狂乱物価再来!日本は生き残れるのか?
6/4(水) 6月になって、何が変わった・・・と言ったら、やっぱり物価やろう。。。特に、ガソリンが1リットルあたり元売りレベルで10円もの値上げは、狂乱物価と言われた1960年代でも無かった事なのやないかね。。。株式市場に有った資金が、株価下落を受けて、石油先物市場やら、穀物市場なんかに流入して、実需とは関係ないところで、ありとあらゆるモノの値段が高騰している。。。
よく、今のアメリカの株式市場の体たらくは、サブプライムローンという貧乏な人向けの無理な貸し付けの破綻が原因とされている。。。でも本当は、そんなんやなくて、中国、インドなどの人口の多い国の経済が、爆発的に拡大していて、食料でも石油などの資源などでも、急激な需要拡大が起こっているのが原因なのでないか・・・と、捉えた方が正しいのやないか・・・という意見に、私も賛成である。
ちょっと前まで、一人当たりの年収が、平均で、わずか3万円余りだった中国が30倍以上の年収90万ぐらいになったら、その×(かける)15億もの人たちの生活が改善され、いろいろな分野で、爆発的な需要増が起こる。。。このことが何を意味するか。。。もう、ぼちぼち、そんな資源危機やら食糧危機の予兆めいたものまで出てきているのやね。。。
石油が高値になると、トウモロコシなどの穀物から取れるバイオエタノール燃料の需要が急増する。。。今まで人間や牛、豚などの口に入っていたトウモロコシが、アルコールにされて、車の燃料向けに使われてしまう。。。その結果、どういう事が起こってくるか・・・。経済力が弱く、穀物の輸入やらが出来ない最貧国では、世界食料機構などの援助物資に回される穀物が無くなり、飢餓の危険性が高まっているのである。。。つまり、力のない国から、どんどん食糧危機が拡がっていっているのである。。
先週、福田総理が、マラソン会見したアフリカ各国の首脳たち。。。みんな、何で、日本に来てまでアフリカ各国の会議をするのか。。。これは、資源が欲しい日本と、援助が欲しいアフリカ・・・っていう構図が、もたらした・・という意味があるのやね。。。サミットでアフリカの意見も聞いた・・・という既成事実づくり・・・。国連の常任理事国入りを目指したい日本の票集め・・・という意味合いももちろんあるけどね。。。
昔の世界の先進国と後進国の役割分担では、ECがアフリカを援助し、日本がアジアを援助し、アメリカが南米を援助する・・・っていう構図やった。ところが、アメリカは、中南米の共産国化と反米感情で失敗し、ヨーロッパは、いつまでも植民地的な感覚でアフリカを捉えているから、アラブ系を中心に反発を食らい、うまく行っているのは、日本が東南アジアへの援助をして、この地域の各国が随分、良くなった・・・というところだけなんやね。。。
これは、まだまだ、白人が他の有色人種たちに、施しをする・・・という感覚。。。資源だけを提供させられて、おいしいところは、全部持っていく・・・という白人が他の国の人たちを経済的に搾取する・・という感覚から抜け出せないで居る・・・という点が、失敗の大きな原因になっているのやね。。。実際問題として、石油のメジャーは資源国に進出し、暴利を上げているし、金属、製鐵、流通、などの多くの分野で、世界各地で、白人たちの会社は、ええとこどりをして、現地経済の発展なんていう視点は、全く無いからね。。。
日本式は、日本企業が現地に行って、多くの雇用を創出し、実際にその国の経済の底上げによって、その国を豊かにする・・・というやり方をとっている。日本人にとって安い賃金でも、その国の人からしたら、驚くほど高給・・・っていう待遇で多くの還元を日本方式は、地元にしていることになるからね。。。
つまり、第二次世界大戦後、元日本の植民地やった地域は、どこも、結果として、大きな繁栄を手に入れているし、他の国の植民地やったところは、多くは貧しいまま・・・なんやね。。。何でか・・・それは、教育や。。。日本の植民地やったところは、どこも、日本式の教育制度を持ち込んだ。国民のほとんどが読み書きも出来なかったのに、今では8割以上の人たちが、文字を読めるし書ける。。。
つまり、日本は、人を資源として、ちゃんと扱っていただけ・・・そうとも言えるのや。。。それが人だけが資源やった国・・・日本が取れる最大の武器やったからなんやね。。。この、人を教育して、生産性の高い、仕事をする・・・ということは、長い目で見て、とても大切なことで、実は、その国が豊かになるための、一番の近道やった・・・ということが、証明されたことにもなったのやね。。。
これからの世界は、資源を奪い合うようなカタチになる。ただ、モノだけやなくて、優秀な人という資源をどれだけ生み出せるか、どれだけ集められるかが、その国の価値を決めることになる。。。日本が、22世紀も23世紀も輝き続けられる国であるためには、やっぱり、その国に住む人が、どれだけ頑張れるか・・・にかかっているのやね。。。人という資源を、大事にし、どれだけ磨きをかけられるか。。。これが、その国の存在意義になる。。。そんな気がする。。。
捏造は、ASAHIさんの得意技。。。
6/3(火) 先週末、株主優待券を使って、水谷豊の相棒っていう映画を見てきた。。。。東宝っていう会社の株をそこそこ買うと、毎月1回映画が見れるタダ券を6枚、つまり半年分送って来ていただけるのだが、この券がその月だけ有効・・・っていう券なので、毎月、何かの映画を見に行かないといけない・・・ということになる。
