或る賞織家の眼 大久保裕司展
2024年7月13日(土)~ 9月23日(月)
古美術・骨董を通じて、青山二郎氏、秦季雄氏、白洲正子氏等の先達と実際に相見えた数少ない賞鑑家、故・大久保裕司が、洋の東西を問わず、飛鳥時代から近代に至るまで、自らの感性の赴くままに求めた集品の数々の展覧会です。
大物より小さなものを集められるのが好きなようでした、
蒐集品は、日本の古代から近代までの陶磁器、ガラス、木工、金工、民間仏や小道具、朝鮮時代の諸工芸品から西洋アンティークまで幅広い内容で形成されています。
歴史や思想には基本的に全く興味がなく、ものを理解するのに必要なのは感性であり、知識などは百害あって一利なしと常々言っていたといいます。
結構良いものも たくさんありました。
この建物は、最初期の東京駒場の日本民藝館が建て替えの時に移設したものです。
だから、柳宗悦の書斎も付属しています、


















