春おぼろ
雲井静かに
月ひとり
胸に生まれし
淡きさびしさ
2026年 皐月朔
周之介
朧月(おぼろづき)は、春の夜に、霞や薄雲にかすんで柔らかく見える月を詠んだ春の季語です
「朧」「朧月夜」「朧夜」なども同じく春の季語
雲井 雲居 は 大空、天上、雲のある所
世界最高峰のファッション業界を題材にした映画。
5月1日から放映開始
かつて変化の激しいファッションの世界で企画経理デザイン運営全てを行い、商品企画の参考としてオートクチュール・プレタポルテ他あらゆるファッション情報を取り入れ分析するなど、寝る間も惜しみ生活すべてをこの世界にどっぷりと浸かり生きてきたものとして、この世界を離れてもファッション関連の映画や情報があるとどうしても見てしまいます。
2016年にとても話題になったトップファッションの世界の映画(プラダを着た悪魔)があり、素晴らしい映画でしたが、20年の歳月を経て続編が同じキャストで5月1日に放映されるというので、これは観るしかないと風切りの翌日行ってきました。
ミッドランドスクエア名古屋に入るとエントランスホールのシースルーエレベーターには赤いハイヒールのプラダを着た悪魔2の大きなポスターが貼られていて、
シネマのホールに入るとメリル・ストリープが着ていた赤いドレスが飾られていて、この映画を大いに盛り上げていました。
シネマ会場に入ると席は満席 案の定8、9割が女性。若い方が多い。
映画は私のいた世界とは比べ物にならないハイファッションの世界ですが、久しぶりにファッションの世界をのぞかせる映画。
20年という歳月は働き方もファッション界でも大きく変化しています。
出演者は皆、さまざまなブランドのウエア。
映像が流れる中、それらのすばらしいデザインを見ようと目が右に行ったり左へ行ったりキョロキョロ動かし追いかけ続け、とても目が疲れた。
何十年も前、ファッションショー等で動き回るマヌカンの衣装を追いかけ追いかけた懐かしい眼球の疲れ。経験した目の動きがよみがえり、 ああこんなだったなっ。こんな目の疲れだったな、と懐かしい感覚。 久しぶりの疲れ方 思い出の疲れ方。
とても素晴らしい、良い映画で、十分楽しみました。
二週間後くらいにもう一度みにいきたいとおもいます。
細かなストーリーは言わない方が楽しめるでしょうから、観てお楽しみください。
できたら、この映画を見る前に、20年前の第1作を観られることをお勧めします。セリフ、ファッション、社会その他20年の変化などこれで5割くらい余分に楽しめますよ。1を観られた方も再度観てからご覧になった方がより、楽しめます。
…………………………………………
トップファッション誌「ランウェイ」に存続の危機が訪れ、編集長のミランダ(メリル・ストリープ)のもとに、報道記者になった元アシスタントのアンディ(アン・ハサウェイ)が特集記事のエディターとして戻ってくる。一方でもう一人のアシスタントだったエミリー(エミリー・ブラント)は、ラグジュアリーブランドの幹部になっていた。
『プラダを着た悪魔』の20年ぶりとなる続編で、舞台となるトップファッション誌の危機にかつてのメンバーが再集結する物語を描いたドラマ。ファッション業界のアイコンでもある編集長のもとへ、報道記者となった元アシスタントの主人公が戻り、雑誌の存続のために再び共闘する。出演はメリル・ストリープやアン・ハサウェイ、エミリー・ブラント、スタンリー・トゥッチなどが続投するほか、ケネス・ブラナーやジャスティン・セローなどが共演。監督を前作に引き続きデヴィッド・フランケルが務める。
レディ・ガガも出演してステージで熱唱していました。
世界最高峰のファッション業界を題材にした映画。
5月1日から放映開始
かつて変化の激しいファッションの世界で企画経理デザイン運営全てを行い、商品企画の参考としてオートクチュール・プレタポルテ他あらゆるファッション情報を取り入れ分析するなど、寝る間も惜しみ生活すべてをこの世界にどっぷりと浸かり生きてきたものとして、この世界を離れてもファッション関連の映画や情報があるとどうしても見てしまいます。
2016年にとても話題になったトップファッションの世界の映画(プラダを着た悪魔)があり、素晴らしい映画でしたが、20年の歳月を経て続編が同じキャストで5月1日に放映されるというので、これは観るしかないと風切りの翌日行ってきました。
