激減!
スポーツ新聞「AS」によると、去年に比べスペインリーグの総観客動員数が約43万人も減ったとあります。
近年稀に見る不況のせいもあるかもしれませんが、それでも43万人も激減するのはちょっと問題アリですね。
僕自身も最近スペインのサッカーの試合を殆んど見に行かなくなりました。
以前は年に何回かはレアルの試合やアトレティコなど見てきたのですが、最近は何だか生で見たいと思うほどの試合がなくなってきた感じです。
その一つに、バルセロナが圧倒的に強すぎて、ほかの試合が見劣りする感があります。
ジダンや、ロベカルなどがいたレアルは見ていて面白かったし、今のバルセロナとも良い試合をしそうですが、現在のリーガのクラブで、残念ながらそのようなクラブはないですね。
もう一つの理由としては、チケットが30€~140€と高いうえに、30~40€支払って試合を見ると一番最上階の席で、アリがサッカーをしているような感じで殆んど選手が見えません。
ガソリン代もかかるし、まともに見るのであれば60€~(約7500円~)必要なので、だったらテレビで観戦した方が良いというのもあります。
でも率直に言うと見たい選手がいなくなったというのが一番の理由かもしれません。
バルサの試合は見たいですが、レアルファンの僕が見に行くのはかなりの抵抗が・・・でも見てみたい!
命の次に大切なパーツ
今日もライセンス講習がありました。
1月は主に怪我についての予防や骨・筋肉・靭帯などについて勉強しています。
今まで全く気にしていなかった靭帯や腱、骨の仕組みについては、思った以上に複雑でまるで精密機械のようです。
糸の様な細い靭帯でも重要な役割を果たしていたり、骨同士が擦れないようにクッションがあったり、アキレス腱などは何百キロの力にも耐えることができるなど人間の潜在ポテンシャルを垣間見ることができました。
特に膝は体重の9割近くある上半身を支え、更に飛んだり、方向転換など膝にかかる力も相当なはずです。
ダッシュしてストップや、方向転換、ジャンプして着地など、サッカー選手にとっていわば命の次に大切なパーツですよね。
しかしその割には小さいパーツで構成され、非常にデリケートな部分でもあります。
サッカー選手の怪我に多い、膝の前後を支える「特に前十字靱帯」は、急激な方向転換で膝がロックされたり外側からタックルを受けたりした時に起こり、衝撃によっては「内側靭帯」とともに切れやすく、更にクッションの役目を果たす「内側半月板」も破損する恐れがあるなど、特に気をつけなければいけない部分です。
注意していても試合中はどうしても起こりやすいので、ここはしっかりとウォーミングアップをして、膝の筋力を付けカバーするなど自己管理が大切ですね。
膝の怪我(内外側靭帯、十字靱帯、半月板損傷など)を理由に夢を諦めた、将来有望だったサッカー選手を何人も見てきました。
ヨーロッパはじめとするスライディングはレベルが上がることに、深く激しいのでプレーする際は十分気をつけてください!
講義の様子
バルサ最強の原動力3選手!
毎週またかーと思うくらいバルセロナの快進撃は続きます。
今週せっかく調子が上がってきているデポルティーボに対して、5-0とボコボコにして総得点59と伸ばし、13失点と得失点差が46。
2位レアルの得失点差14に3倍以上差をつけるもう誰にも止められない状態です。
これがマラソンなら走るのやめたくなりますね。
そもそもこの驚異的な数字を叩き出しているのは3人の選手。
エトーの18ゴール、メッシの12ゴール、アンリの11ゴールと、総得点の7割をこの3人が稼ぎ出しています。
レアルも、イグアインの12点、ラウールが7点と頑張りを見せ、2位に浮上してきましたが、誰がどう見ても優勝は厳しいですね・・・
今年のバルセロナは、リーグ、国王杯、チャンピオンズリーグと、3冠を達成し伝説のチームとなるでしょう。
一度見に行かなければ・・・
会ってきました!
