本ブログですが、内容を再編成するため、一時休業とさせて頂きます。
これまでお読みいただいた方、本当にありがとうございます。
より役立つコンテンツ目指してがんばります。
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家庭医の先生からの学びをシェアしてきましたが、そろそろ一旦テーマを切り替えていきます。
今日は「確定申告」について・・・
数年前に初めて確定申告をしました。
サラリーマンとしての収入以外の収入があったので。
今は税理士さんにお願いしていますが、その頃は自分で調べながらなってました。
色々な事業をしておいでの方だとちょっと大変ですが、基本的にサラリーマンがメインの場合は正直大したことはありません。
しかも、税金の仕組みとか、実際いくら納税しているのかも肌で分かって、結構良い経験だったと思います。
そして、まず思った事、
何故、学校で教えないんだろう??
って事でした。
そんなに難しい訳ではないです。
簡単な足し算、引き算、割り算。
確定申告をすると、税金の仕組みが分かって、だから政府の方針が気になり、政治にも関心が出て、選挙の投票率も上がって、より良いのでは?
と、色々考えていた瞬間、その正反対の答えが頭に浮かびました。
そうか!
そうなったら困るんだ!!
国民がみんな確定申告をして、税金に敏感になって、政治や行政に関心を持たれると、正直うっとうしいだろうなあ。
学校で確定申告を教えた方が都合が悪いんだ。
なあんて、政治の姿を意地悪に解釈した瞬間でした!(^^)!
でも、本当に確定申告は経験するべきだと思います。
色々考えさせられますので。
家庭医医療という分野について習っています。
かゆみは辛いですよね。
ひょっとしたら痛いよりも辛い。
冬場は肌も乾燥しやすくかゆみが出てくる事が結構多いです。
肌の乾燥がかゆみの原因の場合、保湿が最も効果的な治療です。
そして保湿以上じゅうような事、それは
「掻かないこと。」
かゆみに対して薬を塗っているのに全然効かないとすると、その理由の多くは掻いてしまっているからです。
家庭医の先生曰く、
「掻いてはいけません、我慢する必要があります。」
(T_T)
それができれば苦労しないよ~。
だって、かゆいんだもん。
私のホンネとしてはそんな感じなのですが、かゆいから掻く、さらにかゆくなる、そして更に掻く…。
この悪循環を断ち切らなければなりません。
ではどうしたらいいのでしょうか?
先生から聞いたカンタンな対処法を2つ(ちなみに、掻かないかわりに叩いたりつねったり、というのも悪化させてしまうからダメだそうです。)
1つは冷やす、ということです。冷やすとかゆみは和らぎます。
逆に暖めるとかゆみは悪化します。熱い風呂に長時間つかるのは要注意です。
2つ目は、気をまぎらわす。特に両手を使って集中できるものに集中すると良いらしいです。
かゆみの感覚には波があって、強烈なかゆみが24時間続きっぱなしということはありません。そのかゆみのピークが過ぎるまで掻かずに我慢するため、両手を使って掻かないようにしつつ、他のことに注意をむけるような作業をしてその波がすぎるのを待つのだそうです。
先生は、DSのようなゲーム、ルービックキューブのようなパズル、編み物など、とにかく両手がふさがっていることが大事だと言ってました。
こうやって掻くのを我慢しつつ、薬を使って治療してかゆみがちょっと治まって…の好循環に入りこむと良いでしょう。
私も乾燥肌で、ホント辛いです。
家庭医医療という分野について習っています。
大抵の薬は「食後」の服用が指示されています。
胃に負担がかかるから?
変な副作用が出るから?
食後に飲む理由があるのでしょうけど、食後に飲むように指示されるため、朝食を食べられなかったから薬を飲んでいないとか、食欲がなくて食事がとれていないので毎食後の薬も飲んでいないなんて話は結構あります。
しかも食欲不振の治療のための薬なのに・・・みたいな時も。
薬を指示通りに服用することは非常に大切なことですが、しかし実際に「食後」というタイミングでなければならない事は結構少ないみたいです。
むしろ、ほとんどの薬は食後にこだわらないらしい。
ではなぜ「食後」と指示されるのか?
お医者さんの狙いとしては、食事とリンクさせる事で飲み忘れを防ぐことが目的という場合が大半のようなのです。薬を飲むことは忘れても、食事を忘れる人はあまりいませんので。だから食事と関連づけようと言うのがお医者さんの考えらしいのです。
まあ、でも、だとすれば、もうちょっとお医者さんの方も言い方があるんじゃない?と正直言って思ってしまいます(>_<)
みなさんも、薬をもらったら、お医者さんに一度聞いてみてください。
(もちろん、糖尿病の薬や骨粗鬆症の薬、服用薬同士の相互作用の関係などで食事とのタイミングに意味がある場合もありあますので、ご注意を。)
家庭医医療という分野について習っています。
家庭医医療という分野について習っています。
患者さんの診断がつかない時もちょくちょくあるらしいです。
例えば、37度ちょっとの微熱が続いている患者さん。
それ以外にはこれと言った症状はない。
診療を受けている患者さんは心配だからどうにか治して欲しいと相談してきますが、正直これと言った原因も見当たらず、そのため原因もはっきりしないので治療も確定できない。
そんな時はどうするか?
