先に言うと、僕はラーメンが苦手である。苦手な理由は色々あるので割愛するが、とにかく僕がラーメンを口にするのは珍しい。

そんな中、先日久しぶりにラーメンを食いました。


前に神保町探索したときに
醤油の焦がした良い匂いがして
これはうまそう!と思ったのも束の間、その日は閉店してしまったということがあり、後日
同輩に付いていき食べにいくこととなりました。

場所は神保町、店名は「はと車」
看板はなく、メニューにちっちゃく書いてあるだけ。
ただ、メニューに際立つ「竹炭ラーメン」の文字。
竹炭ラーメンとはなんぞや?と気になってしまいます。

さて、入店。
古き良きラーメン屋の感じがしますが、神保町でも古参だそう。

頼んだのは竹炭しょうゆラーメン。
650円。



お、東京ラーメンって感じ!
スープを一口。あ、これはいける。
次に煮玉子。しっかりと味がついている。
メンマ。醤油につけた自家製感。
そして、チャーシュー。
おそらく、竹炭で炙ったとみられる自家製チャーシュー。柔らかく仕上げられている。
そして、麺。何か練り込まれているのか、少し黒い。しかしそれが、小麦粉臭さを消している。

気づいたら、一心不乱に食べていた。
無添加というか、化学調味料とは無縁のような、優しい味。

僕らが帰るとき、厨房から「またきてください」との言葉。常連の中年は来る。
しかし、僕ら若者はこういった店に目をくれず華美な店に行ってしまう。
店頭には「味で勝負!」との文字。

定期的に通おうかなあ。



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月、火と後輩と「孤独のグルメ」ならぬ「二人のグルメ」ごっこをしていました。
月曜は神保町でメキシコ料理
火曜日は水道橋~秋葉原までを歩き、道すがらの店を探しました。

普段、ご飯を食べる際は食べログ等で調べてから行くのですが
今回は自らの鼻と感覚を頼りにさ迷います。

そして、行き着いた先は
「登利久」という場所。
ビルの改装で年内で閉まってしまうのと、店頭の「豚唐モツ丼」に魅力を感じたからです。

急な階段を登り、ドアを開けると
中は小さな居酒屋さん。先客は一組。
夜の八時でこれとは「外れを引いたかな」と思いましたが
まあ、肝心の豚唐モツ丼を食べましょう。


豚唐モツ丼700円。
すごくボリューミーな見た目。

まずは豚唐を一口。鳥でない唐揚げはめったにお目にかかれないが、しっかりと味がついていて唐揚げと遜色ない。
で、肝心のモツ。柔らかい。
ここで、後輩がさらにモツ鍋を頼む。
モツ、オンステージ。モツ煮うどんも気になったが、おそらく量的に食える気がしないので今回はパス。

モツ丼を食い進めていく。ゴロゴロと入ったモツも良いが、あん?というか、モツ煮のドロッとしたスープがご飯にかかっている感じ、好き。
なんだろう、言い方は悪いが
豪勢なねこまんまというか、ご飯に色々ぶちこんでみましたというか。
ロイヤルランブル。
味付けが濃いのが、また僕の舌に合っている。

モツ鍋も登場。モツの他に角煮も入っている。そして名脇役のこんにゃく。
卓上の七味も入れるといいかもしれない。

これだけ、お腹いっぱい食べて一人千円行かず。

帰り際に「モツだけにー、腹モツがいいね」と言ったら、後輩は冬の季節を感じたようです。



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神保町から水道橋へと向かう際、うどん屋があり、カレーのいい匂いが鼻孔を刺激してきた。カレーうどんかぁ、美味しそうだなあ。
しかし、その日は昼には鉄板ものだと決めていた。そう、その朝に見た孤独のグルメの影響だ。
神保町をずんずんと進むにつれ、街に潜む美味しそうな良き匂いがどんどんと迫ってくる。
慢性鼻炎を持っている僕が、こんなにも食べ物の匂いに敏感になったのは初めてではないだろうか?
そのぐらい、腹は減っていた。

昼の会議を終え、さて昼食。
目あては鉄板。朝から食べるものは決めていた。
ハンバーグだ。ハンバーグが食いたい。
そうだなあ、と考えた結果
「ランディ」という店をはじき出した。
店の前に行き立つと、川越シェフのスマイルがお出迎え。
そう、先日「おねがいランキング」で高評価を勝ち取っていたのだ。
連れと相談し、入店。

グラム数はスタンダードで200。少な目で150。ライスお代わりというのは、嬉しい。
ここは定番のランディバーグ200gでソースは和風おろし。ソースは10種類からセレクト。

しばらくすると運ばれてくる。




肉!
ナイフとフォークで一口。

すごい肉厚!従来のハンバーグのようなメンチ肉を使っているわけではなく、ステーキの切れ端を使ったハンバーグ。口の中に軍隊がやってきたような、存在感。人によっては「固い」や「ボロボロとこぼれるハンバーグ」と評するかもしれないが、それがいい。いい意味での「粗さ」。
僕の中のグルメ感として、1に食感、2に味という感覚がある。
「イメージとは違う食感、味」が=美味しいに繋がるのだ。

