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foo-d 風土

自然や芸術 食など美を 遊び心で真剣に

 待ち侘びて

  長月朔日(ながつきついたち)

   茶を点てる

 

  栗きんとんの

   甘き味わい

 

 

今日9月1日は東美濃地方の栗きんとん一斉販売日。

 稲穂が垂れ、栗がみのり、栗きんとんを食べると ようやく秋を心に感じます。

 写真は、何年間も何十店舗も食べ比べてきて、この地方で一番お抹茶に合うと思う「恵那寿や」の栗きんとんです。

 

 

お茶碗は河井寛次郎

小皿は濱田庄司

敷き皿は周之介たたら四方皿

美味しくいただきました。

先週、映画『至福のレストラン 三つ星トロワグロ』で料理やワインを見たあとはワインを飲みたいと思い、

ビストログルートンへ。

 古い時代のイタリアのビストロへ誘うような階段を降りてドアを開ける

 

 薄明かりに落ち着いたクラシックな雰囲気

  テーブル席を通り過ぎ

   一番奥

  バーカウンターの更に一番奥

 いつもの場所

   ここが私の定席

    一番落ち着ける場所

 

 

まず

 

★シャンパーニュ

  PONSON

   プルミエ・クリュ エクストラ・ブリュット N.V.

ミネラル感のあるふくよかな果実味が柔らかく軽やかな辛口

 

⚫︎ CHESSEフレッシュブラータ 無花果 生ハム カプレーゼ

モッツァレラチーズが優しくいい感じの美味しさがありトマトの酸味とモッツァレラチーズの食感が楽しい

  なかなかいい

 

★ビオロジックの白

エチケットがお茶目なアルザスワイン

 Henry Fuchs ALSACE2022

 ピノ・グリ種35%、リースリング種25%、ミュスカ種25%、シルヴァネール種15%

レモンの皮を含んだ感じのミネラル感のある辛口で微かなアルザスらしいやさしい甘さの自然派

 

⚫︎クリュディテ(野菜マリネ盛り合わせ)を少しだけ

  これもいい感じの美味しさ

 

★オレンジワイン フランス ラングドック

ÉTÉ INDIEN エテ・インディアン 2023

  品種:ゲヴュルツトラミネール   ドイツ語で香辛料の意味 白ワイン用ブドウ品種

 エテ インディアンは小春日和のこと。

これも結構美味しい。小春日和っぽい味?

美しいオレンジ色。洋ナシハチミツ、やや酸味のある香りでフルーティだがドライ

 

★CA' VEGAR CUSTOZA DOC

カ・ヴェガル クストーザ イタリア・ヴェネト

⚫︎宮城県ムール貝マリニエール

 ムール貝の白ワイン蒸し

 さらっと旨い どれだけでも食べられそう

 

ここから赤ワインへ

★ブルゴーニュ QJ Bourgogne Rouge

QUENTIN JEANNOT

 ブルゴーニュ サントネ村

樹齢約40年。ピノ・ノワール

イチゴやチェリーに近い甘酸っぱさ

結構美味しい

 

⚫︎チーズ盛り合わせ

 種類のバランスもよくどれもいい味わい

 

   ワインが進む

★Domaine Valérian 2022

 AOC Côtes du Rhône

ドメーヌ・ヴァレリアーヌ2022 

 コート・デュ・ローヌ

調べたらフランスのベストセラー・ワイン・ガイド『デュセール・ジェルベ』で、最高格付評価。

パリ農事コンクールや数々の金・銀賞等

 ブドウ品種グルナッシュ、シラー

いいワインだ

★Jorche Primitivo di Manduria Riserva2019

ホルケ プリミティーヴォ・ディ・マンドゥーリア リゼルヴァ

イタリア プーリャ

黒スグリ、チェリー タンニンも酸味もやや控えめなドライでバランス良い

ゆったりと美味しい料理で7種類のワインをいただきました。

 ここはグラスワイン中心で様々なワインが楽しめ、

  いつもゆったりとして いいお店 いい時間でした。

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ビストロ グルートン(bistro GLOUTON)

名古屋市中区錦2丁目10−26水野ビル B1F

 アクセス

   地下鉄伏見駅[1]徒歩2分

   052-229-8401

 

 或る賞織家の眼 大久保裕司展

 2024年7月13日(土)~ 9月23日(月)

古美術・骨董を通じて、青山二郎氏、秦季雄氏、白洲正子氏等の先達と実際に相見えた数少ない賞鑑家、故・大久保裕司が、洋の東西を問わず、飛鳥時代から近代に至るまで、自らの感性の赴くままに求めた集品の数々の展覧会です。

