レアル・マドリッド移籍話題
また、レアルの話題になりますが(新聞がレアルの話ばかりなので仕方ないです・・)、冬のマーケットに向けて現在オピンピック・リヨンに所属するBENZEMA(ベンゼマ)獲得に乗り出しています。
21歳、183cm、73kg、昨シーズンは36試合20ゴールで、現在16試合で9ゴール。
17歳でデビューしてから、トータル92試合で35ゴール。
ベンゼマは、実はレアルマドリッドでプレーするのが夢だったらしいのですが、レアルの補強FWとして即戦力になるのかなあと若干不安があります。
まず、若い上に国際経験も少ないし、所属するクラブがリヨンだけっていうのがファンにとって物足りないですね。
更に移籍金が約50億円になるのでは、ということなのでこの時期で難しいかもしれないです。
いよいよ今週木曜日、今年最後のテストです・・・
1日5時間みっちり勉強してます。
Cuadriceps(クアドリセプス):大腿四頭筋
そのままでははっきり言って覚えられないですね。
そこで、トリケラトプスの頭、大体4頭金っていう感じで覚えてます。
Tendon(テンドン):腱
勿論これは「腱が天丼食う」って覚えます。
でも、果たしてこんなんで大丈夫なんかなあ・・と不安になってきました。
Tenditis=腱鞘炎
ペンの持ちすぎで手が腱鞘炎になりそうです。
エル・クラシコ結果
因縁の対決とも言われる伝統の一戦、レアルバルサ戦の歴史については以下で説明があります。
エル・クラシコについて1:http://ameblo.jp/exitoryu/entry-10162279252.html
エル・クラシコについて2:http://ameblo.jp/exitoryu/entry-10162282280.html
カンプノウ入場者数:9万6千人。
レベルの違いというのか、もはやカテゴリーの違いと言っていいほどの差があったように感じました。
前半はボール支配率バルサ70%という驚愕の数字にレアルファンは勝の可能性を見出せなかったと思います。
レアルマドリッドが王者の貫禄すらない、プライドを捨てた完全カウンターのサッカーでした。
左)バルサ:フォーメーション、右)レアルフォーメーション
ドーナツグラフ:支配率:上)前半・下)後半
前後半を通してバルサ4-3-3に対し、レアルは前半4-4-1-1と守備を固めカウンター狙い、後半4-2-3-1で攻めを増やすやり方でした。
レアルは狙い通り、前半を堅い守備で守り抜き、逆にカウンターでキーパー1対1のチャンスがあった。
それでも前半バルサのシュート数10に対し、レアルはわずか2本。
後半バルサの勢いは変わらず、シュート数9に対し、レアルは3本。
しかもこの数字(シュート数)はほぼメッシとエトーのシュート数。
っが、各紙の評価は低く、ラウール、カシージャス、カンナバーロが各紙から最高評価を得ていました。
レアルのシュート数:左)前半、右)後半
後半35分分まで0-0でレアルが怒涛の攻撃を守っていたが、エトーがコーナーを押し込みレアルの守りを粉砕。
更にロスタイムにメッシの技ありシュートを決められ、結果2-0とバルサが勝利しました。
メッシの技ありループシュート!
戦術的に言えば、レアルはカウンターから2本決定的なチャンスがあったし、後半ギリギリまでバルサの攻めを凌いだので結果負けてはしまいましたが狙い通りだったと思います。
前半のキーパー1対1のチャンスを決めていれば・・・くそっ!
僕はどちらかといえばレアル寄りなので、偏ったコメントになってしまうのは仕方ないです・・・
バルサファンの方々は2-0で勝ったので、心広く見ていただければと思います(^^)
ただ、レアルがプライドで、普通に攻めてたらもっと失点してたでしょうね。
冬の移籍マーケットでレアルに有力な選手が移籍する噂も・・・
アトレティコ・マドリッドスタジアムリニューアル計画
最近リーグでも、チャンピオンズリーグでも調子の良いアトレティコが、2011年に新スタジアムを完成させる案が正式に決定しました。
マドリッド市がメインスポンサーとなり、総工費約300億円を投じ2009年着工、2年で完成にこぎつける一大プロジェクトが行われます。
キャパは今よりも2万人も多い74,000人。
更に年間15億~20数億円の収入を見込み、スペインで3番目に収容人数が多いスタジアムに変貌し、ヨーロッパでも巨大なクラブの一つとなる。
また、どこにそんな資金があるのか、現在アトレティコの寮があるアルコルコンに練習場も建設予定。
これでまた一つスペインが誇るビッククラブが誕生するでしょう。
アトレティコ・マドリッドスタジアム建設予想図
新聞を見ていたら、1面に大きくモストレス・女子フットサルのメンバーが写真付きで取り上げられていました。
実はこのクラブ(1部)に日本人の藤田選手がプレーしています。
何度か彼女のプレーを見たことがあるのですが、正直メチャクチャ上手いです。
多分僕が本気でやっても簡単に抜かれてしまうでしょうね。
他の女性もシュートもハンパなく強いし、テクニックもある。
女性のフットサルを甘く見ていましたが、このレベルは凄過ぎます。
機会があれば一度試合を見に行った方がいいですよ。
藤田選手のオフィシャルブログを紹介します:
挫折!?
