偶然なる偶然⑧
本との出合いにおける「偶然」についてお話しします。
ずいぶん前のことですが、学生時代は二つの放送局でアルバイトをしていました。
ひとつの局は制作局の番組制作現場で、もうひとつの局は編成局のVTRライブラリーです。VTRライブラリーは番組の図書館とも云えるでしょう。もちろん番組は放送局間の時差ネットや再放送のために保管するわけで、本の図書館とは利用内容が違います。
放送局内には本の図書館もあります。そこは一般向けではなく社内向けの本や資料が集約されている場所です。アルバイトでしたが局内の本の図書館にも入ることができました。本と資料があるだけの場所ですが、仕事で局へ行くたび休憩時間に通い続けました。
あるとき図書館のかたが段ボール箱の中から整理のため破棄寸前(?)かなと思う古い本をくれました。
本のタイトルは「アメリカのテレビ その実態と教訓」(同局が発行)
いまでこそ仕事で世界中を旅することもありますが、アメリカは憧れの国でした。
アメリカのテレビ業界の草創時代(1939年~1950年)、黄金時代(1950年~1960年)にはじまり、テレビ界を支配する大ネットワークのことなどが書いてありました。
その後、時が経って、またすばらしい本に出合います。
「日本で勝てれば世界で勝てる」というタイトルの本です。
この2冊の本はいまでも宝物ですね。
かつて出版プロデュース担当の本を世界中で出版化させる計画を打ち立てて、何人もの協力者が現れることになって、それが成功したことがあります。
それができたのは、本から得た知識を知恵に変えることができたからだろうと思います。そのうえで、夢のようなことを夢の領域を超えて、現実させたいという「思い」が強かったからだろうと考えます。
本の写真を撮るために持ち出しました。
すると、それにふさわしい場所を「今日の偶然」は与えてくれました。
すくすく伸びる象徴の「竹」を見つけました。その竹に立てかけて本を置くとこのような画像が出来上がりました。