さて。「ランディ」といえば、誰を思い出すだろうか。アメプロファンである僕は、サベージかオートンである。
思うに、ここの「ランディ」はきらびやかな感じから察するにサベージをイメージすればぴったり合う。

だからこそ、和風おろしは失敗だった。ここはアメリカ感、つまりサベージ感を出すにはマヨ系のソースを選ぶべきだった。オートンらしさも出ていない感じとなった。

総評して、950円というのは少し高いが、確実に「食事をしたなあ」という満足感は得られる。

共栄堂のカレーしかり、月に一度のお楽しみになるだろう。






今回は文体を変えてみました(σ*´∀`)


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友人の舞台を見に中野に行きました。
見終わって、昼飯を食べていなかったので連れとつけ麺を食べにいくことにしました。
どこが上手いか探していたら「二代目えん寺」なる文字が。「えん寺って吉祥寺にあるやつじゃん!」と3時半頃に突撃。ちなみに他の候補は「青葉」とか。

北口からすぐの路地にあります。
店内は非常に狭く、ひと一人通るのがやっとというぐらい。

頼んだのは「濃厚ベジポタ味玉つけ麺」並盛890円。
目の前にはエレベーターが…
出来上がると、そこからガシャアンとつけ麺がやってきます(笑)
二階にキッチンがあるみたいですね、大変だあ。


じゃん。

麺は胚芽麺と普通の中太麺が選べますが、一応デフォは胚芽麺みたいです。
極太!とうたってますが、これより極太の胚芽麺を「関内名人房」で見てるので特に驚きはなし。


スープは濃厚魚介豚骨スープ。
この手のは少し久しぶりです。
ベジポタということで、ちょっと野菜の甘みみたいなのは感じますが
言うほどベジポタ!っていうのは感じません。
秋葉原にある、今は見る影も無くなった「らーめん松風」がすごいベジポタでした。


魚介豚骨スープを食べ過ぎて、どれが魚介系でどれが豚骨なのか麻痺することがあります。ありませんか。

具はメンマとチャーシュー。
チャーシューはとろとろでいいんだけど、いまいち「具材」としているかどうかといったら。
味玉は特にありません。

胚芽麺とスープの絡みは良いです。
というか、魚介豚骨系では良店な方なのではないかと思うのですが
帰りに連れが言っていた「中途半端だったよね」という言葉が今の魚介豚骨系に課せられた「オリジナリティ性」を表してるのではないでしょうか。
スープ割が和風だしって、魚介豚骨スープに入れたら同じやんっていうのが一番、中途半端だと思いましたが。



今回は「他店を引き合いに出してその店を評価するグルメ通()」みたいな感じでやってみました。普通に写真を乗せたかっただけとも言う。





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キングオブコント2012の感想です。
そういえば、去年は感想書いてなかったんですねえ。
以下は最終順位8位からです。

今年は何ですかねー。すごく感想が書きにくいです。というのも、ノーストレスで見れるコンビが多くて。ほんとに技術論的な話になってくる。素人が技術論を述べることも出来ず。まあ、思ったことを綴っていきます。

8位:トップリード
一本目
いわゆるオムニバス的なネタ。でいて、そのオムニバスが後半に行くにつれて
リンクしていくという構成。あいかわらず、構成には巧さが光るんだけど
「邪魔」というワードにそこまで引っ張っていくものがないし、彼らのボケのスタイルである擬音やメルヘンボケというのが緊張感を出そうと必死な賞レース側としては
チープなボケにしか映らない。ここの点が前大会、今大会と低得点に繋がったのではないかと推察する。
二本目
夢の中の羊とストーリーを繰り広げる話。せっかく、ファンタジックに繰り広げているのに「なんだこれ!?」で一気に現実に戻すのはどうなのか。トップリードは勢いで押す部分が多くて、相対的に「がなり」が多くなる傾向があるが、舞台上のテンションが視聴側のテンションと一致しないと、そりゃウケないわなあという感じ。
あと思ったこと。このウケなさはなんなんだろうと考えた結果、一組の芸人がキングオブコントに出たときの感想を思い出した。それはエレキコミック。
「ライブを主戦に活動している人は自分たちを好きな客しか来ないし、お笑いのスタイルを変えることがない」という感想を見た。トップリードはオンバトにも出てるし、他媒体にも出ているが、やはり熱狂的なファンがいるという印象は拭えない。トップリードもそんな現象が出てるんじゃないかなと思ったのでした。

