鎮座地:新潟県糸魚川市上刈

御祭神:彌都波能賣能神、高龗神、速秋津比古神、速秋津比賣神

旧社格:村社

参拝日:令和3年3月20日

 

 第13代成務天皇の御代(131~191年)「稲置」を上刈地内においた時、姫川による水害を免れるため、上刈村字宮屋敷地内に氏神を祀り水神社と称した。その後、承久3年(1221年)、奴奈川村大字水崎字宮山に移遷鎮座。御祭神の彌都波能賣神、高龗神は水、農耕の神。合殿の速秋津比古神、速秋津比賣神は用水、井戸口の神で、明治13年(1880年)4月、末社の井上神社から合殿された。
 明治18年(1885年)11月、村社に列せられる。秋の例大祭では氏子(上刈・新鉄・横町)の若衆が神輿を担ぎ、水前神社~山之井神社~秋葉神社~水前神社と練り歩く260年以上続く歴史ある行事となっています。
 
 実はこの水前神社、2017年11月に参拝しようと近くまで行ったのですが、参道を見つけることができず、参拝できませんでした。今回改めてgoogleストリートビューで参道入口を見つけ参拝することができました。おそらく2017年のストリートビューにはなかったと思います(当時もgoogleマップで調べたので)。科学や技術が進んでも神社は変わらずそこに鎮座しています。そして技術の進歩で参拝することができた。そんなことを感じた参拝でした。

 

やっと見つけた参道入口の一の鳥居

 

 

拝殿

 

本殿

 

御朱印

 

 境内には美山稲荷社があり、享保20年(1735年)建立の横町にあった稲荷社が明治3年(1870年)に遷座した。

境内社 美山稲荷社鳥居

 

境内社 美山稲荷社

現社殿は昭和51年(1976年)造営