会ってきました!
まずは友達のパブロがトレドからアリカンテの、ある村までの地図を書いてくれたのですが、かなりアバウトすぎて2時間近く迷ってしまい幸先の悪いスタートとなりました。
朝7時に出て目的地に着いたのが14時くらいで、通常で行けば5時間ちょいでいけるところを7時間もかかってしまい精神的な疲れがかなりきました。
現地の人がその地図を見て思わず笑っていたほど下手くそで、地元のおっちゃんがわかりやすく書いてくれたのがホント助かりましたね。
ヘトヘトになりながらも、何とか目的地に着き宿を探したのですが、半径20キロの村には全く宿がないうえ、更に約束までの時間もないのでとりあえず宿探しは一旦諦めることにしました。
実は今回アリカンテに来たのは、鈴村さんの旧友でもある小野伸二選手に会うことでした。
しかし、なぜスペインなのか?
ごもっともな質問です。
現在はドイツのボーフムというクラブでプレーしているのですが、この時期大雪でちょうど合宿をスペインでやることになったので練習試合見学も兼ねてアリカンテまできたという経緯です。
試合は、ボーフムVS天津泰達(中国スーパーリーグ1部、ACLにも出場し08年は4位の成績)と、これまた何故かスペインにいながら中国のクラブと対戦するなどまるで異国の地にいる気分でした。
試合の詳細は、ボーフム公式ホームページでご覧ください。
http://www.vfl-bochum.de/webcache/Aktuelles_meldung_5950_3_jp.htm
スペインにいながらドイツ対中国のクラブの試合を見るなど、異空間を漂っているようでした。
その後ホテルを探しに隣町に行ったのですが、ここもスペイン語が全く通じない街で、住人に「この辺にオスタル(スペイン語でホテルよりも安い宿のこと)ってある?」って聞くも、英語で「オスタルって何?」と聞き返されたのでいちいち英語で説明するなど、スペインについて全く知識がない人々が集まる町でした。
マドリッドですら英語がなかなか通じないのに、ここは逆に英語しか通じないまさに異国です。
何だかんだして宿を確保し、夕食を食べた後で、小野選手がいるホテルへ向かいました。
試合後、更にボーフムサポーターと夕食会の真っただ中で、疲れているから今日は無理かなと思っていましたが、疲れている素振りも見せず、快くコーヒーに付き合って頂きました。
初対面の僕にも色々と話を聞かせてくれて、楽しい時間があっという間に過ぎ、気づけば2時間近く話をしていました。
これで旅の疲れも一気に吹き飛んだ感じです。
翌日も午前中練習を見学して、再び1時間ほどカフェに付き合ってもらいました。
本当にお疲れのところすみませんでした(^^;)
小野選手のテクニックはチーム内でも飛び抜けてましたね。
更にサポーターにも深く愛されてます。
やはり一流選手は人柄も一流でした。
ボーフム対天津
ボーフム練習