 大物より小さなものを集められるのが好きなようでした、

蒐集品は、日本の古代から近代までの陶磁器、ガラス、木工、金工、民間仏や小道具、朝鮮時代の諸工芸品から西洋アンティークまで幅広い内容で形成されています。

 歴史や思想には基本的に全く興味がなく、ものを理解するのに必要なのは感性であり、知識などは百害あって一利なしと常々言っていたといいます。

結構良いものも たくさんありました。

この建物は、最初期の東京駒場の日本民藝館が建て替えの時に移設したものです。

だから、柳宗悦の書斎も付属しています、

 

 

 恵那峡はワンコの散歩で時々来るのだが、犬4匹も連れてはお店になかなか入れないので、

(以前他に客がいない時はベランダでワンコたちとお茶をしたこともありましたが、)

久しぶりの訪問

 

 ここは自社の畑で無農薬有機栽培野菜作りから、ワインまで食材全てオーガニック

 

まず グラスワインを注文

 

全て自社の恵那峡ワイナリーの自然農法による本格ワイン 白 赤 スパークリング3種類

これらがなんとグラス1杯500円と普通のお店の半額位

今日は白ワインのシャルドネを注文

やさしい感じで飲みやすいシャルドネです。

 

ランチ

ネパール出身の女性がネパールの家庭で食べていた本格カレーランチ。カレーの辛さは、インド等と比べるとやさしいです。

ランチは、一種類のみ1200円。

ライスと惣菜プレート、ダルスープ、チキンカレー、ヨーグルト。

 

 

これで1200円かと思ったら

 更に飲み物とシフォンケーキまでついています。

  超お値打ちです。

 

ライスはちゃんと長粒米が使ってありそれに黒米少々。

 カレーには日本のジャポニカ米ではなく、ジャポニカ米に比べ熱を加えても粘り気が少ないインディカ米(長粒米)の方が合うんだな。

ヨーグルト

カレーの口直しに酸味と甘味がちょうど良い

コーヒー

シフォンケーキ

米粉で作ってある。米粉特有の微かなざらつきがあるがいい感じに膨れていて美味しい。

 手作り惣菜類は特にクセもなくどれも美味しくいただきました。

ちょっと食べすぎたかな😊

ご馳走様でした。

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カフェ・ヴィンヤード

岐阜県恵那市大井町2709-382

0573-22-9728

水曜日~日曜日11:00〜16:00

定休日:月曜日,火曜日

 ここは障害者介護事業のチェリッシュ企画の経営で野菜作りから食材販売、飲食業まで行っており、この店は恵那峡遊覧船乗り場側にあります。

岐阜県恵那市大井町2709-382

駐車場4台

バス停恵那峡公園前/東鉄バスから徒歩3分バス停恵那峡/東鉄バスから徒歩5分バス停公園口/東鉄バスから徒歩5分

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 恵那峡ワイナリーは2020年に新設された岐阜県恵那市にあるワイナリーです。 母体であるチェリッシュ企画は障害者介護事業を16年間続けておりワイン事業は、 障がい者の自立を支援する事業の一つとして誕生しました。 彼らの健康のためにも自社で栽培するぶどうは無農薬で行い、安心安全なぶどうを収穫し人にも地球にもやさしい自然農法での農業を目指しています。

将来、一人ひとりが自立した生活を営むことができるよう、農業での訓練を支援しながら本格的なワイン造りを手がけております。

長月を迎える生花

 

《今回の花材》

ミツマタ

クルクマ

ミニアスター

タマシダ

 

秋の爽やかな風を受けて進む帆船のイメージで

 

 

 

 

 

 

 

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花器 「勾玉の花器揃え」

2019年秋 作陶

永遠の生命力を現す「勾玉」二対で、愛する者達が長く惹き合いながら生きていく世界を想いながら

2019年秋に作陶しました。

 

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長月とは

秋になり日が徐々に短くなり、夜がだんだんと長くなっていく月なので、長夜月と呼ばれていましたが、いつの間にか短くなり長月と転じたそうです。

 

 

夕焼け

 小焼けの

  赤とんぼ

追いかけて

 なんど追いかけ

   逃げられた

   幼き日の

    秋の夕暮れ

 

 ひぐらしと

  赤とんぼ舞う

   夕暮れは

    心ばかりの

   夕の涼みか

 

 

      《 恵那峡にて 》

 『至福のレストラン

  三つ星トロワグロ』

 4時間の超大作ドキュメンタリー映画

2024年8月23日より放映開始で早速 観てきました。

 

 

 

 55年もの間、 ミシュラン三つ星に輝き続けるフレンチレストラン『トロワグロ』の厨房で実際にメンバーが調理する過程、新しいメニューが創造される瞬間、接客、食事風景のみならず、マルシェやオーガニックの農園や牧場、チーズ工場へ赴き、パーマカルチャーに取り組むなど、を巨匠フレデリック・ワイズマン監督が、4時間に渡って全貌に迫るドキュメンタリーです。

 

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案内より

  今から4年前、 トロワグロで友人とテーブルを囲んだワイズマン監督が、レストランで繰り広げられた

 『もてなしと料理という“芸術” 』に心を打たれ、その場でドキュメンタリー映画を撮らせてほしいとオファーして作られた4時間のドキュメンタリー映画。

 

 樹々と湖に囲まれた印象派の絵画のような村 ウーシュに佇む世界の美食家たちが夢見る 〈トロワグロ〉 訪れた者すべてを虜にする秘密とは?

