4月4日 16:02 
4月がスタートしました。

4月は年盤と月盤が重なります。
なので2024年の運勢が色濃く出て吉凶がはっきりする
全ての星にとって、とても重要な月になります。

年盤は甲辰三碧木星
月盤は戊辰三碧木星
違うのは天の氣だけ。

年盤は甲(きのえ)、
月盤は戊(つちのえ)
なかなか激しい氣の月です。

の影響で年盤・月盤ともに
戌(いぬ)に破壊殺がつきます。

4月16日から5月4日までは土用期間になりますので、
草むしりや植物の植え替えを予定している人は、
4/16より前か5月5日以降にしてくださいね。

 

氣の思想とは、
約1万年前、

人類が農耕と牧畜を始めた頃に

生まれた思想です。

 

 



それ以前の人類は、

狩猟採集を行っていたので、

マンモスやサーベルタイガーなどの、
大型動物を狩って生活をしていました。

 

 

 

 

人間は、

自分よりも大きな獲物と

戦わなければならなかったので、
強い肉体と精神を必要としました。

 

 

 

 

狩猟は自然のほうに主導権があります。

獲物が獲れるか否か、

今日死ぬのか生きるのか、

 

そんな切実な問題に対して

人間のコントロールが及ばない

要素が多分にあります。

 

 

 

 

そんな時、

おまじないとして、

あるいは、

人間の持ち得ない能力を

得るために

 

 

 

 

顔にペインティングをしたり、

体に入れ墨をしたり、

鳥の羽を頭につけ、

動物の角を腰にまきつけたり

することによって、

 

 

 

 

内なる神秘的な力を

取り込もうとしていました。

 

 

 

 

やがて

農耕生活へと変化していくと、
作物を育てるには、

太陽の光や雨、

土の力が必要であり、

 

 

 

 

また、種まきに適した時期や雨期、

収穫の時期などがあることがわかってきて、
春夏秋冬の四季があることを知ります。

 

 



そこで人間は、

自分の内側ではなく、

外側(宇宙)に

自分を超える巨大な力

働いていることに氣がつくのです。

 

 



そして、

約5千年前に宗教が生まれ、

その地域では、

その人間の外側にある

巨大な力のことをと呼び、

中国では太極と呼びました。

 

 



太極とは、

北極星のこと。


強い光を放つ

動かない星(北極星)があり、

その星を中心として、

宇宙の星が整然と並び、

規則正しく運行している。

 

※北極星は正確には

動いていないように見えるだけです

 

 

 

 

古代中国の天才、伏義(ふぎ)が

その天体の動きと

川の乱流が作り出す渦を観察し続けて、

氣の流れを発見し、

「河図洛書」(かとらくしょ)という、

氣の思想を記しました。

 

 

 

 

河図は黄河から現れた龍馬の背に

書いてあったという図です。

易の八卦はこれをかたどって作られました。

 

洛書は夏王朝の時代に

洛水から現れた

神亀の甲羅にあったという文様で、

これに基づいて

洪範九疇(こうはんきゅうちゅう)

を作ったといわれています。

 

「河図」と「洛書」をあわせて

「河図洛書」といいます。

 

 

 

 

この「河図洛書」には、
後に氣の思想から生まれる、

易の八卦や九星氣学の元となる、

先天定位や後天定位が書かれています。

 

 

 

 

そこには、

数字や方位、陰陽、

五行などが記されています。

 

 



1万年前に生まれた氣の思想は、

5千年前に伏義によって、

書物が残されたことにより学問となり、

氣学や易が生まれます。

 

 

 

 

氣学とは、正式には

「九星気学風水」といって、

世の中の全ての事象を、
天の氣である十干、

人の氣である九星、

地の氣である十二支

を用いて、

みていくものです。

 

 



易は、

伏義が八卦を作ったといわれ、
周の時代に、

文王が六十四卦を完成させ、

その後、

孔子が近代的な文章としてまとめあげて、
が完成します。

 

 



現代に伝わっている易は、
周の時代に作られたものなので、

周易と呼ばれたり、

儒教の経典ともなっていたために、

易経とも呼ばれています。

 

 



それらの、

氣の思想を医学的に発展させてきたものが、
漢方(中国医学)となり、
およそ2千年前に

「黄帝内経」という

中国最古の医学書がまとめられています。

 

 



氣の思想や歴史には、

諸説あると思いますが、
このような流れがあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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