メトロポリタン美術館の写真コンテスト
一般の訪問者がメトロポリタン美術館で撮影した写真を Flickr上
にアップして、それを評価するというコンテストが開催されました。
" It's Time We Met "
今、その発表会がネット上で行われています。
↓ こちらに、その優秀賞の作品が掲載されています。
http://www.metmuseum.org/metshare/timewemet
ゴッホ 『 ルーラン夫人と赤ん坊 』 1888
の前で写っている、お父さんと赤ん坊。赤ちゃんの顔が、よく似て
ますねぇ。^^
他にも笑える作品もたくさん。
こりゃ、楽しめます。 ^o^
http://www.metmuseum.org/metshare/timewemet
左がメトロポリタン美術館蔵で、右は、フィラデルフィア美術館蔵の同名の
作品。 ( 共に、クリックで AllPostersの大きな画像が出ます。)
ナショナル・ギャラリー,ロンドンからの情報
■ ピカソ:過去への挑戦 展 ( 2009.2.25 - 6.7 )
ココは、告知の仕方がおもしろいです。
> 6月7日までのピカソ展には、是非、お越しください。もし、お
> 時間が厳しかったら、金曜日は夜9時まで、土曜日は夜8時
> まで、さらに5月の15日はスペシャル・イベントと共に深夜ま
> で開いております。最終の2週間は毎日夜9時まで特別公開
> しております。
かなり柔軟に開催されるんですね。
http://www.nationalgallery.org.uk/exhibitions/picasso/default.htm
こちらがWebギャラリーになっています。
あまり、見慣れない作品がいっぱいですので、要チェックです!
http://www.nationalgallery.org.uk/exhibitions/picasso/slideshow/default.htm
■ 5月15日のスペシャル・イベント
その、5月15日の夜には音楽会も開かれるようです。
http://www.nationalgallery.org.uk/what/events/friday_lates.htm
■ ターナー 『 戦艦 テメレール号 』 1839 に感化された小学生の作品 展
( 2009.4.27 - 7.12 )
小学生の作ったテレメール号模型などを展示。教育プログラムですね。
http://www.takeonepicture.org/exhibition/2009/2009_ex1.html
もとのターナーの作品は、コレ。
>画像をクリックすると大きな画像が出ます。
こんな教育プログラム、日本の美術館でもやってもらいたいですね。
・横山大観や安田靫彦などの富士山の絵を観て、自分でも描いてみよう
・岡鹿之助の発電所やお城の絵を観て、模型を作ってみよう
とかとか。^^
大川美術館の日本画 その3
美術館発信ニュースを取り上げていたら、色々と展開していって、
データベース更新の方が手薄になってしまいました。^^;
大川美術館の「松本コレクション」の日本画その3です。
上村松篁、奥村土牛、加倉井和夫、加山又造、小杉放庵、高山辰雄
土田麦僊、橋本明治、山口華楊、山本丘人、横山操
をアップしました。
「松本コレクション」の日本画で、一つピックアップしたいのは、この、
上村松園の作品。
『 螢 』 1930代 (S05-15)
いやぁ、いいですねー。「書」のような日本画の絵です。
ほんと、すばらしいですぅ。
『 蛍 』というと、山種美術館に、松園美人の作品がありますが、
この絵は昼間の情景。螢のお尻が光っていません。代わりに赤
い頭が光のある色を発しています。
これから暗くなって、ぱっと飛び立つときに、ふっと、お尻が光を
発するのでしょう。その、「次」を読ませる絵だと思います。
ダリ『 記憶の固執 』のサイズ
DR.CityAngel さんから、昨日、ペタをいただきました。
http://ameblo.jp/drcityangel/
先日、ニューヨークのMoMAへ行かれたそうで、次の写真を掲載
されてます。
ダリ 『 記憶の固執 』 1931
ウォーホル 『 黄金のマリリン・モンロー 』 1962
シャガール 『 私と村 』 1911
ダリの『 記憶の固執 』は、そのチーズが溶けたような異質な時計
の表現などから、幅2メートルもありそうな大作の感じもするので
すが、図録などの印刷物で見ていては、そのサイズが判りません。
ところが、実際は、24×33 cm の小さな作品なんですよね。
