戦術 | スペイン・サッカー珍道中

戦術

先週からいよいよコーチライセンス最後の章「戦術」の講義が始まりました。


今まで受けてきた、「テクニック」、「フィジカル」、「メンタル」の講義から「戦術」まで、全ては繋がっていると思いました。


戦術の一つである、「マンツーマン」で付いていくにはフィジカルが必要だし、スピードを要求される「カウンターアタック」は素早い判断と正確なパス技術が必要で、ディフェンスでのカバー・ラインの上げ下げなど高い集中力のメンタルが影響してきます。


どれか一つかけても良いサッカーができないし、高い戦術を取り入れるにはテクニック、フィジカル、メンタルの強化が大切だと思います。


今勉強していることは日本でも馴染みのマンツーマン、カバーリング、カウンターアタック、オーバーラップ、スペースを作る動き・・など基礎となる戦術ばかりです。


しかし、各戦術がしっかりとした定義に基づき、メリット・デメリットを明確にし局面応じ使い分けるということです。


当たり前の事だと思いますが、実際これらの戦術を理解して使いこなしている人は少ないかと思います。


それは自分達の選手、敵の選手の癖や能力を把握していなければいけないという事で、簡単そうで難しいですよね。


マンツーマン一つでも相手は背が高いのか、足が速いのか、右利き、左利き、ドリブルが得意なのかなどで、マンツーマンに付くディフェンスも変えていかなければいけません。


相手チームの選手・戦術を見て短時間で分析・判断し、的確な戦術を取り入れ明確に選手に伝える。



頭では分かっていながらも実際やるとかなり難しい・・・



やっぱり今の僕にはまだまだ監督はできないなあと実感(-_-;)