7位:銀シャリ
一本目
「奥さんをください」審査員である芸人の笑いが皆無で「あれ!?」となった。前のさらば青春の光のクオリティに押された感じは否めない。
個人的には割と好きなネタだったんだけど、伸びなかったねえ。ちょっとボケが強引すぎたのと、予想の範疇のことしかしてないと見られたか。銀シャリの特徴といえば、ツッコミのワード力だが、theMANZAIでも述べたようにボケのワード力はほぼ無いと言っていい。ということはツッコミの方が浮いてしまうわけで、結局あのツッコミがただの説明であったり補足にしかならないという難点も併せ持っているということになる。
まあ、見直してみてもあまり爆発するようなネタでは無かったなあ。ボケのワード力は無いと言ったけど、座布団剥いで「高いところからすみません!」なんかはすごい好き。こういうところは漫才では出せないからコントで良かったと思う。
二本目
数ある銀行強盗ネタの中でも屈指のほのぼのさ。ただなあ。「くっさー」だけで押そうとするのは数年前のロッチを少し思い出した。鰻の「いがり」(キャーキャーわめく感じ)も出ちゃったしなあ。ちょっと強引すぎたのかもしれない。中盤のフリスクとかも僕好みなんだけどね。トップリードは低評価の理由考察というのが出来たけど、銀シャリに関してはネタの内容が予想の範囲内あるいはただ単純に題材が古すぎたのかもしれない。ということしか言えない。

6位:夜ふかしの会
地味に楽しみにしていました。
一本目
変則的イス取りゲーム。天丼というか三段落ちというべきか、三回目の「大重くーん」でミュートにして他キャストが喋り出すとこが上手いなって思いました。
演劇部だったりするのでどうも劇作目線で見ちゃいますけど、このミュートにするタイミングが結構秀逸でした。五人いて誰をまわしていくかってのは難しいとこですよね。
「なにパンマンだよ」ってとこはちょっと演劇臭いというかそういうとこが出ちゃったボケだったと思います。その他にもちょこちょこ出てたかもね。
ただ、オチはほんとすごい。「革命」ということで大富豪みたいに勝ち組と負け組が一気にひっくり返ったんだけど、もしかして額面通りに受けちゃった芸人審査員もいるかもね。

二本目
カラオケでみんな居なくなっちゃうやつ。一本目に比べて弱かった。というか、一本目であれなら然るべきというか。話のロジックはほんと巧い。
以前、松本人志がM—1に「変ホ長調」が出たときにアマチュアの如何について述べていたけど、今回も似たような感じがした。もちろん、夜ふかしは奇異的な人選でなく、実力で決勝まできたと思うが、アマチュア(not芸人)を決勝にあげておいて決勝で芸人が「芸人じゃないから低評価」ってあまりにもダサすぎじゃありませんか、芸人側が。結局、どちらも得をしてないんですよね。最初の「NMB48が出場」のくだりでちょっと危惧しましたけどね。やっぱり、芸人が出ちゃいけないんだって。それじゃあもう、アマチュアを決勝にあげないことに・・・ってなりかねませんよね。二本目はあまりそうは感じない出来でしたが、一本目の低評価がボケの量であるならキングオブコントの「コント」とはじゃあ、なんなのか。ストーリーに沿ってあるだけじゃない、でいて新喜劇のようなものでもない。こういう演劇チックなものが出てきて、やっと考えてもらえるジャンルだと思います。
5位:うしろシティ
一本目:この泣く感じ、なんかの芸人に似てるけど何かが思い出せない。
前にネプチューンの番組でネタ見せ特番やってて、それが初見でした。
転校生が2人いて目立ちたがりの方に嫉妬される話。おとなしい方が「個性」をぶっこんでいくごとに「こいつわざとやってんだろ!」と思うほどの不気味さ。泣き虫的なコンビという紹介をされていましたが、僕は何か計算高さみたいなのを感じました。
かもめんたるが作られたダークさなら、うしろシティは身からにじみ出るダークさって感じ。漫画で友人が実は敵だった的なダークさを感じます。「知らないもので知らないものを作るなよ!!」などといったワード力も光りますね。オチもおそらく名前がへんぴなんだろうな、とは予想がつきますけど、ここまでしっかり予想の範囲内だと逆に安心します。
あと少し、思ったんですけどキングオブコントって暗転遅くないですか?せっかくのオチが全部微妙になってしまう。照明さんはプロでしょうから技術的な問題ではなく、芸人側が言っておくのがいいと思います。リハで出来るのかは知らないけど。

二本目
ヤンキーが入院患者の子供に心打たれる話。一本目の独創性に比べたら少しベタすぎる展開だったかもしれませんね。一本目はワード力高めでしたが、二本目は少し泣き虫キャラ推しの部分が強かったのかもしれませんね。オチの部分も予想通りの結末。ちゃんとバント決めてくれたぐらいの安心感。ほんとは奇を衒う必要なんてないのかもしれませんね。
問題は二つのネタとも松本が「上手」という言葉を使ったこと。これを額面通りに受け止めれば褒めているんだけど、どうも裏があるようにしか思えないのは松本を信用しすぎだろうか。確かに「上手」の域を出ていないという見方もできる。まあでも、銀シャリの橋本も言ってましたけど「二番」つながる二番、バントが上手いネタがあってもいいかとは思いますが。

