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fuyusunのfree time

長唄などの邦楽をこよなく愛する看護師のfuyusunです。
ナースの仮面を脱いだ、fuyusunの日常を綴っています。

今年は人生初めての経験。

自分が、自分の為にケーキを買い、自分の為に祝い膳を用意。

何か、母と共にお祝い出来たけれど、寂しいお誕生日だ。

 

私は白ワインが好きだ。今日のメインは肉だけれど白のワインにした。

アメ産のステーキ用のお肉。バシバシ叩いて下ごしらえ。

祝われるものがメニューを考えると、チグハグなんだけれど、好きなもの尽くしになってしまう。

ステーキなら、コンソメとか洋式スープでしょうに、

何と、ワタリガニの味噌汁。けっこうプリプリなワタリガニを見つけたのでこのメニュー。

 

牛肉だし、蟹だし・・・。聞いた感じは超セレブ。しかし、蓋を開けるとリーズナブル。

自分で自分を祝うとこういう事になってしまう。

が、ケーキは母の支払いで贅沢しました。美味しかった♪

 

いつもは外食で贅沢するのに。。。残念。

母の容態。

患部以外はいたって元気。元気が故に油断をして、「してはいけない事」をして、私に大目玉を食らっている。

テレビを観ながら、いつの間にか装具を外してリラックス。

そのままトイレに行こうとする。「動くときは絶対に装具をしなきゃだめでしょ!」と一喝。「トイレに間にあわない」と泣き言をいうけれど、私は絶対に許さない。間に合わないなら装具は就寝以外は外さない。あともう少しなのに、油断・・・!絶対に許さない。

誕生日なのに、介護生活メイン。つまり、母がメインということだ。

せっかくの節目の誕生日だったけれど、つまらなく過ぎていった。

たぶん、年内に母は復活する事でしょうが。。。

こうも油断だらけで心配。来月末の歌舞伎座。一緒に行けるのかしら?心配。。。

相も変わらず病識が今一つの母。

認知症?いやいや、病識以外はけっこうしっかりしている。

年齢相応り物忘れみたいなのは最近見られているけれど、高齢者専門で看護師をやっている私から見れば普通の高齢者である。

しかし、何で外傷については受け入れることができないのかしら?三週目に入っても不思議に思う。

装具を付けての日常生活の動き方も慣れた様子。病識が今一つというところが心配。でも「きっと大丈夫」と信じて、先週から、通常勤務に変更。でも、家事は私がしなくてはいけないので・・・ちょっと大変。疲れて帰宅して、今までは「夕飯できているよ♪」だったのに、作らなきゃいけない生活。。。ママナースの方々などは当たり前の事なんだろうけれど、そうでない生活が普通な私には、とても大変な事です。

自分だけだったら、コンビニ弁当で済ませられるけれど。。。母を食べさせなくちゃと思うから。

 

しかし、患部安静のために運動が制限されている母。消費エネルギーが少ないので、当たり前だが食が細くなっている。

食べてくれなくて心配。。。

内科的病気でも、外科的病気でも

治癒過程にはエネルギーが必要なのに・・・。困ったその2である。

夜勤の時。夕食はあれを「チンしてね」と言って出勤。

帰ったら、そのまま冷蔵庫にあって!

「食べちゃいけないと思って」なんて言い訳。

本当は、食欲が今一つで、グラタンとかそういうものが食べたかったらしい・・・。そして、しっかり冷凍庫のグラタンを食べた形跡あり。

別にいいのですが、仕事で疲れた体。そして、これから夜勤で体力を使うから充電したい時間を削って、

「食べさせなくちゃ」と思って作ったもの。なのに食べてくれない。

本当にムカついて、

「どうせ私の作ったものはまずいのでしょ!」と、即ゴミ箱にポイ。

野菜炒めとか、煮物とか・・・。動かない高齢者には重たいメニュー何ですかね。

でも、通常通りのメニュー。いつも、母とともに食べている食生活。違うのは、私が作っているか母が作っているかの違い。

味付けはまずくないはずなんですがね。。。

本当に食べてくれなくて困っている。そして、何気に痩せた感じがするしね。

きちっとごはんも食べさせられないと第三者から思われちゃうじゃない!本当に、介護する人の立場も考えて欲しいものだ。

「本当におかげ様で・・・」なんて言っているけれど、
言葉の前に食ってくれ!
 
