次は・・
こんにちは!
スペインは今大変暑いです!
平均気温38度前後。
しかも僕の覚えている限り、ここ1カ月間で雨が降った日は1回あったかないかくらいですかね。
でも湿度がない分日陰に入ると涼しいです。
さて先日ようやく追試が終わり、自己採点は80点くらいでした・・・多分(^^;)
追試にしては以前よりも難しかった気がしますね。
やっと勉強から解放されたと思えば、今はフットサルの指導学の勉強をしています。
っというのも来週日本に一時帰国し、スペインのフットサルコーチの通訳をすることになりました。
「選手」と「指導者」向けのフットサル講習会です。
正直サッカーの用語は問題ないですが、フットサルはまだまだ知らない知識が多いので緊張しています!!
とにかく今はもう勉強して頑張るしかないですね。
が~ん!
コーチライセンス10教科のテストで、追試の発表が学校に張り出されていたので見に行きました。
10人近い生徒が追試名簿にあり、その中に見事僕の名前がランクイン!о(ж>▽<)y ☆ヤッター!
名前が載ったからって呑気なこと言っている場合じゃあございません。
なんと、2つもテスト落ちたらしく、来週追試を受けることになりました(><)
僕は昔から追試に慣れているので今度こそ受かるかと思います!
でも追試に慣れているってことは、実際赤点なので自慢できる事ではないですけれどね(^^;)
追試の後は実戦研修で10月までクラブに所属しなければいけないので、ライセンス取得までまだまだかかりそうです。
がんばろう。
あの日の頃・・
今日サッカー関係のブログを色々見ていたら、中学生時代にトレセンで一緒だった同級生が、現在地元でクラブを立ち上げ指導者としての道を歩んでいるブログを偶然見つけました。
彼はトレセンにいながら中学時代から「俺は指導者になるんだ」っとおっさんみたいな台詞を言っていたのを今でも思い出す。
当時の僕はまだまだそのような事を思いつく事もなく、ただプロになりたいとしか頭になかったですね。
プロになって得点決めた時のガッツポーズどうするかや、サインの練習したり、小学生並みの考えでした。
それが三十路を過ぎてから、ようやく指導者になりたいという夢が持てるようになった。
果たして中学時代にトレセンで「俺は指導者になりたい」という選手はどれくらいいるだろうか。
彼は当時仕草も、考えも、おっさんぽかったけれど、頭も良く自分が今後何をすべきかを既に計算していたと思う。
指導者とは本当にサッカーが好きで、子供達に純粋な心で教えたいという者でなければ成功しないし、当時の彼にはその心が既に芽生えていたんだなあと思った。
今から指導者を目指していくのと、中学生から指導者を目指して準備をするのではいろんな意味で遥かに差がある気がする。
少し自信喪失中・・・
っが、しかし僕には10年以上スペインでサッカーに携わってきたという経験があるではないか!
っで、ここから指導者になるにはどうしたらいいのだろうか・・・
知識だけではダメ。
まだまだスタートラインにも立っていない僕にとってやるべき事はまだまだあるなあ。
次の目標に向かって!
先日ようやく10項目のライセンステストが終了し、やっと終わったと思いきや、次は9月まで各クラブに所属して実技を行わなければいけない(><)
しかも協会に提出したはずの大切な書類を無くされ、再び日本から取り寄せる羽目に・・・
来年の今頃に、日本でクラブチームを立ち上げる構想を練っています。
それまでに今まで習った事をいかして準備していきたいと思います。
10代は自分がサッカーを辞めて監督になるなんて夢にも思わなかったのに、年とともに思考が変わるもんですね。
それも人との出会いと切っ掛けで変わるもんです。
以前10歳の子が単身でスペインに来て、短期間の間で色々な物を吸収し喜んで帰っていく姿を見て気持ちが変わりました。
自分自身で小中学生のクラブチームを持ち、実際スペイン遠征などで貴重な体験をさせてあげたいと思いました。
実現に向けて残りの実技も頑張ります!!