4位:しずる
一本目
「君も能力者なんだろう?」から始まるしずるらしいコント。肩透かしの構成が心地いい。
キッカケのアルクアラウンドもうまく機能していたし、個人的にはしずるの良さである「巧さ」が光ったコントだったと思います。いまだに「しずる」=「青春コント」という見方をされますが(僕も何年か前のキングオブコント見るまでそうだったけど)、決してそうでない。いや、そうでないというかそれ以上の技術を持っているコンビだと思います。
でも、相変わらずオチが尻すぼみしてしまうというか。なんというか、池田が演じているキャラ頼りになってしまっている感は否めないところではあります。このネタで言いたいこととして、漫画のような題材を違和感なく舞台化してしまうのは器用だと思いました。
これは本当にうらやましい。結局、お遊戯会にならざるを得ない題材をよく仕上げたなって感心しました。感心しましたってのはあれだな。尊敬します。言わずもがなですけど、これで失敗してしまったのがトップリードです。
二本目
結果的には「また二本目やらかしたか」と思いましたけど、850点弱は割とまあまあな点数ですよね。このネタも割と好きな部類のネタでした。ただ、こういうギミック的なネタを見ると「もっと、もっと、ピタゴラスイッチみたいに!」と欲してしまうのでいけないのです。ただ、びっくりするのにも机にぶつけてみたり、教科書を飛ばしてみたり
創意工夫はあったように思えましたが、「同じことの繰り返し」と捉えられたかもしれません。このネタの良いところとして、ちゃんと「担任の先生」をやっていたことだと思います。
「先生」としての雑談を交えていたところに「コント」の本質を理解しているな、と思いました。こういう賞レースでは「ボケの量・質」が求められるので、非常に勇気のいる構成だと感じます。その役をキャラと捉えず、その人間の芯の部分を見せるというのは池田の「俳優」たる部分だと思います。しかし、あいかわらずオチは尻すぼみ。それで中指立てるところは完全に蛇足。「人間、本当に驚いたときは冷静」ってのだけでよかったのでは。

3位:かもめんたる
一本目
メガネ屋さん。いやあ、グロいなあ(笑)角膜が剥がされた猿が山積みってのが最低にグロかったですね。褒め言葉です。正直、点数=ネタの面白さって感じもしないところもありましたが、それは前二組(銀シャリ、トップリード)がコケてしまったので、「ちゃんと笑える安心感」みたいなのが点数に表れたんだと思います。ボケの方のローテンションっぷりが心地いいですが、「なにハラスメントだよ・・」とツッコミのリアクションやワードの方が実は大事なネタだったのではないでしょうか。だから、「いやだよー」とか失神オチとかはちょっとピンと来ませんでした。
二本目
基本的に賞レースで知らない芸人が出たら、予習をするようにしているんですが
このネタはそのときに見たネタでした。サンミュージックのライブで基本的にお客さんが笑わないという状況でこのネタを見たものですから、こんなにも受けるとは意外でした。
今度はグロいというかエグい話。なんだか去年の「鬼が島」を見てるようなコントでしたね。
「お疲れ」というキラーワードもうまくハマっていました。全体的にブラックというか、不気味な仕上がりになっているのでオチもそういうのであればより怖さがあったと思います。まあ「お疲れ」もそれ相当のオチにできるんですが。

2位:さらば青春の光
どうでもいいですけど「さらば青春の光」って「犬がニャーと泣いた日」みたいな字体バランスですよね。感想。
一本目
もう、ほんとうに「うまいっ!!」って強く感じました。基本的に僕の中で
漫才は関西のもの、コントは関東のもの。郷に入れば郷に従え。と思ってるんですが
(誤解を防ぐため言っておきますと、そういう土壌が戦後からあるということ。詳しい事はお笑い関係の感想を読んでもらえれば)わざわざ関東に出向いてライブをやっていて
「コント」というジャンルを「勉強」できたのかなって思います。
2本目
これもものすごくうまいですね。「週刊ストーリーランド」を見ているようでした。
「痛いの痛いの飛んでいけ」で痛みを消せる能力を身につけたサラリーマンの裏側の感情が見えるのが良い。一本目の「あそぎ!?」でも思ったんですが、表情が二人とも抜群だと思います。殴り続けて同じ言葉を連呼するのは少し関西すぎて抵抗を感じたのですが、最後のオチへ向かうためには必要な要素だったのかもしれませんね。
「暴言を吐かれる」→「心の傷にはいたとんが効かない」→「もうどうでもよくなったので痛みを何も感じない」
ってのはほんとすごいオチでした。
ちょっと関西のレベルを見直しました。あ、でも関東での修行のおかげか。

1位:バイきんぐ
一本目
バイきんぐの何が良かったって、笑いの途中でセリフを入れないように間を空けていたところ。
常に観客の反応を見ながらネタをやっていたように思えます。
だから、ちょっと素が出ていたようにみえる。
あと、バイきんぐの特徴として「キレツッコミ」に見えてしまいますが、ちゃんとプロセスがあること。ボケの方がめんどくさいことを言ってきて沸点があがる。ちゃんと、そういう裏付けが出来ている組が今回は上位に来ていたと思います。

2本目
一本目に比べてはボケが決まっていませんでしたが、後半にドドッときましたね。

「なんて日だ!!」も少し間を見計らっていたようにみえました。
ここ数ヶ月、いろんな媒体で「バイきんぐ」という名前を見ました。中には「芸人がいま一番面白いと思う芸人」というので「バイきんぐ」が挙げられていました。まあ、そうしたらこの結果はしかりでしたよね。
キングオブコメディが優勝したときのようなブッチギリっぷりでした。



