スペイン・サッカー珍道中 -32ページ目

リーガのみどころ

最近のリーガは目を離せないですね。


何といっても優勝争い真っただ中で、更にレアル、バルサというスペイン2強の試合が終盤に残されているのが見ごたえありです。


ATMですでにレアル対バルサ(クラシコ)の試合チケットを販売していたのですが、安いので500€~800€と即効買うのを諦めました。


アトレティコもホームでビジャレアルに逆転勝ちするなど試合内容もなかなかのもんです。


それとは別に、来季の動きも少しずつ見られるようになってきました。


レアルの会長にあのフロレンティーノ・ペレス氏が出馬するとかしないとか・・・


いや、先週のASの新聞にも出ていたし、きっと出馬するはずです。


そして当選した暁にはビックネームの選手獲得を公約に掲げ、彼ならきっと成し遂げるでしょう。


特にクリスティアーノ・ロナウド


是非来てほしい選手の一人です。


更にレアルがフットサルのチームを持つ日も近い気がします。


ハビエルロサーノ(フットサル・元スペイン代表監督)が、レアルのテクニカルディレクターだか何だか知らない役職についているので、きっと近いうちにバルサに続き、レアルもフットサルチームを持つでしょうね。


それも全て今シーズンの結果にかかっています!



アトレティコカー

レアルアトレティコのマドリッドダービーは、予想外の内容と結果でした。


アトレティコはフォルラン、アグエロの2選手が30得点を稼ぎ、前回のバルサ戦から再び調子を取り戻した様子です。


ここ数年レアルに一度も勝ったことがないアトレティコは、当初の予想を覆すような怒涛の攻撃を見せます。


フォルランのシュートがポストに当たり、アグエロのキーパー1対1など、決定的なチャンスだけでも3~5点はあった気がします。


一方レアルはスペインの守護神カシージャスがよく失点1に抑えたという感じでしたね。


スポーツ紙MARCAはカシージャスの最高評価「3」で、それ以外の選手は全て「1」という負けてもおかしくない内容でした。


しかし、こうしてみるとジンクスというのはやはりあるのでしょうね。


レアルだけには勝てないアトレティコ。


でもアトレティコのサポーターは強いですよ。
スペイン・サッカー珍道中



アトレティコ対バルセロナ

いやー、今シーズンで一番の試合といっても過言ではないでしょう。


アトレティコホームで首位のバルセロナを迎えた一戦。


前半早々、バルセロナはアンリのスーパーゴールを皮切りに、32分メッシのディフェンスをあざ笑うかのような2点目でアトレティコを意気消沈とさせました。


しかし、1分後アトレティコ・マドリッド、フォルランのこれまたスーパーミドルシュートが入り前半を1-2と折り返します。


後半11分アトレティコ同点に追いつきますが、後半27分再びバルセロナに引き離されるという、まるでカーチェイス並の波乱な試合展開になってきます。


そして、後半35分アトレティコがPKを得て、フォルランがきっちりと決めて3-3となりアトレティコファンとしては引き分けでも万々歳という結果でしょう。


しかし最後にドラマは起こります。


後半44分アトレティコ、ゴール前アグエロがいったんボールを奪われてたのですがストライカーの嗅覚というのでしょうか、クリアーしきれなかった所を見逃さずゴールサイドに流し込み決勝ゴールを決めました。


その瞬間、スタンドに詰めかけた5万人の観客が歓喜を爆発させ、隣にいた者同士抱き合ったり喜びを分かち合っていました。


レアルが勝ったので、これでバルサとの差が勝ち点4となりました。


終盤に直接対決も控えているので、今年のスペインリーグは最後まで目が離せませんね。





クラブ

先日のライセンス講習会では「クラブ」についての講習でした。


クラブといっても監督・選手・経営に携わる人達など様々な要因があるのです。


始める前に、講師が11個の題材を与えそれについて思う事をそれぞれ書き出しました。


サッカーとは?


チームとしての方向性?


監督として最も重要なことは?


監督と選手は友達関係であれるか?


