夜半過ぎまで待機しましたが、いっこうに風が止む気配はなく、それどころか徐々に強まっていると感じるほどでした。それにもまして、駐車場脇にある、無人の公衆トイレの照明が、いつの間にやら勝手に点いたり消えたりし始め、何とも薄気味悪くなったこともあって、この場所は諦めて移動しました。
トイレの灯りの件、ツイッターで呟いたら、ある方から「熱感知センサーにより、蜘蛛の巣などに反応しているのでは」とのご教示をいただきました。なるほど、と合点がいった次第です。だいぶ前、大船渡市の穴通磯でも同じことがあり、そういえばその時も風の強い夜だったような気がします。夜光虫な私ですが、結構な怖がりであります。
移動先は焼走り。こちらは風はほとんどない代わりに、上空には雲がいっぱいです。10kmも離れていないはずですが、この違いはもう・・・。「森」の方向からは風のうなり声が聞こえてきています。どんどん風速が増しているのでしょうか。せっかくですので、機材は準備して晴れ間を待ちながら待機。いて座の星団を何枚か撮影しましたが、大気の状態悪く出来は今ひとつ。

薄明開始直前の天文台・岩手山・天の川
そうこうしているうちに東の空はどんどん明るくなり始め、日の出の時間となり、それとともに西から薄い雲がわき始め、空全体に広がり始めました。結局、シミュレーションを切り上げる08:00頃までその状態がずっと続き、練習は「雲いっぱいバージョン」のものとなってしましました。もちろんその可能性もあるわけですので、それはそれで、感度や露出など参考にはなりましたが。

これが今回のフル装備(手持ちの機動カメラが追加ですが)
太陽観測・撮影用のフィルターは、段ボールの手作りフレームで、望遠鏡の鏡筒およびファインダーそしてカメラのレンズに装着します。太陽光を10万分の1くらいに減光して撮影するための装備です。肉眼ではもちろん、メーカー純正の日食眼鏡は欠かせません。

太陽と大小満月の比較
雲が少し薄くなった時に撮影した太陽と、先日のスーパームーン、そして一昨年の最小満月を並べてみました。スーパームーンはやはり大きかったですね。太陽にはしばらく前から多くの黒点が出現していて、この画像にもいくつか写っています。条件次第では肉眼でも見えそうなほどです。
さて、当日の天気はどうなのでしょう。予報監視を初めて4日目ですが、各メディアは日々予報を微妙に変えてきています。今のところは、北東北や北海道はいい方向への変化ですが、蓋を開けてみるまでは何とも。17日現在、当日の降水確率は10%~20%を予報するメディアが多くなりました。ほとんどが晴れベースでの推移を予報していますので、これがすべて外れということはないとは思いますが。
今回は、県外への遠征は考えていませんので、岩手県内で、見られる可能性が最も高そうな所であればどこへでも遠征します。が、できれば近場でお願いします。



