私は、根が貧乏性なので、せっかくタダ券があるのに、無駄にするのは嫌・・・っていうのが辛いところで、いつも月末になったら、あぁ、今月有効期限の券・・・あと2日しかない・・・。しゃあないから、今日でも行くか・・ってな感じで消化しに行く。。。いわば、株主優待の奴隷やね。。。嫌なら、優待取らなきゃええのに・・・。券が有っても行かなきゃ良いのに。。。それでも、勿体ないから・・・と何かを見に行く。。。こんなのが半年続いた。。。
私は、もともと、そんなに映画好きな方ではないのやね。。。テレビやDVDなんかがあるから、見ようと思えば、いつでも見れる。。。それに、2時間ほどの時間を人混みの中で、何かに拘束されるのが嫌・・っていうのも有るのやね。。。そんなので、映画館なんて、何十年も行かなかった。。。高校や大学の時なんかは、カネはなくて、時間はあるから、3本立てを朝から夕方まで、必死こいて見ていたけど、就職してから、そんな余裕めいた時間なんか無く、すっかりご無沙汰になっていたんやね。
そんな私が久々に見た映画が、ALWAYS三丁目の夕日っていう映画やった。。。これは正直、良かったねぇ。。。恥ずかしながら、人目も気にせず、涙も出た。。。それと、映画館が、昔のように古くて、どこか消毒の臭いと、トイレの芳香剤のような臭いのした、窮屈なぎゅうぎゅう満員やなくて、比較的近くに東宝シネマズという綺麗なシネコンが出来ていたのも好印象になって、それからちょこちょこ行くようになった。。。ええ椅子やし、足下も広い。掃除も行き届いていて、そんなに満員でない・・・。これなら、ゆっくり映画が楽しめるっちゅう訳や・・・。
そんな、「にわか映画ファン」になった私が、最近見たのは、硫黄島からの手紙、ヘアースプレー、ALWAYS続三丁目の夕日、アイアムレジェンド、陰日向に咲く、魔法にかけられて、少林少女、相棒。。。てな感じ。良かったのはヘアースプレーかなぁ。。。アメリカのミュージカル系の映画に私は弱い。。。ウエストサイド、サタデーナイトフィーバー、グリース、みんなそうやった。。。
先週見た、相棒も最初は良かったのやけど、終わりの30分は、正直言って、かなり辛気くさかった。。。よく見たら、この映画はテレビ朝日の何周年かの記念映画。。。どうも、ちょっと、思想がかっていて、特に、終わりの方が説教臭いんやね。。。
数年前に日本政府が渡航禁止にしている国で、日本の若者が拘束されて、ネットで処刑するぞ・・・なんて言う事件が実際にあった。いわいる、邦人人質事件やね。。。。相棒という映画は、この事件をモチーフにしているのやけど、この映画が言いたかったのは、その時、日本中がそんな危険なところに政府の制止も無視して言った人が、バッシングされた。この人達が、言っちゃ悪いが、どちらかといえば、左翼的な思想の持ち主やった。。。これを擁護するような内容に映画はなっているのやね。。。
Sファイルという、当時の外務省が、その国を渡航禁止にした時期が、本当は、邦人の人がその地に行った時より、後やったのに、世論を誘導するために、それより前から渡航禁止だったように事実を捏造した・・・って言いたかったのやね。。。これが発覚するのを恐れた巨悪の政治家が、この事実を永久に隠蔽していた。。。これを徹底的に批判したかったのやろうね。。。。でも、ただ、それだけのことなのに、現地の子供たちの写真なんかをたくさん暖炉の火で燃やしたり、何か、あんまりリアリティが無かったんやね。。。僕には。。。何か、取って付けたみたいで。。。
この映画の制作者は、何でも、ちよっとしたことで、一人の人間を、寄ってたかって、バッシングしてしまうような、今のネット右翼のような風潮を批判的に描きたかった・・・私には、そう見えて仕方がなかった・・・。予告殺人からマラソン大会の爆破予告、政治家への復讐とドンドンめまぐるしくターゲットが変わるところまでは良かったんやけどね・・・。後味があんまりスッキリせえへんかったね。。。自民党の大物議員さんが最後に吊し上げられて、溜飲を上げる・・・のやけど、こんなのでスッキリするのは、やっぱりレフトな人・・・っていう感じなんやね。。。少し、感覚が違うのやね。。。
この相棒っていう映画、大ヒットなんやそうである。。。まぁ、突然のように、水谷豊を持ち上げて、見事に水谷ブームを盛り上げた手法・・・の方が、世論誘導って言うのか、印象操作・・・っていうのの感覚に近い。。。と思った私は、ひねくれもの・・なんやろうかね。。。
水連さん、締め付けるのは水着だけでええで。。。
6/2(月) オリンピックがだんだん近づいているのだが、日本のメダル有望種目である水泳で、もっぱらの話題になっているのが、水着問題である。イギリスのスポーツメーカーであるスピード社製の水着を着けた選手が、軒並み世界新記録を連発する・・・ということで、大きな話題になり、このままでは、日本選手はスピード社に負けてしまうのではないか・・・という不安が原因である。
水の抵抗を最小限にすれば、泳ぐ早さが早くなる。このために、水泳選手は、どうしたら水の抵抗を減らせるか・・・これに苦心してきた。髪の毛はもちろん、身体中の体毛を剃る選手。水着の素材も日進月歩の技術革新で一時鮫の肌のようなのが流行ったり、全身スーツのようなのが流行ったり、いろいろな試行錯誤が繰り返されてきた。
スポーツメーカーは、その会社の技術の粋を結集して、最高の水着を開発するため、心血を注いでいる。ただ、今度のスピード社の水着というのは、水着をちゃんと身につけるのに、30分ぐらいもかかる・・・というものすごく身体を締め付けるタイプの水着なんだそうである。身体を締め付けることによって、体表面積を数ミリでも減らせたら・・・1000分の1秒を競う世界では、大変な有利になることになるのやろうね。。。
