鎮座地:新潟県東蒲原郡阿賀町津川(旧津川町)
御祭神:天照大御神、豊受大神、合殿 少彦名命
旧社格:村社
参拝日:平成30年11月4日、令和3年4月11日
神明神社は阿賀野川と常浪川に囲まれた麒麟山に対し常浪川対岸に鎮座する。
創立年月不詳であるが、建暦年間(1211年~1212年)の創立とも口碑に伝わる。旧津川町の産土神で、かつて両皇大神宮と称したが、明治3年(1870年)村社に列し、神明神社と改称した。神社明細帳を見ると、朱線で文字が消されたり、朱筆での訂正が多数あり判読が難しいが、遷座の記録がある。また、応安2年(1369年)、延享2年(1745年)、享和3年(1803年)、安政3年(1856年)の記載が読み取れ社殿の造営や焼失等の歴史があったようである。また境内社として稲荷神社3社(倉稲魂命)、雷神社(別雷命)、若木神社2社(少彦名命)の計6社の記載がある。伊勢神宮より勧請したことから地元では伊勢ノ宮と呼ばれ親しまれている。
古四王神社探訪記というサイトによると、昭和26年(1951年)に旧郷社高志王神社(旧社号:古四王神社、御祭神:大毘古命、合殿:級長都彦命、級長都姫命)を合祀している。
令和3年4月、麒麟山公園に花見に行った際に、2年5ヶ月振りに参拝しました。
鳥居・拝殿
御朱印
印を新たらしくしたと仰っていました。偶然ですが、前回参拝日と月と日が逆です。
【更新履歴】
2018年12月1日 初稿
2021年8月9日 記事差替え、画像、御朱印追加