関係記事

 

‐山本太郎氏の新政党『れいわ新選組』に関する個人的な意見‐

 

‐れいわ新選組の「支持者」に苦言を申す‐

 

 

『れいわ新選組』ホーム (公式Facebookより)

 

https://www.facebook.com/reiwa.shinsengumi/

 

 

・本土にも「応分負担」?

 

 

『【政見放送】れいわ新選組 野原ヨシマサ 東京選挙区 参院選2019』

 

https://www.youtube.com/watch?v=OFEm1EEWlfA

 

真剣に考えるからこそ、私たちは在日米軍の本土移転に反対しなければならない。

 

ここで最初に結論をいう。

 

米軍基地による「プラス面」は何一つなく、本土も沖縄もその「同等の被害者」だ。

 

理由は後ほど述べるとして、この問題に関しては、氏が候補者として名乗りを上げられた時から引っかかっていました。

 

れいわ新選組の野原氏は、「米軍基地ありき」の発想で、このような論理設定のもとに本土の人たちにもその施設を負担してもらおうなどという、まことにおかしな提言をされているが、私自身れいわ新選組の一支持者として、この点に関しては全く同意ができない。

 

むしろ積極的に反対する。

 

沖縄の人ならば、この70年以上日本に居座る「特権付きの軍隊」の恐ろしさは、十分に分かっているはずだ。

 

実際彼らは、本土でも暴れている。

 

‐人扱いされない民族の末路 その1‐

 

‐人扱いされない民族の末路 その2‐

 

日本の領空だって、彼らのものです。

 

 

・「国防に一切役立たない」在日米軍 そもそもにして不必要

 

野原さん、その提言間違っているのではないですかという観点を、もう少し掘り下げていきたい。

 

これまで「駐留米軍の問題」は色々な記事で述べてきました。

 

‐シリーズ 日韓会談反対闘争の展開とその歴史的役割 その11(日本共産党の決意)‐

 

‐近くて遠い国 朝鮮 本編12(日韓軍事基地化と南朝鮮単独選挙の強行)‐

 

無論、上の記事ひとつだけではないが、歴史の話からはじまって、戦後北東アジアが米国の手によって、どう「改造」されてきたのか。日本は「主権国家」から遠ざけられる一方で、アジア諸国とは、本来あるべき連帯とは別に、主に日本では一方的な不信や攻撃的感情ばかりが先行し、各人がまともな思考を持てなくなってしまっている現状だ。

 

‐画像で振り返る『日本リベラルの愚かさ』 その1‐

 

‐画像で振り返る『日本リベラルの愚かさ』 その2(朝鮮の永久分断を望み、アジア平和を拒む人々)‐

 

‐画像で振り返る『日本リベラルの愚かさ』 最終回(中国と北朝鮮は敵 米軍産複合体に靡く人々)‐

 

‐「平成後」も日本は絶賛属国中!‐

 

‐日本人がどんどん盲目になっていく・・・(「植民地的鎖国思想」の果てにあるもの)‐

 

‐3度目の朝米首脳会談(板門店)とG20で安倍首相がかいた「大恥」‐

 

そこに至って、米国の入れ知恵による「大陸脅威論」なるものが、日本人に刷り込まれ、かつての自国の過ちを忘れる傍ら、絶えず醸成されてきた。

 

私のブログ先達である、海外ニュース記事や様々な外国人とのコンタクトをするMichikoさんは、まさにホットな「在日米軍」をお題に、直接アメリカ人たちとやり取りされた。

 

Will you accept a presence of foreign military?①

 

Will you accept a presence of foreign military?②

 

Will you accept a presence of foreign military?③

 

‐よっぽど彼らは日本に居座りたいらしい‐

 

氏の本質を突いた批判や、発狂するアメリカ人たちとの「ガチンコバトル」も見ごたえがありますが、お分かりのように、海外の駐留米軍は「受入国の為」にあるわけでなく、もっぱら『ビジネス目的』のためだけに存在しています。

 

‐文大統領の努力、「職を失い」悔しがる在韓米軍司令官、70年ぶりの敵対行為の中止‐

 

とりわけ日本では、戦後70年以上アメリカ軍が居座り続けることによって、人々に「依存心」を与え、アジア和解を阻害する「物的障害」として、常に立ちはだかってきた。北方領土問題だってそうでしょう。このような本来的な意味を含め、現状日本の「軍事的決定権」はない状態で、『日米同盟』ありきの発想で政治を続けているから、国も社会もすべておかしくなる。

