自作ツールボックス Mk-Ⅱを作りたい | 自由に楽しく大雑把にプラモデル

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感性の赴くまま楽しくプラモデルを作っています。
大雑把な性格なので、超絶作品は来世で作ることにしています。

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先週にツールボックスを自作しました。


眺めていると、色々と気になるところがあります。

現物合わせで積み上げて作ったため、隙間や斜めになっているところがあったり..

また、取りやすくはありますが、たまにしか使わないような工具がツールボックスの一等地に置かれていたり..


気になってプラモデル作りに集中できないので、前回のノウハウを生かしつつ、改めてツールボックスを自作することにしました。

コンセプトとしては、「もう作り直す気にならないぐらいの決定版を作る」こととしました。

大雑把でツメが甘い僕ですが、丁寧に仕上げて、10年は戦えるツールボックスを作ろうと思います。



【計画】
前回のノウハウと反省点をもとに、改良型ツールボックスの作製にあたって下記の計画を立てました。

①ネジなどの金具は極力使用せず、パチピタ設計で木工用ボンド留めにする。

②使用頻度の低い工具や替刃などのストック品は表に出さない。

③使用頻度の高い工具を厳選して表に出す分、トコトン取りやすさを追求する。

④できるだけカテゴリー毎にまとめる。

⑤ついでにドリルスタンドも自作して、小物工具を集約する。

さあ、作っていきますよー。



【モデラーは肩身が狭い】
さっそく嫁に気づかれました。

嫁「また同じの作ってんの?この前の決定版って言ってなかったっけ?」

僕「決定版の改良型を作ってます」

嫁「それは決定版って言わないよね?」

僕「...」


まったく、(モデラーのこだわりが)偉い人にはワカランのですよ。



【プラモデルと変わらないDIY】

<1層目>


オルファのカッティングマットと長い定規を設置。

カッターといえばオルファです(オルファ信者)。


<2層目>


ガラスカッターマット・定規・差金・ハイキューパーツのマイクロゲージを設置。


<3層目>


この層から複合的な構造になります。

引き出し層の側面とツールボックス全体の片側面・背面を固定し、引き出し層の天板を載せます。



2つの引き出しには接着剤やパテ類を収納。



引き出しの横のスペースには自作したドリルスタンドを収納。

アクリル板とMDFボードを組み合わせて穴を開けただけ。

いままで収納に困っていたエッチングソーは、磁石に取り付けることで収納と取りやすさを両立させます。

これで、複数のケースに分かれていた小物工具を集約できます。


もう飽きてきました。

早くプラモデルが作りたいです。

と、手を抜いてしまうと、また気になって作り直すハメになるので、最後まで丁寧に..


<4層目>


引き出しの上層が使用頻度の高い・低い工具双方の収納場所になります。

使用頻度の高い工具は取りやすさを追求した結果、斜めに立てかける形式になりました。



横から見たところ。

斜めの板は置いてあるだけなので、持ち上げるだけで取り外せ、使用頻度の低い工具にもすぐにアクセスできます。


<3層目の横>


ニッパー類・ピンセット・下向き筆の固定・塗装用具置き場を取り付けます。



ニッパー類は刃を奥向けにした収納と取りやすさを両立する方法に悩んでいましたが、3点留めにすれば解決することに気付きました。

丸棒は強度を確保するために、木工用ボンドに加えて釘で取り付けています。



お値段の高い筆だけは、磁石固定で下向きにして筆先を痛めないようにします。



裏面は使用頻度の低い大きめの工具類を収納します。



【完成】
ということで、自作ツールボックスMk-Ⅱが完成しました。


こんな風な作業環境になります。

机の中央に配置することで、写真奥に向かって左側のスペースで作業している時も、ブース内で作業している時でも工具にアクセスできます。



なにげに自作塗装ブース内に収まったりします。

というか、そうなるよう設計しました。



ツールボックスを収納した塗装ブースを端っこに寄せると広いデスクに早変わり。

じつは先週からのツールボックスの自作は、子供の宿題を見るために広いスペースを確保することがきっかけでした。


もうツールボックスはお腹いっぱいで、とりあえず10年は作らないと思います。

満足できるモノが出来たので、プラモデル作製に戻りたいと思います。


ここまで読んで頂きありがとうございます。

次回もよろしくお願いします。