ペンギンパレードの次に行ったのは、あざらし館

こちらが、あざらし館の入口の看板です~!
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マリンチューブを潜り抜けるアザラシ
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上に行ったり
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下に行ったり、大はしゃぎでした~!
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それもそのはず、もぐもぐタイムの始まりだったのでした。
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お姉さんが、アザラシの生態について説明してくれます。
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アザラシのエサは、イワシだったか、サンマだったか?
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エサが欲しくて、もう、どうしょうもないみたいで
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寝返りを打ったり、エサのためなら、どんなかっこでもするみたいですが…

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エサがなくなると、すぐに帰ってしまう、現金な性格です。
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2007年1月6日、冬の美瑛を見た後、

ペンギンパレード(ペンギンのおさんぽ)が見たくて

冬の旭山動物園に行きました。



開館時間の約10分前

西門入口にはすでに多くの人が~!
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まず最初に行ったのは、ホッキョクグマ館

水槽に飛び込んで泳ぐホッキョクグマは大迫力でした~!
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ガラスに体を押し付けて眠るホッキョクグマ
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ホッキョクグマの耳が可愛いかったです~♪
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そしてペンギンパレードのはじまり~!
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園長さんと職員に連れられてやって来たキングペンギン
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初めて見るペンギンパレードに感激しました~!
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胸を張って誇らしげなキングペンギン
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なにか足並みがそろっています~♪
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目の前を通り過ぎるペンギンたち
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そして、行ってしまいましたが…
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先回りすれば、もう一度見ることができます~!
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後半の観覧車側のルートは広くて、ペンギンたちも楽しそうでした。
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観客を見回しながら歩く好奇心旺盛なペンギンたち
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中央やや右側の人が有名な園長さんです。
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そして前を通り過ぎるペンギンたち
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この雪山はペンギンたちのお気に入りのようで
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山に登って遊んでいました~♪
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そして、この先のペンギン館に去りゆくペンギンたちでした。
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2007年1月5日、16時26分

美瑛の丘は、既に日が沈んだ後でした。


ここは、マイルドセブンの丘

暗くなるまでのしばらくの間、その蒼い世界に佇んでいました。
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2007年1月6日、6時42分

早朝の美瑛の丘には、昨晩、北時計で見た月が煌々と輝いていました。


誰もいない静寂の世界、月の輝く空と親子の木
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ようやく明るくなった空と大雪山
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トムラウシ(中央やや左)とオプタテシケ(右)
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雪原には動物の足跡もありました。
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日の出にはまだ時間があったので、北西の丘展望公園に移動しました。
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そして、こちらが北西の丘の展望台
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展望台から見たオフタテシケ山
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ようやく顔を見せた太陽は雲の中でした。
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冬の美瑛の白い世界
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そして、マイルドセブンの丘
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凍りついた木の枝に冬の厳しさを感じました。
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2007年1月のニングルテラス

その店先には各お店にちなんだ

個性溢れるゆきだるまがありました。



こちらは、富良野塾の店/森の楽団~♪
塾生達の創った楽士達の人形のお店~
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森のドラマ館の純くん、五郎さん、蛍ちゃんのゆきだるま
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小さな家の家~小さな雑貨のお店
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そして、森の時計
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ここでの夕食、森のカレー
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コーヒーはいろんなカップが楽しめます
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外は雪でも室内は暖炉で暖かです。
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壁には『優しい時間』の、銀細工の雪の結晶
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エントランスの階段
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その横には、風邪をひいた?フクロウがいました~!
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倉本聰さんの隠れ家‘Soh’s BAR’
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こちらのフクロウは、営業中の看板代わりです。
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Soh’s BARの庭のライトアップされた樹木
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この道は滑るので要注意です!(実際に滑って転びました。)
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『北の国から』で、雪子おばさんが勤めていた「森のろうそく屋さん」
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たぶん、おと屋(音がでるグッズにこだわったお店)のゆきだるまです。
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コーヒーハウス「チュチュの家」も雪の中
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ガラスの家~氷や雪の結晶をテーマにしたガラスグッズのお店
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これもよく分かりませんが、たぶん「かづら工房」の小さなゆきだるま
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「万華鏡の家」のゆきだるま
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オルゴールの森?
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雑木林の家~自然をテーマにしたクラフトのお店
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紙々の森~紙で北海道の動物や風景を作ってしまう
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ふくろうの家~森の番人‘ふくろう’をモチーフにしたグッズのお店
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駐車場の「優しい時間」のイルミネーション
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新富良野プリンスホテル
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そして、こちらは『北の国から』にも出てきた
喫茶店「北時計」のイルミネーション
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冬の月が煌々と輝いていました~!
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(CURURUより再編集)