まずは友達のパブロがトレドからアリカンテの、ある村までの地図を書いてくれたのですが、かなりアバウトすぎて2時間近く迷ってしまい幸先の悪いスタートとなりました。
朝7時に出て目的地に着いたのが14時くらいで、通常で行けば5時間ちょいでいけるところを7時間もかかってしまい精神的な疲れがかなりきました。
現地の人がその地図を見て思わず笑っていたほど下手くそで、地元のおっちゃんがわかりやすく書いてくれたのがホント助かりましたね。
ヘトヘトになりながらも、何とか目的地に着き宿を探したのですが、半径20キロの村には全く宿がないうえ、更に約束までの時間もないのでとりあえず宿探しは一旦諦めることにしました。
実は今回アリカンテに来たのは、鈴村さんの旧友でもある小野伸二選手に会うことでした。
しかし、なぜスペインなのか?
ごもっともな質問です。
現在はドイツのボーフムというクラブでプレーしているのですが、この時期大雪でちょうど合宿をスペインでやることになったので練習試合見学も兼ねてアリカンテまできたという経緯です。
試合は、ボーフムVS天津泰達(中国スーパーリーグ1部、ACLにも出場し08年は4位の成績)と、これまた何故かスペインにいながら中国のクラブと対戦するなどまるで異国の地にいる気分でした。
試合の詳細は、ボーフム公式ホームページでご覧ください。
http://www.vfl-bochum.de/webcache/Aktuelles_meldung_5950_3_jp.htm
スペインにいながらドイツ対中国のクラブの試合を見るなど、異空間を漂っているようでした。
その後ホテルを探しに隣町に行ったのですが、ここもスペイン語が全く通じない街で、住人に「この辺にオスタル(スペイン語でホテルよりも安い宿のこと)ってある?」って聞くも、英語で「オスタルって何?」と聞き返されたのでいちいち英語で説明するなど、スペインについて全く知識がない人々が集まる町でした。
マドリッドですら英語がなかなか通じないのに、ここは逆に英語しか通じないまさに異国です。
何だかんだして宿を確保し、夕食を食べた後で、小野選手がいるホテルへ向かいました。
試合後、更にボーフムサポーターと夕食会の真っただ中で、疲れているから今日は無理かなと思っていましたが、疲れている素振りも見せず、快くコーヒーに付き合って頂きました。
初対面の僕にも色々と話を聞かせてくれて、楽しい時間があっという間に過ぎ、気づけば2時間近く話をしていました。
これで旅の疲れも一気に吹き飛んだ感じです。
翌日も午前中練習を見学して、再び1時間ほどカフェに付き合ってもらいました。
本当にお疲れのところすみませんでした(^^;)
小野選手のテクニックはチーム内でも飛び抜けてましたね。
更にサポーターにも深く愛されてます。
やはり一流選手は人柄も一流でした。
ボーフム対天津
ボーフム練習
クリスティアーノ・ロナウド、レアル移籍!?
世界最高の選手が,来季レアルを視野に動き出す!?
バロンドール獲得など、FIFA最優秀選手に選ばれたクリスティアーノ・ロナウド選手の言動が今スペインで話題となっています。
一時期レアル移籍に関しては否定していたクリスティアーノ・ロナウドですが、ある動きを切っ掛けにレアル移籍話が再浮上。
クリスティアーノ選手のエージェントを務める(ホルヘ氏)が、個人に関する商品登録のような形で登録する際、CR9(クリスティアーノ・ロナウド9)で登録を行ったようです。
当然ポルトガル代表、マンチェスター・Uでも「ナンバー7」を付けていて、登録にはCR7とするはずですね。
それを突然放棄して、9番に変更することはただ事ではないでしょう。
その裏には、もしレアルに移籍した場合を考えると、いまやスペインの英雄とされるラウールが背番号7を付けている為、敬意を表して9番を付けるという表れだと言われています。
更に、「CR7」を35万€(約4000万円)で権利を譲歩している動きもあるようです。
この話題を信じるかはあなた次第です。
僕は信じます!
ラウールという男
「オラ、 ブエノス・ディーアス!」
「カフェ・コン・レッチェ イ パン・コン・トマーテ コン ハモンイベリコ」
「ポール・ファボール」
内容:
(おはよう!コーヒーとトマトとイベリコハムサンドをください。)
これは朝よく行くバールの朝食のメニュー(2,5€=約:300円)です。
コーヒーと、パンにイベリコハムとトマト(トマトを細かく潰したジャムのような感じのをパンに塗り塩とオリーブオイルで味の微調整を行います)を乗せたサンドウィッチを食べるのが習慣となってます。
朝はスポーツ新聞(ほぼサッカーのみですが)を読みながら、濃コーヒーとこのパンが非常に合うのです!
