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so what(だから何なんだ)

人生のバックパッカーのブログです。
暇はあるけど体力と金と気力がない。
そんなお年頃。
68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・・っということで、中学生のとき、社会科でアルザス・ロレーヌ地方は鉱物(鉄鉱石)を巡ってフランスとドイツが争ったと習いました。


実際にこの地を訪れ、それが間違いだった事が分かりました。


間違った知識をこの歳になるまで覚えさせられていたのです。(社会科の教師がぼくは嫌いだった。)


原因は明らかな民族紛争だったのです。


バスがTrier(トリーア)という町を過ぎたとき、製鉄所が見えたので、昔習ったアルザス・ロレーヌを思い出し調べて分かったのです。


この地は製鉄所があるくらいですから、鉄鉱石は採れるのです。


ですから、あながち間違いとは言えませんが。


製鉄所は閉鎖されていました。


バスでヨーロッパを南から北へ走っている間も勉強になります。


出発から6時間経過、残り4時間です。



↓ケルン空港。







・・・・・・・っということで、コルマール発ストラスブール乗り換えのバスでアムステルダムに向かっています。


ストラスブールから約10時間半の行程です。



朝コルマール発のバスが来るかずいぶん心配しました。

口コミで遅れが頻発と書いてあったからです。

ストラスブールで1時間の乗り換え時間があるけど、もし間に合わないことになると、今日中にアムステルダムに着かない可能性だって出てきます。

そうなった場合のシミュレーションをずいぶんしましたヨ。

個人旅行ってこういう心労があるから疲れるんです。

バスはあっけないほど時間通りの運行で、先ずアムステルダムに着くことは確実でしょう。

今朝は小雨が降っていて、昨日が今日じゃなくてヨカッタ。

バスにしたために、デカいスーツケースを持って駅の階段を上り下りして乗り換える苦労がなくなったことを考えると、却ってよい決断でした。

列車移動でも10時間以上かかりますからね。

バスだから値段は格安です。

なんだかんだとトラブル続きでしたが、思い返してみたら、案外幸運だったのかもね。(^^)/





・・・・・・・っということで、旅行中は世界の動向についてはあまり情報が入りません。


ホテルにTVがあっても、殆ど点けませんから。


点けても意味わからん。(^^ゞ


やはり時事の情報入手はネットよりTVですね。


たまにユーチューブが見られるTVがあると、日本語ニュースライブ流します。


しかしリアルタイムじゃないので、下手すりゃ1日遅れだったりします。


主に流れるのはイラン情勢。


トランプ内閣のお粗末さが際立っています。


旅行中はこういうことを考えるのはイヤですが、一つだけ感想を。


アメリカ戦闘機が撃墜されたのは大きな痛手。


パイロット救出劇を美談に仕立てていますが、次に同じ事が起こり、パイロットが捕虜になったらどうするの?


停戦を急ぐしかないでしょう?


