四柱推命には、命式の中に
「十二運星(じゅうにうんせい)」
と呼ばれる星があります。
「胎(たい)」「建禄(けんろく)」「帝旺(ていおう)」……
中には「病(びょう)」や「死(し)」なんていう文字もあって、
「えっ、『死』って縁起が悪いの…?」
「『病』って病気になりやすいってこと?」
と、漢字のインパクトに
ドキッとしてしまう方も少なくありません。
でも、どうぞ安心してくださいね!
これは吉凶を占うものではありません。
実は十二運星とは、
「お母さんのお腹に宿ってから、
人生を生き、
やがて天に還って魂になるまでのサイクル」を
12のステージになぞらえて表したものなんです✨
人の一生を思い浮かべてみてください。
まだお母さんのお腹の中にいる頃。
生まれたばかりの赤ちゃん。
少しずつ成長していく子ども。
社会に出て活躍する大人。
そして、年齢を重ね、人生を振り返る時期。
人の一生には、さまざまなステージがありますよね。
十二運勢では、この「人生の流れ」を12の段階に分けて考えます。
つまり、
「あなたは今、何歳ですか?」
という現実の年齢を見るのではなく、
「あなたの命を動かしているエネルギーは、人生のどの時期にあたるものですか?」
と見るんです。
ここが、十二運勢のとても面白いところです。
あなたは「どんなエネルギー」をまとっている?
人は誰しも、
この12のサイクルのどこかのエネルギーを
強く持って生まれてきています。
「子どものように純粋に吸収するエネルギー」なのか、
「働き盛りの大人のように着実に形にするエネルギー」なのか、
あるいは
「肉体を離れて自由に羽ばたく魂のエネルギー」なのか――。
自分がどのステージのエネルギーを原動力にしているかを知ると、
自分の性格や才能の理由がスッと腑に落ちてきます。
それでは、命が巡る12の旅を順番に見ていきましょう!
命が巡る「12の人生サイクル」
十二運勢には、
胎・養・長生・沐浴・冠帯・建禄・帝旺・衰・病・死・墓・絶
という12のステージがあります。
これを人生の流れに重ねてみると、こんなイメージです。
① 胎(たい)[胎児]
「これから始まる」エネルギー
まだお母さんのお腹の中。
これからどんな姿にもなっていける、
可能性に満ちた段階です。
だから「胎」のエネルギーを持つ人は、
新しいことに興味を持ったり、
「これもやってみたい!」
「あれも面白そう!」
と、いろいろな可能性に目が向きやすい。
まだ形が決まっていないからこそ、
可能性がいっぱいあるエネルギー
なんですね。
② 養(よう)[赤ん坊]
「守られながら育つ」エネルギー
生まれたばかりの赤ちゃん。
自分一人では何もできません。
周りの人に守られ、愛情を受けながら、
少しずつ成長していきます。
だから「養」は、
安心できる環境や、人とのつながり
がとても大切なエネルギー。
そして、人から愛されること、
人を大切にすることにもつながります。
③ 長生(ちょうせい)[幼少期〜小学生]
「ぐんぐん成長する」エネルギー
子どもが成長していく時期です。
見るもの、聞くもの、触れるもの。
何でも吸収していきます。
「これ何?」
「どうして?」
と、興味を持ったことをどんどん学んでいく。
だから長生は、
成長・学習・吸収力
のエネルギーです。
「いくつになっても成長したい!」
という人にも、ぴったりのイメージですね。
④ 沐浴(もくよく)[思春期・青春]
「世界を知り始める」エネルギー
子どもから思春期へ。
自分の世界がどんどん広がっていきます。
好奇心も旺盛になります。
「もっと知りたい」
「もっとやってみたい」
「こんな世界もあるんだ!」
と、いろいろなものに心が動く。
感受性が豊かで、
夢やロマンを追いかける力もあります。
⑤ 冠帯(かんたい)[成人・社会人デビュー]
「大人として社会へ出ていく」エネルギー
成人し、
「私はこういう人間です」
と、社会の中で自分を確立していく頃。
おしゃれをしたり、身だしなみを整えたり、