先日の講習会では怪我について第2弾、膝、足首、筋肉のサッカー選手の主な怪我について勉強しました。
この部分はサッカー選手が特に多い怪我として注意していても起きやすいので、いかに事前のアップや、筋肉など付け予防させることが重要なのです。
っとここまでの流れは良かったのですが、膝の靭帯やら骨の構造、怪我の種類などの講義になると、初めて聞くスペイン語が高速で飛び交う中で、皆は「なるほど、うんうん」と聞いているのですが、僕は辞書で単語を引くのでやっとでした(;´Д`)ノ
しかも一気に20ページくらい飛ばして進むので追いつけない。
ピンチです。
ヤバイ・・・しかも単語が載ってないのもあるし、来週テストやん。
今日から猛勉強します。
でも明日は重要な試合がテレビでやるんだった。
エル・クラシコ。
これは見なければいけないです!
試合の内容は後ほどお伝えします。
レアルマドリッド復活か!?
スペインのスポーツ新聞マルカ、アスは7~8割近くがサッカーの話題で埋め尽くされます。
特に試合後のデータ分析はよくそんなところまでやるよなあ~というくらい細かくデータをとります。
話題となったのは、レアルマドリッドの監督がシュスターからフアンデに変わって臨んだ、チャンピオンズリーグ予選、対ゼニト戦。
フアンデとシュスター監督のシステムを比較したのが上の記事。
スターティングメンバーはGK以外はシュスター監督と同じメンバー。
ただ今回違ったのはシステムだけ。
シュスターは4-3-3のシステムで中盤を薄くして、ロッベン、ラウール、イグアインの攻めを厚くしたが、フアンデは4-4-2でロッベンを下げファンデルファールと巧みにポジションチェンジしながら攻守を支えます。
ポジション的に大きくいじったのはロッベンとグティで、他の選手はほぼ同じポジションでプレー。
しかし消化試合とはいえ試合は3-0と快勝。
最小限の修正で最大の結果をもたらしたこの采配を各紙は高く評価しました。
ロッベンのプレーの分析です。
赤い点が悪いプレーで、白が良いプレーです。波々の矢印が上がりで、丸に矢印がシュート、Gがゴールです。
こちらはラウールのプレー分析です。
ロッベンが右寄りに対し、ラウールは真ん中よりでプレーし、ロッベンとラウール3点のゴールのうち全て右方向からのゴールです。
ロッベンがシュスターの時は左寄りに対し、右サイドでプレーする時間が多くプレーの質が上がったと思われます。
さて、これで話題となるのが、今週バルセロナで行われる伝統の一戦「エル・クラシコ」。
昨シーズンはベルナベウのホームでバルセロナを迎えた時、既にレアルに優勝が決まっていました。
バルセロナはレアルのホームで「EL PASILLO」と呼ばれる屈辱的な行為をさせられたのです。
レアルホームでバルセロナ選手が「El Pasillo」をして選手を称える。
*右列手前 (エトーふてくされてます)
ホーム・アウェイで快進撃を続けるバルセロナに対し、不調続きで下降気味だったレアルがフアンデ就任によりどういう結果になるのか?