さて、
3週目からリハビリを軽く始めたいと仰っていたけれど、
やっぱり教科書通り4週過ぎてリハビリという事になった。
ちゃんと通ってくれるか本当に心配。
確かに、先日の年末調整で、
扶養の母の国民年金の収入を記載する際、「年々減っているな」という感じがした。
母としては色々と経済対策をしているつもり。
経済対策で医療費削減・・・。いやいや、必要なものは削減しないで。
きちっと血圧管理しておくれ。何気に「医療費削減」を感じたので、「血圧の薬飲んでる?○○先生のところに行っている?」と問いただした。
「飲んてない」「行っていない」・・・。それも、行く必要性がないと私に解く。あきれてしまった。
本当に怒り爆発!
「呆けない。寝たきりにならない」なんてスローガンを書いて、カレンダーのところに貼ってあるけれど。。。
健康管理もせずに何を言っているという感じ。
あまりに頭に来たので、
「悪いけれど私の方が先に行かせていただきますので、お葬式宜しくね」と言ってやりました。
けっこう、その言葉が少しだけ薬になっている。
しかし、血圧の薬をいただきにクリニックに行った帰りにコケて怪我をしたんですよね。
が、本当に高齢者にやさしくない社会である。年々、年金をけずって、やれ消費税アップとか言って支出を増やし・・・。そりゃ、必要なものでも削っていきますよね。
病気・怪我=支出アップ。それが故に認めたくないのかも。
じゃあ、怪我をしないように引きこもってくれた方が、よっぽど私としては安心。
でも元気になれば、またまたあちこち飛び回るんだろうな。困ったものだ。
 

 

 

母が受傷して二週間が経ちました。

本当に、、、!!

一日に何度「○○しちゃいけない」と言っている事か。
先日も書きましたが、症状が緩和するとぜんぜん治っていないのに、
何の根拠もなく「大丈夫」と思うのが患者さんらしい。入院している人は、そういう空間にいる事で多少は抑制されているけれど、在宅療養の人というのは、大いにその傾向にあると思う。というか、自分本位。勤めていて、在宅から来る人を見てそう思う。そして、母を見てますます思う。
 
本日、二週目の受診。
許容範囲と言いつつ、やっぱり多少のズレが生じている。
「本当に、だから言っているでしょ。ぜんぜんいう事を聞かないから」と小言を言うと、シュンとして黙ってしまった。
小言を続けていた、今度は反撃して来た。「ちゃんという事聞いているじゃない!」だって。
「これくらい大丈夫よ」とヒョイヒョイ動く母。水が欲しければ持ってきてあげるのに。そのため介護のための休暇を取っているんでしょ。
ぜんぜん理解していない。
大丈夫と言っても、固定されていてもガチガチに固めているわけではないので、膝蓋骨近辺の筋肉は動く。そのためにズレる。
だから、ズレる原因となる事は最小限としていただきたいのが私の希望である。
午前中の仕事に行っている間。買い物に行っている間。寝ている間。まったく、好き放題やっている痕跡を発見する。
「本当に安静にしてなくちゃダメじゃん」とまずは一喝。
今日も、言い訳その一で「リハビリにもなる」とか訳の分からない事を言う。まだリハビリの時期ではないと一喝。
患側には全く負荷を掛けず、健康な部位を動かす事は、それこそリハビリでやって欲しい事ではあるが、患側のリハビリなんてまだまだ先の事である。
 
