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歴代の日本のデザインの一つにボクのサングラスが選ばれたんです!(1)

∵ イ ッ セ イ イ ズ ム ∴-JIDAデザインミュージアム2005年にセーフティドライブをコンセプトにデザインしたドライビングサングラス、オズニス・モーターマガジンモデルが今年、JIDAデザインミュージアムセレクションVol.10に選ばれ、永久収蔵作品となりました!

しかもVol.10の図録のトップページビックリマーク

過去にどのような作品が選ばれているのかは、
こちら>>http://jida-dm.syncline.jp/DMHP/

JIDAデザインミュージアムに寄贈されている作品は、
こちら>>http://jida-dm.syncline.jp/DMHP/kizou.html

JIDAデザインミュージアムを支援する会員様は、
こちら>>http://jida-dm.syncline.jp/DMHP/shien/shien06.html

ご協力は、株式会社アクシス 様>>http://www.axisinc.co.jp/

このJIDAデザインミュージアム委員会に多大なお力添えをいただいているのは、
財団法人 石橋財団 様>>http://www.ishibashi-foundation.or.jp/

昨日が選定彰の授彰式で、東京展は明日まで。場所は東京六本木のアクシスギャラリー。
詳しくは>>http://jida-dm.syncline.jp/

船場のヴィンテージハーレーは美術!

∵ イ ッ セ イ イ ズ ム ∴-09春_中之島ハーレー<<イシマキガイ氏のブログでボクが撮っていた写真がこれ。

基の画像が携帯のカメラで撮ったものなのであまり良くないのですが、フォトショでアンティーク調に加工してみました。あせる

右側が1937年式のナックルヘッドで、左は1913年式!なんと96年前のハーレー目

これはもうヴィンテージを越えて美術の領域です。

前日の産経ニュースにカッコイイ写真があります!>>Click!

機能をシンプルにデザインされていて、ほんと素晴らしい。この当時だと構造設計されていた人が意匠のデザインもされていたのでしょうが、色使いやロゴのグラフィックもマッチしていて、見れば見るほどに感動!当時のハーレー創業者の想いをデザイナーがカタチにしたそのパワーが100年経った今も伝わってきます。

∵ イ ッ セ イ イ ズ ム ∴-09春_ヴィンテージ公会堂モノのオーラやデザインの基本はやっぱり"人の想い”にあるんだなぁ。とあらためて痛感しました。

ユーザーの要望や販社の意見を聞き入れ売上を意識したモノづくりもそら大事なことなんだろうけど、そういうモノはこんな風に100年経ってもオーラを放ち続けることはないんだろうな。と。

またこのバイク、学さんところでは15年前から何度も見ていたけど、ここ中之島中央公会堂の中では、なんだろ、水を得た魚のように生き生きと当時のオーラを放って、ボクにはハーレーがうれしそうに映りました。

一流紙の取材もたくさん来られていて、橋下大阪府知事からは激励のお手紙をいただいたとか。

ハーレーに興味ないし…という現実にしか目をむけれない人には残念ですが、わざわざこのイベントに足を運んだ人は、ヴィンテージハーレーを通して感じとったものはとても大きかったのではないでしょうか。

学さん、ありがとうございました!また協賛、協力の皆様、お疲れ様でした。

このイベントが今後も続けられますことをボクは願っています。ピース

ご近所にもミツバチにもおなじみの家

∵ イ ッ セ イ イ ズ ム ∴-09モッコウバラとナニワイバラこの時期、家の壁はこうなっちゃいます。

<<ナニワイバラ【難波茨】
学名は、Rosa laevigata Michx.
詳しく知りたくなった人はこちら>>Click!

今年はミツバチが減少して社会問題にまでなっているというのに、うちには今年も100匹以上のミツバチが来て花の中で調子よくダンシングハチ

ちなみにミツバチはこのダンスによって仲間に情報を伝達しているんですって。蜜が甘いほどダンスは活発で、また羽を羽ばたかせる回数でその場所を仲間に伝達しているとか。恐るべし能力。

そんなに喜んでもらったら、毎日水やったり、トゲ刺さりながらも蔓を誘引したり、一年間大事に育てた甲斐あるわ。って、世話してんのワシちゃうか…みなしごハッチ

ビッグバイクにもオズニス・スクエア

∵ イ ッ セ イ イ ズ ム ∴-SQ掛けたBMの人近所歩いてたら前からカッコイイバイク。

何のバイクやろ?

