こんにちは
Megumi Piel(ドイツ在住)です。
ずいぶん前になりますが
チベットへ行ったときのこと
チベットの首都 ラサから
地元のバスに揺られて 5~6時間、
目的地に着きました。
ここは僧院のある村で
修行僧たちと 村人たちが
ひっそり 暮らす場所。
物音ひとつしない
雄大な静寂のなか
聞こえるのは
耳に当たる静かな風の音だけ。
この村での滞在は
短ければ1~2日、
気に入れば3~4日間。
まず 一日目は
チベット密教の流儀に合わせて
僧院をコルラ(ぐるりと回る巡礼)
しながら ゆっくり過ごし、
次の日は さらに奥地へと
村人のトラクターに乗って
険しい岩山の中腹まで行き、
途中から 岩の上を歩いて
人里離れた 小さな僧院へ。
とても辺鄙(へんぴ)な上に
厳しい生活環境なので、
必要のあるとき以外は
何日も 誰も 訪ねてきません。
浮き世から隔絶された
この質素で小さな僧院には
僧侶が数名。
ほぼ一日中
経文をとなえ、瞑想をして
毎日を過ごします。
ここは
「時間」を超越して
「時間の流れ」がない場所。
チベットの高僧が たまに
一般の現代人には不可能な
超人的な現象を起こす
その背景と理由が
分かる気がします。
ところで
この小さな僧院からの帰り際、
岩陰で用を足していたところ
視線を感じて 横を向くと
ヤク (高山動物)
5メートルの至近距離から
巨体のヤクに見つめられ、
こちらが ドキッ!としたのが伝わったのか
ヤクは向こうのほうへ駆けて行きました。
※ヤク・・・高地に生息する毛の長い牛。
山の急斜面も走ることができる。
この村には結局 4日間滞在し、
後半の2日間は
僧院で過ごしたり
足の向くまま
静かな村と その周辺を散策。
山の上から
曼陀羅(マンダラ)に配置された
大きな僧院の全貌を眺めつつ
しばし 瞑想・・・・・・
真空の世界にいるような
無音のなかで
芯のある 力強いエネルギーが
天から地へ 降り注ぎ
地から天へ 立ち昇り
循環します。
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を2月に開催します
今回のワークショップは
こういった方に おすすめです
◎ 楽に坐禅を組みたい
◎ 瞑想のコツを知りたい
◎ 瞑想状態を味わいたい
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◎ 心を落ち着けたい
◎ 体幹を整えたい
◎ 瞑想の利点を実感したい
◎ ヴィパッサナー瞑想に興味がある
◎ タイの修行寺について聞いてみたい
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初心者・初参加の方も 大歓迎
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