その小ささが判る写真で、珍しいというか、参考になると思います。
ということで紹介させていただきます。
http://ameblo.jp/drcityangel/entry-10253417089.html
The Persistence of Memory, c.1931
Dali, Salvador
AllPosters で販売中
また、ダリの作品所蔵美術館一覧はこちらをどうぞ ↓
http://www2u.biglobe.ne.jp/~fisheye/artist/world/dali.html
そういえば、相互ペタの常連さんである、「A ダディ」さんの美術
館旅行記も、とても勉強になる、良い記事です。
http://ameblo.jp/itiro-51/
フランスのニースにある、シャガールが聖書の題材を作品にした
「シャガール美術館」のご訪問記など、なかなか入手できない貴
重な情報の一つでしょう。
http://ameblo.jp/itiro-51/entry-10151697256.html
ところで、こうやって、「行って来ました」記を紹介リンクしてい
くと、結構、良いですよね。^^
そんな、ネットワーク/ウィキ的な、訪問記+情報のサイトが実
現できたら良いな、と思った次第です。
シカゴ美術館からの情報
■ 近代館完成予定 5/16
建築界のノーベル賞である「プリツカー賞」受賞者である建築家
Renzo Piano氏デザインによる新館が 5/16にオープン。アメリカ
で2番目に広い大きな展示会場だそうです。開館に合わせて、
各種イベントが開催される予定。
http://www.artic.edu/aic/collections/exhibitions/modernwing
■ サイ・トゥオンブリー 展 ( 2009.5.16 - 9/13 )
2000年から2007年の作品 32点を展示。
紹介文によると「現代アメリカにおける巨匠の一人の作品を見
逃さないで!」とあります。
http://www.artic.edu/aic/exhibitions/exhibition/twombly
そうか、そういう人なのか、と認識し、日本のどこかで観られな
いのかな? と思って探してみたら、いわき市立美術館に1点
所蔵があることが判り、先日、急きょ出かけてみた次第なので
す。
残念ながら、現在の常設展では展示してありませんでしたが、
また、次の機会を探そうと思います。
代わりに、インゴ・ギュンターの「ワールドプロセッサー」を、常
設展では、アレックス・カッツや横尾忠則の作品などに会えま
したので、遠出してよかった、です。^^
FOIL vol.1/サイ・トゥオンブリー、エド・ルシェ、ピーター・ドイグ、梶井照陰、ほか
- ¥1,400
- Amazon.co.jp
MoMAからの情報
「月に1回の月曜日は 20:45まで開いているから自転車で行こう」
というお知らせを受け取りました。次は5月4日。
http://sdm3.rm04.net/servlet/MailView?ms=MjUxMzgwNwS2&r=MTYyMzk3NDAxNzgS1&j=NzE2ODI5ODYS1&mt=1&rt=0
月1のイベントについては、近くに住んでないと、どうしようもない
情報ですが、展示会情報の一つが、また、あの Flashの作りの
図録になっており、良いです。
■「もつれたアルファベット」展
レオン・フェラーリ と ミラ・スケンデル
2009.4.5 - 6.15
http://www.moma.org/interactives/exhibitions/2009/tangledalphabets/
作品のサイズを拡大したり、虫眼鏡で詳細を観たりしたりできる
ようにしてあります。
"TimeLine" では、二人のアーティストの年表が作られていて、
これも秀逸なアイディアとデザインです。
MoMAのニュースレターは、「友だちに教えよう」がメール転送だ
けでなく、Facebook / Myspace / Twitter でも、どうぞよろしく、
という表記になっていて、クチコミ情報の広め方が、一歩進んでい
ますね。^^
ところで、話し全然変わってしまいますが、今、なにより一番気に
なるのは、新型インフルエンザの日本上陸。
先の鳥インフルエンザ対策で、ベトナムでは早期に完全排除した
ように、1日も早く終息してほしいですね。
手洗い・うがいに、外出時のマスクが必須。
マスクって、個人的にはきらいなんだけどなぁ。。
今回ばかりは、仕方ないですか。
なんと、ネットでも売ってるんですね。何でもアリ?!
