眺めていると、色々と気になるところがあります。
現物合わせで積み上げて作ったため、隙間や斜めになっているところがあったり..
また、取りやすくはありますが、たまにしか使わないような工具がツールボックスの一等地に置かれていたり..
気になってプラモデル作りに集中できないので、前回のノウハウを生かしつつ、改めてツールボックスを自作することにしました。
コンセプトとしては、「もう作り直す気にならないぐらいの決定版を作る」こととしました。
大雑把でツメが甘い僕ですが、丁寧に仕上げて、10年は戦えるツールボックスを作ろうと思います。
【計画】
前回のノウハウと反省点をもとに、改良型ツールボックスの作製にあたって下記の計画を立てました。
①ネジなどの金具は極力使用せず、パチピタ設計で木工用ボンド留めにする。
②使用頻度の低い工具や替刃などのストック品は表に出さない。
③使用頻度の高い工具を厳選して表に出す分、トコトン取りやすさを追求する。
④できるだけカテゴリー毎にまとめる。
⑤ついでにドリルスタンドも自作して、小物工具を集約する。
さあ、作っていきますよー。
【モデラーは肩身が狭い】
さっそく嫁に気づかれました。
嫁「また同じの作ってんの?この前の決定版って言ってなかったっけ?」
僕「決定版の改良型を作ってます」
嫁「それは決定版って言わないよね?」
僕「...」
まったく、(モデラーのこだわりが)偉い人にはワカランのですよ。
【プラモデルと変わらないDIY】
<1層目>
カッターといえばオルファです(オルファ信者)。
<2層目>
<3層目>
引き出し層の側面とツールボックス全体の片側面・背面を固定し、引き出し層の天板を載せます。
アクリル板とMDFボードを組み合わせて穴を開けただけ。
いままで収納に困っていたエッチングソーは、磁石に取り付けることで収納と取りやすさを両立させます。
これで、複数のケースに分かれていた小物工具を集約できます。
もう飽きてきました。
早くプラモデルが作りたいです。
と、手を抜いてしまうと、また気になって作り直すハメになるので、最後まで丁寧に..
<4層目>
使用頻度の高い工具は取りやすさを追求した結果、斜めに立てかける形式になりました。
斜めの板は置いてあるだけなので、持ち上げるだけで取り外せ、使用頻度の低い工具にもすぐにアクセスできます。
<3層目の横>
丸棒は強度を確保するために、木工用ボンドに加えて釘で取り付けています。
【完成】
ということで、自作ツールボックスMk-Ⅱが完成しました。
机の中央に配置することで、写真奥に向かって左側のスペースで作業している時も、ブース内で作業している時でも工具にアクセスできます。
というか、そうなるよう設計しました。
じつは先週からのツールボックスの自作は、子供の宿題を見るために広いスペースを確保することがきっかけでした。
もうツールボックスはお腹いっぱいで、とりあえず10年は作らないと思います。
満足できるモノが出来たので、プラモデル作製に戻りたいと思います。
ここまで読んで頂きありがとうございます。
次回もよろしくお願いします。