あ!BMWや。

と思って見てたら、

なんとオズニス・スクエア掛けてる!

ちょうど信号待ちで止まりはったので、

「写真撮らせてもらってもイイですか?」

「パシャ。」

ヘルメットの奥にシルバーのボールが左右にキラッ。キラッ。

まさか自分の掛けてるサングラスのデザイナーに「写真撮らせてください。」と言われるとは思ってないやろうし、あまりのカッコよさに声かけられたと思っているはずなので、そこはあえて名は名乗らず。

自分で言うのもなんやけど、やっぱ、車でもバイクでもエエのん乗ってるおっちゃんはオズニス似合うわ。


せや!最近、俳優の唐沢さんがオズニス・スクエアお買い上げいただいたとか。
さすが、違いのわかる男!!


言うとくけど、農作業しているワシもオズニス・スクエアやからね。

農業に走る!

∵ イ ッ セ イ イ ズ ム ∴-F090418Aボクが手にしているのはオノフの新しいドライバーではなく、平鍬(ひらくわ)。

農耕具のデザインをするにはまずは自分で使ってみないと。汗

ボクが作るとなるともちろん、シャフトはカーボンでヘッドはチタン。ん~、やっぱりヘッドを利かすには純鉄か。バランスはD5ぐらいは必要かな?

っていうのは冗談。

(先々には自分用には作るのでしょうが。)

ボクの目的は、アグリデザインとも違って、本気の野菜作り!




∵ イ ッ セ イ イ ズ ム ∴-F090418B今回は、1年以上寝ていたという畑の雑草を抜いて、手作業で耕す作業。耕耘機はあったのですが、「それじゃぁ畑に失礼でしょ。」ということで、まずは畑に「はじめまして」のご挨拶。土とシンクロしてきました。



一ヵ月後のイメージはこんな感じ。>>>>>>>>>>>>



近くのコーナンで買った帽子もお気に入り。汗

って、誰や笑ろてんの!

ic!-berlin(アイシーベルリン)のRalph Anderl(ラルフ・アンダール)氏

∵ イ ッ セ イ イ ズ ム ∴-ラルフ・アンダールic!-berlin(アイシーベルリン)のRalph Anderl(ラルフ・アンダール)氏とツーショット!
<ボクの方は鼻の穴広がって少々興奮気味ですが…(・・;)>

で!彼が掛けているメガネは、ボクが自分用にデザインしてワンオフで作ったモノ!!

このメガネを見て彼はかなり驚いていましたね。まぁ、日本人でもこんなデザインをするヤツがいることを知ってもらえたんじゃないかな。

「自分のブランドつくったらどう?!」って言ってるって通訳の人が言ってきたので、「まぁブランドつくるって、モノがいいだけじゃどうにもならないしね。」って通訳の人に返しましたが、ラルフにはどう伝たわったのか。

レンズはどうして留めてるのか?とか、このテンプルの素材は何か?とか、金属パーツの素材は何か?とか、あれこれ聞いてきて、それを通訳の人通じて説明するたびに何度もメガネ見直しては目を丸くして、ボクの顔見て、「cool!!」を連呼していました。

こんなメガネ考えるの日本では俺しかいないだろうな。とは思っていたけど、ラルフがびっくりするぐらいだから世界でも俺だけなんだろうな。これはいくら説明しても真似できないだろうし、誰もつくれないってところがミソかな。

でもさすが聞いてくるところは的を得た内容だったので、これに刺激を受けて新たな作品できるかも・・・

デザインって、手法や技法や素材やサイズまでをも同じ条件にしてもデザイナーによって出来上がりが違ってくるのでおもしろい。 いや何でも、人に伝わるのは作り手の気持ちや想いだけかもね。

ちょっと期待しとこ。っていうか次に逢ったときのボクのメガネ見たら今度は目が飛び出るかも!ってシロモノを今製作中やし。

まぁ、あまり先行っても受け入れてもらえないので、これもあくまで自分用。

デザインは近い未来の創造物という解釈があって、とくにメガネデザインの世界は進化の速度がゆっくりでちょうどいい感じなんだと思う。ニーズにあったものづくりしかしないからそうなるんだろうし、あえて冒険する必要もないし、ちょっとづつ進化するからこそ売れるんだろうし…

ファッションにメガネを合わすとか職業柄のメガネとかあって、昔、「メガネもTPOに合わせる時代」ってCMがあったりして、デザインの種類もいろいろと増えて、メガネを複数持つ人が多くなったよね。

でも逆に、メガネにファッション合わせたり、メガネにヘアースタイル合わせたり、「このメガネ掛けたいから職業変えました。」みたいなメガネってあってもいいんじゃないかなって。(^^;)

いずれにしてもそんなこと考えるの俺だけやろうし、誰も「それやりましょう!」と賛同せんやろうし、時期が来るまで・・・ とこないだまで思ってたけど!