ところが、日本の水泳協会っていう団体は、日本のミズノ・アシックス・デサントという3つのメーカーからスポンサー契約という名の協力金を貰っている。水泳っていうのは、なかなかお金にならない類のスポーツで、水泳の競技会に何万人もの観客が来てくれて、高額の入場料を払ってくれる・・・っていうのは、なかなか無いのやろうね。。。
だから協会の収入っていうのは、自然とスポーツメーカーさんやスポンサーさんからの広告などが頼りになる。つまり、日本水泳連盟にとって、大事な大事なスポーンサーさんであるスポーツメーカーさんの言うことは、天の声に近い。。。ところが、今回のスピード社の水着問題が出てくると、スピード社の水着を着なかったからメダルが取れなかった・・・なんてことになったら、日本中からバッシングが来る。。。。これが怖かったのやろうね。。。
日本水連は、5月末までに水着の改造を各メーカーに依頼。スピード社に負けない水着の急遽開発を依頼していたのやね。。。そこに名乗りを上げたのが、ウェットスーツなどの素材を作っている大阪の会社。ウチの新開発の生地を使って、競泳用の水着を作ってくれ・・・ということになったのやね。。。
オリンピックというものは、選手同士が競い合うものなんやけど、スポーツメーカーにとって、自社の商品を使っている選手が金メダルを取ることによって、莫大な売上が期待できる・・・つまり、スポーツ用具の技術を競う・・っていう意味も多分にあるのやね。。。だから、各社、必死になって選手達の使う用具の細かいチューンナップなんかに、大変熱心なサポートをする。。。
私は、水連うんぬんより、競技する選手の自主性に任せてみてはどうかと思うのやね。。。北島康介が、ミズノと専属契約をしているから、ミズノの開発した水着しか着ない・・・。それはそれでええと思うんや。。。それで、もし負けたのなら、ミズノを着た北島が負けた・・・ということなんや。。。日本人っていうのは、こんな場面で浪花節になりすぎる帰来があって、スピード社の水着を着せないなんて選手達が可哀想・・・なんていう方向に話が行くことが多い。
でもね。違うと思うんや。。。もっとストイックに自分を追い込んでいる選手達は、同じ体調で泳いでいて、水着の差・・というものに、一番敏感に反応すると思うのやね。。。もしスピード社の水着を着た時が他より0.2秒も早い・・・って思ったら、迷わず、スピード社の水着を着たいと思うだろうし、それを水連がいくら世話になっているからって、排除するのはあかんと思うんやね。。。
コンマ1秒を縮めるために、全ての青春を賭けてきた選手達。。。。その選手たちが思いっきり自分の実力を100%出せる場を提供してあげるのが、周りにいる人たちの仕事。。。それでもし、日本選手全員がスピード社の水着を着て出場することになっても、仕方のないことなのやないかね。。。少なくとも、着なかった時に、後悔するよりはマシや。。。もちろん、日本のメーカーがスピード社に勝てる水着を開発出来たら、言うことはないのやけどね。。。
大震災が呼び戻した日中友好
6/1(日) 中国四川省の大地震で、中国政府は、一旦、日本政府に自衛隊機によるテントなどの輸送を依頼した。前の江沢民やったら、国民向けには、徹底的に反日を演出して、国民の結束を図ろうと、しておったのやけど、今度の胡錦涛は、素直で、日本にはまだ好意的・・・なのかね。。。
今度の地震で、中国国内の反日感情というものは、少し雰囲気が変わってきた感じはある。反日サイトでも、日本に感謝、救援隊やら医療チームにお礼を書き込む人も多いそうやからね。。。
ただ、中国政府は、最初、チベットの時と同じように、外国人を域外に出して、中国の恥部として、外に出来るだけ災害ニュースを出さないようにしてきた。もちろん、四川省には、大規模な核施設が有ったり、大陸間弾道弾の秘密基地があったり・・・っていうのもあったやろう。。国家機密がこの機会に外に漏れてしまうのを最も恐れた・・・とも取れる。
ただ、それよりも、地震の被害があまりにも大きすぎた・・・。国が一生懸命、被害の隠蔽工作をする・・・。けれども、被害者はどんどん増える・・・。学校の建物が手抜き工事だったことが判る。役所はがっちりした建物で、学校はボロボロの建物で、多くの子供たちが生き埋めになって死んだ。。。となったら、国内的に、怒りの矛先が中央政府に向くことになる。。。暴動だって起こるかも知れない。。。。実は、何より、これを一番恐れていたのやね。。。
それと、台風被害で、大変なことになっているミャンマーのことも、影響したと思う・・・。世界からの援助を断り、自らの選挙を優先した、ミャンマーの軍事政権への世界からの批判・・・これも、かなり大きく影響したと思う・・・。まして、中国は今年、オリンピックという一大イベントをやる。外国と無用なトラブルは避けたい・・・。このあたりが、中国の頭の固い軍部や中央政府の役人達を動かせたのやろうね。。。
それにしても、当初の計画では、日本の自衛隊の軍用機が中国本土の奥深くまで飛んで行く。。。少し複雑な心境の中国人も多かったのやろう。。。日本軍の、重慶の爆撃を覚えている人も多いからね。。。やはり、反発が出て、自衛隊機による輸送はその後あきらめて、民間チャーター機による輸送に変わったようである。。。でも、日本からの救援を受け入れた・・・という点は、大きな変化やね。。。どこの助けも要らない・・・っていう態度やったのが、ここまで変わったのやから。。。国民の非常時の大きな不満を解消する方が優先課題やった。。。そういうことやろう。。。当然と言えば当然なんやけど、中国という国にとって、この変化は、実はとても大きな一歩なんやね。。。
