・・・・・・・っということで、久米宏さんが亡くなりましたね。
彼はTVの寵児の一人ですね。
これまでのアナウンサーとは違い「個性」を前面に出しました。
「ザ・ベストテン」で才能を示し、「ニュースステーション」でアナウンサーのイメージを覆しました。
それまでのアナウンサー像はNHKが頂点でした。(今でもそうでしょうが。)
アナウンサーは個性を前面に出さないのが暗黙の約束でした。
ところが、彼は個性を売り物にしたのです。
しかも、アナウンサーは誰かの代弁者でしたが、アナウンサーである彼が番組を仕切ったのです。
驚いたことに、彼は番組内で同僚を「呼び捨て」にしていたのです。
番組を引き継いだ古舘伊知郎が大失敗だったのは、同じ頭の回転が早くて早口のアナウンサーでも根本にある「志(こころざし)」が違っていたのです。(それでもよくTV朝日は古舘を使い続けましたよね。)
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彼をTVの寵児と言いましたが、他に誰がいるでしょうか?
タモリ、さんま、たけしが御三家だそうですが、どれもお笑い出身ですよね。
いまのTV界はバラエティー番組が席巻していて、どれもMC(Master of Ceremonies)が番組を仕切っています。
そのほとんどがお笑い出身であることは驚きというより異常です。
昔と違って多くのアナウンサーがフリーとして局から独立していますが、その前例を作ったのが久米宏氏だったのではないでしょうか。
一歳ちがいの逸見政孝氏もそうでしたが。(48歳没)
個性を前面に出すことが生命線のお笑いと司会のプロであるアナウンサー。
なかなか厳しい勝負ですね。