総評
今回は副賞が「番組」でしたから、最近の賞レースあるあるである「1位が売れず2位が売れる」ということがあってはいけないということで、若手が多かったように思います。バイきんぐはまあ売れてないのでそれに準ずるとして、2位のさらばも「いたとん」で売れるでしょうけど、今年はバイきんぐが売れるでしょう。小峠さんの返し面白いですよ。

あと、今回は「オンバト+」勢が多かったみたいですね。
今まで○○勢ってありましたけど、やっぱり昔から継続している「オンバト」はすごい。
と、国営を褒めて感想を終えたいと思います。
長文・雑文失礼しました。



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今日は秋葉原けいすけに行ってきました。
けいすけは神保町けいすけしか行ったことないですが、秋葉原けいすけは評価が高く、一度行きたかったところです。後輩を連れて突撃。
「激辛blackミックスつけ麺並盛」1000円です。出来上がるまで、ゆでたまご食べてました。「一人一個だけど、2つまで目をつぶるよ!」と可愛く書いてありましたが、まあ1つで。それでは写真を。

おわー!!なんだ、このボリューム!!
つけ汁に麺がつけられないほど!
具材は鰈のフライ(!)二匹~三匹、豚肉のフライ、もやし、ネギ
と非常に油っこい感じなのですが
鰈のフライのあっさりさ。非常につけ汁と合います。
つけ汁は味噌(らしい)と山椒が合わさった形なのですが、どうも鰈と豚肉もスープに染み込んでいたように思いました。
そして、豚肉の大きさ。
スープは1辛にしました。辛いの苦手なので。見た目は「辛そう!」と思いましたが、山椒が得意であればそうでもなく、まあ多少汗をかく程度です。
具材だけに目をとられがちですが、このスープにしてこの麺の太さだとちゃんと考えられています。
スープに絡み付きます。
秋葉原けいすけのスゴいところは
なんと!ご飯がサービス!しかも、お代わりタダ!ゆでたまごも食べられるし、つけ麺を食っても太っ腹
店のサービスも太っ腹です!

スープ割はなんとなんと、ジャスミン茶。「またまたー」と思いましたが、本当に合うんです。
マイルドになります。

帰り際には「つけ麺を食べた後はスプライトがぴったり!」との貼り紙が。
ジャスミン茶で信じた僕らは、まんまとコンビニでスプライトを買ってしまいました。
1000円でこれは、まあよく食べるひとなら大満足ではないでしょうか。



けいすけの本当のすごいところは
「マーケティング力」だと思います。
秋葉原、神田って伝統的にボリュームの多い食べ物の店が多いんですよ。
神田は物流が盛んなところですから、昔から運ちゃんやらよく食べる人が多いんです。神田にトンカツ屋が多いのもそういうことです。
また、秋葉原といえばマンモスカレーとかもありますしね。
そういう土地柄も加味しての「秋葉原けいすけ」なのかな、とも思ってしまいます。神保町は「学生」新宿は「女性」とテーマを持たせていますよね。
普通なことのようで、実は難しいことだと思います。

けいすけ、恐るべし。


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こんばんは。久しぶりのふじぐるめです。

今回は秋葉原にある「たん清」というところのランチに行ってきました。
ここは普段、焼肉屋さんなんですが
月に一、二度だけランチをやるんです。それが「タンシチュー」。
月のいつやるかは随時、ホームページをチェックしてないとわからないのですが
たまたま思い出して、行くこととなりました。

開店が11時半なので、11時ぐらいに着けばいいか…と思ったら
すでに十人も並んでました!
すごい人気…

その列に並んで、30分経ってやっと入店。

とにかく狭い店内ですから、容赦なく相席。正直、隣や前がどういう人かでも印象は変わってくるかも…

五分ほどして、到着。


ご飯は麦飯、サラダにはコチュジャンダレみたいなのがかけられています。

ご飯は大盛り+200円、少量にすることもできます。

それではシチューを一口。

ん…!思ってたシチューと違う!
もっと、サラッとしててそれでドロッとしてるような…
すごくスープに近い感触を覚えましたね。

タンなのですが、思ってたより「肉!!」って感じですね。
シチューに浸かっているだけあって、味がしみていて、それでいてとても柔らかいです。

このタン肉、思ったより量があって
かなり四苦八苦…
ごはんにかけてみたり、小さくしたり…
空腹で行ったんですが、逆に一発目がこれではキツかったかも…。

もっと味わいながら食べたかったものです。

あと、シチューを飲んでいくと韓国風的な胡麻油が沈んでいるんですが
この油っこさというのは好き嫌い出るかもしれません。

お代は1000円。普段は焼肉として考えると、安いとみるべきか?