本来は四週の固定後、リハビリというのが普通らしい。
でも、高齢だから、早期リハビリが大切と医師は思うらしく、
来週のレントゲンと症状を見て、多少動かすリハビリをと仰っていた。
またまた「リハビリ」が独り歩きし始めている。
 
私自身が医療従事者でなければ、いろんなことに気が付いてイライラする事はないのですがね。。。
ストレスの為か、咳喘息は未だに治らないし、今朝は蕁麻疹が出るし。。。けが人の母の方が元気に感じる。
整形外科の患者さんは患部以外は元気だから♪
 

母が骨折して以来、半日勤務。家に帰って介護という毎日が続いている。

全く、母も年寄りそのもので、自分の都合の良いように何でも判断する。

時間の経過と共に患部の苦痛が軽減するので、ぜんぜん治っていないのに「治癒している」感覚が発生するのでしょう。

「寝ている時は、腓骨神経麻痺が怖いから装具は外していいですよ」という医師の指示。「外していいですよ」だけが独り歩きしてしまう。
確かに、装具を装着したままでトイレ等の動作は困難。早め早めに対応する事が大切で、普段通りに行動すると、思いがけない失敗を体験する。
排泄の行動での失敗は高齢者にとってかなり自尊心を傷つけるものである。この心の傷。健常者の私たちには大したことではない。自分だって同じ状況なら同じ失敗はある。が、高齢になると、そういう理解に及ばないようだ。「失敗」という事がかなりの自尊心の傷となってしまうようだ。たぶん、高齢の道のりは認知症との恐怖の戦いなのかも知れない。今までできていたことの失敗が、その恐怖を刺激して大いなる不安を呼ぶのだと思う。
何気にすごっく気持ちは分かるのだが・・・。
失敗しない行動計画の方向性が違う。
きちっと病識を持っていれば、装具を付けているので行動に時間がかかる。だから、早めに行動しようと考える。
が、病識の欠けている人は、普段の束縛する装具に対する苦痛もあるのでしょう。「この装具がなければ失敗しない」という心理になるのかな?!あろうことか、装具を外してトイレに行こうとする母の姿を発見してしまう。「寝ている時以外は装具を外しちゃダメといわれているでしょ」。発見回数が増すほど口調がきつくなる。
母には気の毒だが、失敗よりも患部の保護が何よりも大切。
神経質になりすぎて夢の中でも母に説教している。ついでに反発されて激怒している。根底に病識の薄い母への怒りと、母の怪我によって仕事がきちっとできなくて、他者(職場)に迷惑を掛けている罪悪感があるためにそういう夢を見るんだな。
いつものように「寝ている時以外は装具を外しちゃだめでしょ」で始まって、言う事を聞かないから「まったく、そんなんだから・・・!来週から普段通りの仕事をしなくちゃいけないのに・・・そんなんじゃ無理!安心して仕事にも行くことができない!」と、いつも心の中で止めている言葉を夢の中では吐いている。
そして、母が「私は大丈夫なのに、あなたの勝手で仕事を休んでいるだけじゃない」と反応する母に大激怒!こんな夢を数日見ている。
就寝後、夜中に母のトイレに行く行動にピリピリして中途覚醒。
何か、私の方が病気になりそうだ。
 
今日も家に帰ると、
椅子に座ってテレビを鑑賞している母がいた。ふと見ると装具を外していた。締め付けられている苦痛。。。分かるけれど、今はしていなければならない。
「今ちょっと外しただけ」と母は言う。
「まったく、急性期が過ぎて、腫れや痛みが軽減すると油断が出てきちゃうのよね。そういう時が一番危ないのに、なんで分からないの!本当に、完全に治るまで、ずっと腫れていて痛ければよいのにね。そうすれば、そういう事をしないでしょ」と言っちゃった私。
「そもそも油断したから転んで、まさかこんな大事になるとは思わなかった。だから細心の注意を払っている」とか殊勝な事を言っていたけれど・・・。
今だけで、、、
 
急性期が過ぎて、母も装具を付けての生活の仕方をある程度獲得している。。病識のない事が理由でしてはいけない事をしてしまっているが。。。
とっても心配だけれど、生活がありますからね。来週から通常勤務にもどします。
全治四週間。第一週目は順調。週初めに受診。そこで「順調」という言葉を期待する。
 

 

月曜日。道で転倒した母。右の膝蓋骨の骨折。左手根部の打撲。その他擦過傷。全く何をやっているんだろうか!

