今日は靖国神社と乃木神社へ拙著『兵学思想入門』(ちくま新書)の出版報告に参りました。
靖国神社は通常の参拝で、乃木神社については正式参拝をさせていただきました。

本書でも書いてあるように、乃木大将は吉田松陰先生の師匠である玉木文之進先生に師事しましたが、文之進先生は事あるごとに松陰先生を褒め、それに及んで山鹿素行先生の教えについて述べたと言います。
乃木大将は山鹿流兵学の伝承者であり、日露戦争後には山鹿素行先生、吉田松陰先生に関する書籍を自費出版しています。

拙著は山鹿流兵学を始め日本兵学思想の奥義を平成の御世に復活させんとするものであるため、ご祭神である乃木大将に出版報告を正式参拝という形でご報告させていただいた次第です。

https://www.amazon.co.jp/dp/4480069860/ref=cm_sw_r_cp_awdb_vD9SzbYADP0N8

参拝後、乃木神社のお神酒「乃木之誉」(那須の乃木邸の清水からつくられたお酒)、TAKANOのキャンディ(新宿高野は乃木大将の奥様であられた静子夫人の教えにより、籠盛りのフルーツにリボンをかけて進物とすることを始めました。それ以来、これを乃木結びと呼んで今に続いています)、ご祭神の揮毫による手ぬぐいをいただきました。