「イソゴのハテナ」その後
「イソゴのハテナ」のお話しです。
「未来の魔法のランプ」共著者のひとり藤岡敬三氏が脚本を担当したお芝居「イソゴのハテナ ~海と梅と、これから物語り~」が、本日、好評を博して閉幕いたしました。
これは、横浜市磯子区民文化センター「杉田劇場」開館5周年記念事業のひとつとして、2月27日(土曜日)から2月28日(日曜日)まで同劇場にて開催された区民参加音楽劇でした。
磯子区の戦前・戦中から現在までの歴史あり、そして、歌あり、踊りありの素敵な公演でした。
公演関係者の皆様、すばらしい舞台を観せていただき有り難うございました。
そして、たいへんお疲れ様でございました。
写真は藤岡敬三氏
執筆Taka
偶然なる偶然⑩
「地球はまるい」についてのお話しです。
わたしたちは地球上で生活をしていますが、「地球がまるい」ということを意識する機会が意外と少ないものです。
180度の地平線か水平線に遭遇することがめったにありません。
偶然にも外航客船に搭乗することになったとき、「地球はまるい」と実感することができました。
飛行機から眺めても地球のまるさを感じることができそうなものの、側面の窓からでは180度の水平線を見ることができません。
コックピットからなら見えるかもと考えましたが、前方だけでなく後方も見ることはできませんね。
島ひとつみえない180度の水平線を見るには、やはり客船に乗って外洋へ出ることが一番のようです。
アラブの国の砂漠へ行って180度の地平線にめぐりあうこともありましたが、車での慌ただしい移動中でしたから、経験しても心で満喫するほどの体感をしていません。
さて、このことを書く途中で、また偶然にも、はじめて知ったことがあります。
地球は「円い」と書くそうです。「丸い」と書こうとして、念のため辞書で調べると「円い」と記してありました。新聞社では「円い」と書く取り決めがあるようです。教科書では「円い」と指導しているようです。
執筆Taka
偶然なる偶然⑨
カンヌ(フランス)へ行ったときのお話しです。
一年に一回、世界中の放送コンテンツのコンベンションフェアがフランスのカンヌにて開催されます。
簡単に説明すれば、「カンヌ映画祭」のテレビ版フェアとも云えるかもしれません。
会場もカンヌ映画祭が開催されるときと同じ見本市会場です。
世界中から、放送局、番組制作会社、映画会社のテレビ部門の人々が集まりますから、雰囲気はカンヌ映画祭と同じようなところがあるかもしれません。
かつて番組制作会社勤務のときに行かせてもらうことができました。
途中、思わぬハプニングが起きたのです。
カンヌに着いたとき宿泊予定のホテルがキャンセルされていたのです。
海外のホテルは日本のように一度キープしたら安心なんてことがありません。
この日は、パリ経由で国内線へ乗り換えニースまで行き、そこから車での移動でしたから、疲れていたあげく、泊まるところもなしとなればたいへんです。
たくさんのホテルへ通訳のかたが電話をかけますが、世界中の国々から集まる大イベントの日ですから、どこもかしこも満室です。
それでもなんとかビジネスホテルを見つけて、寝ることだけでもできたのが幸いでした。
ところが最悪の偶然が、最高の偶然に変わります。
翌日、コンベンション主催者担当者のお力添えがあり、後の日程は最良のホテルに泊まることができるようになりました。宿泊費用も変わりません。
カンヌ映画祭ではハリウッドの俳優たちが泊まると思われる素敵なホテルでした。
偶然は、有り難いものですね、そしてすばらしいものですね。
執筆Taka
偶然なる偶然⑧
本との出合いにおける「偶然」についてお話しします。
ずいぶん前のことですが、学生時代は二つの放送局でアルバイトをしていました。
ひとつの局は制作局の番組制作現場で、もうひとつの局は編成局のVTRライブラリーです。VTRライブラリーは番組の図書館とも云えるでしょう。もちろん番組は放送局間の時差ネットや再放送のために保管するわけで、本の図書館とは利用内容が違います。
