拙稿「韓国が持ち出す『別の歴史問題』」が『voice』(2016年1月号)に掲載されました。

ご一読いただければ幸いです。


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1月号の総力特集は「歴史戦争 日本の逆襲」。渡部昇一氏は「当時、朝鮮半島で『慰安婦』と呼ばれる女性の行為はすべからく自由意思によるもの、もしくは一家の経済的理由によるものであった」とし、「わが国は日本の皇室の次に李王朝の公族を置き、その下に日韓平等に華族を敷いた」のだが、その歴史的事実をどれだけの韓国人が知っているだろうか。いわゆる植民地化とは定義が違うのだ。また、高橋史朗氏は中国人研究者による最近の調査によれば、「満州地区での日本の軍事占領から1945年の日本の敗北までに、約40万人の女性が強制的に軍の慰安婦にされ、少なくともその半数は中国人であった」という、とんでもプロパガンダを紹介する。さらに、拳骨拓史氏は、韓国では「『慰安婦問題』『サハリン同胞』『原爆被害者』以外にも、最近になり関東大震災による朝鮮人虐殺問題を加えようという動きがある」のだという。つまり、問題解決の「ゴールポスト」が動くだけでなく、別のゴールポストが待っているのだ。友好の握手の裏には、世界に向けて日本を貶めるプロパガンダの拡散があることを知る必要がある。
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VOICE(ヴォイス) 2016年 01 月号 [雑誌]/著者不明

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