今の中国は、日本を利用して、世界とのトラブルを出来るだけ少なくしようという意図が見え隠れする。日本との友好関係を戻して、何とか好調な経済を維持したい・・・。五輪と万博で世界の先進国入りを果たした、かつての日本の姿を、北京は思い描いているのやろう。。。
ともすれば、曲解されてきた日本人。。中国人にも日本人という国民性が、少しずつだが、理解されてきた。。。意外と良い人たちやんか・・・。雨降って地固まる。。。災害の被害は大きいけれど、日中両国にとって、この大震災は、ひょっとしたら、とても良いキッカケになったのかも知れないね。。。
ささやき女将の涙と京都ミシュラン
5/31(土) ささやき女将。。。マスコミはうまいことネーミングしよるもんや。。。相次ぐ食品偽装や賞味期限の改ざん、とどめとなった、料理の使い回し発覚。。。大阪の老舗日本料理店、船場吉兆が、ついに、廃業を発表した。やっぱりやね。。。
ここの和泉元弥のオカン似の湯木っちゅうオバハンは、創業者の三女やった人。。。吉兆グループの中で、一番やり手で、料亭の味を売り物にして多店舗化や贈答品の世界にも進出し、一番派手な会社やったんやね。。。経営規模が大きくなると、普通なら色々なところに目が行き届かなくなってダメになっていく・・・というのが、良くあるパターンやったのやけど、ここは、逆に経営者が、細かいことにいちいち口を出し続ける・・・というタイプの会社やったようである。
ただ、「食べ物を大事にする」ということと、「賞味期限切れの食物のシール貼りかえ」とか、ブロイラーを地鶏と表記すること、食べ残しと手つかずの料理とは、ニアンスが違う・・・といったことを公の場で平気で公言するあたり、あまりにも世間の常識と違った、経営者が、ずるく、セコイだけ・・・というのをゴッチャにした価値観が、この店の命取りになったことは間違いないやろうね。。。
廃業会見でも、恐らく、一生懸命、作文したのを読んでおられたのやろう。。。なかなか、この女将はアホではない。文才もある。でも、心構えが、今の時代のお客さんには通用しない・・・っていう認識が甘かったんやろうね。。。こういうケースは、戦前派、戦中派の年代の人たちに、多分に見受けられる。。。勿体ないと思う気持ちを、貧乏くさい、ケチくさい、と思うだけならええのやけど、それを実践して高い金を出してやってくる客に出した。。。このことが、どんなに客に対する裏切り行為であるか。。。このことに気付かない・・・。これだけで、現代の老舗料亭の女将としては失格や。。。
この人は、店が、自分のものである・・・という感覚から抜け出せないでいるのやね。。。違うのやね。。。店は、客のためにあるものなんや。。。商売をするうえで、一番大事な心構え。。。これをはき違えていたから、こんなことになった。。。お客さん有っての店である・・・。この当たり前のことが出来てないお店が長続き出来るはずがない。。。老舗と呼ばれるところが、何故、時代が変わっても、存続し続けられるのか。。。それは、客に愛され続けているからや。その一番大事な客の気持ちに反することをした。。。そら、もう、老舗の看板は外さんとあかんわ。。。
会見の終わりに、このささやき女将は、涙を流して、社員や他の吉兆グループに詫びていた。違うやろ。本当に一番に詫びなあかんかったのは、今まで騙していたお客やで。。。いろいろ、有ったけど、このオバチャンの今度の涙は本物やろう。。。自分のしでかした事の大きさ・・・これに真剣に悔いている・・・というのが見て取れる。先代にも合わす顔がない・・・。そりゃ、そうやろ。明日から路頭に迷う社員さんたち・・・。何とか他の吉兆さんに頼んで雇ってもらえへんか頼むのやろうけど、船場のお陰で売上が半分になってしもている他のグループ店が、そこまでの経営余力があるのかね。。。
私の友人にたん熊っていう日本料理の老舗の社長さんがいるのやけど、その人曰く、あれ以来、鮎の塩焼き出したら、客から使い回しと違うか・・・とか、ほんま、いろいろなことを言われる。。。1つのお店がしでかした不祥事で、日本中の真面目にやっている日本料理店が、疑いの目で見られることになるのは、やりきれない気持ち・・・やと言ってはった。。。とはいえ、いろいろお騒がせの船場吉兆の閉店で、一応、この問題にケジメがついたことになる。。。今度は、もうちょっとええ話題で、美味しい日本料理にスポットがあたったらええのにね。。。
そう言えば、昨年、東京の方で話題になったミシュランという料理店のガイドブック。今度は京都版が発行されるのではないか・・・というのが、いま、京都では噂になっている。。。実際、ミシュランからのお話も何件かに有ったとか。。。京都の日本料理店さんは言わば、日本の中での和食のトップレベル・・・。どこのお店が星をいくつ取るか・・・。今から京都の美味しいもの好きの雀たちは、いろいろと、騒がしい。。。自分のお気に入りのお店が入るのやろうか。。でも、あんまり騒がれて、観光客だらけで、お店に行けなくなるのも嫌やし。。。複雑な心境の京都人たちも多いのやないかね。。。
インサイダーより根深い勤務中の株取引