戦術
先週からいよいよコーチライセンス最後の章「戦術」の講義が始まりました。
今まで受けてきた、「テクニック」、「フィジカル」、「メンタル」の講義から「戦術」まで、全ては繋がっていると思いました。
戦術の一つである、「マンツーマン」で付いていくにはフィジカルが必要だし、スピードを要求される「カウンターアタック」は素早い判断と正確なパス技術が必要で、ディフェンスでのカバー・ラインの上げ下げなど高い集中力のメンタルが影響してきます。
どれか一つかけても良いサッカーができないし、高い戦術を取り入れるにはテクニック、フィジカル、メンタルの強化が大切だと思います。
今勉強していることは日本でも馴染みのマンツーマン、カバーリング、カウンターアタック、オーバーラップ、スペースを作る動き・・など基礎となる戦術ばかりです。
しかし、各戦術がしっかりとした定義に基づき、メリット・デメリットを明確にし局面応じ使い分けるということです。
当たり前の事だと思いますが、実際これらの戦術を理解して使いこなしている人は少ないかと思います。
それは自分達の選手、敵の選手の癖や能力を把握していなければいけないという事で、簡単そうで難しいですよね。
マンツーマン一つでも相手は背が高いのか、足が速いのか、右利き、左利き、ドリブルが得意なのかなどで、マンツーマンに付くディフェンスも変えていかなければいけません。
相手チームの選手・戦術を見て短時間で分析・判断し、的確な戦術を取り入れ明確に選手に伝える。
頭では分かっていながらも実際やるとかなり難しい・・・
やっぱり今の僕にはまだまだ監督はできないなあと実感(-_-;)
トレド念願の2部昇格!
日曜日の試合で地元トレドが念願の2部Bに昇格しました。
今年こそはと、詰めかけたトレドのファンでスタジアムは超満員。
結果は3-0と圧勝。
試合終了のホイッスルとともに、何百人ものファンが待ち構えていたかのようにピッチに入り選手を取り囲んだ。
その場で選手、監督、ファンと勝利を分かち合うなどスペインらしい喜び方でした。
道路も通りゆく車が深夜12時過ぎてもクラクションを鳴らすなどお祭り騒ぎ。
でもここまで来るのに本当に長い道のりだった・・
かつてトレドは1993年には、2部Aで1部入れ替え戦にまで行った強豪クラブでした。
国王杯ではレアルマドリッドにホームで勝ったほどです。
ところが2000年、経営不振の煽りを受けて選手が放出され2部Bに降格。
4年間低迷が続き、2004年ついに3部まで降格。
しかし2006年から新たなスポンサーを付け3回連続入れ替え戦を行ったが、全て入れ替え戦の決勝で無念の敗退。
そして今季のクラブは12月に、再び経営不振でスポンサーが途中で撤退するなど危機が訪れました。
選手が数人放出され1位から4位と順位を下げた。
80年の歴史を誇る伝統あるクラブを立て直そうとサポーターが必死に活動をして、選手も数ヶ月間給料未払いの状態だったけれど、土壇場でスポンサーが付き首位を奪取しました。
そして4度目の入れ替え戦決勝。
危なげなく3-0で快勝。
見事2部Bの昇格を果たしたのでした!
やはり、これしかないでしょう!
