五泉八幡宮<式内>
鎮座地:新潟県五泉市宮町御祭神:誉田和気命、気長足姫命、田心姫命、湍津姫命、 市杵島姫命式内社:宇都良波志神社 蒲原郡十三のうちの一座(論社) 小布勢神社 蒲原郡十三のうちの一座(論社)旧社格:村社 御創祀は元慶3年(879年)、石清水八幡宮を勧請した古社。 八幡宮合殿の白山神社を式内社宇都良波志神社とする説がある。八幡宮では、式内社小布勢神社と主張している。 白山神社は、もとは白山川の川辺に鎮座したものが宝暦9年(1759年)、八幡宮の隣に遷座し、明治7年(1874年)、八幡宮に合殿されたものであり、御祭神は白山比売命。 八幡宮は永禄年間(1558−1570年)、上杉謙信の家臣・甘粕備後守景継の居城跡と伝える。永禄5年(1562年)官領上杉輝虎が八幡宮を再営し、領国の鎮守とした。慶安2年(1649年)8月、宮腰の地より現在地に遷座。白山神社を合祀した明治7年当時、摂末社二十社があったが、昭和3年(1928年)の五泉町大火により一切を焼失。同年仮宮を造り、戦争を経て昭和35年(1960年)、現在の拝殿を造営、昭和52年(1977年)、本殿を造営。現在末社は、服部神社、水神社、古峯神社、稲荷神社、青麻神社、天満宮等が復興されている。 令和3年4月、約2年振りに参拝。今回は本殿裏の駐車場を利用したので、本殿を裏から拝見しました。 月替わりの御朱印を戴きました。 令和元年7月、再び参拝。この時期は、新潟県最大祭「七夕風鈴祭・天の川巡り」が毎年斎行され、クリスタルガラス製の五泉八幡風鈴を始め日本全国47都道府県・世界の風鈴が奉納されています。参拝時は風があり、常に風鈴の音が響いていて、普段とはまた違った空気が流れているように感じました。 御朱印も風鈴祭の期間限定で、風鈴の印が押されています。また、「令和元年」、「御創祀1,140年」の印、以前は無かった「五泉城趾鎮座」の印が押されていました。 御朱印の御墨書は書き手の方により、「八」の字が神使である鳩の形になっている場合があります。 【更新履歴】2017年10月28日 初稿2019年7月25日 記事差替・御朱印追加2021年8月15日 記事、御朱印、画像追加