5/30(金) 新たにNHK職員の勤務時間内の株取引・・・に批判が集まっている。株の場が開いている時間帯は月曜から金曜の朝9時から11時半、12時半から3時まで・・・というのが東証の決まりである。他の証券取引所は微妙に時間が違うところもあるけど、だいたい近いもんや。。。つまり、普通のサラリーマンは、どうしても、勤務時間中に株を売買しないと仕方がない・・・のとちがうのかね。。。
まぁ、朝の出勤前にその日の相場を予想して売買注文を入れておく・・・とか、お昼の休憩時間に取引注文を出す・・・というのなら、倫理的な問題はクリアできるやろうけどね。。。ただ、タイムリーな売買・・・っていうのはね、なかなか難しい。。。
もともと、今回の調査は、NHK職員が、仕事の上で、世間一般の人より少しだけ早く情報が手に入る・・・っていうことを悪用して、その情報を元に株式を売買してボロ儲けをしておった・・・というインサイダー取引・・・が引き金になった。NHKが内部調査と称して、職員に行ったアンケートでは、8人が株取引をしていたとゲロしたんやけど、これはあくまで、自己申告。。。
もっと真剣に株式の保有の有無とか、時間内取引をやったことがあるかどうか・・・などをキッチリ調べて入ったら、どうしても、証券会社にある、取引データの提出までやらなあかん。。。ところが、1000人もの職員が、そこまでの調査の協力を拒否したんやて。。。つまり、みんなやっとった・・・ということやろう。。。何にもしてなかったのやったら、そんなの拒否する必要は無いのやろうしね。。。
職員達の恐れたのは、明らかに、勤務時間中に、株式の売買注文をしていた・・・という証拠を握られることを恐れているのやろうね。。。恐らくインサイダーっていうような、美味しい話はそう、そこいらじゅうに転がっているもんやないからね。。。つまり、真面目に仕事に専念しているべき時間に、株式売買をやっておった・・・。この倫理的に許されないこと・・・これが明らかになるのが嫌やったんやろう。。。
今の世の中、便利になっていて、携帯電話でも株の売買が出来る。移動中の電車の中でも、ノートパソコンでも無線LANで取引が出来る。つまり、そんなに目くじらを立ててまで言うことにないのやないかね。。。株を売買する人の自由もあるけど、職務に支障がない程度ならトイレ休憩中にチョットぐらいやってても許される範囲なんやないのかね。。。
そんなことを言い出したら、放送局やら新聞社、法務局やら市役所、区役所、金融機関やら、特殊法人の職員まで、インサイダーに、引っかかる可能性のある職種は多い。。。ところが、どこまでがインサイダー取引に当たるのか・・・っていうののルールが、どうも曖昧なんやね。。。少しでも一般の人より新しい情報が入る・・・っていう可能性のある人・・・なんかでくくってしまったら、日本中のサラリーマンの全員の、株取引を禁止しないとあかん。。。
自分の会社で普通に仕事をしているだけで、自社株とか取引先の株を、業績情報を他の人より先に得て、売買することなんていとも簡単やからね。。。そんなことしたら、株取引がものすごく減って、えらいことになるやんか。。。つまり、自分で自分のクビを絞めることになるのやね。。。
私は、証券会社と取引する時に、ここの会社とここの会社の株は売買出来ません・・・っていうのを申告するぐらいしか、インサイダー取引を防止する方法はないと思うのやね。。。証券会社の社員さんとかは、入社の際に、この念書を会社に提出して、事実上全ての株取引が個人では出来ないように規制している・・・。これを他の一般の人にも何らかのカタチで広めないといけないのや。。。
逆に株式を公開している会社の方も、自社の株主になれる人・・・っていうのを有る程度制限する必要も迫られて来る。社員持株会以外の個人で自社株を買えないようにする・・・とか、取引関係にある社員さんもダメ・・・とかにするとか。。。。いろいろと株式取引のルールを厳しくしようとすると、かなり厄介な制約を設けないといけない。。。これはものすごく面倒なことなんやね。。。
これは有る意味、株式を売買する人の良心に訴えている・・・というのが現実であると思うのやね。。でも、そんなのは、儲け話の誘惑の方が、ずっと大きいから、例えば妻に頼んである株を買って貰ったりとか、遠くに住む兄弟なんかに頼んで取引・・・なんてことになったら、もう調べようがない世界になるのやないかね。。。
つまり、インサイダーを防止っていうのは、情報を開示するタイミングを出来る限り全世界同時にして、全ての人が、同時にその特別な情報を知ることが出来る・・・っていう風にせんと、なかなか防止できないことなんやね。。。まぁ、そんなインサイダー取引なんかの事より、やっぱり、勤務中に自由に株取引なんかが出来て、自由すぎる会社の風土。。。そんなのが、やっぱり社会的に批判される。。。みなさまのNHKも大変やね。。。民間会社やったら、こうまで叩かれないものを。。。
大きな政府か小さな政府か
5/29(木) どうも、今の自民党の中には、大きく分けて、大きな政府を目指したい人たちと、小さな政府を目指したい人たちがいるようである。福田政権の支持率が20%を切っている現在、あまりにも無策で不人気の現政権に嫌気がさした人たちが、ポスト福田を目指して動き出している・・・ということなんやろう。。。
そんななか、やっぱり、少し動いただけで話題になるのが、小泉元総理である。月9ドラマで、いまやっているキムタクのチェンジというドラマは、初当選議員がルックスの良さと、しがらみの無さ、市民目線でのものいい・・などで、日本の首相になるストーリーだが、このお話の元になったのが、恐らく小泉首相だったのやないか・・・と思わせる人気ぶりである。。。。