放送局内には本の図書館もあります。そこは一般向けではなく社内向けの本や資料が集約されている場所です。アルバイトでしたが局内の本の図書館にも入ることができました。本と資料があるだけの場所ですが、仕事で局へ行くたび休憩時間に通い続けました。
あるとき図書館のかたが段ボール箱の中から整理のため破棄寸前(?)かなと思う古い本をくれました。
本のタイトルは「アメリカのテレビ その実態と教訓」(同局が発行)
いまでこそ仕事で世界中を旅することもありますが、アメリカは憧れの国でした。
アメリカのテレビ業界の草創時代(1939年~1950年)、黄金時代(1950年~1960年)にはじまり、テレビ界を支配する大ネットワークのことなどが書いてありました。
その後、時が経って、またすばらしい本に出合います。
「日本で勝てれば世界で勝てる」というタイトルの本です。
この2冊の本はいまでも宝物ですね。
かつて出版プロデュース担当の本を世界中で出版化させる計画を打ち立てて、何人もの協力者が現れることになって、それが成功したことがあります。
それができたのは、本から得た知識を知恵に変えることができたからだろうと思います。そのうえで、夢のようなことを夢の領域を超えて、現実させたいという「思い」が強かったからだろうと考えます。
本の写真を撮るために持ち出しました。
すると、それにふさわしい場所を「今日の偶然」は与えてくれました。
すくすく伸びる象徴の「竹」を見つけました。その竹に立てかけて本を置くとこのような画像が出来上がりました。
偶然なる偶然⑦
2010年、カウントダウンのときのお話しです。
「一年の計は元旦にあり」、と云われます。
2010年は、『未来の魔法のランプ』(説話社/4月5日発売)の発刊が決定していますから、少しでも多くの人に読んでいただこうと「魔法」をかけようと思いました。
そこで2009年の大晦日の日、2010年のカウントダウンに参加しようと考えました。
偶然にも東京タワーの電飾が午前零時に切り替わるということをメディアで知ります。いつもなら24時に電飾が消えるからです。
銀座から浜松町まで歩き始めました。時間調整のためにです。
あと40分位で年が明けるという時間になる頃、増上寺の前に着いていました。
ここまでくれば東京タワーまであと10分ほどです。
ところが、多くの人々は増上寺の境内の中へとなだれ込んでゆくではありませんか。
どんどん大勢の人の波にのまれてしまい、集団の力はすさまじいもので気がつくと身体は増上寺の境内の中でした。
なんと不運なのかと嘆きたくなった瞬間に、ここでカウントダウンがあることを聞かされます。
ましてやすぐ目の前に東京タワーがきらめいているではないか、増上寺の和風建築とエッフェルタワーのような東京タワーがライトに照らされて、むしろここのほうがいいかも、と心が切り替わってゆきました。
そこで待つこと約30分。
5・4・3・2・1、「おめでとう2010年!」
その瞬間、風船が舞い上がりました。
ゴム風船ではなく、オヴラートでできた透明度が高い風船です。
ライトで透けた莫大な数の風船の美しさを言葉で表現するには限界です。
写真でも伝えることができません。写真の目と人間の目の性能は根本的に違います。
人間の目の方がきわめて高性能なのです。
2010年元旦、まさに魔法のような美しさを見ることができました。
執筆Taka
ランプのことわざ・格言(その4)
「私は私の足を導いてくれるただ一つのランプを知っている。それは経験というランプである」(パトリック・ヘンリー)
経験というランプはピカピカの新品ではないかもしれませんが、使い込んだ、その人の味わいを醸し出すのではないでしょうか。
「神を捨てるものは、ランプを持って歩きつづけるために太陽の光を消すようなものである」(クリスチャン・モルゲンシュテルン『段階』より)
よく「信仰の灯」といいますが、この「灯」はランプの灯なのかもしれません。
ランプはたんなる照明器具の一つではなく、私たちの人生を照らしてくれる、温かくも大切な存在なのかもしれません。
みなさんの魔法を叶える『未来の魔法のランプ』、書店発売まで40日となった日のお話でした。