「人からどう見られるか」
を意識するのも、この時期の特徴です。
だから冠帯は、
華やかさ・社会性・自分を表現する力
につながります。
⑥ 建禄(けんろく)[一人前の社会人・働き盛り]
「一人前として、しっかり歩く」エネルギー
社会人として働き、
自分の力で生活し、
責任を持って人生を築いていく。
そんな「一人前の大人」のエネルギーです。
堅実で、努力を積み重ねる。
コツコツ頑張って、
自分の力で人生を安定させていく
そんな力を持っています。
ちなみに私は、この「建禄」です。
だから私の十二運勢は、
「一人前の社会人」のエネルギー。
そう思うと、
「なるほど……」
と思うところもあります(笑)。
そして、月柱は「沐浴」。
仕事面では好奇心旺盛です。
⑦ 帝旺(ていおう)[頂点・トップ]
「人生のピークで輝く」エネルギー
そして、ここまで来ると、
人生のエネルギーは最高潮。
それが「帝旺」です。
まさに、
「絶好調!」
というイメージ。
自分の力を存分に発揮し、
人の上に立ったり、
周りを引っ張ったりする力もあります。
だから帝旺には、
強いエネルギー・リーダーシップ・カリスマ性
があります。
ここまでを見ると、
胎 → 養 → 長生 → 沐浴 → 冠帯 → 建禄 → 帝旺
と、だんだんエネルギーが高まっていくのがわかりますよね。
でも……
ここから、少しずつ流れが変わっていきます。
エネルギーが下がる=悪い、ではありません
帝旺をピークに、
今度は「衰」「病」「死」「墓」「絶」
へと進んでいきます。
すると、
「えっ?
じゃあ、後半の星を持っている人は運が悪いの?」
と思ってしまいますよね。
でも、
まったく違います。
ここが十二運勢を理解するうえで、
とても大切なところです。
人生って、
ずっと元気いっぱいで走り続けることが幸せでしょうか?
違いますよね。
若い頃には若い頃の良さがあり、
年齢を重ねたからこそ見えるものもあります。
若い頃には気づかなかったことを、
人生経験を積んだからこそ理解できることもあります。
⑧ 衰(すい)[会長・長老]
「経験を知恵に変える」エネルギー
ピークを越えて、少し落ち着いてくる時期。
でも、これは衰えていくというだけではありません。
これまで経験してきたことが、
少しずつ「知恵」になっていきます。
若い人のように勢いだけで突っ走るのではなく、
「これは、こうしたほうがいいな」
と、経験から判断できる。
落ち着き・知恵・適応力
を持ったエネルギーです。
⑨ 病(びょう)[療養期・ベッドの上]
「感性や心の世界が深くなる」エネルギー
ここで、
「病……?」
と、ちょっと心配になりますよね(笑)。
でも、もちろん病気になるという意味ではありません。
感受性・イマジネーションを発揮
肉体を休め、静かに過ごす「療養」のエネルギー。
体が制限されるぶん、
心や意識の世界がどこまでも広がります。
優れた直感力、
豊かなイマジネーション、
芸術的な感性を司る星です。
⑩ 死(し)[肉体の活動停止・ゼロ地点]
「流れを受け入れ、自分と向き合う」エネルギー
「死」という文字に驚かなくて大丈夫です。
これは文字どおり「死」を意味するものではありません。
自分と向き合い、流れを受け入れる
肉体の活動が止まり、
純粋な意識だけになる「静寂」のエネルギー。
嘘やごまかしのない純度の高い集中力を持ち、
一つのことをとことん極める
職人気質やストイックな探究心となって現れます。
⑪ 墓(ぼ)[お墓・探究と保管]
「本質を見つめる」エネルギー
「墓」と聞くと、
またまた怖そうですよね(笑)。
でも、これも悪い意味ではありません。
一点集中で深く探求
魂が静かにお墓(場所)に納まる「探究と保存」のエネルギー。
物事を深く掘り下げて研究したり、
大切なものを守り抜いたりする粘り強さと集中力を持っています。
たくさんの経験をしてきたからこそ、
表面的なことではなく、
「本当はどういうことなんだろう?」
と、物事の本質を深く考えるようになります。