んー、もう一回ぐらい食べて判断するかなぁー。



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すごく久しぶりに感想。
ちゃんと読んでるよ。


●ブリーチ
まさに総出演という感じなんですが、半分くらいキャラを把握してませんので「あ、ああ…」みたいなのが毎週続いています。さすがにメインはわかるけど。


って、剣八がやられているだと…?
先週、あんなに無双してた剣八が…
主人公がすごく空気なんだけど、どっちかつーと(以下略

●ワンピース
うわ、どう動いてるかが全くわからん!
誰が誰と一緒にいるんだ?

これ、実はモネもスパイなんかな。ローが言ってた四皇の部下とかね。

最後、ピースは喜びすぎだろww

●ハイキュー
前から三番目、巻頭除いたら二番目か。すげえな。
お姉さん方も見てるし、少年らも昔みたいに血気盛んじゃないかもしれないから、もしかしたらこういう優しい作風の方がいいのかもね。

龍と虎で対になってるね、なんかいいなあ。こういうの。

●斉木
勇者学のときはほんと見れなかったんだけど、これは普通に見れるのよね。
やっぱり、ロートーンで進んでいくからだろうか。「笑かしにくる」ってのが少ないから、見やすい。


●トリコ
食べ物じゃないから、あんまりワクワクしないっては少しある。

●スケダン
過去編は別にいいけど、こっからどうやって今の生活になるんだ…?

●ニセコイ
よし、こんなに仲がいいなら
本妻、愛人×3でいこう
どうせ、ヤクザなんだし

●暗殺教室
どうせ、自分から罠にはまってるんだろうなとは思ってたけど、まさか健康的でレトロな服装までつけるとは思わなかったよ…!
ビッチ先生!いや、ヴィッチ先生!
これは薄い本が出るね!ビッチ先生!

とまあ、至るところでも言われてますが、対先生用の銃弾を使わなかった時点で勝ち目なしでしたね。

●読みきり
バトルシーンの見辛さを除いたら、これが一番良かったように思えます。
ハイキューのところでも言いましたが、ほっこり系を増やすべきです。
放課後アイドルも良かったですけど、細かいようなことを言うと素人が免許無しで仕事として散髪などを行うと違反になります。

●黒子
つぶやきでも言ってるんですけど、赤司にハマりました。

「頭が高いぞ」とか自分が背が小さいから言ってるんだと思うと可愛くて仕方ないですね。
至急、紫原くんは彼を虐めてあげてください。

●めだか
この半袖可愛い…!

さて、大不評の漆黒宴編だったんですが、めだかちゃんの成長物語というのは予想通りでしたね。そもそも、めだかちゃんに興味がない人も多いと思うので不評なのだろうと読み取りましたが。

くじ姉が桃園家の子供って見て、あの幼女がくじ姉似だったのはそういうことだったんだなあと伏線じゃないですけど、良かった点でした。
ということは母親がああいう顔なんでしょう。


最後。ダー、ダークトリニティだ!!

●べるぜ
くそー!古市のくせにー!

これ、べるぜのことなのでたぶんティッシュが無くなって古市時代は来ずーになりそうだけど、普通に予想するなら
古市がこういう風に悪魔と契約して闘うってのもまあ悪くない。

クソブラーさんも契約しなきゃいけないんだけど。

●リボーン
何故か、白蘭がやられてるところで爆笑しました。

過去のスター大集合ってのはやはり見ていて楽しいです。

●クロガネ
すごく、くすんだ青春に見えてしまう…。

一時期、真ん中まで来てたけどちょっと下がりましたね。むしろ、何であがってたんだ?

●恋染
すごくウザいなこの子…!

やはりナナちゃんが一番大人や、ぽけーっとしてるけどちゃんと周り見てるし

●タカマガハラ
うわっ、タカマガハラの連載順低すぎっ…?

読み切りのときは「なんだ、この漫画」と嫌っていたんですが

連載になって、すごく面白いですね。なんというか、90年代のジャンプって感じで読んでいてノストロジーを感じます。

トーンが多めで、見開きも気持ちがいいし
ただ、ヤマトの能力を小出しにしたこと、ストーリーが遅すぎることがちょっと受け入れにくい部分はあると思います。

大人には受けるけど、子供には…ってとこでしょうか。

今週のイズモのキャラデザとかすごく僕好みなので、どうにかここから盛り返してほしいです。

●バルジ
なぜ、おうまがからこうなった…

●パジャカノ
終わっちゃいました。
恋愛漫画レースの中では一番
映画っぽくて、絵が綺麗で
心情的なところに手が届いていたように思えましたが

如何せんパコさんが…パコがあかんかった…。

それと、やはりニセコイの方が少年漫画っぽいというか、現代のメディアや漫画好きに要求されるところを押さえているというか。

この前、たまたま「電影少女」を読む機会があったんですけど、パジャカノは少しこの漫画を踏襲しようとしてたんじゃないかな、とあくまで僕の予想ですけど、思いました。
まくらが幽霊じゃなくなったのは、その方向性があまり受けなかったってとこですかね。

白井先輩もキャラとしてはあまり好きじゃなかったですけど、最後の演出もすごく良かったし、主人公に振り回されてただけってのがいい着地点でした。

正直、主人公の性格も個人的には好きです。どっちつかずの優柔不断と見られると思いますが、ニセコイや恋染みたいにぬるま湯につかってる主人公よりかは、非常に人間的だと思いました。