ミッドランドスクエア名古屋に入るとエントランスホールのシースルーエレベーターには赤いハイヒールのプラダを着た悪魔2の大きなポスターが貼られていて、
シネマのホールに入るとメリル・ストリープが着ていた赤いドレスが飾られていて、この映画を大いに盛り上げていました。
シネマ会場に入ると席は満席 案の定8、9割が女性。若い方が多い。
映画は私のいた世界とは比べ物にならないハイファッションの世界ですが、久しぶりにファッションの世界をのぞかせる映画。
20年という歳月は働き方もファッション界でも大きく変化しています。
出演者は皆、さまざまなブランドのウエア。
映像が流れる中、それらのすばらしいデザインを見ようと目が右に行ったり左へ行ったりキョロキョロ動かし追いかけ続け、とても目が疲れた。
何十年も前、ファッションショー等で動き回るマヌカンの衣装を追いかけ追いかけた懐かしい眼球の疲れ。経験した目の動きがよみがえり、 ああこんなだったなっ。こんな目の疲れだったな、と懐かしい感覚。 久しぶりの疲れ方 思い出の疲れ方。
とても素晴らしい、良い映画で、十分楽しみました。
二週間後くらいにもう一度みにいきたいとおもいます。
細かなストーリーは言わない方が楽しめるでしょうから、観てお楽しみください。
できたら、この映画を見る前に、20年前の第1作を観られることをお勧めします。セリフ、ファッション、社会その他20年の変化などこれで5割くらい余分に楽しめますよ。1を観られた方も再度観てからご覧になった方がより、楽しめます。
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トップファッション誌「ランウェイ」に存続の危機が訪れ、編集長のミランダ(メリル・ストリープ)のもとに、報道記者になった元アシスタントのアンディ(アン・ハサウェイ)が特集記事のエディターとして戻ってくる。一方でもう一人のアシスタントだったエミリー(エミリー・ブラント)は、ラグジュアリーブランドの幹部になっていた。
『プラダを着た悪魔』の20年ぶりとなる続編で、舞台となるトップファッション誌の危機にかつてのメンバーが再集結する物語を描いたドラマ。ファッション業界のアイコンでもある編集長のもとへ、報道記者となった元アシスタントの主人公が戻り、雑誌の存続のために再び共闘する。出演はメリル・ストリープやアン・ハサウェイ、エミリー・ブラント、スタンリー・トゥッチなどが続投するほか、ケネス・ブラナーやジャスティン・セローなどが共演。監督を前作に引き続きデヴィッド・フランケルが務める。
レディ・ガガも出演してステージで熱唱していました。
花材はいつも用意されるので、
どんな花々が用意されるのかな?
私の好みのものはあるかな?
違うものは?
生ける直前までわからないという面白さが 楽しい。
〈花材〉
イボタノキ
オリエンタルリリー
紅花
擬宝珠
ナルコラン
今回は、オリエンタルリリーが私の世界とはちょっと
異なった‥‥‥‥![]()
オリエンタルリリーとは、大型で香りが強く、豪華な花を咲かせるユリの園芸品種群(オリエンタル・ハイブリッド)で、日本原産ユリを基に改良された切り花・庭植え向きの百合。
広い会場で大きく使うにはとても良いと思いますが、家庭では蕾の時には良くても、咲くとバカみたいに大きく開き、少し間抜けのようにも見えてきます。
そして自己主張は他の花々が霞んでしまう。
と共に、その強烈な匂いはデパート1階の化粧品売り場のように強烈な臭いです。
とは言え、なによりも まず与えられたものはたいせつに。
下手な活け方ですが。
大きな花でも対応できるように花器も大きめの拙作 銘 「双龍」で活けてみました。
オリエンタルリリーはどれも蕾でしたが、他の花材とのバランスでは30%位小さければよかったな。
3日後、
大きく咲いたオリエンタルリリーは予想より大きいですね
。
やはりちょっと下品ですね
。
そして
開花と共に家中に匂いが・・・。
何も匂わない細やかさが好きなのでこれは 困ります。
…………………………………………