月曜日は夜勤明け。十時過ぎに家に帰って、ブランチしてお昼寝に入った私。とにかく多忙な夜勤でヘトヘトだった。

十一時くらいに掛かりつけの内科の医師に受診すると出かけた母でした。

帰ってきたのが、一時半とか二時くらいだったかしら・・・。

半分以上、寝ぼけていたのでよく覚えていない。

「うちの前で転んじゃって」と私に報告している母。睡魔の方が先立って「あっそう」と冷たい対応。また夢の世界に。

三時頃覚醒。そこには立ちたくても立てない母がいた。

そういえば転んだと言っていたかな。

眠い私は素人同然。何も確認せずに・・・。ただ、骨折が頭をよぎった。年寄りはとにかく「えっ!」という事で骨折する。

行きたがらない母を引きずって、整形受診。

やっぱり骨折でした。

 

まったく、日頃から口をすっぱくして言っているのに・・・。

注意が足りないから転ぶんです。いつまでも若いを思っているから転ぶんです。思っている以上に足は上がっていないから躓くのです。

たぶん、母は「こんな元気なのだもの、自分の事ではない」と聞いているに違いない。

大きな骨折はこれで三度目。まあ、圧迫骨折よりは不自由度が少ないかな。が、ずっと患肢を伸展していなくちゃいけないから、動きがとっても不自由。

 

家は狭い狭い環境。躓きやすいし、足を取られそうな環境。

転倒リスクがとても高い。が、借家ですから、リフォームは難しい。

膝蓋骨折は、屈曲さえ注意すれば荷重等に神経質にならなくてよいようである。

立ってしまえば、動きが不自由ながら歩いてOK。

しかし、環境として危険な環境なので、あまり動き回って欲しくない。

普段でも危ないのに、そのロボットのような歩き方でけ躓いたら大変。

なのに動き回るのよね。

今日は仕事。午後に病院があったので早退。

朝家を出る時に、口をすっぱくして「動くな」、「家事をするな」と注意。家事は帰ったらやるからと言ったのに、帰ったら色々と変わっていた!

疲労困憊で帰って、本当にぜんぜん病識がない。

「下手すると手術になっちゃうって先生が言っていたでしょ。手術になってもいいの!」と問うと、グチャグチャ言いながら「嫌だ」と言う。

じゃあ、ちゃんと看護師(私)のいう事を聞かないとね。本当に「ちっとも言う事を聞かない」と先生に言いつけるよ!

だいたいね、口の悪い看護師で有名な私。もし他人の患者さんだったら、ナースステーションてせボロクソに言われているよ。同僚が「まったくfuyusunったら。・・・でも、困っちゃうわよね」とお昼休憩に盛り上がっちゃいますよ!

その時はシュンとなるのだけれど、すぐに調子に乗ってしまう。

本当に手におえない。

入院して、認知症になっちゃったり、身体機能が著しく損なわれる恐れがあるから、私はできるかぎり入院とかはしていただきたくない。

急性期の受け皿である病院に働いているので、

たった一週間で普通に生活していた患者さんが寝たきり、廃人になってしまう急性期の看護。いつも「どういう事!」と思ってしまう。

成人の治っていく看護に興味があっても、緩和しかない高齢者の看護はメンドイのかな。

とある病院から来た患者さん。踵に褥瘡があって軟膏処置しています。という情報なのに、土踏まずのところにガーゼがぴったりと貼ってあった。もたろん軟膏もその部分にベットリ。患部を確認して処置していないのかしら。