僕のなかで賞賛はつきないのですが、やはりストーリーはどっちつかずで話に一過性が無かったのと、インパクトが無かったのかなと思います。
あとは河下漫画ももうジャンプで食傷気味になってますし、あまり心情リアル系恋愛漫画はもう出なくて、トラブルやニセコイのようなアニメ的恋愛漫画が強くなっていくのかと思います。






終わり。
さぁー、ついに行ってきました。ももクロライブ。えーと、ももクロにはまったのはおそらく去年の秋ごろ。なので、ほとんど新規みたいな感じです。一応、その間に踊りやコールなどを練習したりしましたが、果たして本番で発揮できるか・・・。ちなみに友人と行きましたー。


中に入ったら和風のステージにビックリ!!来る前に「吉田兄弟も出るし、笑顔百景もやるっしょー」と言ってたのがこれで確定。

っていうか、西武ドーム行く前に日ハムユニ、球場入ったらソフバンユニ。まあ、西武ユニはわかるよ。
でもさあ、それがアリなら俺もカープユニ着て行ったから。一応、かなこ推しみたいになるから。

とまあ、セトリ順に感想を述べていこうと思います。(セトリはまとめノフから)

あ、そうそう。注意事項だったかな?れにが「デストラーデ」って言ってて吹きました。
秋山・清原・デストラーデな!



■西武ドームセトリ
●overture
初手、吉田兄弟は卑怯。津軽三味線・和太鼓・尺八が入り乱れるoverture。
この時点ですげー興奮しました。んで、五人が出てきてお面を取る。この辺のかっこよさはプロレスっぽいなーって思います。

●ワニとシャンプー
初手、ワニシャンは卑怯!しょっぱなから、ももかが泣いててちょっとぐっときました。
あと、扇子買うの忘れてました。ちなみに、もうここで汗びっしょり。

●PUSH
一応、五輪応援ソングですからね。なんか、かなこの声がすごく女っぽくなっててびっくり。「負けたくない!」のところはみんなで言うがいいんですかね。

●Z女戦争
わん!わん!わん!わん!のところがすごく楽しかった!好きな曲だけど、やくしまるえつこの曲は難しいなー。

●DNA狂詩曲
かなこのソロのところが好きなんで、それが生で聞けて良かったです!

●確かここで自己紹介かな?個人的にはあーりんとかなこができたのがよかった。あと、れにちゃんとももかはネジ外したらやばいことになるんじゃないかなww

●CONTRADICTION
イントロ流れたらテンションmaxってな曲。「ガチたてノリ~」のときの「ハイハイハイハイ!」の一体感いいよねー。隣の友人とも一緒になってやってました。

●D'の純情
めずらしい!「ダッシュ×4」のときぴょんぴょん飛んでたんですがとにかく楽しい。ロッテの応援みたいですね。

●キミノアト
この辺りから外が暗くなってきてサイリウムの綺麗さが際立って来ました。

●ミライボウル
確かにこれも珍しいかも。

●ももクロだョ!全員集合(子供祭り)
衣装替えのあとこの曲。あれだ。カトちゃんが来たときのあれだ。最初の振りでチャイマ歌いそうになったけどww

●天手力男
極楽門のイメージからか、夏と言えばこの曲のイメージ。せっかくこの曲なのに、れにちゃんのダンス見逃した・・・。スタンド席だったのでどーしてもスクリーンに。むむむ。

●キミとセカイ
最近やらないんで、てっきりもうやらないかと思ってたところに。

●BIONIC CHERRY
この曲のときに前の椅子に膝ぶつけて悶絶しましたwwこの曲は特に会場が一体になれるから好き。

●ニッポン笑顔百景
その前にV。林家木久扇との絡み。滑舌悪くて言えてないももか。V終わり吉田兄弟が再び登場。
曲の感想としてはすごい盛り上がる曲だし、これからも定番曲になっていきそう。

●林家ペー・パー「???」しおりんと涌井が同じ誕生日ってとこで普通に「へー」とか言ってしまった。
衣装チェンジとはいえちょい蛇足。

●ピンキージョーンズ
そんな会場がポカンとしてる中、PJ。良かったのか・・・?

●労働讃歌
続いて労働。ラップの部分も一体感あるし、オーケンはすげえなあ。「ぐーるぐる!」ができて満足。

●Chai Maxx
きました!僕の中でのメイン。でもスタンド席だと椅子があるから踊りにくいよー!
斜め後ろの方は古参みたいで、僕も友人も一緒に踊ってました。

●松崎しげるSSA発表「愛のメモリー」
南国ピーナッツさん!ももクリ2デイズ。さいたまスーパーアリーナ。ひゃー。

●サンタさん
上の流れでまさかのサンタさん。夏に聞くとは思わなかったわ・・・。

●行くぜっ!怪盗少女
きたっ!「へんしーん!」と「ちーまーなーこ!」と「あーりんわっしょい!」が出来たので満足。

●スターダストセレナーデ
ゴンドラでみんな回ってるんだけど、ももかだけ自転車wwやっと乗れるようになったんだね。
しおりんも前みたいなことあったのに、すごいなあ。ここはももかがやばかった。

●ココ☆ナツ
スタンドまで水来るかなって思ったけど来なかった!隣の友人が後ろの古参さんとココナツサークル参加してたけど、僕の位置からはちょっと遠かったww

●ももクロのニッポン万歳!
東北はもちろん、八月六日の前日ってので広島にも気合入ったなー。ただ、自分が広島出身ってのもあるけど。
●コノウタ
最近この曲が締めに使われるのが多いですね。定番化?

