スペイン・サッカー珍道中 -25ページ目

四季

こんにちは!


スペインにいて日本の生活が日々羨ましく思う今日この頃です。


まずは秋のこの季節は紅葉があり、温泉ありの、旬の食材も多く秋を感じさせますね。


スペインは夏からいきなり冬って感じなんですよ。


ここトレドは紅葉もなければ、温泉も無い、旬の食材も・・・


秋を感じる物といえばせいぜい公園の落ち葉がかなり増えてきたなあと思うくらい。


色々日本を考えると物欲が増してくる。


味噌、醤油、だしの素、3種の神器!アップ


これだけあればほぼどこにいても生活できると思います。


無くなったらマドリッドまで買い出しに行くのですが、どれも価格が日本の3~4倍くらいします。


しかも中華食材屋なので表記がかなり怪しい・・・


値段が安いのはいいが、「神州味噌・プロ用」っていうのがあって日本語なんだけれど、ちょっとまて!?「神州」??って、「信州」じゃあなかったっけと思い危うく騙されかけた。((((((ノ゚⊿゚)ノ


更に「プロ用」と表記されているのに赤みそと、白みその色が同じだったり、プロ用は色を見分けなければいけないのか!?っと値段に惑わされ随分と悩まされたものです。


いったいどんな行程で白みそが、あのような赤っぽい色になるんだろうと考えます。


そう思うと日本の偽装事件なんて可愛いもんですね。


ロッテコアラのマーチも、ロッテの「」が「」に微妙に見えたり、コアラも実はクマじゃないのか!?と疑わしく思えてきます。クマ


騙すか騙されるか・・・でも今は目が肥えて見分ける事が出来ます!!



そうなんです、スペイン人って実はすごく慎重派なんですよ。


まず初めて目にする物事で、特に食関係はネコ以上に慎重ですね。


当初一緒に住んでいるスペイン人に、味噌を排泄物と間違えられたくらいですからね。


あんたそんなの大切に冷蔵庫に保存しないよ・・・って突っ込みましたけれど。(@ ̄Д ̄@;)


何でも揃う日本は本当に便利です。


ありがたみがようやく分かってきました。




さて、来週マドリッドの中華ショップに買い出しに行ってくるかな。





レアル快勝!

レアルマドリッドまさかの敗退!

残念なニュースです。


国王杯で、あのレアルマドリッドが2つもカテゴリーが違うクラブ(2部Bのアルコルコン6位)に4-0で惨敗しました。


主力が抜けてたとはいえ、サブのメンバーでこの惨敗ぶりは酷すぎますよね。


勿論会場にいはレアル会長やGMもいたので、手を抜いた試合にはできないはずですが、この負けっぷりはいよいよ監督クビになる日も近いでしょう。


ホームでACミランにコテンパンにされ、今週アウェイでACミランと対決・・・


恐ろしくてとても見る気になれません。


やはりどんなに良い選手が揃っていても、それをまとめ上げる監督の力量が足りなければいずれ崩壊するということです。




ところで日本の首相は大丈夫なのかなあ・・・






サービス事情

こんにちは。


今朝行きつけのバールに朝カフェをしに行ってきました!コーヒー


いつも頼むのが、コーヒーと、トーストに生ハム(イベリコ豚!)とトマトのペーストを塗ったモジェーテを頼みます。


今は店員の人と仲良くなって、色々とサービスしてくれたりします。


ただ日本と違って、お客を待たせるとか、サービスで水やおしぼりが出るといった事はないので、サービスという内容がスペインと日本では違ってきますね。


日本のサービスは基本的に決められたサービス。


接客対応の早さや、水を出す事、おしぼり、その他に名古屋などでよくあるモーニングサービス(コーヒー1杯でトーストやサラダが付く)はどれもお店が決めたサービスであり、個人的なサービスではない。


