真のテクニック | スペイン・サッカー珍道中

真のテクニック

先日ようやく「フィジカル」の講義が終了し、テストも無事クリアーすることができました。


有酸素、無酸素運動の使い分け、サーキットトレーニング、インターバル、Fartlekの取り入れ方など思った以上に難しかったです。


今週からは「テクニック」の講義に入ります。


主にジュニア~ユース年代に教えるテクニックで、どんなテクニックを教えるのか期待していました。


テクニック編は「講義」と「実技」があり、講義ではキックの種類、トラップ、ドリブルなどの基礎をいかに有効的に使うかの説明を受けました。


実技ではそれらの基礎練習を実際行いましたが、リフティングとかは良いプレーヤーの要素としては含まれない事を言われ、練習方法だけを学びました。


正直足技などもっと色々なテクニックを教えてもらえると思っていましたが、当たり前の事ばかりでした。


しかし、スペインはしっかりとした基礎があって、初めて「見せる技」ができるのだと改めて思います。


テクニック練習は必ず3段階あり、1つは個人で行うものと、2つ目はコーンなどを置いての(仮想ディフェンス)テクニック練習で、3つ目は実際敵を付けてのテクニック練習をしなければいけないということです。


フィジカルの練習もそうでしたが、最後に必ずゲーム形式の対人練習を行い、「フィジカル」も「テクニック」も最終的に対ライバルに打ち勝たなければ練習の意味を持たないことも教わりました。


だから「リフティング」は曲芸のテクニックとしてしか見なされないのですね。


試合で使えるテクニック」はやはり「試合でしか身につかない」と思いました。


実技の最後では、やはり皆で試合をして楽しみました。