花器「双龍」は大地に眠る二頭の竜が目覚めて頭をもたげようとしているイメージで造りました。
化粧土を刷毛目 透明釉 天目釉を刷毛目 透明釉
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ユリは猫や犬には毒。万が一食べたりすると、嘔吐や致死性の高い急性腎障害等になる危険性があります。
ユリの花びらだけではありません。 葉、茎、球根、そして花粉に至るまで、植物のすべての部位が有毒ですから、猫や犬を飼われている方は要注意です。
私の家にも犬4匹と猫1匹いますから、
残念ですが、花が開いたらすぐ雄蕊を取り去り、写真を撮った翌日、オリエンタルリリーは家の外へ移し替えました。
薄紅の
桜散りゆき
つつじ咲く
映る水面も
紅染まりつつ
周之介
…………………………
春の色の
かたみに残る
桜花
散りゆく風に
つつじ咲くなり
飛鳥井雅経
飛鳥井 雅経(あすかい まさつね)は、平安時代末期から鎌倉時代前期にかけての公卿・歌人。
官位は従三位・参議。特に和歌に優れ、勅撰和歌集・新古今和歌集の撰者の一人
…………………………
色深く
咲ける躑躅の
花よりも
燃ゆる思いの
あらむとぞ思ふ
藤原教通
殺生関白 藤原道長の五男 官位は従一位・関白、太政大臣、 官位は従一位・関白、太政大臣、贈正一位
母同様、恋多き女流歌人で多くの高貴な貴族と浮き名を流す小式部内侍(和泉式部の娘)と恋仲になりなんとか射止める。
教通が小式部内侍のもとを訪ねることがとだえがちになった頃、教通は大病をわずらいます。やっと快復し、小式部に出会った時「死ぬほど苦しんでいたのに、なぜ見舞いに来なかったのか」と恨み言を言って通り過ぎようとしました。すると、小式部内侍が教通の直衣の裾を引きとめて
「死ぬばかり なげきにこそは 歎きしが 生きてとふべき 身にしあらねば」
(あなたの病気のことを死ぬような思いで心配し、辛くてたまらず、とてもお見舞いできませんでした)と詠みます。
この歌に教通は感動し、思わず彼女を抱きしめたのです。
…………………………………………
紅の春 鯉も恋
恋多き春ですね
高遠そばますやで、とても美味しく貴重な「入野谷在来種」の蕎麦を堪能した後、高遠城で観桜し、
駒ヶ根市の馬見塚公園で遠くに中央アルプスを望み桜とミツバツツジを同時にゆったりと たのしんできました。
高遠城の桜を見る時は必ず寄りますが、こちらの方が静かにゆったりと浸れて私の好みです。
福島県会津地方で受け継がれてきた郷土蕎麦に「高遠(たかとお)そば」があります。
辛味大根のしぼり汁に焼き味噌を溶かしたつゆで食べる辛つゆそばのことで、会津若松市では「飯豊権現蕎麦 桐屋 権現亭」、「徳一」「蕎八 かやの」等の有名店のほか50軒以上、福島県全体では7、80軒かそれ以上の店で提供されているようです。では、この高遠とはなんのことかご存知でしょうか。
高遠さんという人が作った? 高遠という地名?でしょうか?。
それは
長野県伊那市高遠町のことです。
では、なぜ福島県会津地方の蕎麦に信州の高遠の名が付いたのでしょうか?
江戸時代初期 会津藩の祖、保科正之に由来します。
1611年(慶長16年)二代将軍徳川秀忠の四男として生まれた正之は、7歳で信州高遠三万石の保科正光の養子となり、保科正之と名乗ります。
日本でそばを麺状に切って食べるようになったのは、(記録の最古のものは1574年(天正2年 織田信長が武田氏を破った長篠の戦いの前年)に長野県木曽郡大桑村の定勝寺の仏殿修理を行った記録の中ですが)この頃からで、まだ日本各地ではそばの実を煮たり団子状などで食べられていました。
また、醤油は室町時代後期に登場しますが、江戸時代初期まではまだ全国に普及していなく、蕎麦は、辛み大根のおろし汁と焼き味噌で食べる「からつゆそば」が一般的でした。
正之はこの高遠で蕎麦好きになります。
21歳で高遠藩主となった後、26歳で山形藩主となり、33歳(1643年(寛永20年))で会津藩初代藩主として会津に行きます。本来なら松平を名乗れば良いのですが、養父の恩を忘れず生涯保科正之で通します。
会津藩主として会津へ移った際に、高遠の蕎麦打ち職人も一緒に連れて行き、高遠のそば文化と「大根おろし・焼き味噌で食べる「からつゆそば」」のスタイルが家臣や民とともに伝わり、会津地方でも同じ食べ方が受け継がれ広く普及し、この食べ方を高遠に由来して「高遠そば」と呼ばれ親しまれてきました。