前もあの病院から来た人は、まるで浮浪者のような感じでうちにやってきた。本当にどういう事なんでしょうか。

たまたまと思いたいけれど、たまたまで浮浪者二人が続いて、あの病院はひどいとレッテルを貼っています。忙しいのは言い訳になりません。患者さんに迷惑を掛けるのではなくて、しっかり業務改善して下さい。

まあ、あの病院はひどすぎますが、が、この近辺の総合病院は似たようなものです。看護に定評のあったあの病院も今は大したことがない。

著しく高齢者のQOLを損なう場所に母を預けたくないんだよね。

その心を知ってか知らずか・・・。

私は一応専門職。娘でなくて看護師さんとして接してほしいものだ。

身内を看るというのは難しい。

しかし、

職場に行っても困ったちゃん。うちに帰っても困ったちゃん。

本当に疲れる!

 

今日は楽しみな演奏会があったのに、母の不注意のせいで行けなくなった!

自分のせいで行けないのは仕方がないけれど、こんなんで行けないのはどうなんでしょ!

本当にむかつく!

だから、余計に言う事を聞いてくれないとイライラするのよね!

 

 


けっこう前の韓流の時代劇。

『大栄作(デジョヨン)』とか、このドラマは、韓流時代劇を色々見ようと思わせてくれたきっかけのドラマである。

 

さて、この主人公キムジュンを演じたキム・ジュヒョク氏。他にも「ホジュン」とかやっていた。彼が昨日、交通事故でお亡くなりに。。。

まだ若いのに。突然の訃報にビックリでした。

 

キム氏のお父様は韓国の超有名な俳優さんだったらしい。つまり、日本風に言うと、親の七光り俳優さん。

何気に、そういった七光り臭さが好きじゃない感じだったのですが・・・。

「ホジュン」ももう一つ古い方のチョン・グァンリョル氏のやった方が好きだった。

そういえば、キム・ジュヒョクのお父様。つまり、キム・ムセンという俳優さんは'70年代に「執念」というテレビドラマでホジュンを演じたそうで、親子二代でホジュンを演じたのだそうです。

 

役者として、これから第二、第三の人生があったに違いないのに・・・。人の運命って分からないですね。

ご冥福をお祈りいたします。・・・合掌・・・

 

薬膳スープを作ってみました。

昨日、約1700円を叩いて薬膳スープのもとを買ってきたのですが、これだったら、自分の好みで作れると判断。作っちゃいました。

 

今日の夕食は、鶏肉と薬膳レシピ。干ししいたけ・干し小エビ・八角・棗・クコ・松の実・かぼちゃの種・生姜・豆鼓・ネギ・・・などなどを使用して煮込んで♪

そして、余った食材で、ウィンナーを使用して薬膳スープを作ってみた。今回は野菜と鷹の爪を使ってみた。

美味しい♪とても身体が温まります。

たぶん、この風邪及び咳喘息。体を温める事がポイントと。

本当にぽかぽかになると咳が緩和する。

これ続けるのに意義があると思いました。

 

この二日間、東京都ナースプラザで

「認知症高齢者の看護実践と必要な知識」という研修を受けてきました。

基本この研修は昨年の診療報酬改正で誕生した「認知症ケア加算」。しばりの少なくて導入しやすて「認知症ケア加算二」に必要な看護スタッフ育成を目的とした研修。

うちは「認知症ケア加算」の導入は検討していないのですが、やっぱり、ほとんどの方々が認知症ですし、老年看護のプロフェッショナルとしては必須の研修と思い参加しました。

 

うちは急性期ではないので、かなり認知症に優しい体制と思っていましたが、組織として認知症に対してプロフェッショナルであるか・・・大分疑問を感じました。

 