ニングルは森の小人


倉本聰さんの『ニングル』によれば、

「噂は(東大演習林の)樹海のどこか奥深く、人間社会から隔絶された場所に、ニングルという名の小人の社会が古来存在するというものであった。」

ということで、倉本さんが初めてその話をきいたのは、「当時麓郷で電気屋をやっていたチャバなる土地の青年からである。」ということでした。


チャバさんは、『北の人名録』にも登場する最重要人物で、空知川のイカダ下り大会で使う竹竿に踏切の遮断機を拝借しようとして倉本さんを慌てさせた人ですが、「ジェロニズムラウンジ 」のUさんによれば、北海道には竹林は無いとのこと、竹竿を入手するのはさぞ難しかったのだと、妙に納得してしまいました~!


富良野に伝わるニングル伝説には概略二筋の大きな流れがあるそうです。


「一つは布礼別から富岡にかけて古老の間に伝わる伝説で…、アイヌ伝説におけるいわゆるコロポックル、あの末裔であるという説。」


「今一つは麓郷から西達布にかけての林夫の間に伝わるもので…、コロポックルとは種族を異にし、どっちかといえば木の洞(うろ)とか根の間を利用してかなりウッディな生活を営む、そういう小人だという説である。」


じつは、そのニングルの棲家は、あの「ニングルテラス 」内にもあるのですが、彼らはかなり神経質なので、「のぞくときには、露骨にならぬようなるべく横目でのぞきましょう。」とのことでした。


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こちらが、ニングルの棲家(2007年1月)

雪に埋もれて、その姿は定かではありませんでした~!
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2007年5月、雪が融けてようやく姿をみせたニングルの棲家
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その棲家の横には小川が流れています。
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コーヒーハウスの名前、チュチュはニングルの若者の名前です。

(といっても87歳がニングルでは若者なんだそうですが…)

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当時のニングルテラスは、まだ熊が出没したようで、チュチュの家にも熊が激突したそうです
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2007年10月、夜の棲家には灯りがともっていました。
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そのすぐ横にあった巨大キノコ(自分が小人になったような気分でした。)
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そしてこちらは、チュチュの家でいただいた「焼きミルク」、クレームブリュレのような味でした~♪
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2009年7月のニングルの棲家。小川の水がキレイでした。
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(ニングルの唄)

ソノナワワッカ

ベデナイジャ

シシキコイタラ

ベタルッゾ


ワッカは飲める水、ナイは安全な川(稚内、真駒内、幌内など)、

べは飲めない水、ベツは暴れ川(石狩別、忠別、愛別など)だそうで、


ニングルの唄は、

「その流れはワッカ

ベではないじゃ

オシッコをしたら

ぶたれるぞ」

という意味だそうです。


倉本聰著『ニングル』より

この本は、雑誌「諸君」の1985年1~12月号に連載されたものですが、誰にも話してはいけない?ニングルの秘密を、連載というカタチで、雑誌に発表してしまったのは、著者である倉本聡さんの止むに止まれぬ衝動によるものと思われます。



たとえば、この本の冒頭には、



『噂はその樹海のどこか奥深く、人間社会から隔絶された場所に、ニングルという名の小人の社会が古来存在するというものであった。』



とか、麓郷木材(ドラマ『北の国から』にも出てくる!)の社長さんが、



『・・・山で食べていたカッパエビセンと交換に使い古したニングルの靴下を右片方だけ贈与されていて、これは僕自身も見せてもらったのだが明らかにキタキツネの春先の抜け毛を丹念に編み上げたものと思えた。』



とか、ニングルが単なる伝説や噂話だけではないという書き方になっていて、読者は未知の世界へと、ぐいぐいと引き込まれていってしまいます。



やがて気がつくと、人間社会の営みが、いかにニングル族にとって迷惑なものであったか、自然がいかに破壊されていったかがよく判り、強いショックを憶えます。



そして、いまも生きていると思われるニングルのチュチュに対しても、恥ずかしい生き方はできないな~と、深く反省させられます。



温暖化が進む現在の地球環境において、どのような啓蒙書よりも説得力があり、深く考えさせられる一冊でした~☆


(CURURUより転載)