N95マスク!新型インフルエンザ対策、豚インフルエンザ対策に『FSC・F95マスク 不織布マスクお徳用10袋(マスク30枚)セット』抗ウィルスマスク
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「ワールドプロセッサー」-- 世界を造るもの
インゴ・ギュンター氏は 1957年ドイツ生まれ。ニューヨーク在住。
1988年から、世界中で起きている事象を数値化して、それを地球儀
上に表現するという活動を行ってます。毎年、テーマが追加されて
継続されて来ており、現在、300個以上が作成されているとのこと。
今回、いわき市立美術館の企画展では、そのうち、89個の「地球」
が展示されています。
89個の、それぞれのテーマは、
・インターネット・ユーザー:
国別インターネット利用者数をドメインの文字の大きさで表現
・地雷:
地雷が使われている国と、地雷の主要生産国
・飛行機事故
200人以上の犠牲者を出した飛行機事故の場所
・核爆発
核爆発が起きた場所の地図
・雨林の残り
残っている所と消滅した所
などなど。
真っ暗な展示室内に入ると、そこには、ぽっかりと数列に並ぶ、
明るく輝く数々の「地球」群。宇宙飛行士が見る、真っ暗な宇宙に
浮かんだ、明るくきれいな地球です。しかし、それぞれのテーマは
深刻な内容を表示しているものが多く、単に、綺麗! と見ておれ
る訳ではありません。
しかし、その光景たるは圧巻もので、その量的な表現を、あえて
例えるとしたら、京都の三十三間堂に入った時のようなものでし
た。
昨日の展示会紹介用の写真は 1992年に撮影されたものなので、
まだ、地球儀の数が少なかったのもあるでしょうが、やはり、実際
の場でなければ感じられないものなのだろうと思います。
「ワールドプロセッサー」-- 世界を造るもの
神の目から見ると、地球は地理的には青いが、内容別に見ると、
様々な色や形をしているということでしょうか。
さて、専用のサイトが立てられています。
http://worldprocessor.com/
できたら、Flashで、くるくる回せるようにして欲しいな、と思い
ますね。このプロジェクト、九州大学が協力しているそうなので、
頑張ってみてください。
君たちなら出来る!
と、勝手なこと言ってみたりして。 ^^;
直接の関係はありませんが、内容に近いものとして、次の本。
地球白書 2008-09持続可能な社会への『変革』―ワールドウォッチ研究所 (2008)/クリストファー・フレイヴィン
- ¥2,940
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インゴ・ギュンター「ワールドプロセッサー」
インゴ・ギュンター氏の 89個の「地球」が展示してあるとのこと
なので、
いわき市立美術館で開催中の企画展
「世界へのアプローチ 子どもも大人も見てみよう!」(2009.4.11-5.17)
に行って来ました。
http://www.city.iwaki.fukushima.jp/kyoiku/museum/004128.html
いや、この写真じゃ判りません。
こんな感じよりも、もっと、すごかったです。^^
いくつか説明が必要なので、明日、記事をアップします。
ARTFILE EXHIBITION vol.1
読者登録いただいている aromu さんからの情報です。
このブログに来ている方、ダブってる人も多いと思いますが、
まぁ、「3度見ないと、人は認知しない」というマーケティング
ルールもありますので。^^
ARTFILE EXHIBITION vol.1
←↑クリックすると紹介ページへ飛びます
2009.5.2(土)- 5.5(火)
場所: K's Gallery
住所: 東京都中央区銀座1-5-1第三太陽ビル6階
時間: 11:30-17:30
メナード美術館がリニューアルオープン
ちょっと遅れてしまいましたが、しばらく工事中であった、メナー
ド美術館が、先週の 4/25(土)にリニューアルオープンされま
した。
サイトの URLも、企業サイト内から独立されましたね。
http://museum.menard.co.jp/
HP内の作品紹介も充実し、英語版も整備されています。
豊富な所蔵の上に、アンソール作品の所蔵は日本にては
特筆かと思います。
それで、リニューアル・オープン記念特別展が開催されていま
す。
■島田鮎子-たおやかな色と形- 展
2009.4.25 - 6.28
http://museum.menard.co.jp/exhibition/ex0901/index.html
化粧品のメナードさんということで、、
- ¥6,825
- 化粧品ディスカウント店 ルージュ