それから380年、長野県伊那市で、会津地方に「高遠そば」というものがあり、それは高遠城主の保科正之が会津にもたらした「からつゆそば」から付けられているということがわかり、1998年以降、その名が伊那市に逆輸入されて、伊那市高遠町でも高遠蕎麦という名で提供されるようになりました。
私は蕎麦好きで日本中の美味しいと言われる手打ち蕎麦店400店舗ほどで食べてきましたが、30年ほど前に、会津若松の桐屋 権現亭で飯豊権現蕎麦(いいでごんげんそば)や、高遠蕎麦などを食べていますが、おいしいです。
…………………………………………
桜の咲く毎年3月末から4月中旬は、毎年毎週桜を眺めに出掛けています。
まず、早咲きの桜を求めて京や滋賀、名古屋等、西や南の地方へ行き、翌週は地元や咲いていそうなところへ、 打ち止めとして北や東の方面、南信州では高遠、駒ヶ根等へ行っていますが、今年も打ち止めは南信州。
今回は「天下第一の桜」と称される高遠城→六堂堤という16000㎡もある大きな池の周りぐるりと桜満開→池のほとりを囲うようにソメイヨシノと大きなミツバツツジがほぼ同時に何十本も咲く馬見塚公園へ巡りました。
お昼は当然蕎麦ですが、高遠へ行く時は「高遠そば ますや」が定番です。
ところが、ますやのある場所が問題。
桜まつりの高遠城のすぐ近くを通らねば到達できない店なので、桜まつりの時は道が大渋滞。小黒川ICから13kmなのに1時間以上進まないこともある大変なところにある。
また、まつやは11時オープンですがいつも開店1時間前から客が並びオープンする前に1日分の蕎麦が売り切れてしまうこともある店。
数年前は11時に着いたらとっくに完売で、
昨年は出発が遅れて10時 30分到着でしたが、オープン30分前で、諦めていたがやはりとっくに売り切れでした。
今年 2026年4月12日
これらの事を予測して、なんとか開店の1時間以上前に行こうと、大きく迂回して裏道のさらに裏を通って、なんとか開店の1時間10分前、9時50分に到着。
順番表に書き込もうと見たら
なんと!。1番だった。しかし、10時になると車が続々やってきて順番表はすぐに埋まり、その後続々と客がきます。
外のベンチで1時間待ち ようやく入店。
1番で奥の席に案内され、
注文を聞かれ、
我々の注文が終わるまで次の客は外で待っている。
注文終わると2番目の客を案内され、
一組ごとに注文を聞き、次を入れていくスタイル。
………………
余談ですが、
私が打つ超々粗挽き蕎麦は、丸抜き(黒く固い鬼殻を剥いたそばの実)の挽きぐるみを篩いを使わないで、自家製石臼で手で挽いた一度挽きにしていて、蕎麦粉の粒子は微粉から最大で4メッシュ(約5mm位)位と日本で一番粒子の粗い超々粗挽き十割蕎麦で、太さは3.5mm位と超々太打ちです。
丸抜きで、鬼殻を入れない、苦味エグ味のない、そばの旨みだけをじっくりと引き出した蕎麦で、超々太打ちを噛み締めながら蕎麦本来の究極の甘み旨みを実感して楽しんでいただく蕎麦ですが、
私の造るものとは、同じ蕎麦でも別の世界で、ますやさんで出される蕎麦は全て鬼殻入りの黒っぽい蕎麦で、鬼殻の苦味、エグ味、旨みを一緒に楽しむ蕎麦です。
このおおきな違いを楽しめるのも嬉しい一つです。
今回注文したのは
高遠そばつゆの蕎麦三昧
(玄、入野谷、いなかの三種)1750円とお酒。
蕎麦屋酒
メニューを見ると3種類
高遠 黒松仙醸400円
高遠 やまむろ500円
伊那 斬九郎 500円
1合でこの値段。 ちょっと安すぎて不安。これは普通酒の値段だが(普通酒というのだが、普通ではなく添加物の入った普通ではないものが多い酒の総称(ただし、まともな良いものもある)) 大丈夫だろうか
でも、これしかないのなら、まともなものに当たるように祈りつつ、「やまむろ500円」を注文。
やまむろをネット検索をしてみると、高遠産の米、高遠の蔵元で高遠だけで販売される地酒で、
伊那市高遠町 株式会社仙醸
やまむろ 辛口純米
特定名称:純米酒
原料米:高遠山室産ひとごこち
精米歩合:70%
酵母:きょうかい901号
