家庭医との語らい~診断がつなかい | 地方の小さな介護事業所を引き継いで一年で売り上げ1.5倍、利益27倍にしたサラリーマン

家庭医医療という分野について習っています。

見つけてしまったこれからの日本の医療のキモ

患者さんの診断がつかない時もちょくちょくあるらしいです。

例えば、37度ちょっとの微熱が続いている患者さん。

それ以外にはこれと言った症状はない。

診療を受けている患者さんは心配だからどうにか治して欲しいと相談してきますが、正直これと言った原因も見当たらず、そのため原因もはっきりしないので治療も確定できない。

そんな時はどうするか?

取り敢えず「泳がす」

つまり、経過をみていくんですね。時間とともに症状の変化など、新たな情報が増えたり、もしくは症状そのものが無くなってしまったりする事はよくあるそうです。

私たちは、一つの医療機関にかかって、なかなか良くならないとすぐ別な医療機関に行ってしまう事があります。

これはあまり良い事ではないみたいです。

まずは、最初受診した医療機関に通院して、それでも改善がなければその医療機関から他の医療機関に紹介して貰う事が治療への近道だとの事。

今時、自分のプライドでよそのお医者さんに紹介しない様なお医者さんは皆無なので、気軽に聞いてみてたら良いようです。

そうは言っても、気を遣って、なかなか言えるものではありませんが(>_<)

原因が分からなくても、病状が続いていても、決して放り出す事もなく、家庭医の先生たちはずっと寄り添ってくれます。