梅の蜂蜜漬 | foo-d 風土

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自然や芸術 食など美を 遊び心で真剣に

あまりにも暑い毎日なので、

毎日 梅の蜂蜜漬けを食べ 梅の蜂蜜ジュースも飲んでいます。

 

 地元の自然な梅、地元の山の山桜蜂蜜、全てが地産地消、身土不二、三里四方の梅蜂蜜漬けは、私が行っているオーガニック料理、「物語のある料理『野の花料理・恵那の野山の 蕎麦懐石』」で料理に使用するために作っているものです。

 岐阜県恵那市街から車で15分位 山に自生している1本の梅の大木があり、この自然に実った梅の実を採ってきて、どれも赤みを帯びて甘い香りがあふれてきて皮が熟成で破れそうに完熟するまでお日様にさらしたものを、エキスがよく回るようにフォークで何度も何度も突き刺して、8ℓ瓶にいれて、地元の 山桜蜂蜜500gを4本分加え2年間熟成させたものです。 

  (水は一切加えず、蜂蜜と梅から出てきた水分だけです。)

 砂糖漬けだと少し角のある甘さになりますが、これは豊穣の甘さになります。

 

 

 「物語のある料理『野の花料理・恵那の野山の 蕎麦懐石』」は、体にやさしいオーガニックで、砂糖は体に良くないので一切使わず、甘味は人参やその他野菜などから出るものを使い、スイーツにはメープルシロップ、蜂蜜を使っていますが、何よりも食材同士の相性を大切にしていますから、藤の花漬には地元の藤の蜂蜜、柚子の蜂蜜漬には地元の柚子蜂蜜という様に、一番の組み合わせを選んでいます。

 梅は花が咲く頃はあまりにも寒いので蜜蜂は冬眠中。なので、春最初に取れて、梅もバラ科サクラ属なので、山桜蜂蜜を使用します。

 蜂蜜は地元の堀養蜂園製しか使いませんが、これも恵那の山中の自然な山桜の蜜を蜜蜂が集めたもので、2024年8月3日の美味しいはちみつを選ぶコンテスト「第7回ハニー・オブ・ザ・イヤー」で「最優秀賞」と「来場者特別賞」のダブル受賞した日本一美味しい蜂蜜です。

 皮が剥けそうなくらいに完熟した梅は、2年も蜂蜜に漬け熟成させていると、自然発酵してアルコール濃度が3~7%くらいになり、少し茶色になり、瓶の底の方のものはピューレのようにドロドロに溶けて、多くのものが皮が剥げて、剥けてないものはごく少数と、見栄えは良くありませんが、トロトロに柔らかくとても美味しいです。

 トロトロ梅は冷蔵庫で冷やしておいてから食べますが、口の中で実がトロトロッと溶けて とても美味しいです。

梅ジュースは炭酸や水で3倍くらいに伸ばして飲んでいますが、きれいな酸味と柔らかい甘さです。

美味しくて健康効果もあります。

1、抗菌・抗ウイルス作用

2、疲労回復

3、胃腸を整え

4、血圧の上昇を抑え

5、骨を丈夫にする

6、血をサラサラにする

7、抗酸化作用

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 2022年に沢山実って漬けたこの梅ですが、今年は全く実が付きませんでした。 

 子孫を残すのが大切な勤めなのに、3月に花が咲いた時に雪と寒波そして高温。小さな実が付いたころ、雹や霰が降り4月に猛暑があり流石の梅も、ここまでの異常な天候異変では自分が枯れてしまうと思ったのでしょう、少しだけど実った全ての実さえ落としてしまい一つもなくなりました。 身を守るために大切な子供を殺してしまった梅がとてもかわいそう。

 気候変動は人災です。

季節毎にずーっと見てきた私も

この梅のためにも、全てを感謝して美味しく食べてあげようと思います。そして来年はまた沢山の実をつけてほしいと思います。