先週、凄いレンズ加工機見て、「ついに時期が来たか!」と。

ラルフと出遭ったタイミングといい、新しい機械と出遭ったタイミングといい、ホンマにラルフの言った通りになるんかも!?

◆ic!-berlinのサイトはこちら>>Click!

うれしはずかし世界の視線

世界の青木、ジャンボ尾崎、トミー中島、でさえ座れなかったマスターズ公式会見の椅子に初めて座った日本人選手は、選ばれし17歳 石川遼。しかもこの会見でなんとトリを努めた遼くん、試合(予選)でもタイガーウッズを抑えてトリ(最終組)を努めます!

今回この予選を通過するとタイガーウッズを抜いて最年少での予選通過の快挙となるので、なんとしても予選を通過して欲しいものです。オーガスタの女神が、パトロンが、どれだけ彼を応援するのかも今年の見所となります。ちなみに、ゴルフトーナメントの観戦をする人たちのことを通常「ギャラリー」と呼ぶのですが、マスターズの場合に限りギャラリーのことを“パトロン”と呼びます。申し込んでから20年待ってようやくパトロンになることができる!?というパトロンたちが選手を見つめるその視線が、選手にとっては「熱い」を越えて「痛い」ようです。

あの物怖じしない遼くんでさえも、パトロンが入った月曜日の練ランでは「スイングがバラバラになった」というほどで、なんと水曜日のパー3コンテスト(オーガスタにある9ホールのショートコース)ではワーストの+9だった模様・・・ 緊張しての+9か、パトロンを沸かせての+9かは本戦の結果に表れるでしょう!

マスターズでは、スコアを恐れず「役を演じる」、「踊りを舞う」といった具合に、自分の“役”を楽しめるようになれば良い結果になるような気がします。その点、我らが晋呉さんは今年で8回目のマスターズ。「365日マスターズのことを考えてゴルフしている。」というぐらい、マスターズは晋呉さんにとっての晴れ舞台。今年はどんな役を演じてくださるのか楽しみです!

先々週、せっせと組み立てて完成させたサングラスもお供して、お役に立てているようです!!
右http://www.masters.com/en_US/news/photos/2009-04-08/200904081239220480500.html

この写真ではサングラスを後ろ向きに掛けておられますが汗じつはこのサングラス、このエンドの部分に掛け心地のこだわりがあって製作にも苦労したところで、デザイナーとしては最も見せたい部分あせる。晋呉さんに言葉で伝えたわけではないのですが、ホンモノがわかる人にはわかるんでしょうね!マスターズの公式ホームページで公開されたこの写真で、この部分が全世界の人に見られたのかと思った瞬間!鳥肌が立ちました。またそのことをわかっている晋呉さんは、ほんと一流の遊び心を持ったプロゴルファーです。スマイリー

NEWS金魚さんのブログより⇒◆練ランの模様>>Click!
◆パー3コンテストの模様>>Click!

マスターズウィーク!

4・26 ハーレーが中之島中央公会堂をジャックする!?

∵ イ ッ セ イ イ ズ ム ∴-ヴィンテージハーレー
<<クリックしてみて!

友人の岡田学さんがまたおもしろい企画をしてくれましたのでボクからもご案内。

中央公会堂内にバイクが入るのは公会堂90年の歴史でも初めてのこと。「今までに事例がありませんので…」と最初は断られたそうですが、「事例がないならやりましょう!」と学さんが言うと、どういう力が働くのかいつも実現してしまうので不思議。

まず、ヴィンテージハーレーってご存知?ってことから説明したいところですが、興味のある人は自分で調べて。っていうか、興味あれば4/26ここに来れば一通りわかります。