アルコール度:15%
純米酒だった。 よかった!とても値段やすく提供されている。
味わいはかすかにフルーティな辛口でややきれいめ。
高遠そばつゆは、味噌味つゆ。
まず 焼き味噌を半分と出汁半分を溶いて、辛み大根とネギを加えて待つ。
蕎麦 蕎麦三昧
(玄、入野谷、いなかの三種)
まず「玄」が出された。
⚫︎高遠産 玄そばの挽きぐるみ 外ニ蕎麦 60g位
(玄そばの挽きぐるみとは、外の黒く固い殻付きの玄そばのまま臼で轢いたもの)
(外ニ(そとに)とは、外二ハ蕎麦とも言い、そば粉10に対して2のそば粉を加えたもので、二八蕎麦より小麦粉が17%ほど少ないです)
蕎麦粉の粒子は30メッシュ位(0.595mm位)の粗挽き
太さは15本(畳んだそばの1寸の幅を15本に切る 2.2mm位)の超太打ち
いつも通り 何もつけないでそのうまみを楽しむ
挽きぐるみだが、この三種類の中では一番色が薄く一番ツルッとしている。
甘み十分 美味い
いい蕎麦だ。
三種類の蕎麦を食べ比べながらじっくりといただきます。
旨い蕎麦の食べ比べは 本当に楽しく うれしい。
2番目は
まぼろしのそば
⚫︎入野谷(いりのや)在来
長野県伊那市の山奥の奥、入野谷(いりのや)地区の在来種
(長野県伊那市の山奥の奥、日本のチベットと言われるコメも作れない急峻な谷で栽培される貴重な在来種。
標高約800~1200mの中山間地で、入野谷郷の内、ソバが栽培されている三峰川右岸はミネラル分を多く含んだ地層であるため、おいしいそばができたと考えられます。入野谷郷のそばのおいしさは評判を呼び、江戸時代には戸隠、川上とならぶ信州そば三大名産地とされていました。
昔はおもてなしや冠婚葬祭の際にはそばを打ち、振舞ったそうで、見ず知らずの方がそば食べたさに葬儀に参列したというこぼれ話もあります。このように、稲作に適さない入野谷郷では、そばがまさに命をつないだ食であり、生活に深く根ざしていました。それが近年絶滅したと思われていたが、2014年に標本としてたった20g保存されているものが見つかり、これを毎年増やしていったもの。
すこぶる美味しいが、あまりにも収穫量が少なく、地元の高遠の有名店でも常時は食べられない貴重品。
入野谷在来そばも椎葉産の様に非常に小粒で、味や香りの素となるたんぱく質や脂質の一粒あたり含有量が他のそばに比べて多く、風味も非常に強く、シナモンのような、アーモンドのような独特の香ばしい香りが特徴です。
蕎麦屋で入野谷在来これがあると聞けば必ず食べにいくくらいの大好きなそば品種のひとつです。)
さて、入野谷在来を食してみる。
鬼殻いりの十割蕎麦 田舎 60g位
蕎麦粉の粒子は「玄」と同じ30メッシュ位(0.595mm位)の粗挽き
太さも「玄」と同じ15本位(2.2mm位)の太打ち
これもなにも付けないで本来の味を楽しむ
噛みながら楽しむ蕎麦
しっかり腰があり、歯で噛み切る感じ。噛めば噛むほど旨味甘味が滲み出てくる。
入野谷郷の大地に由来するミネラルたっぷりの甘さ 旨味
旨い!
高遠味噌の出汁で食べると やはり味噌が勝ちすぎて蕎麦の旨みが消える
この出汁に辛み大根をいれて食べると とてもいい味だが 味噌の味が前に出過ぎてこの美味すぎる蕎麦の味が消える。
最高の蕎麦がもったいないと思ってしまう。
こういう出汁は真っ黒い蕎麦特有のアクを感じる強い田舎蕎麦に使ってあげると最良だろう。
普段からちょっと良い蕎麦の時は、その蕎麦の味を楽しみたいので何も付けないか塩で食べていて、私の場合この方が美味しい。だからいつもそばつゆ、薬味葱、山葵が余ってしまい蕎麦湯で使っている。
3枚目
⚫︎高遠産十割蕎麦 いなか
粒子はザラザラ 蕎麦屋では一番粒子が粗い20メッシュ位(0.841mm位)で、
太さは3mm(10本位)から4mmの太さの混ざる超太打ちだ。
私が打つ超々太打ち蕎麦は太さは3.5mm位だが、それよりも更に太いものが混ざっている。
これも美味い蕎麦だが、もっちりというより太すぎてややモサっとする。
入野谷在来を食べていなければすこぶる美味いというだろうが、入野谷在来の後なので譲ってしまっていましたが。
またまた美味い 旨い 蕎麦
蕎麦の耳が一緒についてきたから、味噌を巻いてたべる。
これは、野趣に富んで旨い!