アメリカはイランに完全に足元を見透かされています。


来月ドバイ経由のトルコツアーを申し込んでいるのだから、早いところ失敗を認め撤退してくださいよ。



・・・・・・・っということで、ノートルダム大聖堂の近くに船着き場があって、クルーズ船に乗ります。


↓前方が船着き場。


乗ったのは屋根のないオープンタイプ。↓

今日は晴れて暑いくらいですから、屋根付きよりこちらで正解。

開放的で気持ちいいです。

チケットには座席番号が書かれていますので、ぼくのように知らずに他人の席に座らないこと。


イヤホンが配られ、日本語も用意されています。


ストラスブールはドイツとの国境に近く、何度もドイツ領になったりフランス領になったりを繰り返しています。

どちらかというと、神聖ローマ帝国の領地だったので、今はフランスだけどドイツが基本でしょうね。

何しろ交通の要衝で、ライン川で海と繋がっているんです。

こんな内陸なのに。


ルネッサンス期以降は、自由な気風で早くからプロテスタントに傾倒しています。

前出のグーテンベルクやゲーテ、モーツァルトなど文化面でも存在感を示しています。

ルイ14世が領土を拡大し、三十年戦争を経てフランス領に。

1871年の普仏戦争のあとは再度プロイセン(ドイツ)領に。


第一次世界大戦でフランスが取り戻し、第二次世界大戦でヒトラーが一時占領と目まぐるしく支配が変わっています。



この辺りがプチッとフランスと言われる地域で、これまでいろいろ訪れてきたアルザス地方の雰囲気に変わります。


面白かったのが、水位の差を調整する水門を経験できたことです。

前の水門。↓


↓後ろの水門。


徐々に水位が上がっていくのを経験できました。

もう一つの水門では、水位が下がる経験ができます。

↓こちらは水位が上がる水門で、開閉の仕組みを見ようとしたけど、よく分からん。



船に向かって橋の上や、土手で日向ぼっこしている人が手を振ってくれます。

平和っていいなと自然に思ってしまいます。

↓これは船の通過を妨げないよう回転する橋。


そう、平和なんですよ。

あれだけ憎しみ合い、殺し合っていたフランスとドイツがこんな間柄になるなんて誰が想像できたでしょう。

だって、ナチスの占領時、アルザスの若い男性たちはドイツ軍として徴兵され、東部戦線に送られたそうですよ。

村々にあった戦死者の名前を彫った慰霊碑は、そういう意味だったのですね。

平和がいちばん。

普仏戦争のあとドイツ領になったとき、ドイツの優越性を見せつけるために川岸に沿って建てられた建築群。


結局のところ、両国ともキリスト教という共通のベースがあるからこそなんでしょうね。


同じ風景でも、地上で見るか水面からかによって印象が違うもので、風景が立体的になります。


形のいいセントポール教会。


乗船時間は1時間15分くらい。

最後は歴史地区の先の超近代的ビル群を見せてくれます。


特に欧州議会(ルイーズワイスビル) は一見の価値があります。

・・・・・・・

ランチは路地裏なのに地元民で繁盛する店を発見。


カミさんはハムが挟まれたチキングリル。

ぼくはライスの上にサーモンが乗ったイタリア風混ぜご飯。


本当はビールかワインが欲しいところだけどね。

旅行中はコーラが欲しくなります。

ドイツが整備した地域にあるプラス・ド・ラ・レピュブリック庭園。


春爛漫です。


カミさんが水門の開閉を見たいと言うので。


残念ながら船が通過したあと。


藤の花が綺麗です。


これにて今回の観光はオシマイ。



明日はアムステルダムへ大移動日なので、早めにコルマールに戻ってきました。

4泊の間お世話になったカルフール。

なんとも品数が貧弱ですが、スーパーは周囲にこれしかないので使わざるを得ませんでした。

明日のバス移動に備えて食料を買い込みます。






・・・・・・・っということで、コルマールから北へ列車で30分程度の距離です。


小さな村ばかり巡っていたので、あまりの大都市にビックリ。



トラムの1日乗車券を買います。


3人券がお得です。


トラムに乗って、いちばんの見どころであるノートルダム大聖堂を目指します。


駅から二駅。


途中にグーテンベルクの像があります。


彼はドイツ出身ですが、この町に滞在していたそうです。



ノートルダム大聖堂が見えてきますが、その巨大さに度肝を抜かれます。


近づくにつれ、巨大な建物に圧倒されます。


とても、全体像が収まらない。


世界で一番高い教会だった時期もあったそう。


内部に入れるのですが、朝から長蛇の列。

特に中国人の団体が目立ちました。


並ぶ時間がもったいないので、運河クルーズのチケットを購入。


こうやって部分的に写真を撮るしかありません。


つづく

・・・・・・・っということで、せっかくアルザス地方に来たのだから地域の料理を食べることにしました。


鼻を利かせ探り出したレストラン。


メインストリートから一歩入った、目立たない半地下のレストラン。


わざと隠れるようにしてあるかのよう。



店内に入った途端、これは当たりだと確信。


どう見ても地元の客ばかりです。


後で調べたら4.5/5の高評価が付いていました。


メニューはフランス語ですから、グーグルレンズを使って翻訳します。

おすすめのセットと、ホワイトアスパラガスにします。

肉のパテとサラダ。


ザウアークラウトの上にソーセージ。

昼間に初めてワインを飲みました。


ホワイトアスパラガスは今が旬のようです。

何しろぶっ太い。


付け合わせのハムとサラダ。(やっぱりドイツ系ですよね)


アイスクリームをパイで包んだデザート。


カミさんが一口食べて顔をしかめました。

たっぷりとコアントロー(だと思う)がかかっていたのです。

二人が大満足でこれでたったの13000円くらい。

味といい、ボリュームといい、明快なサービスといい、安価な値段といい絶対おすすめの穴場です。

レストラン名はCaveau Heuhaus。(干し草小屋セラー)

