大きな政府か小さな政府か | 京都発、言いたい放題!~毎日更新~

大きな政府か小さな政府か

5/29(木) どうも、今の自民党の中には、大きく分けて、大きな政府を目指したい人たちと、小さな政府を目指したい人たちがいるようである。福田政権の支持率が20%を切っている現在、あまりにも無策で不人気の現政権に嫌気がさした人たちが、ポスト福田を目指して動き出している・・・ということなんやろう。。。

 そんななか、やっぱり、少し動いただけで話題になるのが、小泉元総理である。月9ドラマで、いまやっているキムタクのチェンジというドラマは、初当選議員がルックスの良さと、しがらみの無さ、市民目線でのものいい・・などで、日本の首相になるストーリーだが、このお話の元になったのが、恐らく小泉首相だったのやないか・・・と思わせる人気ぶりである。。。。

 国民全員が、何か政治というものに、あきらめ感とかを抱いていた10年ほど前に、小泉首相は、2期、ものすごい支持率を維持したまま任期を全うした。小泉首相が受けたのは、国民のニーズをくみ取るのが上手かったこと。そして、政治家としての信念を貫いたこと。。。これに尽きると思うのやね。。。

 戦後50年も右肩上がりを続けてきた日本がバブル崩壊から失われた10年を経て、やっと経済が少し上向いた。景気減速が続いて、物価が下がり続けるというデフレを克服し、やっとのことで、少しの成長を出来るようになった。。。でも、日本は以前ほどの勢いはない。。。実は、答えは日本人自身の心の中にあるからなのやね。。。

 日本人は、1990年代に、何をしてもうまいこといかない・・・という暗黒の10年を経験している。。。この悪いイメージがまだ払拭できて無いのやね。。。だから、投資も躊躇する。だめなところは、まだバタバタと潰れる。。。昔のようなイケイケドンドン・・・の時代の日本しか知らない人たちは、世の中、全部が景気が良かった時代・・・っていうのが、いつかまたやってくる・・・と思いこんでいるフシがあるのやね。。。ところが、現実は勝ち組と負け組がハッキリと分かれてしまって、ええとこはええけど、悪いところは、泥沼から抜け出せない・・・っていう状況になっとる。。。

 この状況は公務員さんたちの認識にも影を落としている。役人さんたちの給料は世の中の景気に左右される。ところが、酷いことになっている民間を尻目に、公務員給料は上がり続け、まもなく大量の団塊の世代の人たちが退職し、多くの退職金が支払われる。。。この退職金の支払いがピークに達したとき、日本の役人さんの人件費はピークを迎えるのやね。。。

 小泉・安倍などは、役人達の数を減らして、何とか財政危機を乗り切ろうとしている。ところが、麻生・谷垣などの勢力は、消費税を上げてでも、政府の力を落としたくない・・・と考えている方の人たちである。福田氏も消費者庁とか移民庁とかを作ろう・・・という役所組織を大きくする方向に目が向いている・・・と言わざるを得ない部分がある。。。。これは問題やね。。。何でも新しい庁を作れば福田カラーが出せる。。。このせこい戦略がみえみえやんか。。。

 何でもかんでも国任せ。。。こんな日本人の悪い体質も、問題や。。。国の仕事は、あくまで、国家としてのこれからをしっかり設計すること。それやのに、役人をどんどん増やして、何でもかんでも役人達がしゃしゃり出るような国にしたいのかね。。。13人に一人が公務員という、馬鹿げた日本で、役人という人種は、何も生み出さないし、何も稼がない。だだ、単に、国民から集めた税金という「あがり」を喰らうだけの人たちや。。。

 日本が、もっと生産性の高い国や、付加価値の高い仕事をする国、頭を使って稼ぐ国にするには、役人の比率を最低でも1割以下に抑え込む必要がある。税金で飯を食う人が、多ければ多いほど、この国の税金は上げ続けなければならないし、住みにくくなる・・ということなんやろうね。。。ものづくりで食ってきた日本が、生き残れるかどうか。。。人しか資源のない国が22世紀も繁栄するにはどうしたらええか。。。もっと、みんなが真剣に考えないとアカンのと違うかね。。。