一方スペインはお客が店員に気を使わなければいけない部分があり、(あくまで一般レストランやバールでの話です)時には席について待たされることも多々あり、最初は決してサービスが良い国とは思えなかった。


要するにお客と店員は一人の人間同士で接することになり、店員が皿を洗って忙しそうにしていたら、お客はそれがひと段落するのを待たなければいけません。


注文を決める前に店員を呼んで待たせると、忙しいのに無駄に待たせることになるので、ある程度注文が決まってから呼ばなければいけません。


もちろん水も、おしぼりも出なくチップ制度もないので店員はお世辞にも接客が向いてないと思った。


しかし、店員との話が弾んだり、顔見知りになったり、お客が店員を良く扱えば、それに応じた対応をしてくれます。


コーヒーをおごるや、食事した際に1品多く出してくれたり、お勘定をまけてくれたり友達感覚で接してくれ、ちょうど日本の個人経営している飲み屋みたいな感じですね。


面白い事に店員もお客を選ぶという事です。


顔があったら必ず「おはよう(オラ!)」といい、持ってきてくれたら「ありがとう」、帰る時は「ごちそうさま」(さようなら)と簡単ですが、しっかりと挨拶するようにしています。


僕も初め言葉も分からない時、横柄な店員だなあと思ってこっちはお客なんだぞ!という態度で接していました。


でも次第に言葉が分かり、こちらも気を使って話せるようになると接客態度も全く違った感じになりました。


またジャズがかかっているようなお洒落な飲み屋でも、日本はお店を個人の空間として借りている感覚で楽しみますが、スペインはお店の内装や店員も含め、全ての雰囲気で楽しむようになっているのです。ビール

まあ、日本でそんな接客をしたら間違いなくお客が怒るでしょうが、これも文化の違いなのでしょうね。
















いらいら

昨日留学生が住むピソ(アパート)が停電したと連絡を受けた。


どうせまた工事かなんかで一時的に停電しとるんやろうと思った。


けれど、話を聞くと隣の家は明々と電気がついているのに、自分達の家だけが停電で近所のおばちゃんに「電気代払ってないやろ」っと突っ込まれたらしい。


いやいや、確実に請求書来た分払っているし・・・っと思いつつも、電気会社に連絡。


なんと6月分が未払いだとか。


何で通知もせずにいきなり電気切るんや!


と抗議するも、なぜか逆に切れられた。


いずれにしても銀行も閉まっているし、でも早急に支払いしないといけないということで、銀行のATMから支払いができる事が発覚。


確認番号や照合番号など色々聞いて、3件ぐらいの銀行で試したけれど、全部ダメだった。


もう一度確認の電話をする。


また違う人が出て、一から説明する。


さらに違う番号を言ってきて、4つ目の銀行で試す。


雨が降ってきた。


ATMの前で10分くらい紙持って数字打ち込んで、メッチャ怪しい中国人が何かやっとるぞと、警官も近寄ってきた。


よし、とにかく振り込みに成功した。


あとは復旧するのを待つばかりだ。


早く電気をつけてくれと催促の電話をしたら、振り込んだ証明を手書きで名前・住所など書いてFAXで送れと言われた。


その通りにやってFAX送れるところ(日本のようにコンビニは無い!コンビニ)を探して送った。


もう大丈夫やろうと、電話を入れると手書きじゃあダメだと・・・


証明書を送れと言われたヾ(▼ヘ▼;)


俺が送ったんだから、俺が証明すると一筆書いて送ったが、ダメだった。泣


その日は結局ロウソクで過ごしたらしい夜空


翌日、銀行に行って証明書を発行してもらいに2件の銀行に行かされた。


しかし、銀行のおじさんはATMだから証明書は無いとか言いだして、金額書いて銀行印と俺のサインで大丈夫だとか言われてまたFAXしに行ってきた。


ようやく確認してもらったが、また電話するわといわれ、その3時間後にやっと電気がきました。


電気代はしっかりと払いましょう目玉おやじピース




















レアルマドリッド快勝!

