・・・・・・・っということで、ドローンを見たら、誰でも有人にできないかと考えるものです。
日本でも万博に間に合わせるなんて宣伝していましたね。
ところが全然進みません。
NHKで空飛ぶ自動車に取り組む企業について報道していましたが、ぼくの目から見るとお粗末すぎました。
NHKたるものがなんでこんな番組を作ったのでしょう?
夢を追う姿を見せるため?
しかし、その夢は実現しないことが分かりきっているのにも関わらずです。
ぼくがこの試みに反対なのは実にシンプルです。
飛ぶためには重力に逆らって上向きの力(揚力)が必要です。
ヘリコプターはそれだけの力を出せるエンジンがあるからそれができるのです。
小型で軽量で大出力のエンジン。(タービンエンジンがほとんど)
ドローンは電気モーターを使いますが、自重を持ち上げるだけのパワーが足りないのです。
だからたくさんのモーターとプロベラを付ける。
3人乗り試作機のテストフライトの様子を放送していましたが、やたらでかい。
3人乗りのヘリコプターとあまり変わらない。
実に不格好。
それでも3人ぶんの体重を持ち上げるにはかつかつ。
それじゃ「乗り物」としては不完全なのです。
上空は乱気流の塊です。
不安定になった時、余剰のパワーが必要なのです。
パワーがかつかつじゃダメなんです。
番組の映像を見る限り、パワーの問題を解決していないのは明らか。
開発スタッフの中に航空力学の専門家もいないようだった。
いるのは夢を語る人間だけ。
もっと問題なのは、どこの馬の骨か分からない外国人に好き勝手に言わせていること。
「日本人はリスクを取ろうとしない」なんて言わせている。
オマエに日本の文化論を語る資格があるのか?
スッゲェ〜腹が立ちました。
まだまだ言いたいことはありますが、NHKは正論を言わずに逃げている。
それがいちばんの問題です。
ダメなものはダメと何で言わない?
二人乗りで最先端を走っていたドイツのプロジェクトが破産した。
なぜ破産したか?
資金不足だと説明されていました。
ドイツにできなくて何で日本にできるのか。
空飛ぶクルマは金食い虫なのです。
なぜか?
航空法をクリアしなければならないからです。
垂直離陸できる乗り物はヘリコプターがあるじゃないですか。
ヘリコプターは乗り物としての完成度が高いのです。
アメリカ大統領も乗るし、天皇も乗るのです。
確かに騒音はひどい。
だけれども、安全なのです。
飛行中にエンジンが停止しても、滑空(オートローテーション)できるのです。
空飛ぶクルマはできません。
パラシュートを付けるしかないのです。
・・・・・・・
他にも言いたいことはあり、これまでも言ってきました。
空飛ぶクルマは電気自動車と同じ根本的問題を抱えています。
電池の問題をクリアしない限り実用に耐えないのです。
軽くて大出力で短時間で充電できる。
この壁を越えない限り夢物語なのです。
電気自動車でさえクリアできていないのに、何で空飛ぶクルマが可能なのでしょう?
・・・・・・・
NHKはチャレンジする姿を描きたかった?
不可能なのは分かっていても?
それって罪作りなだけじゃないですか?