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そしてこちらは、昨年7月20日、富良野演劇工場で観た

富良野グループ ロングラン公演2008夏『ニングル 』最終日の写真です。
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千秋楽ということで、たくさんのお祝いの品々が届いていました~!
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この日に合わせて、やっと手に入れたチケット
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上演時間も近づき、次々と会場に押しかける人びと
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舞台上の小道具に高まる期待
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そして、感動の余韻を残す、終了後の舞台

(演劇版の『ニングル』は、本とは全く違った内容でした。)
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最後の公演を終えて、観客を見送る富良野演劇工房の皆さんは、とても満足そうでした~♪

(とくに、中央の少女・スカンポ役の杏奈ちゃんの演技は素晴らしく将来が楽しみです。)
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そして入口の脇にあったこれは、

ニングルに教えられて掘り当てた井戸だったのでした~!
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再度、へそ祭りの話題に戻りますが、

倉本聰さんの著作で『北の人名録』という本があり、「北海ヘソ縁起」に曰く


「富良野が市になったとき、何か売り物が欲しかったということで…市の要人が鳩首談合した」とあり、

「富良野は北海道の中央にある。・・・人で云えば即ちヘソである。ヘソで売ろうということになった。」

とあります。


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「富良野小学校の校庭に、折りしも地球の重力と天体を測定するための機械をとりつけた床盤が遺って」おり、これがヘソとなった。


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続いて市内に「ヘソ神社」が出来た。

(写真は、7月29日に行った「ヘソ神社」こと中御料の「北眞神社」)

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「ヘソ神社」が出来てしばらくすると近在から子供が産れた時にそのヘソの緒を納める者が出てきた。即ち縁起の発生である。


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市の重鎮は破顔した。信仰に祭典はつきものである。神社に祭はなくてはならない。かくて「北海ヘソ祭り」は誕生する。

(写真は「北海ヘソ踊り保存会」によるヘソ踊りの実演(2005.10.9))
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倉本聰さんの「北海ヘソ縁起」には、「ヘソ岩」「ヘソ沼」「ヘソまんじゅう」「へそくりまんじゅう」「へそおどり」、更には銘菓「どまんなか」.と、へそにまつわる品々が数々登場します。


そんな「北海へそ祭り」も今年で41回目。

今回初めて生で見て、へそ祭りは、これからも進化し続けるものと確信しました~!


それにしても、へそにまつわる品々の多いこと~!


へそのおまんぢう(「へその おまんぢう」 or 「へその緒 まんぢう」~?)
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富良野駅のへそ祭り人形(2006.8.15)
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北眞神社(駅前)の「へそ絆石」(2007.5.1)
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居酒屋「へそ」(2007.10.6)
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富良野神社は、へそとは直接のつながりは無いようです。(2007.10.7)
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昨年の「北海へそ祭り」ポスター(2008.7.20)
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ふらのステージのへそ祭り人形(2008.7.21)
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ふらのへそ祭りのキャラクター(2008.7.21)
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ほかにもいろいろあると思いますが…


そして、これは北眞神社の氏子

『北の人名録』や『ニングル』に出てくる

電気屋のチャバさんだと思われます~!

(2009.7.29)
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そして、これは(「北海ヘソ縁起」とは関係ありませんが)

東京都板橋区のどまんなか

中板橋商店街のへそ祭りのポスターと幟です~!(2008.7.12)
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では、日本のヘソは何処か~!?

これは私見になりますが、淡路島の岩屋港に「岩屋恵比寿神社」という

神社があり、そのすぐ横にある「絵島 」が日本発祥の地とされていることから

ここが、日本のヘソではないかと思われます。


















美瑛の丘を後に、次に向かったのは、ラベンダーイースト


ファーム富田のオイルやドライフラワー生産用のラベンダー畑を

昨年から一般公開しているものです。



こちらは、駐車場側からみた展望デッキ

天気が良ければ一面のラベンダー畑の向こうに十勝連峰や夕張方面の山地も望めます。
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ラワーレの舎というショップでは、ラベンダー製品やイースト限定の

ラベンダーホワイトチョコレートソフトクリームも売っていたりします。

(写真は、ラワーレの舎からの眺め)