ごちそうさま
さて、ここから徒歩でも20分ほどの「天下第一の桜」と称される高遠城へ向かいます。
ことしのさくらは気が早い
もう虹の彼方へ
行っているかもしれません
…………………………………………
高遠そば ますや
長野県伊那市高遠町東高遠1071
花は咲き
花はとびつつ
花絨毯
桜の園の
花いろランチ
迎賓館サクラヒルズ川上別荘で桜を堪能し
パーティー会場で素晴らしいヴェーゼンドルファーに再開した後は
ランチタイム
飲物をMenuで見るとワインはボトルしか無い。
今まではグラスワインが数種類あったのに。
何故? 残念
飲むのは1人だしお昼に飲むのにボトルでは多すぎる。 雰囲気的にはシャンパーニュから初めて白 赤と続けてワインなのに。
仕方なくビール。
しかし、歩き回ったので喉に気持ちよく流れる。
お皿にもサクラ
窓の外は満開の桜
⚫︎自家カラスミ 桜のスモークサーモン
メスクラン
ビーツ 人参のムース
(メスクランとは、ポルトガル語の動詞mesclarを訳したもので、「よく混ぜる」という意味で、基本的に柔らかい葉野菜のミックスグリーンです)
⚫︎マグレ鴨と日向小町のコンフィ
キヌアのグラン
バジルソース
クレームドゥバルサミコ
(マグレ(magret)」はフランス語で「鴨の胸肉」の意味で特にフォアグラ生産用に肥育した鴨の胸肉を指すことが多い。
フォアグラ採取後の胸肉なので、胸肉にフォアグラの芳醇な香りが移っており、繊細で特に脂は甘みを感じさせるほどの味とコクがあります)
宮崎県産の甘いトマト日向小町のコンフィがとても美味しい
お肉が不味いわけではないが、これが美味しくて、お肉は半分で良いからトマトをもう一つ欲しい
⚫︎新玉ねぎのポタージュ 奥三河のスービット
蛍島賊と菜の花
桜海老のフリッタータ
(スービットは真空低音調理
フリッタータ(Frittata)は、イタリア料理の一つ。オムレツに似た、タルト生地を省いたキッシュにも似た卵料理である。肉、魚介類、チーズ、野菜、パスタ等の具材を多目に入れ、塩胡椒と刻んだハーブ等で味付けすることが多い。アンティパストまたは軽めの主菜として供される
⚫︎米粉パン
結構美味しい 米粉パンにしてはすごく美味しい
⚫︎甘鯛エカイエ
ホワイトアスパラ
カリフラワーのデクリネゾン
ハーブオイル レデュクション
モルネー仕立て
鱗をつけて揚げる松笠揚げ(エカイエ)
鱗の細かなパリパリがいいね。
ミックスベリーパン
これも美味くできている
ちょっと甘いが美味しい
⚫︎イベリコ豚 春野菜のガルニチュール
ポルト酒のコンサントレ
⚫︎クレームダンジュ
桜と苺
氷温熟成珈琲
窓の外
木曽川を背に
風が舞う
花びら踊り
春酔いの宴
ゆったりと桜を堪能し
よき一日を過ごしました
さて、パーティ会場へ案内されました。
戸外は桜が美しい春の陽光
広い会場の最奥には、私の大好きなものが。
そう、
あの超絶技巧のリストとオスカーピーターソンが愛したピアノ、
ベーゼンドルファーが置かれています。
3年ぶりの対面です。
手が大きく指がショパンよりも一関節分位長く力強い超絶技巧でピアノをよく壊したと言われるリストですが、そのリストの酷使にも耐えて改善され世界一のピアノと言われる様になりました。
私はピアノでは、この重低音が特に響くベーゼンドルファーの音が大好きです。
しかし 日本の音楽会ではあまり使われていませんし、テレビでも滅多に映りませんから、実際に見る機会も聞く機会も日本では少なく寂しいです。
3年ぶりの対面。でも今日はその声は聞けません 演奏は無いと言われてとても残念。
でも、近くまで行ってじっくりと拝見。
ここのヴェーゼンドルファーは一般の黒いものとは全く違い、金色の鋭角三角形のアール・デコ調の強くたくましい脚を持ち 、どっしりと構え、どんな強い音にも何にも負けないという感じに赤を効かせた派手重厚な存在感です。
この赤とクロで統一しがっしりとした金属脚のベーゼンドルファーは、3500万円位するそうです。
以前も同じ桜の時期にここで、このピアノの演奏を聴きながらフレンチのフルコースを頂きましたが、今回は演奏は無く食事もライトコースです。
ベーゼンドルファーが聴きたかったなー。
さて 次回はランチです。
…………………………
ベーゼンドルファーは、オーストリアのピアノ製造会社。標準的な88鍵のピアノに加えて、低音部が拡張された92鍵および97鍵のピアノを製造していることで知られています。 (ここにあるものは92鍵でした)
かつて数々の歴史あるピアノブランドが長い年月で衰退していく中、その人気を長らくスタインウェイと二分してきました。