ファンが予想した結果、バルセロナが勝つが58%とやはり半数以上がバルサの勝を予想。
しかし42%がファンデ就任でレアルの勝もしくは引き分けを予想。
昨シーズンの屈辱を晴らすバルセロナに対し、再び蘇りつつあるレアル。
いったい今週のクラシコはどういう事件になるのか見ごたえあります。
Lesion~怪我
先週テストがあり何とか全問答えることができ、ほっとしました。
テストは問題こそ20問程度と少ないものの、選択ではなく全てが説明書きしなければいけないのがとても面倒です。
そして、今日の授業は「怪我」についてです。
筋肉や骨の細かい部分まで勉強しますが、まず初めて聞く単語の多さに出鼻を挫かれ自信をなくしてます。
でもテストまでまだまだ時間があるので何とか覚えて頑張ります。
最初のテーマは新聞の記事に載っていた「レアルマドリッドはスペインで一番怪我人が多い」というデータから、原因について話し合いました。
怪我でも試合に出場できない程大きな怪我をさします。
1位チェルシー:26人
2位レアルマドリッド:20人
3位マンチェスター:17人
4位セビージャ:17人
5位ユベントス:15人
6位バルセロナ:13人
7位バイエルン:13人
8位アトレティコ:12人
9位リバプール:12人
10位バレンシア:10人
様々な意見が出ましたが、上位を締めているクラブの選手は各国の代表などでも試合数が多い上に、チャンピオンズリーグなども他のクラブよりも試合数が多くなる分怪我をしやすいということや、シーズン前の需要なチーム作りで営利目的で中国に行ったりするのも意見としてありました。
食事、スパイク、グランド、天候、筋肉の不釣合いなど・・色々な要因がありますが、とにかく多くが精神的、肉体的な疲れから、選手の間で大きな怪我を誘発する(怪我の75%)というデータが出ています。
また練習のやりすぎも大怪我の原因となるので、練習で怪我人を出すのは良くないことですね。
1000時間の試合中で12~35の怪我人に対し、1000時間の練習中では1,5人~7,5人とデータがあります。
更に捻挫が36%、筋肉関係が20%、膝15~20%と激しく接触した際に起こりえる部分です。
こうして見るとスライディングが日本よりもかなりハードで回数が多い為、鍛える事が困難な膝や足首の怪我が目立つと思います。
他にも筋肉の痙攣についての処方などやりましたが、とにかく疲れを身体に溜めない事が重要ですね。
怪我人ワーストデータで、ヨーロッパのBIGクラブ10チーム中、イングランド3チームに対し、5チームがスペインのクラブだったことに驚きました。
それだけ激しいリーグなのか、フィジカルコーチが厳しい練習を与えすぎているのかどっちなんでしょうね。
ジュニア、ユースって何歳?
ジュニアユースは中学生、ジュニアは小学生と、単純に考えてました。
しかし、スペインは8~10歳がBenjamin(ベンハミン)と呼ばれるカテゴリーで、
11~12歳はAlevin(アレビン)というカテゴリー(アトレティコマドリッドに宮川類君がプレーしてます)
13~14歳はInfantil(インファンティル)のカテゴリー
15~16歳はCadete(カデーテ)のカテゴリー
17~18歳(19歳)はJuvenil(フベニル)のカテゴリー
にそれぞれ別けられ、リーグも違ってきます。
何故こんなにも細かく別けて試合するのか?
いくつか理由があると思いますが、まずは各年代の体格差が一番の要因だと思います。
勿論技術もフィジカルも問題なければ、上の年齢のカテゴリーで試合できますが、下の年齢ではできないという事です。
だから日本から遠征で「ユース」として高校の1~2年生の構成できた場合、16歳まではカデーテ、17歳はフベニルなので本来「2つのチーム」を作らなければいけないのです。
しかしこんなにもカテゴリーがあるから、週末は無数にあるグランドも朝から試合で埋まっているのですね。
ユースリーグの構成
スペインのユースリーグは1部、2部その下に地域リーグで構成されています。
1部リーグは全国を7グループに、2部リーグは17グループに別けてそれぞれ戦います。
各グループそれぞれ16チーム~18チームありますので、1部リーグは約120チームが存在します。
2部リーグは290チームも存在します。
さて、1部リーグはスペインの頂点のリーグですが、各グループで優勝して終わりではありません。
各グループの上位2チームが全国大会へと出場します。
国王杯などもありますが、要はこの全国大会こそスペインのナンバーワンを決める大会です。
14チームが各リーグ戦を戦い、決勝トーナメントへと行き優勝を決めます。
ホーム&アウェイで、まぐれという勝ち方がないので決勝に進んだクラブはそれこそ決勝にふさわしいクラブばかりです。
昨シーズンのベスト4が、セビージャ、ラージョバジェカーノ、エスパニョール、そして優勝したビジャレアルです。
いずれもプロリーグのトップチームは、中堅もしくはラージョバジェカーノのように、トップが2部Aということですから、名門と呼ばれるレアル、バルサの下部組織が決して強いとは限らないのです。
ユース1部リーグのクラブは村の小さなクラブなど、どこが優勝してもおかしくないくらいで、名門クラブに実力が偏ることはありません。
この均衡した力こそ、プロリーグを支える大きな土台なのかもしれないですね。