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今年新たにトラクターを使った「ラベンダーバス」が登場し、バスに揺られながら

ラベンダー畑の香りと風景を楽しむことが出来るようになりました。
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こんな風に畑の中の道を巡回しています。
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今年は天候不順で、ラベンダーの生育も今一つとのことでした。
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こちらは本家ファーム富田 の展望台(森の舎)からみた風景

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ラベンダー駅(夏季のみの臨時駅)とノロッコ号がよく見えました~!
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丘の上のポピー畑
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日差しを浴びた雨上がりの花が鮮やかでした~♪
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十勝連峰はあいにく雲の中でしたが
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花々と丘の風景に癒されました。
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コマチソウとクジャクチョウ
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彩りの畑のカリフォルニアポピー
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カスミソウ、コマチソウとのコントラストも鮮やか
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青い花はアゲラタム(別名カッコウアザミ)

ポスターなどでよく見る彩りの畑の風景です。
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そしてこちらが花人の畑のラベンダー
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ラベンダー色そのものでした。
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ラベンダー畑とポプラ並木の爽やかな風景
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そして、こちらは「秋の彩りの畑」というようです。
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マリーゴールド
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青いサルビア
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赤と白のサルビアなどが咲いていました~♪
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そして、こちらがトラディショナルラベンダー畑
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50年間のファーム富田の歴史と共に育て続けたラベンダー畑だそうです。
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そして、すっかり晴れた空の下、富良野のへそ祭りへと続くのでした。




7月28日の朝の旭川はあいにくの雨模様でした。

その日は「北海へそ祭り」の初日ということで、

雨が上がるのを祈りつつ、まず最初に行ったのは美瑛の丘


ここは、旭川空港のすぐ近くの観光客はあまり行かない丘の上
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北海道らしい風景が好きな場所ですが、残念ながら山には雲が掛かっていました。
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こんな広々とした丘の風景は、美瑛・富良野でないと、なかなかお目にかかれません。
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ちょうどジャガイモの開花の時季で
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ジャガイモの花がキレイでした~♪
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晴れていれば丁度この正面に大雪山系が見えるハズだったんですが…
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こちらはCMやパンフレットによく出てくる赤い屋根の家
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今年の美瑛・富良野は、悪天候続きだったそうです。
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そしてこちらは、クリスマスツリーの木
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曇天のためあまり鮮やかではありませんが、背景の丘にはキカラシの花が咲いていました。
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背景が青空だったらさぞかし綺麗だったろうな~と思った一枚ですが…
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それでも、一面が黄色い丘の風景は、この地方ならではのもので・・・emitonのブログ


翌日に期待を込めて富良野に向かうことにしました。

富良野は、倉本聰さんの三部作『北の国から』、『優しい時間』、そして『風のガーデン』の舞台となった場所で、観光協会のパンフレットやHPにかなり詳しい情報が掲載されていますが、最近では、こんなHPも参考になります。

http://loca.ash.jp/



ということで、今回最初に行ったのは上富良野の焼肉屋さん

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ドラマ『北の国から』で、純とシュウの別れの場面に出てくるそうです。
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そのすぐ近くの床屋さんは、ドラマ『風のガーデン』に出てきます。
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そして、富良野の「ジェロニズムラウンジ」

ドラマ『北の国から』の喫茶「くるみ割り」、『風のガーデン』では喫茶「挽歌」として登場します。
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新相生通り沿いのこの花屋さんは、『風のガーデン』に登場します。
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『風のガーデン』の土塀

ドラマでは、天使ガブリエルを装う父貞美と息子の岳との別れのシーンに登場します。
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ガブリエルを装う貞美がこの土塀に座って両手をこめかみに当てて

旭川に行ってしまう岳にサインを送る場面は印象的でした~!
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そして『北の国から』に出てきた「五郎の石の家」は、あまりにも有名です。
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ここでは7月の初めに子熊が出没し、捕獲されるまでが大変だったそうです。
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「三日月食堂」では『北の国から』で、五郎さんが

「子供がまだ食べているんだ!」という有名な場面に登場します。
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この食堂も後継者がなく、9月には閉店されるとのことで

この美味しいラーメンが食べられるのも今回が最後かも…
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そして、富良野駅前の『北の国から』資料館は、ファン必見の資料やグッズが盛り沢山です。
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