きっかけのひとつ
学校に行けなくなってしまうのは
メンタルの低下が
原因であることが
多いですが
そこにさらに
追い打ちをかけるような
きっかけがそれぞれ
あると思います。
根本的な原因は
家庭にもありますし
今や社会全体にも
あると思っていますが
子供が苦しくなりやすい環境は
学校にもないとは言えません。
学校の先生は
先生の立場でできることを
一生懸命してくださっているのは
十分わかっているつもりです。
一切責めるつもりも
ありませんので
ご理解いただいた上で
お読みいただければと思います。
娘はどちらかというと
成長の早い
しっかりタイプでした。
言葉も早く幼児の頃から
大人のような発言をする子で
癇癪を起こすようなことは
一切なく育てやすい子でした。
小学校でも発表したり
宿題は自分ですぐにやったり
あまりこちらが見てあげなくても
楽しそうにやる子でした。
それが２年生半ばで
少し算数が苦手だと
本人が感じた時期が
ありました。
タイプ的に意外でしたが
2人目なので私に
余裕があったのか
苦手なことも
あったんだなと
捉えていました。
でもこの単元が
終わるまでに出来ていないと
次の単元に入ったら
もっとわからなくなる
分かっていない人
出来ていない人は
出来るまで頑張りましょう
という空気が
学校にはありました。
もちろん娘が
楽しめる方法で
家庭でも色々
試してみましたが
やらせようと
すればするほど
嫌がる娘。
それならば
娘のペースでできるように
なればいいと
長い目で見守ることにしました。
でも授業中に
プリントが終わらないと
居残りさせられる。
居残りしているところを
周りの子に見られ
娘としては辛かったと
思います。
国語は好きで
文章を読み取る
力もあるし
漢字を練習することも
大好きだった娘。
算数が少々苦手でも
学校の先生からも
もう少し長い目で
見守っていただけたら
と感じていました。
心配してくださる気持ちは
わかりますが
算数が苦手だから
がんばらなくてはいけない
それは子供にしてみたら
算数ができないのは
ダメなこと
というメッセージとして
伝わってしまうように思います。
その結果
娘は国語も
大好きだった図工も
嫌いになって
しまいました。
何度も言いますが
決して学校の先生を
責めているわけでは
ありません。
私も長男には
できないことがあると
とことんやらせなければと
思っていたので
先生方が一生懸命
子供達のために
力を注いでくださることには
感謝しています。
ですがそれが
／
本当に子供のために
なっているか？
＼
それを考えていく必要は
あると思います。
少なくとも我が子たちには
合わないやり方だったのだと
思っています。
なんでもみんなと同じように
平均的にできることが
その子にとっての成長に
つながるでしょうか。
出来ないことよりも
出来ることに目を向ける
そうすればどんな子供も
自信を持って
進んでいくことが
出来ると思います。
出来ないから
やらされるのではなく
自ら考えて自主的に
学ぶということが
本当に大切なことだと
感じています。
今娘は
自分で毎日好きなことに取り組み
そこに必要な学びを自ら
取り入れているように見えます。
自分はこのままで大丈夫
得意なことやりたいことを
伸ばしていったら
他のこともやればできると
自信がついてきたように感じます。
そんな苦手なことにも
挑戦できるメンタルを
家庭で育んでいます。
自信を失くしている
子供を見るのが辛い
どうすれば前向きになってくれるのか
いつも心配してしまう
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