毎年、どこかの中学が必ず出します。

 入試年度に関する問題。

 今年は「2024」をテーマにした問題をどこかの中学が必ず出ます。

 これは灘が2002年に出した問題が最初だったような気がします。

 

 2002=1001×2

 1001=7×11×13

 

 1001の素因数分解は定番で上位校を狙うならこれは必須です。

 

 で、たぶお式のオープンチャット(636人)で今年の予想問題を募集しました。

 当然、子どもたちは「2024」を素因数分解する問題を考えると思いました。

 

 しかし、予想が外れました。

 でも、いろんな意味で面白かったです。

 何はともあれ、子どもたちの作った問題から、ご紹介しましょう。最初は小3の男の子が作った問題です。

 

 

 パッと見た瞬間、小4以上なら塾で習った公式が頭に浮かぶのではないですか?

 たぶお式にもこんなプリントがあります。

 

ブロック3 角度(1)改訂版9ページ


 出題者の小3の男の子は上のプリントもだいぶ前に終わっています。

 だから、180の倍数と◯角形の関係は理解しています。

 ぼちぼち、灘中の過去問に挑戦できるほどの学力がついているのだから当然のこととです。

 

 では、他のお子さんはどうでしょうか?

 この問題が解けるでしょうか?

 

 オープンチャットでこの問題が公開されると、すぐに解答があがりました。

 驚くべきことに最初の解答者は小1の女の子でした。

 

 

 答案に関するお母さんからの投稿もありました↓

 

角度入門(2)だけ取り組んでいる最中で、ブロック3補充の角度(3)はまだ未修です。
地道に図を描きながら三角形からやっていって、角が一つ増える→+180°に気づき、あとは最近覚えはじめた18の段で目安をつけていました。

 

 角度入門(2)は45の倍数に関するプリントだから、今回の問題とは関係ありません。

 三角形の角度の和が180度なることは知っていたようですが、三角形の組み合わせで◯◯角形の角度数を出す方法は自力で考えだしています。

 これはすごい!

 

 しかし、驚くべきことに小1の女の子でこの問題を解けた子が他にもいました。

 

 

 一見すると、解き方は先の女の子と同じように見えます。


四角形の対角線まで書いてあげたら、あとは速かったのですが、
図鑑か何かで四角形が360°なのは知っていたと、後から本人から聞いたので、
すぐヒントをあげてしまうのは良くないですね😓

楽しかったそうです‼︎ありがとうございました😊

 

 こちらは、三角形の角度が和が180度になることは知らなかったようです。

 四角形の角度の和が360度であり、これを使って三角形の角度の和を出し、そこから解答を出しています。

 小1、すごすぎる!

 

 一方、小4も解いています。

 こちらは余裕で解いています。鼻くそをほじくり丸めて飛ばしながらでも解けるという感じでした。

 

 

 まあ、東海地区の上位30しか入れない日能研Zクラス合格、全国統一小学生テスト偏差値80ごえのお子さんなので当然といえば当然の結果です。

 

 

 

 最後に、ちょっと辛口のコメントです。

 問題自体はよく考えているし面白い。小3でこれをつくれるのはすごいとしか言いようないです。

 しかし、残念ながら、これは入試には出ません。

 なぜか?

 これ、2024である必然性がないです。

 2000でも

 2023でも

 解答は同じ13角形です。

 

 そう考えると、やはり灘中の問題は二重三重によくできています。さすが灘ですね。

 

 

 

 

 

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