大川美術館の日本画 その3 | FishEyeArt blog

大川美術館の日本画 その3

美術館発信ニュースを取り上げていたら、色々と展開していって、
データベース更新の方が手薄になってしまいました。^^;


大川美術館の「松本コレクション」の日本画その3です。


上村松篁、奥村土牛、加倉井和夫、加山又造、小杉放庵、高山辰雄
土田麦僊、橋本明治、山口華楊、山本丘人、横山操

をアップしました。


「松本コレクション」の日本画で、一つピックアップしたいのは、この、

上村松園の作品。


世界の美術館:FishEyeアート-松園_蛍

『 螢 』 1930代 (S05-15)


いやぁ、いいですねー。「書」のような日本画の絵です。

ほんと、すばらしいですぅ。


『 蛍 』というと、山種美術館に、松園美人の作品がありますが、
この絵は昼間の情景。螢のお尻が光っていません。代わりに赤

い頭が光のある色を発しています。


これから暗くなって、ぱっと飛び立つときに、ふっと、お尻が光を
発するのでしょう。その、「次」を読ませる絵だと思います。