国民全員が、何か政治というものに、あきらめ感とかを抱いていた10年ほど前に、小泉首相は、2期、ものすごい支持率を維持したまま任期を全うした。小泉首相が受けたのは、国民のニーズをくみ取るのが上手かったこと。そして、政治家としての信念を貫いたこと。。。これに尽きると思うのやね。。。
戦後50年も右肩上がりを続けてきた日本がバブル崩壊から失われた10年を経て、やっと経済が少し上向いた。景気減速が続いて、物価が下がり続けるというデフレを克服し、やっとのことで、少しの成長を出来るようになった。。。でも、日本は以前ほどの勢いはない。。。実は、答えは日本人自身の心の中にあるからなのやね。。。
日本人は、1990年代に、何をしてもうまいこといかない・・・という暗黒の10年を経験している。。。この悪いイメージがまだ払拭できて無いのやね。。。だから、投資も躊躇する。だめなところは、まだバタバタと潰れる。。。昔のようなイケイケドンドン・・・の時代の日本しか知らない人たちは、世の中、全部が景気が良かった時代・・・っていうのが、いつかまたやってくる・・・と思いこんでいるフシがあるのやね。。。ところが、現実は勝ち組と負け組がハッキリと分かれてしまって、ええとこはええけど、悪いところは、泥沼から抜け出せない・・・っていう状況になっとる。。。
この状況は公務員さんたちの認識にも影を落としている。役人さんたちの給料は世の中の景気に左右される。ところが、酷いことになっている民間を尻目に、公務員給料は上がり続け、まもなく大量の団塊の世代の人たちが退職し、多くの退職金が支払われる。。。この退職金の支払いがピークに達したとき、日本の役人さんの人件費はピークを迎えるのやね。。。
小泉・安倍などは、役人達の数を減らして、何とか財政危機を乗り切ろうとしている。ところが、麻生・谷垣などの勢力は、消費税を上げてでも、政府の力を落としたくない・・・と考えている方の人たちである。福田氏も消費者庁とか移民庁とかを作ろう・・・という役所組織を大きくする方向に目が向いている・・・と言わざるを得ない部分がある。。。。これは問題やね。。。何でも新しい庁を作れば福田カラーが出せる。。。このせこい戦略がみえみえやんか。。。
何でもかんでも国任せ。。。こんな日本人の悪い体質も、問題や。。。国の仕事は、あくまで、国家としてのこれからをしっかり設計すること。それやのに、役人をどんどん増やして、何でもかんでも役人達がしゃしゃり出るような国にしたいのかね。。。13人に一人が公務員という、馬鹿げた日本で、役人という人種は、何も生み出さないし、何も稼がない。だだ、単に、国民から集めた税金という「あがり」を喰らうだけの人たちや。。。
日本が、もっと生産性の高い国や、付加価値の高い仕事をする国、頭を使って稼ぐ国にするには、役人の比率を最低でも1割以下に抑え込む必要がある。税金で飯を食う人が、多ければ多いほど、この国の税金は上げ続けなければならないし、住みにくくなる・・ということなんやろうね。。。ものづくりで食ってきた日本が、生き残れるかどうか。。。人しか資源のない国が22世紀も繁栄するにはどうしたらええか。。。もっと、みんなが真剣に考えないとアカンのと違うかね。。。
日本の官僚はシンクタンクだ!
5/28(水) 先日、日曜のテレビ番組を見ていたら、中曽根元首相が、ええことを言っていた。役人の天下りとか無駄遣いとかで、国民からいろいろな批判が出ているけど、これは、政治家が、官僚たちを使いこなせてない証拠や・・・という趣旨やった。
中曽根氏に言わすと、日本の高級官僚・・・っていうシステムは、実は、官僚自身がシンクタンク的な意義があり、優秀な人材を集めて、国家の行く末を考える・・・そんな崇高な理想がある・・・というのである。確かにそうやね。。。高級官僚たちは、日本一の大学から厳しい国家試験を経て選りすぐられた人材である。そんな人たちが、国家の行く末を真剣になって考える。。。そう言われりゃそうや。。。
ところが、このシステムは、高度成長期の日本、特に戦後40年間ほどは、とても有効に作用したのやね。。。ところが、役人達が国家行く末のことより、自分たちの行く末を最優先に考えるようになった。。。つまり、政治家が役人になめられるようになってしもたんやね。。。有る意味、力関係が逆転してしもた・・・というところやろう。。。
そら、官僚達は、行政に関しては、プロ中のプロ。政治家は、選挙で勝って来てはいるものの、行政では、素人な部分が多い。選挙で続けて勝っているうちはええが、国民の支持が無くなればその地位をあっさり失ってしまう。。。つまり、役人側からしたら、いつも、ド素人にものを教え込んで、何とか大臣さんの体裁を繕っているのは、我々や・・・という感覚になりよるのやね。。。これも無理は無い。。。
そんななかで、やっぱり問題は、国会議員や大臣さんたちに威厳が無くなってきた。。。これやと思うんやね。。昔の役人達は、大物政治家たちにピリピリしていた。。。役人達も政治家を尊敬し、立てるところは立てる・・・ということをした。。。これが薄れてしまってきているのやね。。。これは、国民にとって不幸なことや。。。杉村タイゾウ先生のようなお若い代議士さんが50過ぎの次官級の人たちをあごで使うなんていのは無理なことやけど、でも、我々は国民の意見を代弁している・・・という意識だけは忘れないで欲しいね。。。そうしたら、自然と威厳は出てくるのやないのかね。。。
