大震災が呼び戻した日中友好
6/1(日) 中国四川省の大地震で、中国政府は、一旦、日本政府に自衛隊機によるテントなどの輸送を依頼した。前の江沢民やったら、国民向けには、徹底的に反日を演出して、国民の結束を図ろうと、しておったのやけど、今度の胡錦涛は、素直で、日本にはまだ好意的・・・なのかね。。。
今度の地震で、中国国内の反日感情というものは、少し雰囲気が変わってきた感じはある。反日サイトでも、日本に感謝、救援隊やら医療チームにお礼を書き込む人も多いそうやからね。。。
ただ、中国政府は、最初、チベットの時と同じように、外国人を域外に出して、中国の恥部として、外に出来るだけ災害ニュースを出さないようにしてきた。もちろん、四川省には、大規模な核施設が有ったり、大陸間弾道弾の秘密基地があったり・・・っていうのもあったやろう。。国家機密がこの機会に外に漏れてしまうのを最も恐れた・・・とも取れる。
ただ、それよりも、地震の被害があまりにも大きすぎた・・・。国が一生懸命、被害の隠蔽工作をする・・・。けれども、被害者はどんどん増える・・・。学校の建物が手抜き工事だったことが判る。役所はがっちりした建物で、学校はボロボロの建物で、多くの子供たちが生き埋めになって死んだ。。。となったら、国内的に、怒りの矛先が中央政府に向くことになる。。。暴動だって起こるかも知れない。。。。実は、何より、これを一番恐れていたのやね。。。
それと、台風被害で、大変なことになっているミャンマーのことも、影響したと思う・・・。世界からの援助を断り、自らの選挙を優先した、ミャンマーの軍事政権への世界からの批判・・・これも、かなり大きく影響したと思う・・・。まして、中国は今年、オリンピックという一大イベントをやる。外国と無用なトラブルは避けたい・・・。このあたりが、中国の頭の固い軍部や中央政府の役人達を動かせたのやろうね。。。
それにしても、当初の計画では、日本の自衛隊の軍用機が中国本土の奥深くまで飛んで行く。。。少し複雑な心境の中国人も多かったのやろう。。。日本軍の、重慶の爆撃を覚えている人も多いからね。。。やはり、反発が出て、自衛隊機による輸送はその後あきらめて、民間チャーター機による輸送に変わったようである。。。でも、日本からの救援を受け入れた・・・という点は、大きな変化やね。。。どこの助けも要らない・・・っていう態度やったのが、ここまで変わったのやから。。。国民の非常時の大きな不満を解消する方が優先課題やった。。。そういうことやろう。。。当然と言えば当然なんやけど、中国という国にとって、この変化は、実はとても大きな一歩なんやね。。。
今の中国は、日本を利用して、世界とのトラブルを出来るだけ少なくしようという意図が見え隠れする。日本との友好関係を戻して、何とか好調な経済を維持したい・・・。五輪と万博で世界の先進国入りを果たした、かつての日本の姿を、北京は思い描いているのやろう。。。
ともすれば、曲解されてきた日本人。。中国人にも日本人という国民性が、少しずつだが、理解されてきた。。。意外と良い人たちやんか・・・。雨降って地固まる。。。災害の被害は大きいけれど、日中両国にとって、この大震災は、ひょっとしたら、とても良いキッカケになったのかも知れないね。。。