現代の世界四大ピアノメーカーは、スタインウェイ、ベヒシュタイン、ベーゼンドルファー、ヤマハで、いずれも150年を超える歴史を持ちます。
固い意思と剛毅さ、低音部の鍵盤の数も他より多く、どんな強い演奏にも負けない、世界の巨匠が選んだピアノです。
リストを代表にブラームス、ヨハン・シュトラウスなど数多くの音楽家に愛奏され、「ウィンナートーン」、「至福のピアニッシモ」といわれる美しい響きを継承してきました。
ベーゼンドルファーのピアノを特に愛用したピアニストとしてはヴィルヘルム・バックハウスが有名。ジャズ界においては、オスカー・ピーターソンが「ベーゼン弾き」としてよく知られています。
最近のピアニストではアンドラーシュ・シフ、パウル・バドゥラ=スコダ、イェルク・デームス、フリードリヒ・グルダ、ギャリック・オールソン、ヴァレンティーナ・リシッツァもベーゼンドルファーのピアノを好んで用いている。また、スヴャトスラフ・リヒテルも何枚かの録音を残しています。
世界四大ピアノの中でも最も高価なものです。
ベーゼンドルファーの音色は、深くあたたかく、やわらかに歌うように響くのが特徴です。特に中低音は豊かで、低音には重厚さと長い余韻があります。繊細なピアニッシモも美しく、「ウィンナートーン」と呼ばれる多彩でやさしい響きが、聴く人の心にそっと寄り添います。
一方で、スタインウェイは演奏会でもよく使われる様に、明るく華やかで力強く、どんな場面でも映える万能な音色。
ベヒシュタインは透明感があり、繊細で澄んだ響きが魅力です。
ヤマハは明るくバランスがよく、ジャンルを問わず親しみやすい優等生の様な音が特徴です。
それぞれに個性がありますが、ベーゼンドルファーはとりわけ繊細でやさしく心に響く音を持つピアノといえるでしょう。僕はベーゼンドルファーの低音部が特に好きです。
どんな楽器でもメーカーにより音色が大きく変わりますが、
例えば、サックスですと低音部に特に味のあるくせものセルマーが好きですし、フルートも世界に多くのメーカーがありますが、日本のムラマツの独特な音色が一番好き。
ヤマハは多くの種類の楽器を作っていますがどれも、とてもバランスよく優等生の音色。でもその良さが偏屈な僕にはちょっともの足りません。
かつてベーゼンドルファーは1980年までショパン国際ピアノコンクールの公式ピアノの一つでしたが、のちにヤマハとカワイとファツィオリが採用されたことにより公式ピアノから引退していますが、ウィーン・ベートーヴェン国際ピアノコンクールでは、使用ピアノはベーゼンドルファーだけと決まっています。
木曽川河畔の約7000坪もの広大な敷地に400本といわれる桜が満開の「迎賓館サクラヒルズ川上別荘」に重要文化財 貞奴の「萬松園」と迎賓館サクラヒルズ(後藤別荘)があります。
1000坪の萬松園は和の世界で、美しく映える趣深い空間。
後藤別荘は洋の世界でクラシカルな大正モダンの雰囲気。
和と洋に別れていますが、どちらも大正末期から昭和初期と、同時代の建物であり、和と洋がやさしく調和する世界です。
先ほど「萬松園」を堪能し、桜を眺めて後藤別荘の洋館へ向かいます。
後藤別荘は、日本で初めて毛織業を始めた後藤恕作が、岐阜県各務原市の木曽川畔に大正13年(1924年)に建てた豪邸の木曽川別荘で、所有者の変遷や一部解体を経ながらも、この場所に移築したもので、大切に受け継がれ、現在は結婚式場として新たな時を紡いでいます。
洋館の周りやその奥には400本といわれる桜が満開。本日は花の絨毯を歩いて見学です。
正面の洋館に入るとホールやウエイティングルームの壁や天井など至る所に桜が描かれています。ここも素晴らしい建物です。
2階へ


エミール・ガレ
建物や調度を見ていますと
アールヌーボーやアールデコのテクニックなどがこの建物の内外に少し見うけられますが、偶然ではないでしょう。
そういえば昭和初期の 丁度この頃欧米ではアールヌーボーからアールデコへの移行期でした
(アールデコ パリを中心とする1920年〜30年代の装飾様式で、1925(大正14)年にパリで開催された万博「現代装飾工芸芸術博覧会(アールデコ博覧会)」の仏語原題から、のちに命名された言葉です)
貞奴も後藤別荘もこの新しい芸術の波を感じて取り入れていたのでしょう。
館内を拝見した後は広いパーティ会場で
ランチですが、ここには私の大好きなピアノがあり、何よりもそちらから。
3年ぶりの対面です。
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迎賓館サクラヒルズ川上別荘