レアルマドリッド快勝!

http://www.youtube.com/watch?v=poijEE65jDI


バルセロナ引き分け!

http://www.youtube.com/watch?v=cY_FxUcUM4E

トイレ事情

こんにちは!


今日のトレドの空も快晴!


昨日の夜、知人宅で20年物のプーアール茶ビンテージを頂きました。


しかし、強烈なカフェインが入ってたのか、目が冴えさえで朝まで寝る事ができませんでした。(/_;)/~~


しかも就寝前に水分取ると、起きるまでにトイレに2~3回起きるなど変な体質を持っていますW.C



そういえば昔一緒に住んでいたスペイン人は、夜中トイレに行って流さない人がいました。


一人だけではなく何人か・・・


理由を聞いてみると、流すとうるさくて寝ている人に迷惑かかるからという理由らしい。


でも、


小便ならまだしも、大便までも流さない徹底ぶり。


朝起きてそれを目にした僕のテンションは・・・ガクリ



また、スペインのトイレは基本的にすごく汚いし、便座も冷たい。


以前日本に来たスペイン人がまず一番驚いたのが、トイレの清潔さ、便座の温かさ、温水でお尻を洗う、自動で便座が持ち上がるだった。


こっちのトイレ事情は、公衆トイレがまずない。


店(コーヒーなど飲むバル)によっては便座がないところもあり、汚い。


トイレットペーパーもわら半紙のように固いので、痔持ちの人はたまらないでしょうね354354


トイレと言うのは汚い場所だけれど、実は一番その国の人柄を反映させる。


お店や、ホテル、家のトイレも同じだと思う。


客質が良いお店や、繁盛しているホテルのトイレはすごく綺麗で、お洒落になっている。


一方客質が悪い横柄な客など来るお店などのトイレは、ひどく汚れて汚い。


自然に接客態度も悪くなり、客足が遠のく。


クラブの更衣室もトイレが汚いチームは弱いし、トイレの使い方が悪い選手に良い選手はいない。


また練習後、試合後に必ずシャワーを浴びる習慣がスペインにはある。


これも一流の選手になる条件の一つとして、強豪クラブではユース年代から徹底されている。



日本のトイレは世界一だと思う。


ウオシュレット懐かしいなあ・・・




横入り

こんにちは!


今日はビザの申請で、警察署の外国人科に行ってきました。


色々な国の人が学生ビザから、労働ビザを申請しに訪れます。


っで、毎回思うのが全然整理されていないので毎日のように揉め事が起きるのである。


時間外に行っても全然OKだし、名前も当たり前のように違っている。


特に予約しているにもかかわらず、後から来た人が要慮良ければさっさと割り込んでやってしまう。


順番に並ぶという行為をきっちりと守る日本人にとって、当初はかなりのストレスでしたね。


書類不備などで返され、再び戻って列に並ぶかと思えば最前列を追い越していきなり窓口へ提出する。


周りなんて気にしないね。


言って受け取ってもらえたらラッキー、ダメだったら並ぶというホント自分勝手な考えがここでは日常茶飯事で行われる。


モロッコ、、中国人、アフリカ人、アラブ人・・・


良い悪いで言うと、秩序を保つ上では良くないが、多国籍の人種がひしめくスペインではこれくらいの積極的なアピールがなければ生きていけない。


黙って受け身でいたら物事進まないのがこの国の掟である。


公的な場所を始め、人との約束も相手に重要と思われなければいつまでもすっぽかされてしまう。


アピールこそ最大の武器(評価)とされる。


そんな環境で育ってきたスペイン人は、平均的な人間よりも一つが抜き出ている者を好む。


サッカーにしても平均的に上手い選手よりも、足がずば抜けて早い選手を好む。


下手でもアグレッシブで相手FWをビビらせる気迫があれば起用される。


同じポジションならば誰にも負けない。


そんな飛び抜けたものを身に付けて挑戦するのがスペインだと思う。



日本も多国籍になったら、もっとバラエティーに富んだ選手が出てくるでしょうね。













合格!まだまだこれから!