--アンコール--
●走れ!
僕がももクロにはまる理由になった曲なのでちょっと感慨深いものがありましたね。
最後、暗転してのサイリウムの海、3万7000の数はほんとすごい。スタンドでもすごいんだから
舞台から見たらもっとすごいんでしょう。たぶん会場だったから曲を楽しもうという気持ちがあってアレだったけど、おそらくLVで見てたらかなこのソロで泣いてるはず。

●猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」
ゾーンループだっけ・・・?すごかった!!投げてる!!打ってる!!みたいなww

●オレンジノート
れにちゃんの好きな曲で「まさか全力少女!?」と思ったけど、んなことなかった。
でも、オレンジノートも好きな曲だから良かった。前に秋葉原でライブやってて立ち聞きエリアみたいなのでこの曲聞いた時(ももクロを聞き始めたぐらいのときかな)、ふいに泣きそうになったことあったからどうなることかと思ったけど、走れ!と同上です。

●あの空へ向かって
「笑顔が一番!れにちゃん!」のとこで、あー、自分はれに推しだなあと再確認。

と、約3時間半を越える熱戦が幕を閉じたわけです。
以下雑記。
・セトリがスコアボードみたいになってる。
・バックスクリーンのステージに佐々木プロ確認。
・ソロとかは無し。
・FCが出来る。これに入らないとチケットが・・・ぶつぶつぶつ・・・
・サイリウムもちょっとイレギュラーなのを買ってきてしまう痛恨のミス。友人に一本(緑)貰って
非常に助かった。ありがとう!
・日本経済新聞(ウェブ版)にももクロの特集アリ。そう、プロレスに似せてるところがあるからやっぱりはまったんだろうな。
・今回は推され隊の2人がすごい輝いて見えました。あれだね、プロレスで例えるとタッグ屋みたいな感じ。もちろん、グループとして一つなんだけど、グループの中でタッグ戦線ならこいつらみたいなのあるじゃないですか。邪道・外道みたいな。そんな感じ。ももたまいはテイカーとケインの地獄兄弟みたいな感じ。


全員好きになることは絶対にないけれど、アイドルだから、テレビにいきなり出るようになったから、っていう理由で嫌うにはちょっと惜しい。世間を嫌う人間が一番世間に左右されてるんだよってことを言いたいです。邪道が王道になるとき、それは終わりを意味するのだけれど。まだまだ邪道を楽しみたいと思います。でも邪道が王道ってこともあるからね。

2週間前に見に行きました。
それでは感想です。



僕は映画監督を基本的には尊敬する。

なぜなら自分に、空間演出能力というのが無いから。
舞台演出というのが苦手だし、空間内に遊び心というのも見いだすことも難しい。

今回は蜷川監督ということで、映画「さくらん」に見られたような色感覚や女性観、写真家としての空間演出能力というのに期待して「ヘルタースケルター」を見に行った次第。

感想としては「沢尻エリカの自伝だなあ」という感じ。
だから、沢尻エリカである必要があったし、沢尻エリカが役にのめり込むのもわかるし、自身だから役に埋もれていくのも仕方がない話なわけだ。
ゴシップ好きとしては、沢尻エリカ演じるリリコが薬物に踊らされるシーンなんかを見ると「いずれ、こうなるんだなあ」と思ったり、窪塚洋介演じる男が「結婚は仕事なんだよ」と言ったりするところが、全て沢尻エリカに繋がる。

全身整形以外の事象が全て繋がる。なんだか「沢尻エリカの成れの果て」を見てるようで、上の通りゴシップ好きの僕としては、ニヤニヤしっぱなしだったわけです。

キャスティングは良かったと思います。蜷川さんが雑誌で「斜め上に真っ直ぐ生きてる人が好き」と言ってたけど、まあメンツ的にそういう感じ。
相変わらず窪塚は下手くそだけど上手いなと思った。
役者として上手い。というか面白いと言うべきかもしれません。
鈴木杏もいい味出してたんですが、個人的には水原希子。
彼女の目力という所が話のポイントだったと思うので、すごく良かったです。

色感覚の話ですが、あまりサポートになってなかったような感じ。
強いて言うなら、リリコが幻覚を見るとこでの色使い。まあ、あれもよくある手法ですからねえ。

最後。「人なんて5分で物を忘れる」というとこで浜崎あゆみが流れたのはすごく意味深でしたね。
ましてや、今回のような話で。


数日に分けて書いたので論調がバラバラですが、まあ推敲せず挙げます。






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