岐阜県各務原市鵜沼宝積寺町3-82-2
TEL 058-384-0700
桜の咲く頃 2日間だけ行われるという桜の宴へ行ってきました。
「迎賓館サクラヒルズ川上別荘」は、
木曽川河畔の約7000坪もの広大な敷地に、重要文化財 旧川上家別邸「萬松園」と、大正時代の迎賓館の「後藤別荘」が同敷地へ移設してあり、両方とも大正末期から昭和初期のほぼ同時代に建てられています。
萬松園は和の世界で、美しく映える趣深い空間、後藤別荘は洋の世界でクラシカルな大正モダンの雰囲気で、和と洋がやさしく調和するフォトスポットです。
広大な敷地に400本の桜
青空の下 満開と散りゆく桜を観ながら 稀代の女優・川上貞奴の別邸 重要文化財「萬松園」を拝見し、その後、同じ敷地内にある「迎賓館 サクラヒルズ (後藤別荘)」でフランス料理をいただくコースです。
まず最初は「萬松園」の見学から。
格式のある四脚門をくぐり、広いお庭を桜を観ながら玄関へ。
明治から昭和初期にかけて日本初の女優として欧米でも名を馳せた川上貞奴。彼女は福澤諭吉の娘婿であり「電力王」と呼ばれた実業家・福澤桃介のパートナーとして、政財界での交流や事業、そして実生活の両面で彼を献身的に支えました。
桃介が日本初の電力用ダム「大井ダム(恵那峡)」を建設する際、視察のために貞奴と頻繁に訪れていた縁もあり、岐阜県各務原市鵜沼の木曽川を一望できる高台に、彼女は別荘「萬松園」を建てました。
重要文化財 旧 川上貞奴 別邸 「萬松園」 昭和8年(1933年)建築
萬松園は敷地面積1000坪、建坪150坪を誇るこの邸宅は、総額で現代の価格で20億~30億円かかったそうです。
書院造りに数寄屋の意匠、さらには洋風の要素も取り入れ、南部鉄器瓦で葺かれた数奇屋風建物、洋風サロンルーム、萱葺き民家風の建物などが一体となった極めて凝った造りが特徴で玄関・広間棟、仏間・客間棟、田舎屋棟、茶室・浴室棟、台所・女中部屋等26もの部屋が複雑に連なっています。
特筆は26の全ての部屋、すべての廊下の意匠が異なり、敷居、鴨居、天井板、床、調度品さらには襖の引手に至るまで、全ての部屋ごとに独自のイメージと物語がごく自然に込められています。
例えば、天井の意匠だけを見ても、素材は黒文字の小枝、桜、竹、更に特別大きな節入りの板目などどうやって手に入れたのか不思議なものなどを使い、漆塗りや螺鈿。そして、組入天井、船底天井、網代天井、小組格天井、独自デザインの天井など、すべての部屋すべての廊下が異なった意匠で日本建築における天井様式のほぼ全てが一つの建物に網羅され ている様な感じで多岐にわたります。
どれ一つとっても奇を衒ったものや派手なものはなく、ごくごく自然に燻銀のような静の美で、機微の細やかさ、さりげないけどきちんと計算された手の入った素晴らしいレベルのものばかり。それらが調和し、部屋ごとに味のある雰囲気を出しています。
この建物の真に驚べき点は、
「全ての部屋が異なる意匠でありながら、建物全体として完璧な統一感がある」
という点です。
これらはどれも貞奴の感性で作られたそうですが、細部まで部屋ごとに趣向を変え、かつ違和感なく調和させることは並大抵の技量ではありません。
まさに貞奴の類稀なる感性の結晶といえます。もし彼女が造形作家の道を選んでいたならば、間違いなく世界的造形作家で人間国宝にもなっていたであろうと思います。
私も日本各地の建物をいろいろ見ていますが、
これほど細かく部屋ごとに意匠変化させた造りは今まで見たことがありません。
こんなに変化があるのにどの部屋も落ち着いていて飽きることのない世界。
貞奴の感性の凄さが十分発揮されています。
この建物が大好きで、20年程の間に5度も訪問して、あんなに熱心に観ているはずなのに、毎回来る度に新しい発見があり、今回も更に新しい発見があり、うれしくワクワクして拝見。
そして
観終わって ニコニコ この嬉しさ
いつも写真をたくさん撮るのですが、何度撮ってもこの魅力は残念ながら写真では全く伝わりません。
また来よう 次回はどんな発見があるかなと 思いな
がら退出し、
ランチタイム。
隣の桜満開の迎賓館サクラヒルズ(後藤別荘)へ向かいました。
そこにはフランツ・リストが超絶技巧で弾きまくり、オスカーピーターソンが愛した世界最高峰の素晴らしいピアノ「ヴェーゼンドルファー」が置かれています。世界四大ピアノの一つですが、私はヴェーゼンドルファーの音色が一番好きです。そして、このピアノは3500万円もする特別品です。
今回も素晴らしい音色の演奏が聴けたらいいなっとおもいながら向かいました。