数ある三つ星レストランの中でも、世界の美食家たちが生涯で一度は訪れたいと願うことでも名を馳せる〈トロワグロ〉とは、 トロワグロ・ファミリーが、 1930年にフランスの中部で創業したフレンチレストランだ。 映画では、2017年に建築家パトリック・ブシャンがウーシュに建てた、周囲の自然と解け合いながらそこにモダンな一筆を加えた新しいレストランを主な舞台に、オーナーシェフ3代目のミッシェルと4代目のセザール、さらにスタッフたちの終わりのない食への追求の日々を捉える。

 マルシェでの日々の仕入れ、開店前の予約客のアレルギーとメニューの確認、ステージのように広々とした厨房で、 司令塔の指示のもと多様な国籍の料理人たちが丹念に調理する過程、ホール担当の洗練されたサーブと心躍る料理のプレゼンテーション、博識と感性に基づいたソムリエのワインへのコメント、テーブルに立ち寄り客を会話でも楽しませるシェフ。これらレストランの1日が、朝から夜へと縦の軸として描かれていく。

一方、点描のようにアクセントとなるのが、新しいメニュー開発への飽くなき挑戦だ。かつてない組み合わせや味つけが閃く瞬間、繰り返される試作と試食、忌憚

なきディスカッションという創造の時間だ。観る者は、天性の才能と途方もない努力から、芸術作品が誕生するエキサイティングなプロセスに立ち会うことになる。

 

素晴らしい映画でした。

 

 😆ビックリ!

 紫蘇や醤油、わさびなど早くから日本の食材を取り入れているトロワグロですが、その厨房に普段私も自宅や蕎麦懐石で使っている『かめびし』の濃口醤油がありました。なんか嬉しかった😁。 (『かめびし醤油』は娘の店オーガニック食品の『ラハールでも濃口と薄口とを販売しています)

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『至福のレストラン

  三つ星トロワグロ』は、途中10分の休憩を含めて4時間の大作です。

中部地方では名古屋市伏見のミリオン座で、昨日2024/08/23より上映されています。

 

 映画は美味しそうな特別な料理やワインがたくさん出てきますが、

  見終わると やたらとワインが飲みたくなり、映画終了後、近くのフレンチで、まず、シャンパーニュを一杯。

 ほっと一息。 

 

 映画ではマダム・ルロワのワインの話が出てきたから飲みたかったけれど、ルロワはあまりにも桁違いに高価なのであきらめて、アルザスやローヌのオレンジワイン、イタリアの赤、ブルゴーニュの赤など8種類ほどを楽しんできました。

暑さゆへ
 涼をもとめて
  奥山に

 ひぐらしの
  声聞く時ぞ
   秋はすぐそこ



あまりにも暑い毎日なので、

毎日 梅の蜂蜜漬けを食べ 梅の蜂蜜ジュースも飲んでいます。

 

 地元の自然な梅、地元の山の山桜蜂蜜、全てが地産地消、身土不二、三里四方の梅蜂蜜漬けは、私が行っているオーガニック料理、「物語のある料理『野の花料理・恵那の野山の 蕎麦懐石』」で料理に使用するために作っているものです。

 岐阜県恵那市街から車で15分位 山に自生している1本の梅の大木があり、この自然に実った梅の実を採ってきて、どれも赤みを帯びて甘い香りがあふれてきて皮が熟成で破れそうに完熟するまでお日様にさらしたものを、エキスがよく回るようにフォークで何度も何度も突き刺して、8ℓ瓶にいれて、地元の 山桜蜂蜜500gを4本分加え2年間熟成させたものです。 

  (水は一切加えず、蜂蜜と梅から出てきた水分だけです。)

 砂糖漬けだと少し角のある甘さになりますが、これは豊穣の甘さになります。

 

 

 「物語のある料理『野の花料理・恵那の野山の 蕎麦懐石』」は、体にやさしいオーガニックで、砂糖は体に良くないので一切使わず、甘味は人参やその他野菜などから出るものを使い、スイーツにはメープルシロップ、蜂蜜を使っていますが、何よりも食材同士の相性を大切にしていますから、藤の花漬には地元の藤の蜂蜜、柚子の蜂蜜漬には地元の柚子蜂蜜という様に、一番の組み合わせを選んでいます。

