第8回カズデミー賞・激戦を制したのはトルコの文芸大作でした
世界最小映画祭「カズデミー賞」今回は2020年5月に開催された第8回大会の結果を発表します。ちなみに審査員は私だけですエントリー作品①雪の轍②愛を読むひと若き日のハンナサービスシーンが多すぎだぞ中年老年度肝を抜くようなラストが待ってます③僕のワンダフル・ジャーニー良き父親役をさせたらデニス・クエイドNO.1前作(「僕のワンダフル・ライフ」)に続き泣かせてくれました④恐怖の報酬フレンチ・サスペンスの金字塔何度かリメイクされてるけど本作を超える作品は出てきません映画史に残る名場面右は若き日のイヴ・モンタン⑤パワーゲーム三大名優の揃い踏み⑥ウォルター少年と、夏の休日成長したハーレイ・ジョエル・オスメント(「シックス・センス」)がかろうじて少年してましたそれでは各賞の発表です作品賞「雪の轍」若い妻の虜になる中年の男年を重ねないと本作の良さはわからないかもさすがパルム・ドールでした上質な舞台劇のような文芸作品です監督賞アンリ=ジョルジュ・クルーゾー「恐怖の報酬」フランスが誇るサスペンスの巨匠脚本賞台詞が時には聖書の一節に聞こえてきました主演男優賞ハルク・ビルギナー「雪の轍」惨めな中年男を好演主演女優賞ケイト・ウィンスレット「愛を読むひと」も一度言います余計なサービスは不要です助演男優賞シャルル・ヴァネル「恐怖の報酬」主役を食うほどの名演技でした助演女優賞ベティ・ギルピン「僕のワンダフル・ジャーニー」その美貌に一票最後までお付き合いいただきありがとうございました次回もお楽しみに