今日の話題はやはりチャンピオンズリーグ決勝しかないでしょうね。
世界最高の精度でパスをつなぐ攻守共にバランスのとれたマンチェスター・Uと、変幻自在のパス&ドリブルで中盤を支配するバルセロナの試合は見ごたえがありました。
いつもはレアルファンの僕ですが、今日はスペイン代表ということでバルサの応援をしました。
正直バルサは勝っても3-2と接戦になるかと予想しましたが、しかし結果をみれば2-0とバルサが快勝するなど予想外の結果でしたね。
バルサの監督グアルディオラは就任してわずか1年の若造。
一方マンチェスター・Uの監督ファーガソンは24年の大ベテラン。
同じ選手の力量であれば圧倒的にマンUが有利なはずです。
それでもバルサが完勝してしまうので、サッカーで勝つ要素がますます分からなくなってきました・・・
しかし、グアルディオラの采配も良かったですが、それ以上に理解できなかったのがファーガソンの起用方。
僕みたいな素人では到底理解できないことですし、彼の膨大な知識と豊富な経験からベストの布陣だったのでしょうが、なぜロナウドをあそこに?なぜギグス使う?等々疑問がいくつかありました。
まあまあ、色々とありますがここでは書かないことにします。
でも相変わらず中盤のイニエスタ、シャビ、メッシのちびっ子達は暴れまくってましたね。
取りあえずスペインが勝ってよかったです!
車のクラクションの音など外が騒がしいです。
ユース最強クラブはどこ?
ユース1部(Division Honor)リーグのグループ1~7までそれぞれ優勝が決まりました。
アトレティコマドリッドは強豪レアルマドリッド、ラージョバジェカーノを見事押さえ優勝しました。
さて、ここから更にスペインユースナンバー1を決めるプレイオフが始まります。
セルタ、アスレティック、バルセロナ、セビージャ、アトレティコ、テネリフェ、ビジャレアル、いずれもトップチームが1部、2部をもつ名門クラブばかりです。
最終的にどこが優勝するのか楽しみですね。
試合数 勝点 勝 引 負 得点 失点
- Grupo 1 | Celta | 30 |
78 |
24 |
6 |
0 |
71 |
10 |
- Grupo 2 | Athletic | 30 |
77 |
25 |
2 |
3 |
87 |
23 |
- Grupo 3 | Barcelona | 30 |
71 |
23 |
2 |
5 |
70 |
33 |
- Grupo 4 | Sevilla | 30 |
74 |
23 |
5 |
2 |
63 |
15 |
- Grupo 5 | Atlético de Madrid | 30 |
74 |
23 |
5 |
2 |
75 |
25 |
![]() |
||||||||
- Grupo 6 | Tenerife | 30 |
78 |
24 |
6 |
0 |
79 |
15 |
![]() |
||||||||
- Grupo 7 | Villarreal | 30 |
67 |
21 |
4 |
5 |
67 |
27 |
真のテクニック
先日ようやく「フィジカル」の講義が終了し、テストも無事クリアーすることができました。
有酸素、無酸素運動の使い分け、サーキットトレーニング、インターバル、Fartlekの取り入れ方など思った以上に難しかったです。
今週からは「テクニック」の講義に入ります。
主にジュニア~ユース年代に教えるテクニックで、どんなテクニックを教えるのか期待していました。
テクニック編は「講義」と「実技」があり、講義ではキックの種類、トラップ、ドリブルなどの基礎をいかに有効的に使うかの説明を受けました。
実技ではそれらの基礎練習を実際行いましたが、リフティングとかは良いプレーヤーの要素としては含まれない事を言われ、練習方法だけを学びました。
正直足技などもっと色々なテクニックを教えてもらえると思っていましたが、当たり前の事ばかりでした。
しかし、スペインはしっかりとした基礎があって、初めて「見せる技」ができるのだと改めて思います。
テクニック練習は必ず3段階あり、1つは個人で行うものと、2つ目はコーンなどを置いての(仮想ディフェンス)テクニック練習で、3つ目は実際敵を付けてのテクニック練習をしなければいけないということです。
フィジカルの練習もそうでしたが、最後に必ずゲーム形式の対人練習を行い、「フィジカル」も「テクニック」も最終的に対ライバルに打ち勝たなければ練習の意味を持たないことも教わりました。
だから「リフティング」は曲芸のテクニックとしてしか見なされないのですね。
「試合で使えるテクニック」はやはり「試合でしか身につかない」と思いました。
実技の最後では、やはり皆で試合をして楽しみました。