町浪速)。

日本で3番目に大きいサロマ湖が一望出来ます。

 

 

 

 

梅之助もこの展望台の存在を今まで知らなかったので、今回が初めての訪問。

素晴らしい絶景なのですが、先にも書いたように大変道が険しく、もちろん観光バスなども通れない林道を進まなければならない為、知る人ぞ知るといったポイントです。先客は車やバイクが3~4台だけ。

 

続いて訪れたのは、上の3枚目の写真にもよく写っているサロマ湖オホーツク海側の砂州にある「ワッカ原生花園」(北見市常呂町字栄浦242)。

幅200~700m、約20km続くこの砂州を大正時代に訪れた文豪・大町桂月は、「天の橋立などはとても比較になり申さず候」と感嘆し、「龍宮街道」と名付けています。

 

 

 

ただし一般車両の通行は現在禁止されており、車で行けるのは写真にもある「サロマ湖ワッカネイチャーセンター」まで。タイムスケジュールの問題もあって、ここはこれでおしまい。

 

そしてやって来たのは同じ原生花園の「小清水原生花園」(斜里郡小清水町浜小清水)。地元北海道のテレビ局STVのライブカメラでもお馴染みの場所で、道内の原生花園の中では人気No.1です。

 

 

 

 

 

ここのインフォメーションセンターは何だか道の駅みたいな雰囲気でした。また写真にもあるようにシーズン限定(5~10月)の臨時駅「原生花園駅」もあります。

では進んでみます。

 

 

案内看板には花々の説明がありました。どうやら花のピークは少し過ぎているようです。

 

 

右にオホーツク海、左に濤沸(トウフツ)湖。

 

 

 

 

ピンク色の花はハマナスのようですね。

天気が良ければ百名山の斜里岳や知床連山も遠望出来るのですが、この日のそれらは雲の中。

ちょっと残念でした。

 

 

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