かつての政治家っていうのは、偉そばっている・・・というイメージが強かった。でも、これって、有る意味、必要悪なんやね。。。政治家が偉くそばってないと、役人達に力関係を知らしめる・・・っていう意味があるのやね。。。ところが、今は腰の低い「良い人」役人にもやさしい人・・・が代議士になっとる・・・。ここらが致命傷なのかね。。。
役人達をしっかり働かせるためには、政治家の先生方がもっと、重厚感が無いとあかんし、若いマスコミ記者がタメ口で記者会見に臨んでいる態度に、もっと威圧するような、人間的な厚みがないとあかんと思うんや。。。そのためには、もっともっと代議士は勉強をせんとあかん・・・。政治家が目先の票欲しさのために、ヘコヘコしてばっかりいて、政策の勉強を怠っている人が多いから、薄っぺらな発言しか出てこないし、そんな人を尊敬せえと、言う方に無理がある。
何事にも前向きに進んでいる人は強いし、勢いがある。そんな努力を怠っているような人は、停滞するし、人心も離れていく。議員の先生方は、いつも、多くの人の心を惹き付けるものがなければだめだし、魅力的な人でなければならない。それが我々国民の代表である・・・という意識につながっていくのやからね。。。
隣人を疑わないといけない世界
5/27(火) 女の人1人が忽然と消えた・・・。ワンルールマンションで起こった不思議な事件の犯人が逮捕された。犯人は、やはり、被害者女性と同じマンションの同じ9階に住む男がその人だった。。。
この事件は新築わずか2ヶ月のワンルームマンションで起こった。最新式のセキュリティが施されたマンションは、有る意味、いろいろな意味で、犯罪監視にとっても、有意義なシステムだった。入り口はオートロック。各階には監視カメラ。警察は、犯行当日の150戸ものマンション住民の行動をしらみつぶしに消し込んで行き、全戸の住人の家宅捜索を実施した。もちろん、任意なんやろうけどね。。。
そして、同時に全マンション住人や宅配便などの出入りする可能性のある人らまで、出来うる限りの関係者の指紋まで採取し、結果として、被害者女性の2軒隣に住む派遣社員の指紋と、被害者宅から採取された指紋が一致した・・として逮捕した。犯人は、マスコミ各社のインタビューなどに平気で応対していたり、全く無関係であると装っていたが、犯行を自供。遺体は切り刻んでトイレに流したんやと。。。
そうやけど、そんな簡単に人間の身体がトイレの細いパイプを流れていくはずもなく、被害者宅での犯行なら僅か30分~1時間の間に殺人と死体遺棄を完了しなければならず、そんなことが出来るものなのか。。。捜査の行方が注目される。。。
最近、人の身体を切り刻んだり・・・という猟奇的な事件が多い。。。水辺で人の脚部だけが見つかったり、バラバラにして土に埋めたり、人を人とは思ってないような恐ろしいことを、よう、平気でするもんやね。。。食肉解体をやっている人とか、外科手術をやっている医師や看護師ならいざ知らず、普通の人が、そんな、恐ろしいことを平気で出来る・・・という感覚。。。これの方が、私はもっと恐ろしい。。。
カルトな劇画や、無機質なCGゲームなんかの影響なんかね。。。私にはとても無理や。。。恐ろし過ぎるわ。。。
私は、このような気持ち悪い犯罪が横行する背景というものを考えると、日本人が、いろんな意味で、変質してきている・・・という部分に目を背けたらアカンと思うのやね。。。つまり、日本人が人と人の関わりを最も重視する国民性であったのを、人との関わりを拒絶し、個人の殻の中に隠り、社会性というものを、持たない人でも、生活が出来てしまう社会になってしもた・・・。この影響が大きいと思うのやね。。。
昔の日本は少なくとも、人と関わっていかないと、生きられなかった。。。世間の目とかが気になったから、おかしな事が出来ない・・・という社会的な抑止力・・・っていうのが、そこには有ったと思うのやね。。。ところが、近隣の人たちと、助け合ったり、地域のコミュニケーションなどが無くなってしまった都会では、壁の向こうに何を考えているのか分からない異星人のようなヤツが住んでいる。。。こんな恐怖に晒されないといけないのやね。。。
人はいろんな人と関わりを持って生きていくのが、やっぱり、真っ当な社会生活である。ところが、隣は何をする人ぞ。。。という関係になってしまったら、我以外皆敵・・・という感覚になる。隣の生活騒音や子供の弾くピアノの音に怒った隣人が、殺人を起こす・・・というのも、もし、隣人と顔見知りであったらどうであったか。。。音が出るのはお互い様・・・という感覚になられたら、そんな事件も起こらなかったのやないか・・・という気もする。。。
かといって、ほな、どうしたらええのか。。。ワンルームマンションの住人同士が交流する機会を設けたって、誰も来ないし、そもそも、その人が、そこに住んでいる・・・っていう存在を人に知られたくない・・・っていう感覚まで、今の流れは来てしまっている。。。お隣さんと仲良くなったり、貸し借りをする関係・・・っていうのを望まない人は多いし、逆に隣人が怖い男性なんかやったら、女の人は引越挨拶をするのさえ、憚(はばか)られる。。。っていうのが現実なんやね。。。
個人情報を表に出さない。ストーカー被害から身を守るには、いろいろな工夫がされているのやけど、どれも、そんなに強力な万全策っていうのは無い。。。隣に住む人も信じられない世の中。。。。ひょっとしたら、日本は、世界一不幸な国に向かって突き進んでいる・・・のかも知れないね。。。
病院の待合室をサロンにした功罪