ちょうど一昨日、ハーレーダビッドソンジャパンが販売計画を発表されていましたね。排気量400cc以上の二輪免許取得者は依然年間8万人をキープしていて、憧れのハーレーに跨りたい人がそれだけ多いという予想… ハーレーの魅力を伝えるためのイベント回数も増やすとか。

昨年も新車の売れ行きが2割減というのにどうして???ということになりますが、2輪業界は新車を売ることの利益よりも・・・ (業界の裏話しなのでこれ以上ボクの口からは×××××)

まぁ、日本国内にハーレーは何台あるのか?ということを考えると想像はつくと思いますが・・・そう、ハーレーに憧れる人はまず中古車を買うのです。100年以上の歴史を持つハーレーは楽しみ方もいろいろ、そこから自分の好みの方向性が見えてきてハーレーライフが始まります。

中でもヴィンテージハーレーはハーレー究極の楽しみ方で、船場の手にかかれば70年前のハーレーもバリバリに走れて楽しめるのです。

これぐらいの年代のものは500万円から1000万円にまでなりますが、その価値は高級外車以上の価値があります。この価値のわかる人は今までにあらゆる車に乗ってきたとか、ハーレー以外にも多くの趣味経験が必要で、知る人ぞ知る超マニアックな世界。日常で目にする機会もそうそうないのでこの機会にぜひ。

「イッセイさんのブログを見て来ました。」と受付で言ってもらえれば入場無料です!
(ちなみに言わなくても入場無料汗

来ている人たちのハーレーや自動車、ファッションを見るのも楽しいですから。 

ちなみに、ヴィンテージハーレーは自分の生まれ年の車に乗るのも一つの楽しみ方。アメリカでは、1930年代生まれの方が、奥さんの生まれ年のハーレーに乗って、「昼間はハーレーに乗って夜はお前に乗るよ」(そのお歳でどちらにも乗れるの?)っていうお洒落な話しも。スマイリー

MoMA Collection !!

∵ イ ッ セ イ イ ズ ム ∴-ニューヨーク近代美術館ニューヨーク近代美術館といえば・・・

2004年にニューヨークに行ったとき工事中で入館できなかった切な~い思い出が悲しい

ちなみに、このリニューアル工事の設計をされたのが日本人建築家の谷口吉生氏。

ご存知、安藤忠雄さん(67)が一級建築士の資格を持たず大阪の現場から世界的な建築家として登りつめられ、東京大学然り数々の大学で教鞭を執られていることで有名なのに対し、谷口吉生さん(71)はハーバード大学建築学科大学院卒など超エリート街道で建築に携わってこられた方で、メディアに出られないため知る人ぞ知る存在。

興味のある人はウィキペディアなどで調べていただくとして。このニューヨーク近代美術館の増改築工事の総工費が日本円で900億!?(よく比較されるあの東京ドームでさえ総工費350億円なのに!増改築工事に900億円とは!まぁきっと使っている素材が違うのでしょうね。)((※今のアメリカの経済力ではこんなもんに金かけて!とか、今なら実現していないだろうなとか、浅い知識を持った人はそう言うのでしょうが、そんなレベルではないところに真相はあるので、自分の文化レベルの低さをさらけ出すことにないためにもその辺は禁句ということで。))

いずれにしてもこれを任されるってホント建築家はスケールが違います。しかも日本人に任せるって!谷口吉生さんの設計プランはコンペで群を抜いていたんでしょうね。 (見てみた~いと思ってもう5年…)

ニューヨーク近代美術館のミュージアムコレクション(MoMA Collection)に数々の日本人の作品が選ばれているとはいえ、建物そのものが日本人のデザインとは畏れ入ります。

なにはともあれ、ボクは“MoMA Collection”の中の“パーソナル・トラベル”で選ばれるトラベラーサングラスをイメージしとこっと。

「とりあえず」とか「ふり」とか「つもり」はここでは通用しないので、選ばれる可能性は極めて高い。はんこ

ついでに、

そのデザインの目的が何なのか?というのはそのデザインに顕著に表れるし、それを想像するのは楽しいことです。また自分のデザインが人にそういう目で見られて評価されることは嬉しいし、デザイナー自信にしかわからない部分を見つけられたり、そこを喜んでもらえたりするとデザイナー冥利に尽きることがあります。

言葉が通じなくてもその本質を伝え、また伝わるというのは、デザインが一つのコミュニケーションという証し。「何を目指して何が伝えたいのか。」が、デザインには重要なんですね。