左)イベリコハム、右)トマトをパンに塗り塩・オリーブオイルをかける
新聞を読んでいると、昨日の試合結果が出ていまして、レアルがアウェイで3-0と快勝し、リーグ2位に浮上しました!
バルサも相変わらずメッシ君の活躍で、2位と勝ち点12差で驀進中です。
一番大きく取り上げられていたのが、ラウールがスペイン・リーグ最多出場とゴール数の記録を塗り替えようとしています。
過去でリーグ最多出場したのはサンチス選手の523試合、リーグ最多のゴールゲッターがディ・ステファノの216ゴール。
ここで、ラウールは最多試合出場と最多ゴール数の記録を今季更新する可能性が出てきています。
現時点で500試合出場し、212ゴールと両方とも歴代2位につけています。
今季残り20試合なので、3試合足りないですが、ゴール数はの1位と4ゴール差なので記録更新の可能性は大ですね。
カップ戦などを含めば680試合出場し、305ゴールを決めています。(いずれの記録も2位です)
当然怪我の時期もあり、当たりの激しい世界トップレベルのリーグで、この試合数は只者ではないことを表しています。
両方の記録が更新され名実共にスペインの英雄になる日も近いことでしょう。
ちっちゃいけど巨人な2人の天才
2人のちんちくりんな巨星は、バルセロナでプレーするなどスペインと深いかかわりを持ちます。
アルゼンチンが生んだ天才、ディエゴ・マラドーナと、リオネル・メッシ。
21歳までの経歴や、共に左利きで高速ドリブルを武器にするなど共通点が多く、
マラドーナは身長166cm66kgに対し、
メッシは169cm67kgと一流サッカー選手にしては背が低いが大きな功績を残しています。
あだ名は、マラドーナ:Pelusa(スペイン語で”うぶげ”)
メッシ:Pulga(スペイン語で”ノミ”)
(いずれにしてもかなりバカにしたネーミングです)
デビューしたのは、
マラドーナ:アルヘンチノスで15歳と355日
メッシ:バルセロナで17歳と114日にデビューしました。
初ゴール:
マラドーナ:16歳アルヘンチノス
メッシは17歳バルセロナでの初ゴールです。
戦歴:
21歳マラドーナ:ボカ時代60試合で39得点、アルヘンチノス時代は186試合で127得点
メッシ:バルセロナで92試合41得点
代表デビュー:
マラドーナ:ハンガリー戦で16歳と120日
メッシ:ハンガリー戦で19歳と249日
代表歴:
21歳マラドーナ:29試合で11得点
メッシ:34試合で10得点
以上の数値から見て、若くしてすでに様々なタイトルを獲得した両選手の実力には改めて驚かされますね。
まったく、どうしたらこんな選手が育つのでしょうか・・・
コーチライセンス「まずは日本語で勉強」
2週間の休みを得て、昨日コーチスクールが再開されました。
教科書は10科目+プログラムで、「スポーツ協会、サッカー協会の組織について」、「体のメカニズムについて」、「筋肉・骨・靭帯などの仕組みについて」、今までで3科目のテストが終了しました。
今のところ何とか合格できましたが、サッカーのメインである戦術などはまだまだ先のようですね。
今月は「怪我の種類と予防・処方」についての講義です。
先月も同じように骨やら筋肉・靭帯など学びそれらの怪我を勉強しましたが、今度の科目は更にデータを使っての怪我の要因適切な処置を学びます。
一番困るのが、辞書に載ってない専門の単語がほとんどで、インターネットで関連する怪我の種類など調べながら何とか勉強している感じです。
だから人体に関する事を日本で学び、知識ある人がスペイン語でレッスン受け単語が多少分からなくても、ある程度はついていける気がしてきました。
結局僕はネットを使って日本語でこれらの知識を勉強し、そしてスペイン語に変換するという2度手間かかかっています。
もしこの先ライセンスを考えている方は、まずは授業の時間数も多い「人体の仕組み」に関することを日本語で勉強しておくとといいと思いますよ。
これらの講義を大学・専門学校などで受け修了証明がある場合、授業が免責されます。
今授業受けている教科書の内容