 梅は花が咲く頃はあまりにも寒いので蜜蜂は冬眠中。なので、春最初に取れて、梅もバラ科サクラ属なので、山桜蜂蜜を使用します。

 蜂蜜は地元の堀養蜂園製しか使いませんが、これも恵那の山中の自然な山桜の蜜を蜜蜂が集めたもので、2024年8月3日の美味しいはちみつを選ぶコンテスト「第7回ハニー・オブ・ザ・イヤー」で「最優秀賞」と「来場者特別賞」のダブル受賞した日本一美味しい蜂蜜です。

 皮が剥けそうなくらいに完熟した梅は、2年も蜂蜜に漬け熟成させていると、自然発酵してアルコール濃度が3~7%くらいになり、少し茶色になり、瓶の底の方のものはピューレのようにドロドロに溶けて、多くのものが皮が剥げて、剥けてないものはごく少数と、見栄えは良くありませんが、トロトロに柔らかくとても美味しいです。

 トロトロ梅は冷蔵庫で冷やしておいてから食べますが、口の中で実がトロトロッと溶けて とても美味しいです。

梅ジュースは炭酸や水で3倍くらいに伸ばして飲んでいますが、きれいな酸味と柔らかい甘さです。

美味しくて健康効果もあります。

1、抗菌・抗ウイルス作用

2、疲労回復

3、胃腸を整え

4、血圧の上昇を抑え

5、骨を丈夫にする

6、血をサラサラにする

7、抗酸化作用

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 2022年に沢山実って漬けたこの梅ですが、今年は全く実が付きませんでした。 

 子孫を残すのが大切な勤めなのに、3月に花が咲いた時に雪と寒波そして高温。小さな実が付いたころ、雹や霰が降り4月に猛暑があり流石の梅も、ここまでの異常な天候異変では自分が枯れてしまうと思ったのでしょう、少しだけど実った全ての実さえ落としてしまい一つもなくなりました。 身を守るために大切な子供を殺してしまった梅がとてもかわいそう。

 気候変動は人災です。

季節毎にずーっと見てきた私も

この梅のためにも、全てを感謝して美味しく食べてあげようと思います。そして来年はまた沢山の実をつけてほしいと思います。

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映画 「越後奥三面 -山に生かされた日々」

 すべてを自然から得るしかない閉ざされた村。人々は村の周辺の山から食料や資源を調達し、さらにその背後にそびえるヤマを神が住む場所として祈りながら暮らしていた。
縄文時代から続く暮らしに近い生活がたった40年前にありました。

 とても素晴らしい映画です。
民俗学に興味のある人はもちろん、昔の日本人の生活に興味のある方はぜひご覧ください。

上映は
名古屋市千種区今池のナゴヤキネマ・ノイにて、8月23日まで

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パンフより
新潟県の北部、 朝日連峰の懐深くに軌跡のように残されていた山村「奥三面(おくみおもて)」。  人々は山に生かされ、山を支えにして暮らしてきた。その最後の姿が、40年の時を経てよみがえる。

冬、深い雪におおわれた山では、ウサギなどの小動物、 そして熊を狩る。 春には山菜採りが始まる。 特にゼンマイ採りは家族総出で働き、戦争とよぶほど忙しい。
 慶長2年(1597年) の記録の残る古い田での田植え。 奥三面は縄文時代から人の住む歴史の古い村でもある。
 夏は、かつて焼畑の季節だった。川では仕掛けやヤスでサケ・マス・イワナを捕らえる。 秋には、木の実やキノコ採り。 そして仕掛けや鉄砲による熊狩りが行われる。
「山、山、 山・・・・・・。 幾多の恩恵、心の支え•••••山しかねぇな、 山の暮らししかねぇなぁ」とある村人は言う。人々は3万ha に及ぶ広大な山地をくまなく利用して生きてきた。

その奥三面がダムの底に沈む- 記録スタッフは、ダム建設による閉村を前に、 一軒の家と畑を借り、山の四季に見事に対応した奥三面の生活を追いはじめた。
40年前まで確かに存在した山の暮らし。
その喪失と記録が現代に問いかける日本を代表する記録映画作家・映像民俗学者の姫田忠義ひきいる民族文化映像研究所が、1980年から4年をかけて撮影。 昭和の終わりまで自然に寄り添う暮らしをつづけてきた村の最後の姿を、まるごとフィルムで残そうという執念により、世界にも類を見ない記録映画となった。 長らく公開の機会が限られていたが、 姫田の没後10年となる2023年にデジタルリマスターが完成。高精細の映像と音響により、二度と撮影することができな
い人類の遺産ともいえる本作がよみがえった。