 

ただ現実を見れば、彼らのためだけに、ある人たちは基地を押し付けられ、またある人たちは「敵国の人間」と差別され、高校無償化から除外されたり、組織を「テロリスト集団」と閣議決定され、世の中は分断と憎悪に満ちた状況になっていることを、私たちは深く認識しなければならない。

 

‐おバカだけど笑えない安倍政権の「閣議決定」(朝鮮総連はテロリスト集団)‐

 

翻って、国内の買弁右翼たちは、このような在日米軍を自国防衛の「要」と位置付けたがるが、それは過去の歴史からしても、もはや欺瞞でしかないのだ。

 

そんな連中に言いたい。

 

何で拉致問題は防げなかったの?(笑)

 

Do you still think your military should be squatting in east Asia?

 

 

https://feckless.hatenablog.com/entry/2018/05/12/200001

 

上のように、アメリカ人は日本の「アホな国境警備」のせいにして逃げたけどね。

 

一体全体、日本国民がさらわれるような「緊急事態」に、米軍が「何もしなかった」上に「人のせいにする」姿を見て、皆さまはどう思われますか?

 

とにかく、そういうシロモノなのです。

 

 

・複雑な沖縄問題

 

このような在日米軍を前提に、英語ブロガーMichikoさんは、ひとりの「本土に住む倭人(やまと)」として、問題のポイントを4つに絞られた。

 

①本土への米軍基地の移転は、認めない。

 

②日本の領土内からの米軍の全面引き揚げと、日米安保の解消を要求する。

 

③沖縄県民とは、現段階では、協力関係は、結ばないことが、双方にとって、得策である。

 

④沖縄県民が、独立を志向した場合には、いつでも、それを支持する。

 

まず、①②から見ていきます。

 

この二つは同値であり、双方欠かすことのできない命題です。

 

野原さんの場合は、を理由とする本土の人間を批判していると思われますが、これを単なる「モラルの問題」だけに集約してはならないことは、上述で示しました。

 

そしての場合については、これは『アイデンティティ・ポリティクス』の問題にも関わってきます。

 

つまり、「分断支配」です。

 

‐マスコミは常に大企業の「支配下」である‐

 

米軍基地の受け入れ先を理由とした「モラル」を背景に、沖縄の問題を端にして、「マイノリティ」と「マジョリティ」の対立が激化してしまえば、そうした構造を作っている『張本人』(宗主国と歴代の為政者)たちには批判がいかないし、そうなってしまえば、問題はより一層ダメな方向に進んでしまう。

 

については、中国系アメリカ人のトニーさんの話の中で、もし沖縄が独立して中立国となり、日本や中国にも影響されない存在になれば、地域の懸案事項は一挙に解決する可能性があると考えていましたが、現実的に低いとMichikoさんは指摘しています。

 

※トニーさんについて

 

自分の国への正しい態度

 

 

・総括

 

‐『アメリカの衰退』はアメリカ人自身が知っている‐

 

以前にも同様の問題を記事にさせていただきましたが、今回『れいわ新選組』を筆頭に、この熱い参議院選挙で、多くの日本人が政治に対する「興味」を持ち始めているのなら、ぜひ我が国の政治社会問題「根幹」となっている、アメリカとの関係も是非ともウォッチして頂きたいと思います。

 

問題は本当に複雑だし、私自身も接する中で頭が痛くなることは多々ありますが、日本を良くするためには絶対に避けることはできません。

 

 

<参考資料>

 

・Youtube動画 『【政見放送】れいわ新選組 野原ヨシマサ 東京選挙区 参院選2019』


https://www.youtube.com/watch?v=OFEm1EEWlfA

 

・Cluttered talk blab blab blab 『沖縄、引き裂かれたアジアの仲間たち』記事

 

https://ameblo.jp/cluttered-talk/entry-12408925047.html?frm=theme

 

・No risk, no say 『Do you still think your military should be squatting in east Asia?』記事

 

https://feckless.hatenablog.com/entry/2018/05/12/200001

 

 

<ツイッター>

 

【歴史学を学ぶ大切さを伝えるブログ(ふーくん)】

 

https://twitter.com/XMfD0NhYN3uf6As

 

 

ブログランキングに参加しております。

皆さまのご支援が頂けるとありがたいです

(下のバナーをクリック)

 

にほんブログ村 政治ブログへ
にほんブログ村