患者さんの意思決定を確認した時、

「どうせ患者さんはしゃべられないし、認知症もあって判断できないでしょうから、ご家族に確認しましょう」となる。

が、患者さんの意思=家族の意思とは限らない。

こういう場合は、家族・医療従事者を含めて患者さんの意思を推定しながら意思を確認しなければなりません。まあ、推定ですが、時間を有して、よくよく考えて「やっぱり母はこう考えていました」という答えが出てくる可能性があるからです。

いきなり

「今、こうしなければ、お母さんは余命一か月ないです」と説明されれば、お母さんの意思で延命を希望しない事を知っていても、一つの命に対して引導を渡す事になるような答えは控えてします。

 

医師の説明の仕方でも、本人には意識がないかもですが、頭ごなしにせっつくように決定を促されると、実は右なのに左と答えますよね。

医師対家族。やっぱり医師の方が優位な立場。「本当にそれでいいのですか」と間に入る人が必要ですよね。また、結論は時間を掛けてゆっくり考える事が大切。

 

身体拘束に関しては、グループワーク等を通じて、やっぱり療養型の特性でうちは進歩的である。

が、アセスメントなしに単純に解除すればよいと考えているスタッフがいる。アセスメントの根拠となる情報の必要性。段階的に解除し、その情報を記録していく。スタッフの共有情報として、みんなが納得して拘束介助は必要。

特に、身体拘束を導入のきっかけとなったエピソード経験者は慎重です。その慎重な気持ちを緩和させるのは客観的な評価です。

主観ではなくて、客観的な判断で拘束を解除できる組織作りが大切と思う。

 

医師や看護師だけでなく、他職種が横のつながりで患者さんに関わる事は大切なのですが、なかなか現実的には難しい。

そのために、治療においては全職種が同じゴールを目指していても、退院・退院後となると目標がバラバラになる。

うちみたいな療養型は退院というのは希少な事。

だからといって、どうせ将来の希望もないし目標無しというのもいただけない。やっぱり何だかの目標があるはず。

ナースは、あまり活動性が高くなると事故のリスクが増えるから、現状維持と思っている。ですから、リハビリに対しても、今の現状維持に対して関わって欲しいと思っている。

しかし、リハビリは、もう少し歩行機能をアップすれば排泄の自立が目指せると考える。その目標に従って歩行能力アップに向けて関わる。

ご本人はリハビリによって運動機能の改善があり「できる」と感じている。が、客観的に一人歩きするには不安定。かえって転倒リスクが高くなったと思われる。

この方が退院して在宅に戻るなら、ADLアップは必須な事である。

が、これからずっと入院生活継続であるなら、看護管理しやすいADLでよいと思うのです。

下手に運動機能がアップされてしまうと、事故リスクが高く、看護者は事故に遭遇するたびに嫌な思いをするし、患者は受傷して痛い思いをする。叱られて精神的苦痛を味わうと負の体験をする。

そして、以降この患者さんにはレッテルが貼られてしまうと共に、他職種(リハビリ)に対して負のイメージを持ってしまう。「あなた方が無暗にADLを拡大するから事故を起こしてしまう」・・・患者さんのADLアップは嬉しい事なのですが、場合によって「負」になってしまう傾向にある。

 

この文を読んで、リスクメインで患者さんのADLアップを望まない看護師に対して違和感を感じられるかもしれません。

私たちだって、患者さんに自立していただきたいのです。

 

重要なのは目標の共有。

リハビリは、患者の「家に帰りたい」というニードをもとに、在宅移行を目標としていたかも知れない。

介護者から「在宅は無理。子どもも小さいし、仕事も忙しい」という情報から、医療看護は在宅復帰は難しい。

その情報を共有する事で関わり方は変わるのではないでしょうか。

他職種との目標の共有は患者さんの混乱を防ぐことができますね。

 

「認知症ケア加算」は微量でも病院の儲けとなる事なので、ぜひぜひ導入してもらいたい制度です。

うちの病院はみんなに対して看護計画しないといけないですが。。。

お金の問題以上に、力を入れるという事は充実するという事なんですがね。

 