だから墓には、
探究心・集中力・深く考える力
があります。
一つのことをじっくり掘り下げることができる。
研究者のようなエネルギーともいえます。
⑫ 絶(ぜつ)[魂・天の世界]
「すべてを手放し、新しい世界へ」
そして最後が「絶」。
人生のサイクルが一度終わり、
次の「胎」へとつながっていく、
その境目のエネルギーです。
だから「絶」は、
ゼロになることではなく、
次の始まりにつながる場所。
誰にも縛られない自由な発想
肉体を完全に脱ぎ捨て、
天へと還った「魂・宇宙」のエネルギー。
現実の枠組みや常識に囚われない天才的なひらめきと、
束縛を嫌う自由でピュアな感性を持っています。
そして、
「絶」から再び「胎」へ。
また新しいサイクルが始まります。
十二運勢は
それぞれ魅力的な面を持っています。
どの星が良くてどの星が悪い
ということはありません。
ただ、それぞれの星には
性質の違いがあり、
ひとりひとりの素敵な個性なのです。
「エネルギーの数字」も面白い
十二運勢には、
それぞれ1~12の「運勢エネルギー」という数字があります。
これは、
「どのくらい強いエネルギーを持っているか」
を数字で表したものです。
でも、ここでも注意したいのは、
数字が大きいほど良い、ということではない
ということ。
たとえば、
帝旺のエネルギーはとても強い。
だからといって、
「帝旺の人が一番幸せ」
ということではありません。
強いエネルギーには、
強いエネルギーだからこその生き方があります。
一方で、穏やかなエネルギーには、
穏やかだからこその魅力があります。
大切なのは、
自分がどんなエネルギーを持っているのかを知ること。
そして、
「私はこのエネルギーをどう活かそう?」
と考えることなんですね。
実際の年齢と、
十二運勢が表している「人生のステージ」は、
同じではありません。
たとえば、
実際には50歳でも、
「長生」のエネルギーを持っているかもしれない。
60歳でも、
「胎」のような、
「新しいことをやってみたい!」
というエネルギーを持っているかもしれない。
反対に、若くても、
「衰」や「墓」のような、
落ち着きや深い探究心を持っている人もいます。
だから、
「あの人は若いのに、なんだか落ち着いている」
「あの人は年齢を重ねても、いつも新しいことに挑戦している」
ということがあるんです。
それも、
その人が持って生まれた「人生のステージのエネルギー」
なのかもしれません。
あなたは、人生のどのステージのエネルギーを持っていますか?
人はみんな、
同じエネルギーで生きているわけではありません。
どんどん動いていく人もいれば、
じっくり考えてから動く人もいる。
新しいものに飛び込んでいく人もいれば、
これまでの経験を深く掘り下げる人もいる。
それぞれ違って、
それぞれに役割がある。
十二運勢は、
そんな人間の違いを、
「人生の12のステージ」
という、とても面白い視点から教えてくれます。
あなたは人生のどのステージのエネルギーを持っていますか?😊
自分の「十二運星」の調べ方
「私の星は何だろう?」と気になった方は、無料の命式作成サイトで簡単に調べることができます✨
▼ こちらのサイトから命式を出せます
https://chi92.suinavi.com/index.php
(※「四柱推命 無料 命式」で検索すると他にも色々なサイトが出てきます)
① 生年月日を入力する(生まれた時間・出生地は分からなくてもOK!)
② 命式表の【日柱(にっちゅう)】の列にある【十二運星】の欄をチェック!
※命式には「年柱・月柱・日柱・時柱」と並んでいますが、
自分自身の本質やプライベートな気質を一番強く表すのは【日柱】の星です。
仕事運や社会での見せ方を中心に見たい方は【月柱】もあわせて見てみてくださいね。
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8月の運勢