村の入り口左の二重の小道。

フォトスポットですね。


ウーバーを使って17分ほどで行けます。

3つの村の位置関係が分かりませんよね。


コルマールはストラスブールの南です。



コルマールとリクヴィル、エーグイスハイムの位置関係です。





・・・・・・・っということで、今日は休息日としたけれど、ランチに出なくちゃならない。


ホテルから出たはいいけれど、カミさんはまだお腹が空いていないという。


だったら近くにある村、エーグイスハイムに行ってそこで食べようということになった。


ウーバーだったらすぐでした。


復活祭の時期は一斉に花が咲くようです。


まさに生命の復活祭ですね。


八重桜並木が満開で、日本のように咲く時期がずれていくことなく、一斉に咲きます。



まさしくメルヘンの世界。

ここも「フランスで一番美しい村」を名乗っています。

どうやら「フランスで一番美しい村協会」というのがあるそうです。

わざとカワイく造っているんじゃないかと思うほどです。


村の中心の教会前広場。

広場には噴水付きの丸い池。


教会の十字架はコウノトリにとっては巣作りにうってつけ。


巣にはつがいがいて、ときどき頭を反らせてカタカタカタと特別な鳴き声をあげます。

この村はコウノトリが有名だそうです。


池にはイースターの装飾。



教会の祭壇です。


平日の昼どきで、それなりの観光客がいました。


コルマール→リクヴィル→エーグイスハイムとアルザスの村を巡りましたが、それぞれ異なる特徴を持っているんですね。

その順番に小ぶりになっていきますが、小さいほど凝縮されていて、観光しやすいです。


石器時代の遺跡があるほど、この地は住みやすい場所だったようです。

ガリアの次はローマに支配され、ワイン造りが進んだようです。

ぼくの印象としては、ドイツの影響をいちばん感じられます。

新し目の大きな教会。


両大戦で戦死した村出身者の慰霊碑。

中にはインドシナでの戦死者もいて、気の毒でした。


さて、いよいよアルザス料理にチャレンジです。



・・・・・・・っということで、昨日から一転して、曇りがちで寒々しい日となりました。


ストラスブールに行くつもりでしたが、休息日にします。


出国してから19日、流石に疲れます。


夕方になると、二人ともエネルギー切れになってしまいます。


コルマールにあと1泊後、明後日は10時間半の長距離移動ですので、体力を温存しなきゃね。


老夫婦には無謀な旅行スタイルかも。



・・・・・・・っということで、とりあえずトロッコ自動車と呼んでおきますが、これに乗りました。



如何にもアメリカ人が好きそうな観光目的の乗り物です。


乗っていると間抜けに見えるので普段は避けるのですが、どうしても村の遠景を見たかったので。

この地点まで歩く体力がありません。

ブドウ畑に囲まれた村であることが分かりますね。


この斜面が畑に十分な日光を与え、遠くの山脈を越えてくる乾いた風がブドウ栽培に最適なんだそうです。


ここのワインはリースリングが主力だそうです。(白ね)

スマフォカメラの能力不足で、パノラマ写真は継ぎ目だらけです。


隣村は丘の上にありますね。↓

その代わり城壁はありません。


帰りもウーバーを呼んだのですが、遠すぎて運転手が来たがらないのでしょう。


渋滞だとか理由を付けて走る気配がありません。


キャンセルしてバスで帰りました。


結局6時間ほど滞在しました。(^^)/




・・・・・・・っということで、コルマールとは違ってかれこれ4時間近く留まっています。


ゆっくり歩きながら、ベンチに座ったり、ランチにしたり。


ナポリタンにしました。


当時の様子。

立派な都市に近い村でしたね。

丘が迫っている様子や二重の城壁がわかります。


これは北側の門を出て振り返ったところ。


村全体を遠望する地点がないか、坂道を登ります。


周囲の丘はこんな感じ。

全部ブドウ畑です。


なかなか全体の写真が撮れません。


ずいぶん歩きましたが、石垣や木が邪魔します。


まあ、これで我慢しましょう。


村に戻ってきました。

村には大きな教会が二棟あります。

キリスト教圏は必ず教会があって、コミュニティの原動力になっています。


それよりヨーロッパだなぁと感じるのは行き交う飛行機の多さです。

飛行機雲がなかなか消えないので、安定した高気圧に覆われているのでしょう。

カミさんが一人でマンゴーのジェラートを買えたと喜んでいますが、カードはダメで現金を払ったのはぼくなんですけどね。