・・・

しかし、

「研修を受ければOK」という感じで、手荒な研修に感じました。

これほど伝わらない研修は初めて。

講師の伝えたいという意思を感じない。

制度の資格を得るための研修で、内容よりも参加する事に意義があるという感じですかね。

勉強にはなったけれど、非常に不愉快になった研修でした。

また、訛りは仕方がない事なのですが、訛りのために理解できなかったことが多々あった。

看護協会のアンケートに書きたかったけれど、

「あんた訛っているから何言っているか分からない」と差別している感じなので遠慮した。

全国的に発信する場合は標準語を心がけて欲しい。

 

前の病院の上司に出会う。看護の世界も狭いものである。

 

 

 

 

この付近を毎日のように徘徊している母。・・・ちなみに認知症の徘徊とは違います。

何気に仕事をしていて、患者さんのテレビでニュースを知る。

被害者が何人かいるという事で非常に心配。

が、ぜんぜん被害者の氏名言ってくれなくてイライラ。

仕事を終えて、帰るコールで母の声を聞いて安心。

 

が・・・

たまたま、その日は現場のデパートのデパ地下で美味しいものを買おうと思った母。私はデパ地下のものは好きじゃないから辞めてちょんまげ!でも何気に「今度にしよう」と思ったらしい。

で、事故当時は現場近辺にいたみたいですが、直接関係ないところに。

ところが

「家に帰ろうと思ったら、ヘリコプターがぶんぶん」

気になって現場に直行したそうな。

母曰く

「北朝鮮が何かをした」と思ったらしい。残念・・・。

しかし、被害者の方で気がもめていましたが、あの野次馬の集団に母がいたんですね。ちょっと吃驚・・・。

 

最近、車の事故が多いですね。皆さま気を付けてください。

先日、うちの病院は監査がありました。

医療監査。厚労省・都道府県知事・保健所とこういうところの方々がその目的に応じていらっしゃる。

今回は東京都。東京都は定期的にいらっしゃる。

とにかく、いついつに来るとなると、その準備に大変。

以前、とある病院で天皇陛下ご夫妻をお迎えするという事があって、その病院も天皇陛下をお迎えするにあたって、重箱の隅にある塵にも注目して改善。あれって大変でしたが、あれ以上に大変でした。

 

とにかく、環境整備がなっていないと指摘されるのが怖くて、必要以上に一週間近くがんばりました。

「綺麗な病院」という感想を頂戴したそうな。が・・・

共有施設の風呂場。誰も自分の病棟の事で頭が一杯なものだから抜け落ちたのでしょうね。

「あそこにカビがあります」と指摘を受けたそうです。

 

モデルケースで、何人かの患者の看護記録を含めてのカルテ提出。

看護部でこの患者さんと提出を決定したのですが・・・

医師にはどうでもよい患者さんであって、

日々「np」が連なった診療記録。患者さんの不穏行動は突発てきなものではないので、看護記録で大変大変と書いてあるのに、診療録で「著変無し」は変というのはおかしいと指摘されたそうです。

「なんで、こんな患者のカルテを出したの」と言われちゃったらしいけれど。

 

しかし、医療的・看護的・介護的・・・観点は違いますからね。

選択したのが師長で、看護的に頑張っている人を提出したんですよね。

 

九月末から風邪をひいて、

気管支の弱い私はとうとう咳喘息に。

掛かりつけの医師に受診。「以前患った咳喘息怖くて・・・」と言ったら、

「残念。もう咳喘息になっています」と・・・

ショック。

咳による寝不足と、薬による副作用で・・・

本当に日常生活および仕事に影響しています。

仕事的に、けっこう命の直結ある負担な事もあるのでハラハラドキドキです。

昨日は、その心配事の一つをやらかして、インシデントレポート書きました。

 

明日、明後日はお稽古。そのために休暇を希望したのですが・・・

本当に無理そうなので・・・

お稽古休む事にしました。