など単純だけれども十人十色の答えで面白かったです。


サッカーとは?の答えで、「仕事」として考えている人や、「社会性」を学ぶ場所など、「教育の場」と考える人が多かったですね。


僕も教えたい対象が少年たちなので、サッカーは「教育」と考えます。


サッカーは「小社会」といったところで、サッカー通じ応援し支えてくれる方々への感謝の気持ち、敬意、協力、自己主張など様々な要素がサッカーにはあります。


よって一流の選手は「人間的にも一流」であるべきと僕は思います。


また監督はどうあるべきかの意見では、さまざまな珍回答も出ましたが、概ね選手から知識人であり、人間的にも尊敬される人物であるべきということです。


クラブの方向性や価値を左右させるのも監督の手筈なので、しっかりとしたビジョンを持ち合わせていなければいけません。


監督と選手は友達関係であるのは悪くないが、決して良くないということですね。


チームを勝利に導く「監督」でありながらも、人間的に優れた「指導者」でなければいけないので、僕はまだまだ監督できる身分でないことが判明しちゃいました。



熱い男のサッカー人生の終わり方

サンフレッチェ広島ユース時代は全国を経験し、一流のプロを目指していた彼は最終舞台としてスペインを選びます。


スペインでサッカーを心から楽しみ、暴れ・歓喜・挫折を味わう。


そして、サッカー人生の終焉。


その後・・・


彼はスペインで一体何を見て、感じ、思ってきたのか。


今も好きなサッカーを忘れることはできない、熱い男のブログを紹介します。


http://tetsubueno.exblog.jp/

チャンピオンズリーグ

今日チャンピオンズリーグ、リヨン対バルセロナの試合が行われました。


前半から激しい試合展開で、フリーキックを得たリヨンがジュニーニョの見事なフリーキックで先制。


その後ベンゼマ、ケイタ、ジュニーニョが中心となってチャンスを作りポストなどに阻まれます。


一方バルサはいつもの攻撃的なリズムが掴めず、エトーのシュートがポストに当たるなどなかなかチャンスを作れません。


しかし、後半コーナーキックのチャンスを、アンリがダイビングヘッドで合わせ同点に追いつきます。


その後エトーとメッシがポジションを変えながら攻める戦術を試みるも、リヨンの堅いディフェンスに最後まで勝ち越しゴールを挙げることはできませんでした。


アトレティコはホームでオポルトと引き分けでした。


インテル-マンUも引き分けです。


キニエラ

今日の新聞にキニエラ(スペインのサッカーくじ)の結果が載っていました。



1部2部リーグ合わせ、15試合の勝ち・引き分け・負けを予想します。



15試合すべて当てると億単位の金額になりますが、今週は全試合的中者がいませんでした。



14試合もゼロ。



13試合はたしか70人程いて、1万4千ユーロ(約170万円)がそれぞれもらえることになります。



僕は何度もやった事ありますが、最高11試合当てて数10ユーロという金額でした。



普段は13試合程度なら30~50万円程度ですが、170万円ってかなりの金額ですよ。



今回誰もがバルサがホームで絶対勝つと思ってたんでしょうね。



まさに競馬でいう万馬券です。



負けたことで1位2位の配当が分配され、13試合当てても100万円以上ももらえる結果になりました。



もし15試合的中が1人だったら、物凄い配当金が得られるでしょうね。



来週のキニエラやろうかなと思います。

7ポイント

バルセロナダービーは予想外の結果でしたね。


昨日のバルサはホームにも拘らずいつもの精彩を欠いていました。


バルサが一人退場となり、それでも攻め続けていたのですが、DFとキーパーのイージーミスで2点を簡単に失い完全に集中を切らした感じでした。


おかげでレアルとの勝ち点差が7となったのが嬉しいです!


バルサファンの人申し訳ない(><)/


残り14試合でこの差を詰められるかがカギです。


リーグ後半残り6試合に全てがかかっているといっても過言ではないでしょう。


レアルセビージャのホーム、バルセロナ戦、バレンシアビジャレアルのホームが控えています。


一方のバルサもリーグ後半に、セビージャバレンシアホーム、レアルホーム、ビジャレアルが控えているので、優勝争いは後半戦で大波乱の予感がします。



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今日の献立は?

いやー昨日のテストは難しかった・・・っというよりも答えが何通りもあるから、果たしてこれであっているのか不安でした。


いくつかあったのですが、最後の問題が皆一番悩んでいました。


問題は、ユースのカテゴリーで20人選手、内キーパー2人、そして2人のコーチがいて、シーズン前の8月という設定です。


そこで4つ課題が出され、

どのような方法で、どんな事に気をつけ教育をしていくのか(主に社会的協調性やモラルの面)

・個人のテクニックと、グループでのテクニックの練習メニュー

・有酸素運動と無酸素運動による心肺機能及び、筋力強化練習メニュー

・4-4-2の戦術に基づいた練習


これを時間の配分と、選手、用具の配置、的確な説明、目的など細かく説明していかなければいけません。


今までコーチなんてやってことないので、初めての練習メニュー作成となりました。


イメージではこうしたいとかあるのですが、いざ説明するとなるとなかなか思いどおりにはいかないものなんですね。


結局、図などを用いて今までの経験から、できるだけ単純明確な練習メニューを作成しました。


図に矢印やコメントなど非常にゴチャゴチャしすぎて初めて見る人はきっと理解できないだろうなあ・・・


小学時代から当たり前にやっていた練習でしたが、練習メニューは非常に綿密で計算されたスケジュールのもとでやっていたんですね。


こうして考えると、毎日違った練習メニューを考え作るだけでも大変骨が折れる作業です。


コーチをやられている方尊敬します!


親が毎晩「今晩の献立は何にしよう」なんて悩んでいたのが最近ちょっとわかる気がします(笑)

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練習スケジュール

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明日またライセンスのテストがあります。


今やっているのは練習スケジュールの作り方で、年間、月、週、1日、時間、目的、内容など細かくスケジュールを立てて選手育成をしていきます。


年間はシーズンの目標、そして中間目標として、1シーズンを10か月として2か月を1ユニットにします。


つまり8・9月、10・11月、12・1月、2・3月、4・5月と、中間目標は1シーズンで5ユニットに分類されます。


その1~5のユニットごとに中間目標を設定していき、更にその1ユニット(2か月)を1か月ごとに分け目標を設定し、次に週毎と1日ごとの目標を立てるのです。


そして、その各目標に基づいて練習メニューを作成していきます。


対象は10~15歳なので1日の練習時間は60~90分とし、時間配分、選手の配置など細かくスケジュールを作っていきます。


内容にはフィジカル、テクニック、戦術、メンタル、モラルなどおり込まなければいけないので、なかなか思うような練習メニューができないです。


特に子供は成長が著しいので、こうした細かい設定が将来一流選手となる為の重要な土台作りをしているわけですね。


そう思うと練習メニューを作るのは、簡単そうで難しいんですよ。