再度、へそ祭りの話題に戻りますが、

倉本聰さんの著作で『北の人名録』という本があり、「北海ヘソ縁起」に曰く


「富良野が市になったとき、何か売り物が欲しかったということで…市の要人が鳩首談合した」とあり、

「富良野は北海道の中央にある。・・・人で云えば即ちヘソである。ヘソで売ろうということになった。」

とあります。


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「富良野小学校の校庭に、折りしも地球の重力と天体を測定するための機械をとりつけた床盤が遺って」おり、これがヘソとなった。


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続いて市内に「ヘソ神社」が出来た。

(写真は、7月29日に行った「ヘソ神社」こと中御料の「北眞神社」)

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「ヘソ神社」が出来てしばらくすると近在から子供が産れた時にそのヘソの緒を納める者が出てきた。即ち縁起の発生である。


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市の重鎮は破顔した。信仰に祭典はつきものである。神社に祭はなくてはならない。かくて「北海ヘソ祭り」は誕生する。

(写真は「北海ヘソ踊り保存会」によるヘソ踊りの実演(2005.10.9))
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倉本聰さんの「北海ヘソ縁起」には、「ヘソ岩」「ヘソ沼」「ヘソまんじゅう」「へそくりまんじゅう」「へそおどり」、更には銘菓「どまんなか」.と、へそにまつわる品々が数々登場します。


そんな「北海へそ祭り」も今年で41回目。

今回初めて生で見て、へそ祭りは、これからも進化し続けるものと確信しました~!


それにしても、へそにまつわる品々の多いこと~!


へそのおまんぢう(「へその おまんぢう」 or 「へその緒 まんぢう」~?)
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富良野駅のへそ祭り人形(2006.8.15)
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北眞神社(駅前)の「へそ絆石」(2007.5.1)
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居酒屋「へそ」(2007.10.6)
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富良野神社は、へそとは直接のつながりは無いようです。(2007.10.7)
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昨年の「北海へそ祭り」ポスター(2008.7.20)
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ふらのステージのへそ祭り人形(2008.7.21)
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ふらのへそ祭りのキャラクター(2008.7.21)
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ほかにもいろいろあると思いますが…


そして、これは北眞神社の氏子

『北の人名録』や『ニングル』に出てくる

電気屋のチャバさんだと思われます~!

(2009.7.29)
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そして、これは(「北海ヘソ縁起」とは関係ありませんが)

東京都板橋区のどまんなか

中板橋商店街のへそ祭りのポスターと幟です~!(2008.7.12)
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では、日本のヘソは何処か~!?

これは私見になりますが、淡路島の岩屋港に「岩屋恵比寿神社」という

神社があり、そのすぐ横にある「絵島 」が日本発祥の地とされていることから

ここが、日本のヘソではないかと思われます。