5/26(月) 老人の医療費がどんどん増えて来て、大変なことになっている。。。後期高齢者医療制度が大きな社会問題になっているところやけど、これから、団塊の世代がどんどん老齢化していったら、いったいどうなるか。。。将来不安は増大する一方や。。。
でもね。私は、これまた、役人達のセコイ画策のせいや・・・と思う部分があるのやね。。。国民心理に訴えて、不安を駆り立てて、自分らの食い代を伸ばそうとする意図がみえみえやからね。。。
老人医療っていうのは、昔は、無料が当たり前やった。たくさんの若い世代がお年寄りの医者代ぐらい面倒見よう。。。見目麗しい人間愛・・・そんな世界やったはずや。。。でもね、お年寄りになったら、誰でも、どこかが悪くなってくるもの。やれ、膝が痛い、腰が痛い、血圧が高い・・・いろんな症状は、老いが原因で出てくるもんや。。。でもね、北欧のように、収入の半分を税金で納めてしまうような国と同じ制度を日本のように自由主義国がやったらどうなるか・・・。結果は見えていたんやね。。。高齢化で日本の医療制度はパンクした。。。
病院の待合室は、言っちゃ悪いが、暇なお年寄りのカルチャクラブになってしもたんやね。。。そこでは、病気自慢のお年寄り達が、毎日のように来院されて、ほとんど無料の手厚い医療を受け続けていたんやね。。。もちろん、中には重篤な人もいたのやけど、言っちゃ悪いが、タダやったら、めったやたら・・・に受診する人ばかりが目についてしもていたんやね。。。
朝の番組ではみのもんたなんかが、いかにもお年寄りの意見を代表するようなことばっかり言っているけど、内科や整形外科やら、消化器科、眼科に歯科、週に一度の受診でも科を変えればまた医者通いが出来る。。。そりゃ、医療費が莫大な額になるのは当たり前やわ。。。そんなお年寄りに、聞いてみ・・・。飲みきれないお薬・・・張り切れない湿布薬・・・まるで薬屋さんでも出来そうなほど、あられの缶か何かに、思いっきり詰め込まれた高価なお薬たち・・・そんなおうちばっかりや。。。
別に、お年寄りの人たちに、医者に行くなと言いたいのやない。でもね、明らかに、無駄な治療はやめてくれ・・っていいたいのやね。。。病院の待合室で、毎日逢うお年寄り達が、いつも、顔を見せる人が、今日は、来なかった。。。あの人、どこか、具合が悪いのやろうか・・・おぃおぃ、ここは、病院の待合室・・・やで。。。具合の悪くなった人が来るところと違うのかぃ・・・。なんて、笑い話が出来るぐらいやから、全国的に、こんな状況なんやろう。。。
その前提があったから、窓口負担を1割にし、3割にし・・・なんてことになっているのやね。。。それで、窓口負担を増やすことによって、事実上の受診抑制をさせようとしたんやね。。。このことを共産党なんかは、ボロクソに言うけど、私は、ちょっと違うと思うのやね。。。そんなに重篤でない人に、少しご遠慮願って、もっと重病の人に受診機会を増やすことは、効率から言っても、倫理的な意味から言っても、良いことやと思うからなんやね。。。
今回、こんなに大きな問題になったのは、75歳で線引きされた・・・と、高齢者の人が嫌だと感じていること。それに、保険制度でありながら、75歳以上の人だけが無理矢理加入させられるとても高い掛け金の保険制度・・・これを国から押しつけられたこと・・・これやと思うのやね。。。
いくら、お年寄りでも、ワシは医者なんてかかりくない・・・っていう頑固者も多いと思うのや・・・まして大正生まれや、昭和一ケタの人なんか、悪くもないのに医者にかかる・・・というのを極端に嫌う人も多いんや。。。そんな人は、高い後期高齢者医療の掛け金だけ払わされて、ぜんぜん病院に行かない。。。つまり、自分の意志で、行く行かないは決めたい・・・と、思っているのと違うやろうか・・・。
これは、人生観の問題にもつながってくるのやけど、どうせやってくる死・・というもの。これを国による手厚い看護の中で迎えたい・・・っていう人と、逆に、身体中に管を付けまくって、ただ、心臓や脳が動いている・・・っていう状態になってまで、恥を晒したくない・・・っていう気持ちの人も多いと思うのやね。。。うちの親なんかもそうや。。。延命治療に大金ぶち込んでお国のお金を減らすぐらいやったら、潔く死なせてくれ・・・っていう方の人も多いと思うのやね。。。
問題は、その選択肢を、本人に与えてくれ・・・っていうことなんや。国が一律に、世界最高峰の延命治療を全ての国民にして、全員が命だけはある・・・っていう状態を、1年も2年も続けていたつて、それに何の意味があるのか?っていうことなんやね。。。それが何のため?日本人の平均寿命を上げるためだけに、そんな莫大な予算を組むことの意味ってあるのやろうか?この問題に結論が出てないのやね。。。
弁当のランクやないけど、松竹梅のうち、うちは竹でええわ。ワシはひ孫の顔が人目見たいから松でやってくれ・・・。っていうのも、アリやないかと思うのやね。。。人間なんやから、他人様にどうこう言われてやるのやなくて、自分の意志で、自分の身体と向き合いたい・・・そう思うのは、当然と言えば当然なんやね。。。
確かにお年寄りの人は金持ちの人が多い・・・のが現実なんやけど、その年寄りの懐をアテにしているこの制度。。。自分の治療費には金に糸目は付けないけど、赤の他人様が使う医者代に1円だって余分に払いたくない・・・っていう人も多いのや。。。それを75歳以上の人たちを十把一絡げにして、互いに助け合わせようと言うことを強要し、「かなりのお年寄り」っていう言葉でくくろうとする発想・・・これに、みんな怒ってはるのやないかね。。。