Lesion~怪我
先週テストがあり何とか全問答えることができ、ほっとしました。
テストは問題こそ20問程度と少ないものの、選択ではなく全てが説明書きしなければいけないのがとても面倒です。
そして、今日の授業は「怪我」についてです。
筋肉や骨の細かい部分まで勉強しますが、まず初めて聞く単語の多さに出鼻を挫かれ自信をなくしてます。
でもテストまでまだまだ時間があるので何とか覚えて頑張ります。
最初のテーマは新聞の記事に載っていた「レアルマドリッドはスペインで一番怪我人が多い」というデータから、原因について話し合いました。
怪我でも試合に出場できない程大きな怪我をさします。
1位チェルシー:26人
2位レアルマドリッド:20人
3位マンチェスター:17人
4位セビージャ:17人
5位ユベントス:15人
6位バルセロナ:13人
7位バイエルン:13人
8位アトレティコ:12人
9位リバプール:12人
10位バレンシア:10人
様々な意見が出ましたが、上位を締めているクラブの選手は各国の代表などでも試合数が多い上に、チャンピオンズリーグなども他のクラブよりも試合数が多くなる分怪我をしやすいということや、シーズン前の需要なチーム作りで営利目的で中国に行ったりするのも意見としてありました。
食事、スパイク、グランド、天候、筋肉の不釣合いなど・・色々な要因がありますが、とにかく多くが精神的、肉体的な疲れから、選手の間で大きな怪我を誘発する(怪我の75%)というデータが出ています。
また練習のやりすぎも大怪我の原因となるので、練習で怪我人を出すのは良くないことですね。
1000時間の試合中で12~35の怪我人に対し、1000時間の練習中では1,5人~7,5人とデータがあります。
更に捻挫が36%、筋肉関係が20%、膝15~20%と激しく接触した際に起こりえる部分です。
こうして見るとスライディングが日本よりもかなりハードで回数が多い為、鍛える事が困難な膝や足首の怪我が目立つと思います。
他にも筋肉の痙攣についての処方などやりましたが、とにかく疲れを身体に溜めない事が重要ですね。
怪我人ワーストデータで、ヨーロッパのBIGクラブ10チーム中、イングランド3チームに対し、5チームがスペインのクラブだったことに驚きました。
それだけ激しいリーグなのか、フィジカルコーチが厳しい練習を与えすぎているのかどっちなんでしょうね。