・・・・・・・っということで、衆議院解散に備え立憲民主党と公明党が合体し、新党を作るそうですね。
その理由が右傾化する自民党に対抗する「中道」が結集することに意味があるとのこと。
ぼくはこの「中道」ってよく分かりません。
昔は自民党と社会党が競っていましたが、明らかに右派と左派の対立で良し悪しは別にして分かりやすかった。
だが今は中道だという。
今もあるかもしれませんが、「中央公論」という月刊誌があって、ある人がそれを外国人に説明するのに左にも右にも偏らない中立の立場で論を張ると説明したそうですが、その外国人は理解できなかったそうです。
外国は自分の立場を明確に主張します。
どっちつかずの中途半端な立場で説得力のある主張ができないではないかというのがその理由。
外国では中道ではなく、極左とか極右に流れますね。
立民党と公明党の合体は失敗するように思えて仕方ないのですが、皆さんはどう思いますか?
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そこで「中道」について調べました。
1)イデオロギーとしての中道
市場経済も認めるが、福祉や再分配も重視するという立場。
昔の社会党とは違って「両方の価値を同時に採る」という立場で資本主義が前提なんですね。
2)戦略としての中道
昔と違って今は浮動票が鍵を握っています。
世論調査なんか見ると、どの党に投票するか決めかねている割合が多いですよね。
ウケのいい政策で、この真ん中の票を取りに行く戦略です。
日本の世論は極端な主張を嫌いがちです。
ですから一般ウケしやすい生活に密着した具体策を掲げようというのが、立民党と公明党の魂胆なのです。
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戦略として大きな割合を占める浮動票を取りに行くというのは戦略としてはアリです。
しかし、スローガンとしては弱い。
結局は自民党に対抗する便利な看板として「中道」を利用しているだけと見られる。
衆議院解散のドタバタで慌てて組んだとの印象が強すぎます。
どちらも「党勢」を弱めるだけの悪手だと思うんですけどね。