そういえば、コーチライセンスの追試2教科の結果が気になって協会に聞いてみると、見事合格と言われた!


ヾ(@°▽°@)ノ


あとは、残りの書類を提出するだけ。


一緒にいたクラスの何人かは、もうクラブを決めて第二監督として既に現場に立っていた。


僕はアマチュアだけれどまだ選手を続けて、できる限り選手の立場として視点を見るようにしたい。


監督は選手を引退したらいつでもなれるからね。


色々なカテゴリーも見てきたけれど、技術的には日本人とそんなに変わらないか、中には日本人選手の方が器用な部分はあると思う。


僕のチームにも明らかにへたっぴがいるけれども、試合になると要の選手となる。


気持ちが強く読みが良い選手だよね。


ボールを止める蹴るの技術は、フィジカルの差に関係なく個人でもこの技術は磨く事が出来るからそんなに問題ない。


でも正直フィジカルに関してはどんなに頑張っても黒人選手やドイツ、オランダなどの大型ヨーロッパ人には敵わない部分があると思う。



僕自身も体が小さいので、今色々と考えているのが、フィジカルのチームに勝つにはどうしたらいいか?です。



フィジカル的にはヨーロッパの中でも小柄なスペイン人は、スピードで勝負している。


単に走るスピードではなく、「状況を察知し」、「素早く判断し」、「実行する」スピードが個々で高いレベルにある。


スペインはこれがサッカー始め、フットサル、バスケット、ハンドボールと全ての競技にしっかりとトレーニングされているから、小粒な選手の集まりでも世界を制す事ができると思う。


いわゆる判断の早さはトレーニングや能力に限界がないから、日本人にまず取り入れるとすればこの「判断の早さ」と「実行する早さ」ではないかな。


僕はまず子供に教えるとすれば、チーム練習は技術練習も大切だけれど、「状況」「判断」「実行」にウエイトをおいて教えようと思う。


こっちのユースの練習がそうだけれど、まず全面コートで練習や紅白戦をすることは少ない。


狭いスペースに人数を多く入れて試合を行う。


当然フルコートよりも狭い分、ディフェンスの寄せも早いので、ボールを保持している選手は素早い判断で正確なパスを出さなければいけなくなる。


そうすると、判断も早くなる一方で、自然と早い展開でのボール回しで足元の正確な技術も身に付き集中力も高まる。


フットサルで幾度となく世界を制した「インテルビュー」の練習を見てきたが、やはりコートを狭くして人数も多く入れていたし、コートの外にもフリーマンの選手がいるなど全くフットサルらしい練習をしていなかった。


小さい頃からこういった奇抜な発想を取り入れた練習をしているチームは、大人になった時に高いレベルで素早く順応できる選手になると思う。


そうそう、観客のミスジャッジやファールの反応に対する早さは物凄いよ!!


これは是非生で見てほしい!


あとは、グランドの問題だね。


ボールコントロールの際、いちいち下を見てたら判断とか遅れるから、見なくてもいいように芝生か、人工芝で練習させてあげたいなあ。


日本も段々と普及し始めているよね。


嬉しい事です(^-^)/












スペイン快勝!

こんにちは!


ボスニアのホームでスペイン快勝!

http://www.youtube.com/watch?v=3c5pFesQ6sI


ピッチがぬかるんでいる悪条件にもかかわらず、終始スペインのペースで試合が支配した。


中盤のプレッシャーからボールを奪い、攻撃への早い展開。


ボールに寄せると言うよりも、ボールと体へ同時に寄せている感じ・・


一発で行っているようで体をぶつけて簡単には抜かせない。


イニエスタはいつ見ているのか、常にワンタッチ、ツータッチで局面を変えてしまう。


見ていて非常に面白い試合でした。