取り敢えず「泳がす」
つまり、経過をみていくんですね。時間とともに症状の変化など、新たな情報が増えたり、もしくは症状そのものが無くなってしまったりする事はよくあるそうです。
私たちは、一つの医療機関にかかって、なかなか良くならないとすぐ別な医療機関に行ってしまう事があります。
これはあまり良い事ではないみたいです。
まずは、最初受診した医療機関に通院して、それでも改善がなければその医療機関から他の医療機関に紹介して貰う事が治療への近道だとの事。
今時、自分のプライドでよそのお医者さんに紹介しない様なお医者さんは皆無なので、気軽に聞いてみてたら良いようです。
そうは言っても、気を遣って、なかなか言えるものではありませんが(>_<)
原因が分からなくても、病状が続いていても、決して放り出す事もなく、家庭医の先生たちはずっと寄り添ってくれます。
家庭医医療という分野について習っています。
風邪で病院にかかる時、症状聞いて、診察して、薬が出て。
大体、いつもこんな感じですよね。
これって、家庭医にかかっても、一般の内科医にかかってもほとんどの場合同じ感じになるらしいです。
インプット⇒マシン⇒アウトプット
情報 ⇒医者 ⇒治療
情報⇒一般の医者⇒治療
情報⇒ 家庭医 ⇒治療
こんな感じで、同じインプットで同じアウトプット。
だったら、一般的な医者と家庭医とで何が違うの?
そんな疑問が浮かんだので、この点について聞いてみると、その家庭医の先生はやや口ごもって、説明しにくいような感じでした。
しいて言えば、「入ってきた情報の解釈の仕方に違いがある」との事でした。
例えばもっと、その患者さんの社会的背景を考慮するとの事。
患者さんが30代の女性とだったら、単にその人の症状だけでなく、家族構成の中に小さな子供はいないかとか、仕事をしているのかとか、そう言った事まで体系立てて診療しているそうです。
単に病気だけではなく、その人の人間としての全体像を考慮するのがより家庭医的な診療と言えるでしょう。
これまでの医学教育では、こういった社会的背景を意識した診療はあまり意識されず、その結果社会的は背景を診療でどの程度考慮するかは医者の裁量に任されていました。
しかし、家庭医はこういった事をキチンと網羅したトレーニングを受けてきています。
ですから、家庭医は当たり前の事として患者さんの社会的背景を重視しています。
ただ、そんな事はちょっと気の利いたお医者さんなら結構やってるとも思います。
実際少ないとは思いますが、そんなお医者さんとも時々巡り合いますし、巡り合えたらラッキーだなと思います。
そう言ったお医者さんがいるのも事実なので、家庭医の特徴がこれだとは言いにくく、その辺が口ごもった理由だった様です。
家庭医のすごさは、ただ症状聞いて、ただ薬を出すだけではなく、その患者のあらゆる側面を考慮した上質な診療を日々人知れず継続している事だと思います。
私たちは、私たちの知らない処で、こっそりと守られている・・・。
家庭医とはそんな存在なのかもしれません。
家庭医医療という分野について習っています。
家庭医医療という分野について習っています。
このところちょっと風邪気味だったのですが、私は元々風邪で病院にはかからない派です。
寝て治す!
そんな感じですね。
元々意外と熱に強いのもあるからかもしれません。
風邪は万病の素とも言いますが、まあとにかく寝て治します。
ちなみに、風を治す薬は無いそうです。
はい、無いそうです。
じゃあ風邪で病院にかかって貰っていた薬は何なのか?
市販の風邪薬は何なのか?
一般に風邪と言えば、熱が出て、だるくて、のどの痛み、咳や痰、腹痛・嘔吐・下痢などが症状として浮かびます。
これら風邪症状の原因のほとんどは「風邪のウイルス」だと言われています。
このウイルスがのどに感染したり、お腹に感染したりして種々の症状を引き起こします。
じゃあ、風邪を治すという事は、このウイルスをやっつけて排除する事になりますが、実はそんな薬はまだ存在していないというのです。
我々が気軽に貰っている抗生物質ですが、あれとてウイルスには効きません。
似てはいますが、全く異なる「細菌」には効きます。
ですから、風邪だから抗生剤を内服するというのは何の関連もないと言えます。
ただし、風邪症状の中でも、例えば激しい咳や痰がらみ、膿みたいなものがべっとりとついて扁桃腺が腫れているといったタイプの風邪は、細菌感染症の可能性も高く、その場合は抗生物質を内服する道理があります。
ですから、風邪を一発で治すために点滴しても全く関係ないんですね。
風邪薬と言われて貰った薬も、実は症状を和らげる薬に過ぎず、これまた治す事には関係ないんです。
じゃあ、どうやって治るのか?
普通の人なら、寝てりゃ治ります。
寝てなくても、恐らく何だかんだで治ります。
時間とともにウイルスが消滅、除去されれば治ります。
だから、寝れば良いのです。体力を落とさないように、しっかり栄養や水分を摂って、あとは可能な限り寝る。
そうやって治っていきます。
こんな事言っちゃうと、医者の商売あがったりな様な気がしますが、家庭医の先生は教えてくれました。
商売っ気ないですね(笑)
ちなみに、インフルエンザだとかは少し別な話なので、それはまた別なところで。
家庭医医療という分野について習っています。
インフルエンザの話も家庭医の先生に聞きました。
我々がインフルエンザで病院にかかると、タミフルとか、インフルエンザの薬を出される事が増えました。
私たちが小さい頃、タミフルみたいな薬はありませんでした。
じゃあ、どうしてたかと言うと、数日かけて自然と治ってたんですよね。つまり特別な治療をしていなくても自分の治る力で自然と治っていたのです。
昔は自然と治って、今は自然と治らないわけはないので、今でも自然と治るはずです。
でも、大体病院にかかるとタミフルみたいな薬をだされます。
医学の世界でも、この薬を使うべきかどうか、未だに意見が分かれているようです。